大人気「黒猫楽団・ハーモニーキャッツ」を再び入手しました。 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

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大人気「黒猫楽団・ハーモニーキャッツ」を再び入手しました。

6月12日
☆このほど今では幻と言える「手活(てかつ)ビスク人形」が当会に寄贈されました。およそ100年も前と思われる大変貴重な製品です。↓

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*当会の活動に信頼と期待を寄せてくださる元某陶磁器メーカーから「倉庫の奥から見つかったので…」と、当会に寄贈して下さったのです。
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*“ビスク人形”というのは皆様御存知のように、釉薬(ゆうやく:うわぐすり)をかけないで締焼しただけの磁器製人形のことです。
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*「手活ビスク人形」の“手活”というのは手が動くという意味で、両手をそれぞれ胴体と別に切り離したパーツとして作り、その両手をゴムひもで胎内(胴体の中)で結んであるため、両手が動く人形なのです。↓両手だけでなく、両足の動く「四活(四ツ活:よつかつ)人形」というのもありました。
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*当会に寄贈されたのは、大正時代から昭和初期に瀬戸市で作られた製品で、瀬戸ノベルティの歴史としては記念碑的な製品といえる貴重なものです。この人形にはパンツが着せ付けられていました。↓
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*資料によれば、この製品は丸山陶器か池田マルヨ製陶のいずれかで作られたもののようです。そして、この手活人形は瀬戸のノベルティ産業創生に深くかかわる製品であることがわかりました。今から一世紀前、ドイツのノベルティ製品のアメリカへの輸出は第一次世界大戦により途絶えていました。そのことを商機として森村ブラザース(今のノリタケ)は瀬戸でのノベルティ生産に乗り出しました。今からちょうど100年前の大正5年(1916年)、ニューヨークの森村ブラザースのラングヘルダーという店員がドイツで作られた手足の動くこうした人形の見本を持って来日。丸山陶器を訪問して山城柳平社長に見せた時から、こうした手足の動く人形の製造が瀬戸で始まったのです。
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      (↑山城柳平の伝記『黒い煙と白い河』: 絶版)
*丸山陶器創業者・山城柳平の伝記『黒い煙と白い河』には次のように書かれています。「…柳平ははじめて外人と接した。『これが四ッ活人形というものだ』、堀内(同行した案内人)は手足を一ッ一ッ、グルグルと動かしてみせた。四ッ活というのは四ッの部分が活動するという意味で、手足をゴムひもでしばりあわせ、人形の体内に通したものである。『ヤアー』と柳平はその精巧なドイツ人形に眼をみはった。いやそれよりも、手足が動くという着想は、なんと素晴らしいことであろう。かつて、水に浮く陶製近業にとびついたが、この四ッ活ドイツ人形は、単に手足が動くということようりも、どの位置へ動かしてみても、不自然に見えない造型力の素晴らさに感服せざるを得なかった。(いよいよむつかしくなるぞ)柳平の体内から激しい闘志が湧きあがってくるようである」。(…『黒い煙と白い河』から)
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 (↑立っているのが手活人形、座っているのが四ツ活人形 :同書)
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*こうした人形は丸山陶器のほか、池田マルヨ製陶など他のメーカーでも盛んに作られるようになりました。↓
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*そして、瀬戸ではこうした手足の動くビスク人形の製造を経て本格的な「ドレスデン人形」の製造に乗り出していったのです。
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*当会は、こうした手足の動く人形を復活させ、約70年前から瀬戸ノベルティ最盛期頃に至るまでに流行した衣装(服装)を着せるという洋装とノベルティ人形のコラボによる復刻再生計画プロジェクトを発足させました。
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6月12日
☆当会は、大人気の「黒猫楽団・ハーモニーキャッツ」(11体セット)を再び入手しました。↓

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*ご期待に応え、当会が再び入手することができました。当会はこの製品のパンフレットも瀬戸のある商社から寄贈を受けています。↓
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*↑この「黒猫楽団・ハーモニーキャッツ」はもともと七本松製陶という会社が作ったヒット商品だそうです。瀬戸の工場の他、常滑市にあった工場でも作り、他の協力会社へも生産を委託していたほど売れたのだそうです。しかし、この会社は今はありません。
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*↑当時のこのパンフレットによれば、一体の価格は1000円から3800円だったようです。
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*このパンフレットによれば、この「黒猫楽団」の他、同社は次のような猫の製品も製造販売していたようです。
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*この「黒猫楽団・ハーモニーキャッツ」は11体セットです。お問い合わせは、当会の下記アドレスへメールでお願いします。
setonovelty_club@yahoo.co.jp (瀬戸ノベルティ俱楽部)

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