アーカイブ :2017年03月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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“胸キュン”の『キッチュ』なノベルティをさらに…

3月31日
☆“胸キュン”となる『キッチュ』(kitsh)なノベルティを今回もご紹介します。


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*昭和30年代に作られた製品で、ちょっとした小物入れとして使えます。
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*これも昭和30年代の製品です。
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*↑1959年、昭和34年、伊勢湾台風が来た年の製品です。

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*三つのノベルティ。これらはエッグスタンド(egg stand)です。
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*「メイド・イン・ジャパン」の裏印。この製品もアメリカなどに輸出されていたのです。
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*↑3月30日にご紹介したこのノベルティ。↓
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*この穴に何が入っていたのか?その後の調べでわかりました。↓
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*新婚の夫でした。
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*実はもう一体、このようなノベルティが見つかりました。↓
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*↑昭和30年代に作られたと思われる「太っちょブタの貯金箱」です。↓
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*↑アメリカでよく知られた砂糖菓子(confection)であるポップコーンの老舗メーカー「クラッカー・ジャック 」のマスコット人形ノベルティです。↓
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*↑戦前から作られており、おまけの玩具 ("Toy Surprise Inside"・日本で言う“食玩具”) が付いていることから子供たちに人気で、アメリカの球場でよく売られる代表的なスナック菓子。このようにブリキの缶や紙箱に入れられて売られる。
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*↑「クラッカージャック」はキャラメルコーティングしたポップコーンの中にピーナッツが混ぜてあるスナック菓子。製品に添付されているシールによれば、砂糖、コーンシロップ、ポップコーン、ピーナッツ、コーン油、塩、糖蜜などで味付けられています。
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*↑セーラー服の少年( Sailor Jack) は幼くして死んだロバートという少年の姿を図案化したものだそうです。また、この製品には“Bingo” というマスコット犬が寄り添っています。
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*アメリカ海軍では、かつて採用されていたセーラー服の制服を指して "Cracker Jack" uniform と呼んでいたそうです。
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*この「クラッカー・ジャック 」は日本でもカバヤ食品から販売されたそうです。
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*1896年に生まれ、プラスチック製のおもちゃのおまけが封入されるようになったのは第一次世界大戦の頃とか。アメリカ大リーグの7回表終了後に歌われている『Take me out to the Ball Game』の歌詞の中にも出てくるそうです。♪Buy me some peanuts and Cracker Jack♪。「「クラッカージャック」のおまけにはファンも多く、“Cracker Jack Collectors Association”という収集家団体もあるとのことです。

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*↑この人形の頭に付けられているのはスポンジの小さな玉です。ささやかな手作業ですが、今ならこうした手作業もアジアの国の人たちにさせてしまうところでしょう。しかし、このような手をかけたものづくりというものを当時の日本人は厭わず、そしてまた、安い賃金で行っていたのです。
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※“キッチュ”(kitsh)。当会は、瀬戸ノベルティの質的な再生と継承にこの“キッチュ”という美意識の創造が一つのキーワードではないか、と考えています。とりわけ、動物や無機物をテーマとするノベルティでは、パステル調色彩の絵付け、そして“Anthropomorphic”(擬人化)ということが“キッチュ”の製品に共通する枢要なコンセプトであるように思われます。“理屈を超えた見た目の愛らしさ”、そして、地球上に生きるあらゆる生物を人間のいのちと同等の価値を持つものであると見なす“いのちへ共感”が時空を超えて見る人々の心に響くからなのでしょう。驚くべきことは、その共感が瀬戸ノベルティの世界では無機物にまで及んでいるのです。

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“胸キュン”の『キッチュ』(kitsh)なノベルティ

3月30日
☆“胸キュン”となる『キッチュ』(kitsh)なノベルティをご紹介します。
 

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*↑何かの小物入れですが、昭和40年代に作られたようです。40年以上も前の製品ですが、今なお新鮮な美しさがあります。↓
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*↑“ヘッド・ヴェース”。昭和30年代後半頃に作られ、大好評を博した製品でした。
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*これらは、ある会社の倉庫にかつて眠っていた製品で、今はもうこの会社はありません。

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*↑いずれも1950年代~1960年代、昭和30年代の製品です。↓
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*↑これらは今もアメリカでデープなコレクターが熱中している製品なのです。↓

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*↑“キッシング”と呼ばれるノベルティ人形です。
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箱入りのノベルティ

3月29日
☆当会がこれまで収集してきた箱入りのノベルティをご紹介します。

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*“IMOTO”の「ピアノレッスン」、と名づけられているオルゴール付きのノベルティです。
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*↑“IMOTO”・井本産業。名古屋市撞木町にあったメーカーであり商社でもあった会社が扱った製品です。↓
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*Sankyoのオルゴールがつけられており、今も音楽「サンライズ・サンセット」を美しく奏でます。
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*これもオルゴール付きのノベルティです。
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*↑“OTAGIRI”というアメリカ・カリフォルニア州にあった日系の商社が扱っていた製品です。
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胸キュン、「キッチュ」な瀬戸ノベルティ

3月26日
☆当会の収集品をご紹介します。「キッチュ」なノベルティです。いずれも1960年代から70年代にかけての製品です。 

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(↑風変わりな鍵付きの貯金箱です↓)
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*頭と胴が二つに分かれており、頭が胴に嵌めこまれると双方に開けられた穴を棒が貫き、鍵がかかるようになっています。
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*↑40年も倉庫の中で眠り続けてきたために、首に結わえられたスカーフがすっかり色褪せています。↓
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*↑スカーフがすっかり色褪せていても、こうした製品を手にする人たちに何かしら心温まるものを送り届けたことでしょう。かつての日本の物づくりにはこうした心遣いがさりげなく添えられていた時代だったのですね。
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*使う人のその時々の心模様によって選ばれる皿が左右されたことでしょう。ノベルティの物たちには一つひとつに感情や心も宿っていたのでしょう…。
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*「瀬戸ノベルティ俱楽部」にお客様をお迎えてしていて気がつくことがあります。それは、展示しているノベルティを見られた方々の中で概して30歳代後半から40歳代にかけてのお客様が特に興奮に近い感動の声を漏らされるということです。「瀬戸ノベルティがとても新鮮だ」「こんな製品を見たことがない」と言われるのです。洗練され尽くしてはいない、外国人を造型してもどこか日本的であること、量産でありながら手作り感が秘められていること、古そうでいてどこか新しく、しかし、今、巷を埋め尽くしている物とはどこか違う、胸がキュンとなるような味わいや趣きが感じられる…、そんな感想を一様に吐露されます。言葉で言えば、瀬戸ノベルティには「キッチュ」な製品が多いと言われるのです。そのことを思う時、ひょっとしてそうした感想に虚心に耳をすまし、分析することの中に、陶都窯業の、そして瀬戸ノベルティ産業総体の再生の芽や糧が見出されるのでないか、そう思うのです。

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*↑これも「キッチュ」なノベルティの一つです。↓
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*これは1959年、昭和34年に作られた瀬戸ノベルティです。
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*そして、次の製品も同じ1959年、昭和34年に瀬戸で作られたノベルティです。↓
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*↑いわゆる“ヘッドヴェース”と呼ばれるきわめて人気の高い製品で、頭の中に空洞が設けられており、中にいろいろな物を入れて楽しむことができます。例えば次のように花入れにもなります。↓
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*おそらくこれはかつて瀬戸にあったノベルティメーカー「K商会」の製品ではないか、と思われます。

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*↑瀬戸の町にはこうした胸がキュンとなるような製品がひっそりと埋もれています。それらは、ほとんどが廃棄されているような状態でホコリに埋もれたままです。↓当会はこうした胸キュンの製品を地道に収拾し、ホコリを洗い落として研究しています。
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*「キッチュ」(Kitsch)というのは、もともとドイツ語の「verkitschen(低俗化)」に由来するとされ、1970年代頃からのポップ・カルチャーの影響も受けて意識されてきた新たな美点概念と言えます。「けばけばしさ」「古臭さ」「安っぽさ」を積極的に利用し再評価するという美意識で、大量生産や複製生産が普及している現代に現れた大衆文化の一つとされます。古典的な美、あるいは、それと対照的な“アヴァンギャルド(前衛)”とも異なり、常識的、日常的、陳腐な存在に近いけれど、独自の存在感を呈する、どこか意表を突くような取り合わせであったり、時にはグロテスクであったり、時にはまがいもの的であり低俗で、不細工であったり、醜悪でもあるとされるものの中にえも言われぬ風趣な美、レトロな趣を見出す概念であるとか。
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*今から30年から40年ほど前に瀬戸で作られ、輸出されたこうした瀬戸ノベルティのキッチュな製品が今、例えばアメリカでは大変高い人気を集めており、そうした事実を瀬戸市の文化・産業行政も窯業界も瀬戸市民もほとんど気づいてはいません。輸出された海の向こうに研究の目が全く向けられていないからです。瀬戸窯業を著しい衰退に向かわせてきたものが、そうした「近視眼的な自己満足」「視野狭窄からの自己卑下」に起因していることを未だに官も業も民も総括できていないのでしょう。

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プレスリーのデキャンター(酒器・ウィスキーボトル)

3月25日
☆当会の収集品をご紹介します。先ごろ工場が解体されたノベルティメーカー「ゴトー」の製品です。 

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*アメリカの酒造メーカー・McCormick(マコーミック)社が扱った製品で、ある絵付け職人から当会に寄贈されました。
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*↑まず、これはプレスリーのデキャンター(酒器・ウィスキーボトル)。絵付けの施されていない白生地の製品です。↓
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*これに色が施された製品には次のような製品があります。↓
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(↑金メッキの製品。これは、台にオルゴールが仕込まれています)
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(↑銀メッキの製品)
*↑この製品は1981年の製品で、次のように梱包されて輸出されました。↓
◎◎Elvis Presley Sser Statue 1981 McCormick Whiskey Decanter w Music Box Japan- 5
*↑この頃の梱包材には発砲スチロールが用いられていました。↓
◎◎Elvis Presley Silver sue 1981 McCormick Whiskey Decanter w Music Box Japan-  6

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*次に↑金メッキの製品です。↓
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*当会はこうしたプレスリーのノベルティを作る際の資料も収拾しています。↓
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*写真や雑誌、姿の再現データなどです。
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*↑製造しようとするプレスリーのノベルティに人体構造としての整合性を持たせるために、その姿態をモデルで実際に再現してみた資料もあります。
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*一つの製品を生み出すために、こうしたさまざまな資料がバイヤーからメーカーにもたらされ、それを基に飽くことなくリアリティを追究した瀬戸ノベルティが作られていたのです。
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*当会は他のプレスリーのデキャンターも収集しています。↓
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(↑プレスリーの立ち姿:銀メッキの製品)
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*このようなデキャンターは頭部が切り離され、コルク栓で頭部と胴体部とが分けられて作られるのが普通です。↓
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*中にバーボンウィスキーを入れ、次のように紙シール貼って販売されました。↓
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*これには次のような色違いの製品もありました。↓
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(↑金メッキの製品)
◎ELVIS PRESLEY GOLD McCORMdLIQUOR DECANTER MUSIC BOX SEALED RARE -2
◎ELVISrSLEY GOLD McCORMICK LIQUOR DECANTER MUSIC BOX SEALED RARE -3
*このように封印され、バーボン・ウィスキーが入れられて売られていました。














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『ライオン(獅子)と小羊のノベルティ』の宗教的メッセージ

3月24日
☆22日の当会のブログで『ライオン(獅子)と小羊のノベルティ』をご紹介しました。この像について、その意味をどう理解したらよいのか、当会はさらに理解を深めたいと、あるキリスト者に意見を求めました。その方から次のようなご教示を頂きました。その方は「“Learn the Bible”という英文で書かれたネットサイトがあり、その中に“The Lion and Lamb”という解説文があって、それが参考になります」と教えてくれました。


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*“The Lion and Lamb”という解説文には次のように書かれています。「説教者はしばしば『小羊がライオンとともに憩う』と説きます。おそらくそれは聖書からの引用であろうかとも思われ、イザヤ書も読んでみましたが、さだかではありません。オオカミが小羊とともに住み、ヒョウが人間の子とともに憩い、子牛が若いライオンなどとともにある。そして、小さな人間の子が彼らを導いていく。牛と熊とがともに食い、ともに憩う…。“小羊がライオンとともに憩う”というフレーズは一体何を意味するのであろう。それは、聖書にあるいくつかのフレーズを集約したものであろう」。そして、この解説文は次のようにまとめています。「キリストがこの世を真に統べる時、ライオンのような猛獣が小羊のようないとも優しく弱き生き物たちとともに生を生きる。けだし、それは形而上の真理でありましょう。そして、そのような情景はこの地上に満ち渡る平和というものの象徴的な情景なのです。説教者が『ライオンと小羊とがともに憩う』と言う時、それは、イエスがこの地上を真に統べる平和が到来した時のことを言っているのである」。<当会意訳>

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*このキリスト者は、「お尋ねのあった『獅子(ライオン)と子羊』の意味するところについて私の見解をお伝えします。『獅子=キリスト』という考え方に異論はありません。『迷える人々=stray sheep』という言葉もたしかに聖書の中にありますが、子羊について、キリスト教の世界では“lamb of God(=神の子羊)”という表現があり、羊の像はキリストを指すのではないかと思います。
*では、獅子と子羊の両方ともがキリストということなのか?
*“The Lion and Lamb”という解説文について、このキリスト者は「最後のパラグラフの要点を私がざっと訳すとすれば、『ライオンのような獰猛な動物と子羊のように庇護すべき小さな動物が平和のうちに共生するという図像は、終末期にキリストが再びこの世に来臨して世を統べる時の完全なる平和を象徴している』ということになるのではないでしょうか。旧約聖書のイザヤ書11章6節~9節が根拠のようです」と書き送ってくれました。
そして、このキリスト者は、この「ライオンと小羊のノベルティ」が語りかけるメッセージについて次のようにまとめてくれました。
①ノベルティの獅子と子羊は、ともに「キリスト」の象徴である可能性が大きい。
②「獅子と子羊」の像は、西欧社会では聖書や伝統的なキリスト教文化を背景に「平和」を象徴する図像として考えられている、ということではないかと思います」。

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*この方は次のように書き加えておられます。「私は今回『獅子と子羊』のことを初めて知りました。これまで教会などでも、一度も見たことがありませんでした。ネットで『ライオン、子羊、画像』を検索すると、この像と似た構図の絵が多数ヒットします。もしかしたら、キリスト教の浸透した地域ではよく知られたモチーフだったのかも知れません」。

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*↑これは“Lion King And Lamb Wild Animal ”という絵で、 Number Kit という画家のアクリルペイントによる作品です。
Lion and Lamb Nes Jesus Christ Revelations Religious
*↑これは“Lion and Lamb Necktie tie Jesus Christ Revelations ”、ヨハネの黙示録にモチーフをとった絵です。また、
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*↑これは、瀬戸のメーカーが“PRECIOUS MOMENTS ”というブランドで作った“GIRL LION LAMB PEACE ON EARTH”というノベルティです。
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*↑これは、William Strutt という画家が描いた“Little Child Shall Lead Them Lion Lamb Calf Wolf Leopard”または" A Little Child Shall Lead Them : Peace " という絵だそうです。

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*このようなことを考えると、この「ライオン(獅子)と小羊」ノベルティの双方のまなざしに完全なる心の穏やかさや信頼感が湛えられているように感じられる理由が理解できてくるのです。このノベルティを作った瀬戸の職人たちはそうした宗教的メッセージ“heavenly peace”を深くは理解していなかったことでしょう。しかし、そうであったとしても、この製品に求められていた大切なメッセージを瀬戸の職人たちは実に見事に造型していたことに驚かされるのです。

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「丸利商会」の製品をご紹介。

3月23日
☆当会の収集品を今日もご紹介します。瀬戸ノベルティの最大メーカーであった「丸利商会」の“遺品”です。 

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*↑製品についての情報が書かれたタグがつけられています。
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*これは“Gail Ferreti ”というアーティストによるフランクリン・ミントの製品です。見本として持ち込まれた製品サンプルなのか、それとも、その見本を基に丸利商会が「フランクリン・ミントの製品」として作ったものであるかはわかりませんが、おそらくバイヤーから持ち込まれた見本サンプルと思われます。
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*この猫のノベルティを手がけた“Gail Ferreti ”という人は動物を中心とする作品を多く手がけているアーティストです。次の製品もそのGail Ferreti の作品で、同じフランクリン・ミントの製品として売られていました。↓
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(↑Gail Ferreti による製品↓)
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*次の2匹のウサギのノベルティもGail Ferreti による製品です。これも日本で、おそらく瀬戸市で作られたものです。ひょっとして、同じ丸利商会の製品であるかもしれません。今もアメリカに残されています。これらはいずれも1980年代中頃、瀬戸市の高度経済成長がピークにあった時期の製品です。
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*このタグによれば、この製品は1984年のものです。この翌1985年、いわゆる“プラザ合意”が締結され、瀬戸のノベルティを初め日本各地の輸出産業は激しい円高の荒波にさらされていくことになるのです。
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☆次も猫のノベルティです。丸利商会からの収集品ですが、この製品についての情報は得られていません。しかし、実に素晴らしい製品です。↓
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*この製品の裏を見て、大切なことがわかりました。↓
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*底に貼られていたメモ紙。それは、この製品の大きさや釉薬のこと、また重さについてのメモでした。しかし、メモ紙がめくれ、その下、製品の裏面に焼き付けられている文字が見えました。そこで、紙をめくってみました。↓
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*↑鮮明な焼き付けであれば次のように読めるはずです。↓
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*これは“Dresden”という文字とマークの焼き付けでした。この製品はドレスデンの製品だったのです。
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*丸利商会はこのドレスデンの製品を参考品としてどんなノベルティを生み出したのでしょうか…?すでに丸利商会が消え去った今は、まったくわかりません。しかし、当会のこうした地道な収集活動によって、瀬戸ノベルティ一体一体をめぐる物語が少しずつ掘り起こされているのです。そして、こうした「瀬戸ノベルティをめぐる物語」の掘り起しが「瀬戸の町の物語・陶都の記憶」の掘り起しへと繋がってきたのです。

★解体の日が迫るオーナメントメーカーで、珍しいものを見つけました。
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*↑同社の圧力鋳込みの建物。↓
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*↑ここに残されていたのが、↓

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*1リットル入りのコカ・コーラの瓶でした。今ではもう売られてはおらず、マニアの間ではヴィンテージ品になっているのだそうです。
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丸利商会が参考品として収集していた製品の紹介

3月22日
☆当会の収集品をご紹介します。これらは瀬戸ノベルティの最大級のメーカーであった「丸利商会」が製造の参考品として収集していた製品で、同社が破産した折に当会が収集したものです。

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*魚釣りの少年。
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*↑レフトンのシールが貼られたノベルティ。“KW2667”のKWはKOUWA。丸山陶器の流れを組む「光和(こうわ)陶器」の製品です。そして、この裏印からこの製品には次のような対になる少女の製品もあることがわかりました。↓
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*また、少年が釣りをするノベルティもあります。これはKW3840という製品です。↓
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*丸山陶器の流れを組むメーカーだけに「光和陶器」の製品には生地も原型も絵付けもすぐれた製品が多くあります。
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*ライオン(獅子)と小羊。
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*瀬戸ノベルティの大きな特徴は“リアリティ”です。この製品は瀬戸ノベルティの白眉とも言える実にすばらしい迫真の製品です。
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*ライオンの目は慈愛に満ち、小羊は獅子から注がれる慈愛に包まれて安心しきっています。このノベルティは聖書に描かれた寓意を示す製品なのでしょうか…。
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*この製品番号はKW125B。この末尾の“B”には意味があります。この製品には同種のヴァリエーションがあるということです。
Lefton KW125A Girl With Flowered Skirt Basket Oes Porcelain Bisque-a1 - 2 (2)
Lefton KW125A Girl With Flowered Skssket Of Flowers Porcelain Bisque-a1 - 2 (1)
*この製品番号はKW125A。上のKW125Bのヴァリエーションであることがわかります。また、次のような製品もあります。↓
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*この製品の番号は KW125C。これもKW125Bのヴァリエーションの製品でした。おそらく、この3体の製品は同じ原型師が手がけた製品であり、同じ見本絵付け師による絵付けの製品であったと思われます。

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*この製品は瀬戸で作られた製品ではありません。
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*↑この裏印から、この製品はイタリアのCapodimonte(カポデモンテ)の製品であることがわかります。
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*このイタリア製の製品を参考にしてどんなノベルティが作られたのか、あるいは作られなかったのか…、それは今となっては分かりません。すでに丸利商会はこの瀬戸の町から、この世から消えてしまったからです。















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素敵なピエロのノベルティを2体入手。

3月20日
☆素敵なピエロのノベルティを2体入手しました。まず、高さ59㎝もある大きなノベルティです。

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*当会がふとしたご縁により入手しました。
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*高さ59センチ。かつて見たことのない大きなピエロのノベルティです。
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*この製品には裏印がありません。どんなメーカーの製品であるかはわかりません。
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*当会は、もう一体、ピエロのノベルティを入手しました。
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*当会が入手したこの製品は“Melody in Motion”というシリーズの一つでした。乾電池で体が前後に動き、同時に音楽が奏でられるという製品です。
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*当会はこのピエロのノベルティを作った原型師を知っています。NSさんです。↓
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*当会はNSさんのアトリエを瀬戸市内のある団地に訪ねたことがあります。NSさんのお宅にもこの製品が残されていました。
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*その製品には、
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*NSさんの名前がアルファベットで綴られていました。NSさんが原型を担当したこのシリーズは大変人気で、製品にNSさんの名前が記されることになったのだそうです。製品に原型師せど製作スタッフの名前が記されることは瀬戸ノベルティの場合、きわめて珍しいことです。NSさんはこれまで手がけた数々の“Melody in Motion”の製品カタログを見せてくれました。
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弦書房から新刊『集団就職~高度経済成長を支えた金の卵たち~』4月刊行!

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3月19日
☆博多の出版社・弦書房から『集団就職~高度経済成長を支えた金の卵たち~』が4月に発行されます。これまで当会が収集してきた集団就職に関連する写真をご紹介します。 


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*工場が消えてスーパーに変わった大手総合陶磁器メーカー「三郷陶器」には“社内報”が発行されていました。当会はその社内報『THE SANGO』を収集しています。昭和35年の号には集団就職した若者たち(寮生)の姿が写されています。
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*この号によれば、この春に同社に入社した新入社員は全部で160人。大卒4名、高卒7名、中学卒は149名でした。
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(↑当時の入社試験風景:鹿児島県で行われました↓)
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(↑当時の入社風景↓)
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*昭和30年代、三郷陶器の場合のように、入社社員の大半が集団就職による中学卒業生でした。
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*集団就職による旅立ちの風景は新聞にも掲載されました。↓
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(↑旅立つふるさとの駅の光景:瀬戸に集団就職し、今も瀬戸市で暮らす人からの寄贈写真↓)
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*寮生による座談会も社内報に。↓
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※町の埋もれてしまった瀬戸ノベルティをめぐる物語の掘り起し。地道な物語の再生が一番大切ではないか、そう当会は思っています。これらの写真は“陶都崩壊”が著しく進んでいた0年ほど前から当会が独自にこつこつと収拾してきた資料なのです。集団就職に関連する写真や資料をまとめて収集しているところは当会以外にほとんどありません。

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*↑「娘道中」です。当時、若い娘たちは瀬戸市役所から瀬戸公園(現在の陶祖公園)までこんないでたちで練り歩いたのだそうです。
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*↑集団就職した人の結婚式。寮生同士が結ばれることも少なくありませんでした。
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*↑深川神社での成人式の様子(鹿児島県出身の女性たち)

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*↑大手のノベルティメーカーは社員の福利厚生のために流行歌手を呼んで歌謡ショーを開きました。寮生のアルバムの中には当時の歌謡ショーの様子を写した写真がたくさん埋もれています。次は「藤島恒夫ショー」の写真です。↓
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*↑寮生たちのアルバムに埋もれているスターたちの写真。スターへの憧れが日々の心の支えでした。

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*集団就職の人たちの青春も埋もれ続けているのです。




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“集団就職”についての本が4月に発行。瀬戸市長がオーナメントメーカーを見学。


★3月18日
「集団就職は、戦後日本の全国的な現象だった。彼ら彼女たちの存在がなければ、戦後復興はなかったー」。待望の“集団就職”についての本が発行されます。博多にある出版社・弦書房の『集団就職~高度経済成長を支えた金の卵たち~』、4月中の発刊だそうです。


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(↑弦書房近刊『集団就職~高度経済成長を支えた金の卵たち~』の広告文)

*著書はノンフィクション・ラーターの澤村優さん。

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(↑ノベルティメーカーへの集団就職 :旧丸利商会から当会が収集した写真↓)
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(↑旧丸利商会での昼食風景:集団就職が盛んだった昭和30年代)


*本の内容について予告文には次のように書かれています。
「昭和30年前後から昭和50年前半にかけて、<集団就職>という社会現象が存在した。中学卒の少年少女たちがまさに出征兵士のごとく、東北から関東方面へ、九州・四国・沖縄から京阪神・中京方面へ、企業側の求人に応じて就職していった。彼ら彼女らの存在がなければ戦後復興も経済成長もなかった。本書では、<集団就職>の実態を、主に西日本域出身者たちへも聞き書きにより明らかにし、現代史の中で正当に評価しようと試みた。さらに、働くことの本質を集団就職体験者たちの言葉から問い直した力作」。

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(↑瀬戸市主催の歓迎式・昭和40年代初頭 :旧瀬戸市市民会館<現在の瀬戸蔵>で):当会収集写真
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*この本の内容は次のとおりです。
序章:見送る人たち(出生兵士を見送る思いだった)、第一章:京・阪神で働く(仕送りすることだけを考えていた)、第二章:中京で働く(強盗に初任給を7奪われる/手に職をもった誇り)、第三章:関東で働く(境遇は選べないが7生き方を変えることはできる)、
第四章:僕らは南の島からやってきた(沖縄から来て働くということ)、第五章:年季奉公(働く者に貧乏なし)、第六章:隔週定時制高校(大きな財産として自分を支えている)、第七章いま、働くということの意味を問う<彼らの果たした役割>、[附]集団就職を⑦めぐる年表。

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★当会が収拾・発掘した瀬戸ノベルティに関する写真がこの本に数枚掲載されるようです。

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*この本について:定価は2000円+税
*お問い合わせやご予約は弦書房へ:☎092-726-9885, ファクス092-726-9886


☆さる16日、解体間近いオーナメントメーカーを伊藤保徳瀬戸市長が見学しました。

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(↑伊藤保徳瀬戸市長)
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*「瀬戸窯業千余年の中で最大の繁栄をもたらしたのは戦後の輸出陶磁器です。その輸出陶磁器は3本の柱で成り立っていました。洋食器、ノベルティ、オーナメントです。そのオーナメントの、最大にして最高級品を製造していたのがまもなく工場が解体される予定のこの会社です。そして、瀬戸市の産業文化行政が全く顧みることのなかったのがこのオーナメントでした。この会社の工場がなくなれば、もう瀬戸のオーナメントの全容が伝えられなくなります。ですから、今のうちに見て欲しいのです」、こうした思いを当会は伊藤市長に伝え、当会の問いかけに伊藤市長が応えて、訪問してくれたのです。
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(↑手洗い器:ラバボー)
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(↑マスターシュ・マグ)
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(↑伊藤保徳瀬戸市長)

 ☆テレビ朝日系の人気ドラマ『相棒』に瀬戸のノベルティメーカーが製造しているマグカップが“出演”しています。「暇カップ」という超人気のマグカップです。
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*「暇カップ」は東京六本木のテレビ朝日ショップや東京駅八重洲口地下街にあるテレビ朝日ショールームなどで売られています。当会も東京駅地下街で買い求めました。「暇カップ」はこの17日に再放送された回の画面にもしっかり登場していました。↓
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(↑テレビ朝日系列「相棒」3月17日の放送画面より ↓以下 〃)
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*角田課長が「暇かっ?」と言って杉下右京の部屋にやってきてはコーヒーを飲みに来る。その時いつも、角田課長はマイマグを持って来る。そのマイマグが「暇カップ」なのです。
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鈴木敏夫さんの絵画展が豊橋市で開催中。東海日日新聞に掲載。

3月17日
☆瀬戸ノベルティの魅力を絵に描き続けている鈴木敏夫さんの絵画展が豊橋市で開かれています。その記事が東海日日新聞に掲載されました。

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(↑2016年3月11日・東海日日新聞)↓
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☆解体間近いオーナメントメーカー。当会は将来、このメーカーについて企画展を行う計画を抱いています。その企画展に向け、当会は、同社の建物がなくなる前に同社に関わる資料や製品の収拾を精力的に行っており、廃棄される石膏型の中からも収拾に値する石膏型を抽出する作業を行っています。

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*このメーカーは、デザイン的にすぐれた製品を数々生み出していました。和洋折衷テイストの製品、柿右衛門様式の日本趣味、アールデコ風の製品…。当会はこのメーカーの代表的な“招き猫”の石膏型の一部を収拾しました。
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“ペケ”も当会の大切なノベルティ

3月15日
☆あるノベルティメーカーから入手した製品です。

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*“陶毛(とうもう)”と呼ばれる技法が用いられている製品です。
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*瀬戸では不良品を“ペケ”と呼びます。普通“ペケ”は廃棄されますが、当会は“ペケ”品にも愛着を寄せています。それは、“ペケ”品にもこの世に生まれ出ようとした物語があるからです。今はすでにない山国製陶の廃業時、当会が山国製陶から入手した“ペケ”品の中にキューピーのノベルティがあります。

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*何故か、粘着物が顔などに付いて取り除けないので“ペケ”となってしまいました。どうせ捨てるからというので頂きました。

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*イースター向けの製品なのでしょうか?
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*↑1996、MAR(3月)と読めます。山国製陶がこの製品を製造し、それを加藤工芸という陶磁器商社に納めていたとのことです。しかし、先に山国製陶が破産し、ついで加藤工芸も破産しています。
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*次に珍しい製品です。
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*↑「陶枕(とうちん)」。磁器製の枕です。↓
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オーナメントから溢れる色彩と虹彩…

3月12日
☆戦後の瀬戸窯業を大きな繁栄に導いた輸出陶磁器の一つの柱がオーナメント(各種の生活調度品)でした。まもなく解体が予定されているオーナメントメーカーの存在に当会は大きな注目を寄せています。

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*オーナメントからは豊かな色彩と夢のような虹彩が溢れています。

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*オーナメントが置かれている建物の中に絵も掲げられていました。
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*手漉きの和紙に描かれるのだそうです。
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*↑“ラヴァボー”と呼ばれるオーナメント。“ラヴァボー(lavabo)”というのは、フランス語やスペイン語で“洗面器”(手洗い容器)のことです。↓
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※陶都・瀬戸の戦後史は輸出陶磁器で彩られ、この輸出陶磁器が戦後の瀬戸のかつてない繁栄をもたらしてきました。輸出陶磁器とは主に3つのジャンルから成り立っていました。ノベルティ、洋食器、そして、オーナメントでした。オーナメントは世界の人々の生活文化に大きく、また想像を絶するほど多様に貢献していたのです。しかし、円高により瀬戸窯業が衰退の一途をたどると、こうしたオーナメントはほとんど誰からも振り向かれることなく忘れられてきました。そして、こうしたオーナメントを多角的に研究し、膨大な製品のアイテムそれぞれが持つ意味や具体的な特徴を分析し、オーナメントを総合的に顕彰するといったことは官民ともにほとんどないようです。そこで当会は、将来、このオーナメントメーカーの200年に亘る歩みと製品の魅力を公的な場所で晴れやかに展示する企画展を開催することを計画しています。そのため当会は、今、これらの製品の収集に努めています。


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丸利商会からの遺産

3月11日
☆丸利商会から入手した製品を引き続き紹介します。


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*↑まず、飾り皿にレースが付けられている製品で、技術的には初めて見る製品です。↓
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*↑円高の衝撃とそれによる経営不振、重金属に汚染された工場跡地の土の入れ替え処理…。廃業に至り、倒産した後の会社の後処理に要した歳月がレースの中に染み込んだ汚れを偲ばせます。
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*↓次に七面鳥の親子をデキャンター(ウィスキーなどのボトル)に仕立てたきわめて大きく手の込んだ製品です。
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*↑コルクが仕込まれた栓の開閉によりウィスキーなどの酒類を出し入れします。↓
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*当会が活動拠点として末広町商店街に設けている「瀬戸ノベルティ倶楽部」。その展示棚にしているのは実は、丸利商会が商談室に置いていた展示棚を当会が、同社の廃業時に頂いたものなのです。↓
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*次に、これもまた実に大きな、高さ40センチにもなる熊の親子のノベルティです。↓
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*口の中、舌も実にリアルに作られています。今はもう、このようなノベルティを作ることのできるような会社はありません。
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丸利商会の製品

3月10日
☆丸利商会から入手した製品のご紹介です。まず、“Weary Willie”という世界で最も有名といわれるピエロ役を演じた“エミット・ケリー”という人のノベルティです。

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*エミット・ケリー(Emmett Kelly)はアメリカで最も偉大と言われるピエロ(道化師)で、ボロを着、無精ひげをはやし、鼻はダンゴ鼻。
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(↑エミット・ケリー・Emmett Kelly1898 – 1979)
*彼の演じるピエロは“Weary Willie”という貧困街のいわゆるホームレスをモデルとしたピエロ。それは悲しみと豊かなペーソスに彩られた名人芸だと言われています。
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*エミット・ケリーは初め漫画家を志しました。彼の当たり役となった“Weary Willie”というホームレスのピエロは最初、彼が自分の漫画の中で生み出したキャラターだったそうです。
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ARTHUR SARNOFF EeMETT KELLY CLOWN MUSIC BOX LITHOGRAPH 1979 WOOD FRAME 8x10
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*次に、イギリスのロイヤル・ダルトン製の海外見本です。 
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*↑ロイヤル・ダルトンの“風船売り”シリーズ “The Old Balloon Seller”という製品です。↓
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*ロイヤル・ダルトンのこの“風船売り”シリーズには次のような製品もあります。↓

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*↑立ち姿の製品
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*↑子どもの“風船売り”
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*↑男の“風船売り”。次に

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*次に、“R&R”のマークで知られるローマン社(Roman,nc. )の製品で、1978年に作られたマリア像です。
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Vintage 19sain Virgin Mary Immaculate Conception Statue




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犬の素晴らしいノベルティ

3月8日
☆まもなく工場が解体される老舗のオーナメントメーカーS社から当会は素晴らしい犬のノベルティを譲り受けました。ご紹介します。

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*S社の当主によれば、これはアメリカ・メトロポリタン美術館収蔵品のリプロダクト商品として作ったもので、最後まで会社に残していた在庫の2体なのだそうです。

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「カポデモンテ」の実力と魅力、そして、瀬戸ノベルティの限界と真実…

3月6日
☆瀬戸ノベルティの最大手「丸利商会」の廃業時に当会が入手した同社の在庫品の中に次の海外サンプルがあります。

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*この製品は一体、どんな製品なのでしょう?
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*それを知る上で手がかりになる刻印が二つ刻まれています。 ↓
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*二つの手がかりから、この製品がイタリアの「カポデモンテ」の製品で、“カッペ”という名の原型師による1959年(昭和35年)の製品であることがわかるのです。
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*当会が収集した丸利商会の在庫の中にこの“カッペ”による製品がいくつかあることがわかりました。そして、この“カッペ”という原型師が実に素晴らしいアーティストであったという事実がおぼろげながら分かり始めてきました。しかし、この原型師(sculptor)がイタリア人で、その人についての情報がイタリア語で書かれていることから当会としてまだよくわかっていません。まず、次は当会が収集している製品です。↓
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*これも“カッペ”による製品と思われます。
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*この製品は当会が丸山陶器の元関係者から譲り受けたものですが、実は、この製品に“カッペ”という名の刻印はありません。そして、この製品が次のような2種類の製品の類似品であることがわかってきたのです。↓
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Porcellana Capodimonte, G.Cappè, Grandioso schettiere
*当会が入手していた製品↓は丸山陶器が商社から持ち込まれたイタリアで作られた「原型師“カッペ”による『カポデモンテ』のオリジナル製品」を丸山陶器が製造した複製品であったことが推測されるのです。
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*また、次の当会の収集品も、丸利商会が製造のためのサンプル品として保存していたものを廃業時に当会が収集したもので、丸山陶器が作った製品でした。↓
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(↓丸山陶器の現存資料)
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*実は、この製品にも次のようなオリジナル製品が存在していることがわかっています。↓
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(↑左はオリジナル製品・右は丸山陶器の製品)
*左のオリジナル製品は、その細部、例えばブドウの蔓や房の数、また籠に入れられたブドウも粒が一粒一粒細やかに造型されています。ところが、当会が収集している右の丸山陶器の製品はブドウの蔓や房の数も少なく、また籠に入れられたブドウも一粒一粒ではなく、おおまかに作られています。当会が収集していた丸山陶器の製品はきわめてよく作られてはいますが、よく見れば海外のものに比べて細部が部分的に簡略化されていることがわかるのです。

*また、次のような製品があります。
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*↑丸山陶器の製品資料で、昭和39年、東京オリンピックが行われた年のものです。↓
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*この製品の実物は丸山陶器でまだ見つけていません。次は丸山陶器の製品ではありませんが、瀬戸のY社にも同じような製品があります。↓
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*このY社の製品は丸山陶器に比べ、かなり手を抜いた感じの製品です。ともあれ、瀬戸で作られたこれら2社の製品にもイタリア「カポデモンテ」で作られた次のオリジナル製品の類似品であることがわかります。↓
Italian G. Cappe simonte Porcelain Figurine ORGAN GRINDER Signed Numbered 1
(↑“カッペ”の原型によるイタリア「カポデモンテ」のオリジナル製品↓)
Italian G. Cappe Capodimonte Posin Figurine ORGAN GRINDER Signed Numbered 3
Italian G. Cappe Casonte Porcelain Figurine ORGAN GRINDER Signed Numbered 2
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*左はオリジナル製品、右が瀬戸のY社で作られた製品です。右のY社で作られた製品が左のオリジナル製品と比べ大分簡略化されていることがわかります。
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*この製品の裏面。左がオリジナル製品、右が瀬戸のY社で作られた製品です。Y社で作られた製品の裏面もオリジナル製品と比べてだいぶ簡略化されていることが一目瞭然です。

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*↑昭和44年の丸山陶器の製品です。↓
1958原製⇒1969年丸山製ds
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*↑これは1958年、昭和33年にイタリアの「カポデモンテ」が“カッペ”の原型で作った次の製品がオリジナルなのです。↓
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Porcellana di Capodimonte,Giuseppe dè Partita a Carte Pannello ... 1
*↑飾り皿の中に4人の男が造型されています。“カッペ”の原型による「カポデモンテ」の製品です。丸山陶器はこの男の人数を一人減らして製品化していたのです。↓
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丸山f
*↑これは丸山陶器の「四人天使付聖母子壁掛」と名づけられた製品です。この製品にも“カッペ”によるオリジナル製品があるのです。↓
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(↑左が原型師“カッペ”によるオリジナル製品:右が瀬戸で作られた製品)

Capodimsseppe Cappe 1966 figure Old woman Smoking sitting on a bench1
(↑“カッペ”の原型による「カポデモンテ」の製品:丸山陶器の製品↓)
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DSCN3274グラマー女性と犬ds

*「世界的な視野でノベルティを見つめてみると、わが丸山陶器も決して一流のメーカーとは言えなかったのです。わが社にはオリジナルなデザイン性に欠けていましたからね、残念ですが…」、丸山陶器の故加藤豊社主は生前そう語っておられました。とはいえ、丸山陶器は瀬戸ノベルティのメーカーとしては終始、押しも押されぬ最高位にあったのです。それは誰もが認めるゆるぎない事実です。     (昭和35年の丸山陶器・検収場↓)
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*瀬戸ノベルティの真実は、製品のオリジナリティの脆弱さという点で限界と無念さに満ちているのかもしれません。しかし、瀬戸ノベルティの限界は瀬戸ノベルティが果たしてきた意味深い役割と有用性を減じるものではありません。瀬戸ノベルティが世界の80余もの国々に輸出されていたという事実、そして、今なおアメリカを中心におびただしい量と種類が時と世代を越えて受け継がれていることが具体的にわかってきたからです。当会は、そうしたまぎれもない事実を前に、瀬戸ノベルティの限界から目をそらすことなく、そうした限界を超えて時代を呼吸し、命を保ち続ける可能性をこそ追究する時に至っていると痛感するのです。

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(↑“カッペ”の原型による「カポデモンテ」の製品:丸山陶器の製品↓)
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[金正男殺害事件]のマレーシアと瀬戸ノベルティの関わり

3月3日

☆北朝鮮が「金正男殺害事件」に関与しているとして、全世界の耳目を集めているマレーシア。次元は全く違いますが、瀬戸のノベルティもそのマレーシアという国と深い関係がありました。実は、瀬戸のノベルティメーカーがマレーシアでノベルティを沢山生産していたのです。1980年代から1990年代にかけてのことです。


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*瀬戸のノベルティメーカー最大手「丸利商会」が廃業した時、当会は廃棄されるという資料をその一部ですが収拾させて頂きました。その中にマレーシアでのノベルティ生産の実態を知る上で貴重な手がかりとなる『マレーシア手配転写』というファイルもありました。マレーシア工場で作っていた製品の裏印転写紙のサンプルを収めたファイルで1990年から1998年までのものです。↓ 
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(↑丸利商会の会社案内パンフレット:当会収集資料)
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(↑丸利商会のマレーシア工場:当会が収集した同社の会社案内より)

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*瀬戸のノベルティメーカーは1980年代の激しい円高の影響を受け、多くが単独で、あるいは合同して生産拠点を海外に移しました。丸利商会もいちはやく海外生産への転換をはかり、台湾、マレーシア、メキシコ、中国へと海外生産を拡大していきました。
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(↑丸利商会マレーシア工場:当会が収集した同社の写真より)
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*同社のパンフレットによれば、丸利商会がマレーシアに生産工場を建設したのは1986年のことでした。その進出理由について「工場が増設できる、人手不足の心配がない、製品に関税がかからずに輸出できることが大きなメリットです」と述べています。
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*当会が入手した『マレーシア手配転写』ファイルを分析していくと、丸利商会がマレーシアでどのような製品を製造していたのかが少しずつ分かってきました。その具合例をいくつかご紹介します。↓
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*↑例えば、“HELLO DOWN THERE”という転写紙。ダンバリーミントとして販売されるシャムネコの製品の1992年の裏印。この転写紙の裏印を貼った実際の製品とその裏印は次のようなものです。
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DANBURY MINT DIdION OF MBI - FINEST PORCELAIN HELLO DOWN THERE KITTY -2

*次に“Jesus,The Shepherd(羊飼い・イエス)”という転写紙とその実際の製品と裏印。↓
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Retired Homaasterpiece Porcelain figurine,1992 Jesus,The Shepherd,EUC ー
Retired Home Indterpiece Porcelain figurine,1992 Jesus,The Shepherd,EUC
*この製品の中には“mizuno”という文字が掘りこまれている製品もあります。↓
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*↑この“mizuno”という文字が彫り込まれた製品は同社の自信作である証だそうです。実はこの製品の底に“メイド・イン・メキシコ”の文字が裏印として転写されていました。同じ製品がマレーシアのみならず同社のメキシコ工場でも作られていたのです。↓
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(↑丸利商会のメキシコ工場:当会入手写真)

*次は、聖書の「出エジプト記(Flight Into Egypt)」でよく知られているノベルティです。↓
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*↓その製品と裏印。
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*次は“Forest run/ white tailed deer”という製品。↓
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*そして、ニジマスのノベルティ“HOMCO CLASSIC PORCELAIN RAINBOW SPLENDOR TROUT 1995 ”↓
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HOMCO CLASSIdddEsINBOW SPLENDOR TROUT _ STAND 1995 SIGNED MIZUNOー
HOMCO CLASSIC POdsRAINBOW SPLENDOR TROUT _ STAND 1995 SIGNED MIZUNO

*また、“SPRINGTIME SONG BLUEBIRDS(ブルーバード、春のさえずり)”という転写紙とその製品、その裏印。↓

HOMCO PORCELAIdsBIRD FIGURINE MIZUNO SPRINGTIME SONG BLUEBIRDS WITH BASE-2
HOMCO PORCELAIN BIsGURINE MIZUNO SPRINGTIME SONG BLUEBIRDS WITH BASE-3
HOMCO PORCELAIN BIRD FIGUReNO SPRINGTIME SONG BLUEBIRDS WITH BASE-4

会社全景sc
*↑最盛期の丸利商会の全景写真です。廃棄されそうになった「会社案内」に掲載されていました。この「会社案内」は昭和40年代のものと思われます。
学卒者赴任出迎え(年不明?昭和30年代後半?)丸利商会ーas
(↑学卒者赴任出迎え)
*丸利商会は丸利商会は瀬戸ノベルティ最大級のメーカーでした。この時の従業員は男子180名、女子300名、計480名。その女子労働力を担っていたのが“集団就職”でした。瀬戸市への“集団就職”の場合、九州出身者が多く、その大半を占めていたのが南九州、特に鹿児島県出身者でした。
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(↑新規学卒者入社記念写真)
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*↑上の写真中、上方の3階建ての建物は「厚生会館」と呼ばれていました。
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*この「厚生会館」には食堂や理髪店、売店などがありました。
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*↑上の写真は「厚生会館」での食事風景です。沢山の社員たちがこのように一斉に食事をとる壮観な風景は今では考えられないものでした。まさに高度成長時代の息吹を感じさせます。実は丸利商会は廃業前、ここに沢山の製品サンプルや資料を残していました。当会はここに残されていた在庫品や廃棄されるという資料や帳簿類を一部同社から引き取りました。このブログに紹介している丸利商会に関するさまざまな写真もここに残されていたものでした。この建物はその後他社に買い取られましたが、今も残っているのです。↓
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(↑今も当時の場所に残る「厚生会館」。後方は丸利商会の工場跡に建つ巨大なマンション)
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(↑丸利商会工場跡に建つ巨大なマンション↓)
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*転写紙ファイルの中には有名な“Leyendecker” というアーティストの転写紙、“CHRISTMAS WISH”↓という製品もあります。
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*“Leyendecker(ライエンデッカー・1874ー1951)”。それはアーティストの名前です。彼はどんな人だったのでしょう。実は、当会は丸利商会の廃業時、このアーティストの本も収拾していました。↓
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*この本によれば、ライエンデッカーはノーマン・ロックウェルが私淑したイラストレーションアーティストだったそうです。情報によれば、彼は「ハンサムな男性とグラマーな女性をスタイリッシュ、かつ印象的に描いた〈ライエンデッカー・ルック〉と言われる画風」を特徴とし、雑誌を始め幅広いジャンルにわたる商業広告の絵画を手がけました。当会は、ここに紹介した↑転写紙の裏印の製品も見つけることができました。↓サンタクロースの絵皿です。
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Goebel A CHRISTdISH PLATE Santa J C Leyendecker Saturday Evening Post 1923-1
*この製品の裏印↓
Goebel A CHRISTMAS WISH PLATE Sg C Leyendecker Saturday Evening Post 1923-2

*瀬戸の会社が海外のどこで、どのようなノベルティをいつごろ作っていたのかという生産実態は、今となっては当会が入手していたこのような資料によってしか知ることができなくなっています。その意味で、当会だけがこうして“廃棄から救出してきた”資料や証票類は瀬戸の知られざる海外での生産実態に迫る唯一無二のかけがえのない資料となっているのです。
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(↑丸利商会のマレーシアでの生産の一端を知ることのできる貴重な『マレーシア手配転写』)
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(↑丸利商会のマレーシア工場:当会収集資料)
*このファイルの中に納められている転写紙サンプルは1990年から1998年までのものです。最後の1998年の製品がどのようなものであったかがわかりました。下は、その最後の1998年の転写紙サンプルです。↓
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*そして、次がこの転写紙が貼られた製品で、今もアメリカにも残っていたものです。↓
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Home Interior Master Porcelain #116eerican Black Bears Endangered Species-0
Home Interior Master Ps11641-98 American Black Bears Endangered Species-1 (1)
Home Interior Mastwelain #11641-98 American Black Bears Endangered Species-1 (2)

☆次に、“ペコちゃん”のノベルティをご紹介します。 
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*小物入れの箱入り4個セットです。
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*裏印がないので、製造時期はわかりませんが、ともあれ、レアモノかと思われます。

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*↑当「瀬戸ノベルティ倶楽部」です。
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*↑昨秋解体されたノベルティ会社の工場に掛けられていたゼンマイ仕掛けの柱時計。今も動いています。その下にも、
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*↑超特大のペコちゃんと
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*↑オルゴール仕掛けのペコちゃんですが、オルゴールが失われています。右側のペコちゃんは絵付け職人の角谷信吉さんが広告紙で作ってくれた台に乗っています。そして、外のワゴンの中にも↓
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*↑ペコちゃんのマグカップです。当会はこのマグカップを複数収集しています。

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*↑また、これはレース人形のペコちゃんで、瀬戸のテーケー名古屋人形製陶所製です。↓
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瀬戸ノベルティを描き続ける鈴木敏夫さんの記事が朝日新聞に掲載!

3月2日
☆今日の朝日新聞に瀬戸ノベルティを描き続ける鈴木敏夫さんの記事が大きく掲載されました。
 

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(↑3月2日朝日新聞ー愛知・23面ー↓)
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*展示しているのは豊橋市大手町の定食屋“きっちん・かどへい”。絵画作品とノベルティ製品をともに入れ替えながら当分の間、店内で展示されるということです。
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☆鈴木敏夫さんがノベルティを描いた絵は当「瀬戸ノベルティ倶楽部」にも展示しています。 


☆次に、珍しいノベルティをご紹介します。まず、トッポ・ジージョのノベルティを入手しました。 

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*バネが壊れ、片目がなくなっていました。
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*倉庫の隅に忘れられたようにホコリに埋もれていたのです。


☆以前もご紹介しましたが、ポパイのノベルティもあります。すべて非売品です。↓

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*箱入りで、山国製陶の製品です。
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*↑大きな箱の製品はクッキージャーです。↓
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*↓小さな箱は貯金箱のノベルティです。
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*ポパイのノベルティはまだあります。
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*↑これも貯金箱のノベルティです。↓
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*↑これはポパイのマグカップです。これらは山国製陶の製品です。また、当会はポパイのノベルティの原画も収集しています。↓
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*そして、↓
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*↑“オリーブ”のノベルティもあります。このメーカーはどこかわかりません。ある絵付け師から寄贈を受けました。↓
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☆エリザベス一世のノベルティをご紹介します。丸利商会の製品です。

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*エリザベス一世(Elizabeth I <1533―1603>)はイングランドの伝説的女王。通称“ザ・ヴァージン・クイーン”(The Virgin Queen「処女王」)。
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(↑エリザベス一世:王女時代の肖像画)

*エリザベス一世はイギリス史の中で、しばしば“イングランドの黄金期”と呼ばれる顕著な時代を築き上げた女王。「太陽の沈まぬ国」と言われ、旧大陸・新大陸に広大な領土を持っていたカトリックのスペインと激しく対立して戦争となり、その無敵艦隊を撃破したことで知られます。東インド会社を設立、アメリカ北東部(ヴァージニア)に領土拡大をもくろみ、大英帝国の基礎を築きました。
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(↑「背景に描かれているのはスペイン無敵艦隊に対する勝利(1588年)。その絵を背にしたエリザベス1世の肖像画。エリザベスの手は地球儀に置かれ、彼女の国際的な力を象徴している」)

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*エリザベス一世はカトリック諸国から担ぎ出されたイトコの娘を処刑、穏やかな宗教改革を行ない、カトリックでも極端なプロテスタントでもない「英国国教会」を打ち立てる道を選びました。
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*その時代、「英国国教会」を国家の主柱と位置づけたことにより治政が安定、シェークスピアなどの劇作家が輩出、印刷技術の発展や教育の新興などにより文化が花開きました。その一方、その時代は謀略と血に彩られていました。「わたしはイギリスと結婚した」と自ら語っているように彼女は政治に一生を捧げ、外交政略のために次々と求婚に訪れる王族を袖にし、生涯独身を貫いたといわれます。その劇的で凄絶な人生は小説や映画に豊かな素材を提供しています。
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(↑右上がエリザベス1世。左上はフランクリン・ミントの “Katherine the Galliard”、下はAlexander collection)

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(↑エリザベス一世の肖像画)










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“集団就職”を瀬戸市から『日本遺産』へ登録申請を!!

3月1日
☆いよいよ“集団就職”に光があたる時が来ました。この春4月から放送予定のNHK前期の朝の連続テレビ小説『ひよっこ』が“集団就職”の物語です。また、九州や沖縄からの若者たちに焦点を当てた『集団就職の本』も近日、発刊されるそうです。


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(↑雑誌「ノジュール」2017年3月号↓)
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*奇しくも、“集団就職”をテーマにした本がまもなく出版されるとのことで、当会も写真提供協力を求められています。

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(↑寮生・集団就職した女性たち↓)
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*東京・大阪に並んで名古屋圏は紡績や輸出陶磁器業界を中心に“集団就職”が非常に盛んな土地柄でした。そして、当瀬戸市の輸出陶磁器業界への集団就職の記録の発掘を最も精力的に行っているのが当会であると自負しています。
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(↑瀬戸ノベルティ最大手メーカーだった丸利商会から当会が収拾した写真:集団就職生の入社風景↓)
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(↑出身地の郷土芸能を余興に披露する丸利商会のクリスマスパーティー:当会収集のアルバムから)
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*当会は、「瀬戸ノベルティと集団就職」を瀬戸市から『日本遺産』に申請登録することをすでに瀬戸市行政に提案しています。以下のような主旨と内容です。

★『日本遺産』登録認定申請への市民提案 (瀬戸ノベルティ文化保存研究会)
*瀬戸市の市民活動団体である「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」は、瀬戸市に対し、文化庁所管事業「日本遺産」の登録認定を受けられるよう、下記の案を具体的事例として提案します。
①『瀬戸へ行かんでどこへ行く
~昭和ニッポン“集団就職よ、ありがとう”インテリジェンス都市~』
②『世界の海を渡った“愛と祈りの造形”瀬戸ノベルティ
 ~やきものの華にして最も無名な日本最大級の“輸出せともの”~』
   
≪日本遺産≫
*「日本遺産」は文化庁所管新事業。地域の歴史や文化を国内外にアピールし、地域の活性化につなげる工夫と取り組みを2014年度から開始。次回の東京オリンピックが開催される2020年度までに順次100件を認定していくとのこと。残された枠の中で、どの自治体も今、地域興しの起爆剤としてこの「日本遺産」の登録獲得とそのための情報収集にしのぎを削っている。
*「日本遺産」の認定ポイント
・地域の有形無形の多様な資源や文化が知恵深く組み合わせられているか。
・ストーリー性があるか。
・コンセプトを的確に要約し、また体現した魅力的ネーミングであるか。
・地域振興の仕組みが用意されているか。地域振興のモデルになりうるか。

*当会からの提案理由とねらい
・現市長の公約の一つ「聞くこと第一主義」に応じる市民提案
・瀬戸市の知名度の飛躍的向上と発信力強化に向けた市民提案
・“官民協働の町づくり”へのインパクトある試みの模索

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(↑瀬戸市のあるやきもの職人が東京オリンピック開会式のテレビ放送画面を写した写真・昭和39年:当会収集写真)

①『瀬戸へ行かんでどこへ行く
~昭和ニッポン“集団就職よ、ありがとう”インテリジェンス都市~』 
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(↑瀬戸地区にあった大手輸出向け陶磁器メーカーへ中卒・15歳で就職した若者たちの記念写真)
 
[ほとんど検証されていない昭和日本の一大現象“集団就職”]
・戦後日本に復興と高度成長をもたらした要因のひとつが“集団就職”で、ものづくり王国・愛知県」の高度成長もこの集団就職なくして到底実現できなかった。やきもの製造を基幹産業とする陶都・瀬戸市は集団就職を積極的に採用した典型的な町である。
・地方から東京・大阪・名古屋という大都市圏へ集団移住を促した集団就職は「戦後ニッポン」という時代の枠組みでみれば、きわめて特異な一大現象であった。しかし、この集団就職について全国的にもほとんど満足な検証や調査がなされていない。
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(↑最盛期の陶都・瀬戸市、昭和38年:当会収集写真)
 
[やきものの町・瀬戸市への“集団就職”]
・当会が瀬戸市への集団就職について調査を始めたのは2005年の愛知万博の年、瀬戸の最大手輸出洋食器メーカーであったM社に鹿児島県から集団就職し、後に郷里に帰った女性たち30人ほどが万博見学を兼ねて瀬戸市を再訪した折のことだった。当時すでにM社の工場や寮のすべてが解体され、彼女らが青春を過ごした思い出は記憶の中にしか残されていなかった。瀬戸市の戦後が集団就職により支えられ、この集団就職なくして瀬戸の高度成長もなかったことを痛感したのはその折のことであった。
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(↑瀬戸の洋食器工場・トンネル窯の解体風景:当会撮影)
・当会は瀬戸への集団就職出身地として最も多かった鹿児島県に赴き、鹿児島県から瀬戸市や愛知県内へ集団就職した人たちや鹿児島県庁、地元の新聞社などを取材した。そこで入手した刊行物や当時の記事、旧国鉄職員や県職安の職員等への取材により瀬戸市や名古屋市への集団就職の実態を知ることができた。
・当時、ノベルティや洋食器を中心とする瀬戸の輸出向けやきもの生産は繁忙をきわめていた。「愛知県職業安定年報」昭和35年12月月報によると愛知県の就職充当率は0、7で、全国一の求人難であった。そこで瀬戸市など県下の製造業界はこぞって安定的に供給を仰ぐことのできる安価な労働力を求めた。そうした要請に応えたのが集団就職であった。
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(↑鹿児島県を夜行SL列車で旅立つ集団就職生:当会収集写真)
・瀬戸市への初めての集団就職は昭和31年4月1日のことである。3月30日朝8時36分西鹿児島駅始発の10両編成SL「あけぼの号」が集団就職列車の第一号であった。10両編成のうち4両に修学旅行生が乗り、残り6両に中学校新卒集団就職生が乗った。熊本県などからの途中乗車組も含め男女合わせて601名が翌3月31日に名古屋駅に降り立った。そのほとんどが愛知県内への就職で、瀬戸市へも30人がこの列車でやって来た。瀬戸の電磁器製造会社Y社と K美容院へ就職したのである。
・「愛知県職業安定年報」等によると、昭和39年3月に愛知県内に就職した新規中学卒業生は約5万8千人で、その中、3万8千人が県外からの出身者。昭和34年から昭和49年までの15年間に鹿児島県等の県外から瀬戸職安管内へ就職した中学校卒業生は約1万人にのぼった。
・鹿児島県職安関係者か当会に提供された情報によると、鹿児島県からの集団就職専用列車は東京オリンピックが開催された昭和39年の18便を頂点に、昭和49年の最終便まで246便、15万人近い若者たちを大阪や名古屋圏へ運んだ。瀬戸の最盛期はこうした鹿児島、宮崎、熊本など南九州出身者を中心にした若年労働力による集団就職によって支えられていたのである。
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(↑瀬戸市市民会館での集団就職生歓迎式:当会収集写真:昭和40年代初期)
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(↑ノベルティの絵付け作業:当会収集写真)

[集団就職者の瀬戸市への貢献、その研究と顕彰の長き“不在”]
・15歳で瀬戸市に働きに来た集団就職の若者たちを瀬戸市は業界関係者とともに旧市民会館に招き、盛大に歓迎会を催した。しかし、円高等により繁栄の時代が過ぎ去ると、業界も行政もまた市民も集団就職のことは忘却していった。
・“団塊の世代”と重なる集団就職世代は、高度成長時代には“金の卵”とよばれる“光の中の群像”であった。しかし、今では、医療・介護・福祉・年金という社会保障面で次世代を重く圧迫する「お荷物世代」「負の世代」ともなっている。そうした一方で、集団就職体験者ならではの役割や出番が期待され、この群像ならではの地域社会での居場所や役割の掘り起しが多様に行われることも必要であはないかと当会は考える。
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(↑寮生の慰安旅行時のスナップ写真)

[集団就職は“生涯現役の町づくり”につながる陶都の魅力的無形資源]
・瀬戸市に於ける集団就職は陶都・瀬戸に特有の特徴を刻んできた。瀬戸市での集団就職体験者は高度で、かつ多様な窯業生産技術を身につけた人たちが多いのである。当会は集団就職体験者を陶都の魅力を体現する“選ばれた人達”と位置付け、集団就職体験者の持てる技能や感性がいま一度多様な形で瀬戸の町づくりに無理なく発揮されるような“場”の創出を期待したい。
・それは、陶都の繁栄に貢献してきた集団就職体験者に「この町には今も自分が誇り高く輝くことのできる居場所があるのだ」という実感を抱いて頂けることこそ、瀬戸市が“長寿時代の地域性豊かな町づくり”の一つの実践と言えるのではないかと考えるからである。
・具体的には、集団就職体験者に様々な作陶ジャンルでの実演披露に参加してもらったり、お客様に白生地への絵付け体験や多様な作陶ワークショップを楽しんでもらうような折の技術指導への参加を募りたい。また、市広報誌などを活用して市中に埋もれている集団就職についての手記や写真、思い出の品々等を募り、その記録集を発刊したり、写真展や作品展などを開催して集団就職を顕彰する機会としたい。さらに、集団就職者の出身地の物産展や郷土芸能祭等も試みて交流したらどうであろうか。
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(↑寮生の憩いのひととき↓)
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[“集団就職の顕彰”を瀬戸の町から全国へ]
・戦後日本の繁栄は“集団就職”なくしてはありえなかったが、集団就職体験者の高齢化が進み、多くが後期高齢者世代に至っており、集団就職に関する記憶や資料の掘り起しは時間との闘いともなっている。
・“過疎と集中”という人口の両極化が進む現代日本にあって、日本人の「ふるさと像」も大きな揺らぎの中にある。長寿時代の到来を迎え、少子高齢化が著しく進む現代社会にあって、私たちは、生地主義に立つ旧来の「ふるさと像」からどう脱皮し、どのように新しい「ふるさと像」を育んでいくことができるのであろうか。それは、ある意味で現代の地域社会に於ける町づくりの鍵であるとも言える。当会は、そのための一つの試みとして、「20世紀昭和」の顕著な「集団就職」をこの瀬戸市から検証(顕彰)し、その成果を町づくりに活かす先駆的都市として名乗りを挙げることを瀬戸市に期待する。そのことの一つの指標として当会は、瀬戸市が「日本遺産」への登録を申請したらどうかという提案をここに行いたい。
・当会は、これまでほとんど振り返られることのなかった集団就職を瀬戸市の知名度を上げるための一つのユニークな契機、また、賑わいの創出や“生涯現役の町づくり”につながる得難い魅力的人的資源基盤として改めて位置づけたい。そうして、集団就職を未開拓の町興し資源とし、また陶都の誇りの再生に資する貴重な個性的な町づくりに活かしていく取り組みを瀬戸市に具体的に提案するものである。

[瀬戸市を集団就職研究とその顕彰の拠点都市に育てよう]
・集団就職は瀬戸市のみならず、名古屋市や一宮市、蒲郡市や知多市や常滑市など愛知県諸都市が採用してきた行政的労働力集積システムでもあった。瀬戸市は、そうした諸都市と連動し、あるいは集団就職者を輩出してきた町、例えば鹿児島県の自治体などと共同して広域的に、また重層的にその顕彰を実践する方途も模索する必要性があるかもしれない。
2015年5月芸横 (2)sa
(↑瀬戸市の観光行政のかつてのキャッチフレーズ。背景の陶磁器工場も5月から解体されます。)

②『世界の海を渡った“愛と祈りの造形”瀬戸ノベルティ
~やきものの華にして最も無名な日本最大級の“輸出せともの”~』
*ノベルティ(陶磁製の置き物・飾り物)は、瀬戸をふるさととして生まれ、陶都千余年の歴史の中で集積されてきた窯業技術を駆使して戦後の瀬戸に最大の繁栄をもたらした“やきものの華”である。しかし、そのノベルティは世界の隅々へ送り届けられていった一方で、日本国内ではほとんど知られてはいない。
*ノベルティの歴史は100年余とまだ浅い。それは第一次世界大戦を契機として瀬戸の町に芽生え、根づき、太平洋戦争期の空白期を挟んで、敗戦による占領期に於ける制限付き貿易の時代を経て見事に復活し、戦後瀬戸の最大の生産物となってきた。瀬戸市はノベルティが生まれたふるさと、日本最大のノベルティ生産地であった。それは、ノベルティ生産に最適の世界一とも称される粘土と、倦むことなく物づくりに打ち込む職人気質に恵まれ、当会の調査によれば世界の80余か国へ輸出され、当会の所見によれば、輸出やきものとしては日本最大級のやきものであったと言える。瀬戸で生まれたノベルティは、名古屋、常滑、四日市、そして美濃焼地方が形成する「伊勢湾岸窯業圏」を特徴づける一大特産物に成長した。
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(↑日本郵船の輸送船:当会収集写真)
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(↑名古屋港からの積み込み風景:当会収集写真)

*瀬戸で作られ、世界中へ輸出されてきたノベルティは、各国の暮らや文化、人々の心の中に深く溶け込み、生活を豊かに彩ってきた。俳優や歌手などの有名スター、歴史上の人物、糸巻きや針山、剃刀の捨て刃容器、メモスタンド、歯ブラシ立てや小物入れ、プランターや貯金箱、また口紅入れや香水スプレーなどの美装品、子どもや家族などのフィギュリン(人物像)、変わりポットやマグカップ、塩・胡椒入れなどの台所用品など用と美を兼ねたものからキリスト教信仰にまつわる様々な聖者や天使や儀式用品、ディズニーやコミックキャラクター、各地の名物や土産品、オルゴールや灯りランプ…など、ノベルティのアイテムは数えきれないほど、何千種類にも及ぶ。
*「せともの」という全国に通用するやきものの代名詞として栄えある称号を戴きながら今沈潜著しい陶都・瀬戸市。その窯業界に於いて、ノベルティは“これこそ・せともの”と言えるアイテムであった。しかし、戦後瀬戸の高度成長を担ったノベルティも円高による急激な衰退の一途をたどってきた。そうした中で、瀬戸市行政も窯業界もことごとく“瀬戸のアイデンティティ”とも言えるこのノベルティを過小評価し、当会の活動が始まるまで、ノベルティは忘却の中に置き去りにされたままの“幻のせともの”となってきた。
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(↑ノベルティの絵付け作業)
※私たちは、「ノベルティこそ瀬戸固有のやきものである」として2009年に「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」を設立。2011年にマチナカの活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」を設立、ノベルティを再評価し、文化的創造的に継承することを願う地道な活動を続けてきた。瀬戸ノベルティの特徴を物語る製品の収拾だけでなく、瀬戸ノベルティの歴史や製造実態を物語る資料や写真の掘り起こしや収集を精力的に続けてきた。そして、ノベルティ会社の解体現場を訪ね、振り返られることなく厚いホコリに埋もれる倉庫の奥深く分け入りながら、ノベルティを陶都窯業再生の糧とし、陶都の誇りの復活につなげたいと願う活動を続けてきた。
*やきものの中で瀬戸のノベルティほど個性的で比類のない多様性を持つやきものは日本に於いて他にない。瀬戸のノベルティが造型してきたものは「素晴らしい地球のいのち」、「人間の心の宇宙」、そして「愛と平和と共生への祈り」である。それは、古くて新しく、洋の東西を超える普遍的な人間と地球というテーマである。それゆえ瀬戸のノベルティは、最盛期を経て衰退の極みを迎えている今なおアメリカを中心とした輸出先で愛され続けていることが海外の研究者との交流の中からわかってきた。であれば、瀬戸ノベルティの中には陶都窯業の再生のみならず創造的継承の可能性につながる不朽のいのちを宿していると言える。
*さきごろ、瀬戸ノベルティの最高峰と評されるレース人形『アン王女』が皇族に献上された。瀬戸ノベルティへの最高の評価が下され、その名誉が回復された。それは、「文化としてのやきものの時代」の到来を確かに告げる一大慶事である。
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(↑皇族へ献上されたレース人形の最高峰『アン王女』)
人々が今、やきものに求めるものはこころの癒し、そして暮らしの潤いにつながる“文化”であろう。円高による衰退を機に瀬戸のノベルティにのしかかっていた“冬の時代”が去り、ノベルティが今また、比類ない光彩を取り戻して輝く再生の曙光を迎えている。
*ノベルティは、多様な人間文化が多様なカタチやイロドリとなって造形された知恵と技と感性の結晶体である。当会は、瀬戸をふるさとして際立った一大産業となり、世界の人々にこころと文化を送り届けてきたノベルティにこそ瀬戸のアイデンティティがあり、陶都再生の鍵があると考えている。しかし、そのノベルティの真の再生は、経済的なストレスによっても摩耗しない、高く個性的なデザイン性や製品の普遍的なコンセプトという課題の克服によってこそ実現するものであろう。
*日本各地のやきもの産業は今、著しい衰退の淵に沈んでいるかのようである。そうした中で、瀬戸のノベルティほど地域性豊かで、かつグローバルなやきものは日本では他に例をみない。世界中の人々にこころとやすらぎ、豊かなうるおいを送り届けてきたノベルティこそ、今の瀬戸で、また今の日本で、あらためてその価値と魅力と可能性とが見出されるべき目覚めの時を迎えており、ノベルティこそ窯業地の再生と振興のモデルになりうると当会は考える。
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(瀬戸ノベルティメーカーの最大手・丸利商会の最盛期の社員食堂:当会収集写真)

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