オーナメント製品をさらにご紹介 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

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オーナメント製品をさらにご紹介

3月28日
☆当会は本日も、工場の閉鎖と解体に向けて整理縮小が進む瀬戸のオーナメント・メーカーから製品の収集を行いました。


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*1818年の創業、現当主は8代目、明治19年(1886年)から輸出を行ってきたという瀬戸を代表するオーナメント・メーカーです。
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*瀬戸のやきものの特徴の一つはその豊かな技術的多様性です。その技術的多様性の一つが石川県の九谷焼の技法です。瀬戸の窯業界には九谷出身の職人が多く活躍しており、そうした九谷焼の得意技法が瀬戸の輸出品製造の中に取り入れられ販路が拡大して輸出が盛んに促されていったのです。↓

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*↑美しいライターです。↓
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*↑“イッチン盛り”と呼ばれる技法が用いられた製品です。“イッチン盛り”はオールド・ノリタケの製品で知られる特殊技法で、陶磁用の糊と釉薬とを練り合わせたものを絞り出し道具(スポイト)に入れてやきものの表面に絞り出し、盛り上げる技法。“イッチン盛り”は名古屋で「デコ盛り」と呼ばれる高度の製陶加飾技法です。↓
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*↑金属製の蝶番(ちょうつがい・hinge)を用いた美しい灰皿。これも九谷の職人が絵付けを施しました。↓
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*↑「ブランコ」をテーマとする製品は瀬戸の輸出品の造型や絵柄として数多く作られました。
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*↑18世紀のロココ芸術、その代表作、ジャン・フラゴナール(Jean Fragonard)のあまりにも有名な『ブランコ』(Balançoire)。こうした「ブランコ」をテーマとする製品は瀬戸の輸出品の造型や絵柄として数多く作られていました。例えば次のようなノベルティが数多く作られていました。↓
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(↑旧「テーケー製陶所」製品)

*このオーナメントメーカーでも「ブランコ」をテーマとした数多くのヴァリエーション製品を作っていたのです。↓
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*このオーナメント・メーカーの製品はアメリカを主とし、ヨーロッパ各国へ輸出されていました。このメーカーは欧米人が憧れてきた“和の美” をそのままではなく、アールデコ的な装いを加味して製品を作ってきました。今、日本文化に“クールジャパン”というあらたな脚光があてられていますが、そうした目線でこの会社の製品を見直してみれば、今こそ新たな魅力が見いだされる製品がきわめて多いことに気がつきます。しかし、まもなく、この会社の製造の歴史に幕が下されるのです。創業は1818年。「創業200年」を目前にして、瀬戸のすぐれたオーナメントが姿を消すのです。

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(↑まもなく姿を消す瀬戸を代表するオーナメントメーカーの工場)









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