アーカイブ :2017年04月13日 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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工場の解体が迫る瀬戸を代表するオーナメントメーカー

4月13日
☆陶都千余年の歴史の中で瀬戸市が最大の繁栄を見たのは戦後のことです。その最盛期は1970年代から80年代前半までで、その最大繁栄は陶磁器輸出によってもたらされたのです。その輸出はノベルティ、洋食器、そして、オーナメント(テーブル周りや調理関連装飾品)を3つの柱としていました。瀬戸市最大のそのオーナメントメーカーの解体が5月に迫っています。 

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*当「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」は、このメーカーをまるごと楽しむ『芸術家横丁』という市民活動の中から生まれました。『芸術家横丁』は、“ハコモノ行政”に寄りかかるのではなく、瀬戸市中の窯屋に市の内外からお客さんを呼び込んで賑わいの場を作る手作りの活動で、当会事務局長が発起人となって2001年に立ち上げたものでした。当初、その活動を2005年の愛知万博までを一応のメドとしましたが、活動は昨秋まで15年間も続き、瀬戸市行政が掲げた“フィールドミュージアム”を地で行く先駆的活動となってきました。
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*この会社は1818年に磁器生産を始め、創業200年を前にその窯屋としての歴史に幕を下ろすことになったのです。当会はこのほど瀬戸を代表するオーナメントとして、同社の製品を200点ほど収集しました。
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(↑同社のサンプルショールーム↓)
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*この会社も、いわゆる“オキュパイド・ジャパン”時代を経験していました。
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(↑同社の“オキュパイド・ジャパン”製品)

*同社は、“オキュパイド・ジャパン”時代を経て戦後、輸出専門のオーナメントメーカーとしてすぐれた製品を製造してきました。
“オキュパイド・ジャパン”時代を経て、同社は占領下に製造していた“オキュパイド・ジャパン”製品の在庫品を敷地内の地中に埋めていました。当会は約30年ほど前、埋められていた“オキュパイド・ジャパン”製品のティーポットを同社の社長とともに掘り起し、その一部を今も保存しています。↓
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(↑同社の“オキュパイド・ジャパン”製品が地中に埋められていた場所の付近)
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(↑約30年間、地中に埋められていた同社製“オキュパイド・ジャパン”のティーポット↓)
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※今年12月から来年1月にかけて、瀬戸市美術館で『オキュパイド・ジャパン展』が開催されるそうです。アメリカの「オキュパイド・ジャパン・コレクターズクラブ」代表の田中荘子(しょうこ)さんのコレクションが里帰りして展示され、当会も協力させて頂くことになっています。今年2017年は日本の戦後貿易が再開されて70年になることを記念しての開催です。

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(↑「オキュパイド・ジャパン」時代の灰皿:このオーナメントメーカーの製品)
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*↑この会社の社主は代々「五平」を名乗ってきました。丸の中のマークはその「五平」の“五”を示しています。このような裏印の中に“SETO(瀬戸)”の地名が入れられているのは極めて珍しいことでした。




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