中部大学生がノベルティの卒論を作成! 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

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“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

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瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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中部大学生がノベルティの卒論を作成!

1月27日
☆オキュパイド・ジャパン時代の業界紙『陶業タイムス』、昭和26年(第120号)にピーターラビットファミリーのベンジャミン・バニーの写真が掲載されています。↓

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*この写真には「本紙119号既報の英国製動物玩具の一部」と貼付されています。第119号既報の記事とは次のような記事です。
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(↑陶業タイムス第119号: 昭和26年3月9日発行)

*「二月中旬、連合軍総司令部に英国陶磁器連盟より陶磁器製動物玩具の著作権侵害の事実に対する日本側の善処方を要望する書簡が届けられた。しかもこれには著作権、意匠権を有する英国製品(四点)とこれの日本製模倣品(四点)、及び関係著書4冊が添付されていた。この問題の動物玩具はそれぞれ英国のフレデリック商会が著作権を有し、過去四十数年にわたって出版されている余りに有名な絵本の中に活躍する主人公の動物達の姿態であって、この陶磁器製動物玩具製造についたは同じ英国のベズウィック商会がその著作権者より許可を受け過去二年間製作して、廣く海外にもでているものであって、これらの固有名詞はピーターラビット、デイギイウィンクル、トムキテイン、ベンジャミン・バニーの四つであって、前記英国と日本の製品、ならび四冊の著書は名古屋日陶連に保管、供覧されることになっている」。「本紙119号既報の英国製動物玩具」とは、日本の陶業者が著作権を侵害したと言う英国陶磁器製動物玩具のことを記した記事のことです。

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*この記事には次のように書かれています。「この通告を受けた関係当局では当初道徳的にはとにかくとして、法律的にはなんら責任はないものとの見解を持っていたのであるが、更に、確実を期するため、さる二月十五日、東京の日陶連事務所に於いて通産省側吉田・石川(窯業課)、永田(輸出課)、立木(雑貨輸出課)の関係各官に外務省条約局国際協力課の松本事務官および特許庁山口技官を加え、日陶連側とともに協議の結果、日本の模倣メーカーに法律的にも道徳上においても責任があるという結論に立ち至ったのである。即ち日本製模倣品はこの場合、明らかに著作権の侵害をしている訳で、この製品の輸出は直ちに停止するすべきものであると認められたのである」。

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*陶業タイムス第119号に書かれた「ピーターラビット、デイギイウィンクル、トムキテイン、ベンジャミン・バニー」とは、ピーターラビット・ファミリーの「 Peter Rabbit 、Lady Whinkle、Tom &kitten、Benjamin Bunny」のことです。↑この3体は後に量産されたものの元見本として瀬戸市で作られたものです。
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(↑ピーター・ラビット/Peter Rabbit ↓)
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*↑ピーターラビットのいとこ、ベンジャミン・バニー/Benjamin Bunny。この製品が昭和24年の「陶業タイムス」で、日本によって模倣されたとイギリスがクレームを寄せた製品と同じもので、1980年代頃に瀬戸市で作られたものです。
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1月27日
★今日27日の中日新聞なごや東版に『ノベルティの知名度向上を~中部大学生・恩田さん、卒論で方策提言~』という記事が掲載されました。卒論を書いたのは中部大学人文学部4年生の恩田佳太郎君。題名は『瀬戸市に於けるノベルティ生産・流通の歴史的展開と今後の可能性』。この卒論の作成に当会も協力しました。

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(↑1月27日の中日新聞↓)
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*この記事には「(恩田君は)瀬戸ノベルティ文化保存研究会の協力も得て、資料提供を受けたり、市内のメーカーを取材したりした。文献を参考にしたほか、同市美術館で昨年12月から開催中の『海を渡ったせとものたち』展(28日まで)にも足を運んだ」と書かれています。
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*記事はまた、「同研究会代表は『若者が地元の宝に気付き、論文としてまとめたことは行政や業界、同世代の若者にも刺激になる』と評した」と書いてくれました。
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*恩田君の卒論を指導したのは同大の林上(はやし・のぼる)教授。林教授は「『海外に渡ったノベルティが里帰りする動きなどもあり、過去から現在にかけて瀬戸のノベルティを再評価しようと焦点を当てたのは良かった』と述べた」と記事は書いています。
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(↑新聞記者の取材を受ける恩田佳太郎君↓)
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*恩田君の若い心は郷里である“陶都・瀬戸の宝”に目覚めたのみならず、その一方で、瀬戸の“陶都としての激しい衰退”の現実にも心を深く揺り動かされたようです。ガス関係の会社に内定しているという恩田君は、今回の卒論をとおして感じたことを次のように記者に語っています。「『人知れず、黙々と海外で愛される商品を作り続けた職員さんたちのような仕事人になりたい』と話した」。

☆2月が近づいています。“グーチョキパン店”に居候し、魔女として、また一人の少女として成長するキキの物語。来年はアニメ『魔女の宅急便』が映画化されて30年になるそうです。当会はこのほど、そのキキのノベルティを入手しました。
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*キキの誕生日は2月2日。“グーチョキパン店”に居候し、魔女として、また一人の少女として成長するキキが主人公。
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*これは植木鉢として作られた製品です。
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*ちなみに、珍しい写真をご紹介します。↓
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*岐阜県美濃市洲原地区の「「洲原ひまわりの里」で『魔女の宅急便』をヒントにひまわりが満開の頃に行われている人気のイベントです。ひまわり畑の状況・イベントに関する情報は、洲原ひまわりの里公式facebookページで発信されています。
https://www.facebook.com/洲原ひまわりの里-1640547235960444/
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