アーカイブ :2016年12月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2016年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年01月

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謹賀新年  本年もよろしくお願い致します。

2017年元旦 謹賀新年
☆いつも当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。
お正月らしく、当会が収集している丸山陶器の『梅に鶯』のノベルティをご紹介しましょう。 

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↑丸山陶器製『梅に鶯』
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*この製品はノベルティやポマンダー(芳香剤容器)などオーナメントのメーカーで商社だったM商店(平成4年廃業)元経営者のご遺族から一昨年に当会が寄贈して頂いたノベルティです。

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☆この製品は1月、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」に展示しています。
なお、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」はしばらくお正月休みを頂き、11日(水)から通常開館致します。

☆瀬戸ノベルティは、そのふるさとである瀬戸市の官・業・民から忘れられることでその全貌の解明や魅力の掘り起こしがなされることもなく、衰亡の一途をたどってきました。瀬戸ノベルティは日本でも最大級と言えるほどの特筆すべき輸出アイテムでした。それにもかかわらず、瀬戸ノベルティについての本はほとんどありません。「こんなノベルティなど…」と言われてきた製品が実は当会にとってはとても貴重な製品であることも多く、そうしたものが市中のご家庭に、また倉庫などに眠っている製品も少なくなく、瀬戸ノベルティについての貴重な手がかりが埋もれていることも少なくないのです。そうした製品にお心当たりのある方、また、もう捨てようかなどと迷っている方がおられましたら、どうか当会へお知らせ下さい。また、当会へのご寄贈のご検討をお願い致します。瀬戸ノベルティは皆様からのご支援とご関心の高まりとともにその研究が深まっていきます。瀬戸ノベルティの再顕彰を行っているのはひとり当会のみです。本年もどうか、よろしくご教示をお願い致します。

〒489-0814 瀬戸市末広町 3-16 (末広町アーケード商店街内)
「瀬戸ノベルティ倶楽部」 
<携帯電話:> 090-6339-0791
<メール> setonovelty_club@yahoo.co.jp

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当会秘蔵の鳥のノベルティ

12月31日

☆来年は酉(とり)年です。新年に先立って当会秘蔵の鳥のノベルティをご紹介します。 


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*3年前に廃業したTK(テーケー)製陶所から当会が譲り受けた白生地の鳥のノベルティです。高さは約40センチほどあります。

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*明日、元旦は、また名門製の貴重な鳥のノベルティをご紹介します。新年もよろしくお願い致します。



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「瀬戸ノベルティ倶楽部」もお正月に向けて…

12月30日

☆当会の活動拠点『瀬戸ノベルティ俱楽部』は本日からお正月休みを頂きます、それに伴い、新年に向かって陳列窓の飾り替えを行いました。ご紹介します。 


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*『瀬戸ノベルティ俱楽部』↑

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*『瀬戸ノベルティ俱楽部』の陳列窓↑

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*↑最下段は「灯りのノベルティ」↓
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*↑下から2段目は「エイボンレディ」↓ 
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(↑頒布品としての寄託品も含まれています)

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*↑下から3段目は「ヘッドヴェース」↓(非売品です)
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(↑左端は深井三行<みゆき>さんの絵付け製品:当会への寄贈品)

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☆これらの製品は1月、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」の陳列窓に展示します。
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☆なお、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」はお正月休みを頂き、1月11日(水)から通常開館致します。ご了承ください。

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(↑瀬戸市末広町 3-16  末広アーケード商店街内)


☆コルベ神父のノベルティを手がけた原型師のご遺族から当会に資料がさらに寄贈されました。その原型師が仕事の合間に描いたという3舞の絵です。 

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(↑ジェームズ・ディーン↓)
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*確かなアーティストとしての才能の持ち主であったことが感じられる貴重な資料です。

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(↑コルベ神父のノベルティ)











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超レアな『ディズニーの自画像』のノベルティ。

12月29日
☆当会が収集している超レアな『ディズニーの自画像』のノベルティをご紹介します。 


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*あの有名なノーマン・ロックウェルの『自画像』のアイデアを取り入れ、気の遠くなるほど多くのパーツを取り付けた製品で、これほど手の込んだディズニーのノベルティは他にないかと思われます。
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*パーツの数が多いだけに生産コストも相当かかり、値段が高すぎ、そのために売れ残りも多く出たといういわくつきの製品だったそうです。当会がこのメーカーの関係者から2012年の廃業時、入手しました。

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*この製品は2017年1月、当「瀬戸ノベルティクラブ」に展示します。

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Sさんからの寄贈品をご紹介。

12月28日
☆アウシュビッツで餓死を強要されたカトリックの聖人・コルベ神父。そのノベルティを再び作られるSさんから当会へ3体の寄贈品がありました。ご紹介します。 

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(↑Sさんから27日に当会へ寄贈された3体の瀬戸ノベルティ)

*↓Sさんはカトリックの聖人・コルベ神父の瀬戸ノベルティを3種類作っておられました。
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*Sさんは「陶毛(とうもう)」と呼ばれる技法を瀬戸でいち早く手がけ、瀬戸ノベルティの生地メーカーとしての基礎を築きました「陶毛(とうもう)」と呼ばれる技法はどんな技法なのか…?疑問に思っていました。実は、当会が撮影した瀬戸ノベルティの製品の写真データを調べていて、その中にSさんが手がけた「陶毛」技法の製品の写真があったのです。ご紹介します。↓
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*次に、Sさんが昨27日、当会へ寄贈して下さった製品の一つ、ビスクの壁掛け(wall plaque)をご紹介します。↓
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*↑美しいレリーフで、原型師の確かな技が息づいている製品です。↓
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*↑次に、これもビスクの製品で、美しい貴婦人のノベルティです。
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*これも、「どこかで見たことのある製品だなあ…」と思っていました。当会はそれと知らずにこの製品と出会っていたのです。当会は2013年にその完成品を撮影していました。↓

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*当会の調査によれば、この製品は生地をSさんが手がけ、大手ノベルティメーカーのC社で焼成と絵付けが施され、1981年にアメリカへ輸出されたものであることがわかりました。この製品は、今もアメリカに残されています。

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*Sさんから当会へ寄贈された3体目の製品です。↓
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*“アールデコ”風のノベルティです。↓
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*「これも、どこかで見たことのある製品だなあ…」と思っていました。そして当会は、この製品を完成品として2013年に撮影していました。↓
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*当会の資料写真と比較してみて、今度Sさんから寄贈された製品の底を見て、この製品が同じ原型を用いたヴァリエーションとして「灯りのノベルティ」が作られていたことに気づきました。↓

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*底に小さなランプを差し入れて見ました。↓
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*当会は一つのノベルティメーカーの末路を映像記録することで、“陶都の野辺送りであろうか…”とさえ覚えた余りに哀しいその終焉を見送りました。↓
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*↑コルベ神父のノベルティを焼いたメーカーの解体風景(2016年9月に瀬戸の町から完全に消えました)↓
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(↑コルベ神父のノベルティを焼いた焼成窯)

*当会は、その解体記録を縁として美しい「灯りのノベルティ」と出会いました。それを幸いと呼ぶべきかもしれません。
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コルベ神父のノベルティが再び作られます。

12月27日
☆アウシュビッツで餓死を強要されたカトリックの聖人・コルベ神父のノベルティが再び瀬戸市で作られることになりました。 

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(↑カトリックの聖人・コルベ神父の瀬戸ノベルティ↓)
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*コルベ神父のノベルティはこれまでSさん(87歳)の発願により約600体が作られたそうです。

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*↑ノベルティを複数作るその母型とも言うべき「ケース型」と呼ばれる石膏型が瀬戸市内に残されていました。↓

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*最盛期、瀬戸市に300社以上あったノベルティメーカーは今、30社にも満たないほどに衰退しています。石膏型もそのほとんどが産業廃棄物として廃棄されてきました。そうした中で、聖人・コルベ神父の石膏型が残されていたことは思いがけない事実でした。

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*今日27日、製造を志すSさんからメーカーのL社にその「ケース型」が引き渡されました。L社はこれまでいろいろなノベルティを輸出用に作ってきましたが、今は、干支を中心に作っているそうです。
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*Sさんが今度作るのは千体で、完成は来年の2月頃だそうです。今日、Sさんから昔の話を伺いました。Sさんは15歳からノベルティの仕事に従事してきました。初め、磁器の小花を作る内職さんの家を回る仕事から始めました。やがて、「陶毛(とうもう)」という生地に特殊加工する仕事と出会い、その仕事を専門とするメーカーとして頭角を現し、瀬戸のノベルティ業界で確かな位置を築いたのだそうです。

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*Sさんの会社は、「泥漿(でいしょう)」と呼ばれる泥状の粘土を石膏型に流し込む「鋳込み」という作業をとおして生地(きじ)を成型し、それを窯屋さんへ納入する業者でした。コルベ神父のノベルティが見つかった会社は、その未焼成の生地を窯で焼く会社でした。

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(↑コルベ神父のノベルティを焼いた窯屋:今年9月、当会撮影)
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(↑コルベ神父のノベルティを焼いた窯:今はもうない)

*Sさんは鋳込んで程よく乾燥させた生地をリヤカーに積んで焼成する窯屋さんへ運びました。Sさんの工場は瀬戸市の郊外の、やや低地にあり、窯屋は離れた瀬戸市街にあったことから、Sさんは牛を飼い、牛にリヤカーを引かせて坂道を昇り、窯屋へ運んだそうです。昭和30年代、今から50年以上も前のことでした。Sさんの元の鋳込み工場はすでに物置小屋に変わっています。

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(↑Sさんの家:コルベ神父のノベルティを鋳込んだ元工場があった所)

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(↑残されていたコルベ神父のノベルティを作るケース型)

*コルベ神父のノベルティは典型的な分業で作られたのです。発注者はSさん自身、全体製作はM社、原型は原型師のKさん、泥漿鋳込みはSさんの会社、ケース型製作はM社、鋳込み型は?社、焼成はJ社、箱詰めと納品は全体製作のM社でした。

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*新年早々に製作が始まります。当会はその製作工程の一部始終をビデオで記録させて頂くことにしています。

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富士特殊紙業kk展示の「ルイ・イカール」を引き続きご紹介。

12月27日
☆富士特殊紙業kk展示の「ルイ・イカール」を引き続きご紹介します。 

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(↑瀬戸市暁町工業団地にある富士特殊紙業kk↓)
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(↑当会が瀬戸ノベルティを展示させて頂いているエントランスホール)
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(↑「ソファー」)
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(↑「ブーケ」)
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(↑「ミス・アメリカ」)
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(↑「ねえ、聞いてよ」)
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「ルイ・イカール」を富士特殊紙業kkに展示しました。

12月26日
☆当会は本日、瀬戸市暁町工業団地にある富士特殊紙業kkのエントランスホールに新年展示としてルイ・イカールのノベルティを陳列させて頂きました。
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*ルイ・イカールのノベルティは瀬戸ノベルティの中で今、最も高い評価を集めている製品です。ご紹介します。 


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(↑瀬戸市の暁町工業団地にある富士特殊紙業kk)

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(↑富士特殊紙業のエントランスホール)

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新年の展示は「ルイ・イカール」

12月25日
☆当会は瀬戸市暁町工業団地にある富士特殊紙業kkのエントランスホールに新年展示としてルイ・イカールのノベルティを陳列させて頂きます。ルイ・イカールはアールデコの女性を描いたアーティストとして知られ、その絵画をモチーフとしたノベルティは瀬戸ノベルティの中で今、最も高い評価と人気を集めている製品です。 


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(ルイ・イカール<1888-1950>の絵画にもとづく瀬戸ノベルティ製品)

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*ルイ・イカール(Louis Icart・1888-1950)はアール・デコを代表するフランスのアーティストで、妻のファニーをモデルにしたエッチング作品を多く発表していました。
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(↑エッチング作品を製作中のルイ・イカール)
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(↑ルイ・イカールの数多くの作品でモデルとなった妻のファニー)

*ノーマン・ロックウェルのノベルティが複数のメーカーによって作られていたのに対し、ルイ・イカールのノベルティは瀬戸のメーカーではただ一社、山国製陶で1980年代から90年代にかけて作られ、主にアメリカへ輸出されていました。その原型のほとんどを担当したのが原型師の故加藤さんで、加藤さんと鹿児島県から集団就職した女性見本絵付け職人Sさんとのコンビでイカールの数々の名品が作られていたのです。
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(↑イカールの原型を作った原型師の加藤さん)
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(↑イカールの見本絵付け職人だったSさん、カトリック修道女の絵付け風景)
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(↑Sさんが撮影した最盛期の瀬戸市街)の写真)

*イカールのノベルティは今、ほとんど入手できないほど評価の高い「伝説的名品」となっています。山国製陶も今はもうありません。
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(↑ありし日の山国製陶:2012年当会撮影↓)
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(↑ありし日の山国製陶のサンプル室:2012年当会撮影)

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(↑山国製陶の解体:2014年当会撮影)
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(↑山国製陶解体時、当会が廃棄物の中から収拾した作業場のプレート)

*山国製陶が解体された時、沢山の資料が廃棄されました。当会は社主の了解を得て、可能な限り多くの資料を収拾しました。それらの資料により、ルイ・イカールのノベルティについてもその輸出実態を把握することができました。製品の流通相場に高い関心を寄せる人でも、それらの製品について正確な情報を把握している人は関係者を含めてほとんどいないのです。↓
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*↑ルイ・イカールのノベルティのインボイス(出荷内容を記した資料)です。この資料から分かることは次のようなことです。
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*これは1987年の取引。この時のバイヤーはHamilton Gifts という会社で、アメリカ・フロリダ州北東部に位置するジャクソンビルという大都市に事務所がありました。
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*製品はフランス語で名づけられており、「Junesse(青春・1930年描)」「le Sofa(ル・ソファー)1937」などでした。
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(↑「青春」↓)
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(↑「ル・ソファー1937」:イカール1937年の作品です↓)
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*この資料によれば、この製品は1カートンに4体詰め。244体。1体の価格約18ドル、2000円ほどでした。今、この製品は5万円で取引されることもあるそうです。

*当会は次のような写真も入手しています。↓
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*↑これは加藤さんによる粘土の原型写真でした。↓
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*これは次のような製品として完成されました。↓
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*「パーフェクト・ハーモニー」という作品です。
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*左は「蘭(ラン)」という作品です。(右は「パーフェクト・ハーモニー」)
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*↑「蘭(ラン)」のイカールの原画です。次のような美しい製品に仕上げられていました。↓
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*イカールが描いた作品に“Enigma(謎)”という作品があります。そのノベルティは次の製品です。↓
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*そして、その原画は次です。↓
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*しかし、当会が収拾した資料の中にはイカールが描いた原画を新たに描き直した絵画も残されていました。↓
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*そして、描き直されたその絵には原型製作や絵付けにあたっての注意がメモ書きされていました。↓
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*↑1914年、第一次世界大戦が勃発した年に描かれたという「ブーケ」。1989年に作られたこの製品にも今、きわめて高い評価が与えられています。その製品作りにもその原型や絵付けの細部にいくつかの改善要求が寄せられていました。そのメモも当会は入手していました。↓
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(↑山国製陶の本社と工場があった場所の現在)

*当会は明日、富士特殊紙業kkでクリスマス製品からイカール製品への展示替えを行います。

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*この展示は富士特殊紙業kkの総務部へお問い合わせ頂ければ見学が可能とのことです。ただし、見学は新年に入ってからに限ります。

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(↑イカールの名品:カメラマン・故堀正雄さん撮影)

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コルベ神父のノベルティを作った人

12月24日
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(↑カトリックの聖人・コルベ神父の瀬戸ノベルティ:・コルベ神父はアウシュビッツ強制収容所で殺された人)
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☆クリスマスを前にした昨23日、当会はコルベ神父のノベルティを作った人に出会うことができました。その人は瀬戸市の郊外、小さな川のほとりに住んでいました。 
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*コルベ神父のノベルティはこの建物↑の中で作られていました。↓
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*この建物はかつてノベルティ工場で10人ほどの職人がノベルティの生地(きじ)を作っており、コルベ神父のノベルティは1983年にここで作られたのです。↓

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*コルベ神父のノベルティを作ったのは今年87歳になるというSさんで、この建物の中には初め作った頃の色のついた試作品も残されていました。
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(↑コルベ神父の肖像画)
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(↑マキシミリアノ・マリア・コルベ神父 

*コルベ神父は長崎の教会に赴任していたことがあります。ポーランドに帰ってナチスドイツに拉致連行され、アウシュビッツで拷問に会い、脱走の連帯責任として10人の処刑者が見せしめに選ばれたとき、妻子ある若者が必死で命乞いをした。神父はその若者の身代わりを申し出て飢餓室に送られ、餓死の刑を自ら受け入れて満47歳で亡くなったのです。このことは遠藤周作の小説『女の一生・第二部~サチ子の場合~』に詳しく書かれています。『女の一生・第二部~サチ子の場合~』は長崎に生きたクリスチャンのサチ子という女性が同じクリスチャンの若者を愛しぬいた物語です。二人は長崎に赴任していたコルベ神父のことを知ります。二人は「人、その友のために死す。これより大いなる愛はなし」というコルベ神父の残した言葉(聖句)に深く感動します。恋人の若者は軍隊に召集され、キリスト者として「人を殺す戦争」に大きな疑問を感じ、自ら特攻隊に志願して死んでいくのですが、その迷いと苦しみに満ちた心模様をアウシュビッツでのコルベ神父の受難と並行して書き綴ったのが遠藤周作の『女の一生・第二部~サチ子の場合~』という小説です。当会がコルベ神父の気高い精神を知ることになった得難い機縁もノベルティメーカーの解体という哀しい出来事の中でのことだったのです。

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*「友のために命を与える以上の大きな愛はない」、コルベ神父の残した言葉のとおり、コルベ神父はキリストその人の人生をなぞるように人生を全うした人だったのです。
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*↑Sさんが作ったコルベ神父のノベルティ。
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*Sさんの話から、当会がその消滅を詳細に記録したノベルティメーカーにその製作が下請けとして出されていたのです。その工場の窯も今年9月にすべてが消えました。↓
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(↑解体される前の窯場)
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(↑窯のそばにホコリにまみれて置かれていたコルベ神父のノベルティ)

*当会がコルベ神父のことを知ったのは、このノベルティ工場解体の様子を映像で記録し始めた2016年7月4日のことでした。

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(↑コルベ神父のノベルティを焼いた窯:解体直前の姿↓)
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(↑解体作業風景↓)
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(↑工場がすべて解体された後の風景)

*また、Sさんの話から、この像の原型を作った人(原型師)もわかりました。↓
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*図らずも、当会はこの原型師のことを取材していました。2012年、当会はその家族から遺品の寄贈を受けていました。↓
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(↑この原型師が使った道具↓)
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*↑コルベ神父のノベルティを作ったこの原型師が生前描いた絵も寄贈して頂きました。

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*また、このノベルティを複数作るための石膏型を作った人もわかりました。(右の人↑)

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*コルベ神父のノベルティを作ったSさんはノベルティメーカーの元経営者で自らもクリスチャンです。Sさんは作った像を教会を通じて信徒に寄贈したのだそうです。
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*初め作った茶色の像↑は色むらができやすかったため、結局、白のビスク↓で作ることになったそうです。
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*この会社の最盛期の写真も見せて頂きました。瀬戸で「山行き」と呼ばれる慰安旅行の写真です。↓
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*当会はSさんから、倉庫に眠っていたいくつかのノベルティを寄贈して頂きました。↓
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(↑何とも不思議な獣顔人身のノベルティです)
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(↑レフトンの製品でした)
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(↑ジョセフ・オリジナルの製品でした)
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(↑灯りのノベルティです)

*「『人、その友のために死す。これより大いなる愛はなし』というコルベ神父様の言葉ですが、私はそのコルベさんのように自分の命を他の人のために捧げるということなどとうていできそうにありません。…今、世界中に不幸が満ち溢れています。私は、コルベさんの気高い生き方と命がけの伝言を自分なりに噛みしめながら、自分に与えられた命を全うできれば、と思っているんです」、Sさんはこう語っています。そして、別れ際に、「私はこれからまた千体ほど作って全国の人々に寄贈したいと考えていて、その製作がもう始まっているんですよ…」と教えてくれました。当会は、できれば、その製作の記録も行いたいと計画しています。

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コルベ神父のノベルティのこと

12月23日
☆アウシュビッツで餓死を強いられた聖人・コルベ神父。
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*このノベルティも瀬戸の町で作られていました。そのメーカーはこの秋、全てが解体されて瀬戸の町から消えましたが、このコルベ神父のノベルティについて少しずつ分かってきました。

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*昨日、当会はこの製品を作った関係者とお会いすることができました。お会いしたのは瀬戸市のある教会↓でのことでした。
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*↑この教会にもキリストの誕生物語を立体化した“ナティビティ”が作られていました。

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*↑コルベ神父像を焼いた窯です。今年9月11日にすべてが解体され、当会はその様子を克明に映像記録していました。↓

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*当会がこの像と出会い、コルベ神父のことを知ったのは今年7月初めのことでした。解体されることになった焼成窯のほとりに偶然見つけたのです。↓
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(2016年7月初め:当会撮影)
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*ついに陽の目を見なかったという美空ひばりのノベルティ。↓
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*このノベルティを手がけた原型師がこのコルベ神父像の原型を製作したのだそうです。

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*コルベ神父像は信徒に贈られたそうです。

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*近日、この続報をお伝えする予定です。

★なお、当会は、来年度YouTubeを開設し、瀬戸ノベルティに関する動画や当会が収集した貴重なノベルティ、陶都・瀬戸をテーマにした音楽など興味深いオリジナルコンテンツをアップロードすることにしています。 

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ノベルティを描く鈴木敏夫さんの新作『希望の家』

12月14日
☆ノベルティの世界とその魅力を描き続けている鈴木敏夫さんが新作絵画『希望の家』を今日、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」に届けてくれました。 


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(↑ノベルティを描き続ける画家・鈴木敏夫さん)

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*↑鈴木敏夫さんが描いた新作『希望の家』
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*この地球に今年も暮れようとし、また新しい年が訪れようとしています。さまざまな悲劇や不幸の絶えないこの地球上に生きて、すべてのものの平和と幸福を祈らずにはいられないという思いに至った時…、

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*鈴木さんは↑この瀬戸製のノベルティ、↓

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*スヌーピーが出入りするやきものの家に灯る光に求めてやまない希望を見出したいのだそうです。
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(↑鈴木敏夫さんが描いた新作『希望の家』)
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*鈴木さんは来年早春、豊橋市でノベルティ絵画展を開催する予定だそうです。また、来年、当会は、瀬戸市でも鈴木さんのノベルティ絵画展を開催したいと思っています。



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アメリカで超人気のニワトリのノベルティ

12月13日
☆数十年経て今なおきわめて高い人気を集めるニワトリのノベルティ製品群があります。アメリカで半世紀も愛され続けているノベルティです。 

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*↑“Early Provencial Rooster and Roses”と呼ばれるきわだったデザインを特徴とする製品群です。↓

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(↑小皿)
Condiment Setew
(↑薬味セット入れ) 
EGG CUPds
 (↑卵置き) 
*これらのノベルティの製品群は1940年代から1960年代にかけての戦前戦後、三重県四日市市のあるメーカーで作られたもので、キッチン用品のものがよく知られています。

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(↑薬味入れ↓)
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*このマークは敗戦後の占領下、GHQより指定された企業名の略称だそうです。
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(↑SP・塩コショー入れ)
SALT PEPPER SHAKER WHANDLEds
(↑これもSP・塩コショー入れ)
CRACKER JAR Cracker Barreler
(↑クラッカー入れ)
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(↑取っ手付きサービングプレート)

*このメーカーはキッチン用品の他、きわめて可愛らしく擬人化された(anthropomorphic)製品もおびただしいバリエーションで作っていました。↓
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(↑当会収集品↓)
ミヤオか?1950s Vintage PY LEFTON MERMAID Fish Girl Ceramic Wasdll Plaque Hanging Set あ
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Details about Vintage Anthropomorphic PY, Japan, Wall Pocket, Pink Cala Lily Flower eeFace, VGC
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*この会社の熱狂的な愛好者がアメリカにいます。そうした女性収集家たちによりこの会社製のノベルティを集めた本がアメリカで出版されており、当会も田中荘子さんに頼んでその一冊を購入してもらいました。↓
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*この本はこれらのノベルティを“irresistible novelties”「逆らい難いほどの魅力に満ちた」製品、また、“adorable and exotic”「礼讃に値し、風変わりな」製品と形容し、明るく軽快で、しかも懐かしさに満ちた色調の製品を沢山掲載しています。
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(↑SP塩コショー入れ)
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(↑クッキージャー)
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(↑SP塩コショー入れ)
*これらの製品はレフトン、UCAGCO、ナプコやエネスコなど、アメリカの有名なバイヤーによって四日市市のメーカーからアメリカに輸入されていました。
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(↑同書掲載写真から:女性コレクターの“Rooster and Roses”コレクション↓)
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*これらは四日市市のメーカーの製品ですが、当のメーカーは自分の会社の製品が今も沢山アメリカに残されていること、それらが多くの愛好家によって今なお深く愛されていること、また、それらの製品が持ち主を換えて愛好家の間で売買交換されていることを知らなかったそうです。
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(↑辛子入れ)
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(↑wall plaque 壁掛け)
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(↑ジャム・ゼリー入れ)
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(↑サラダスプーンとフォーク架け)
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(↑ティーポット・クリーマー・砂糖入れセット)
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*こうしてみると、ノベルティが瀬戸市を中心に四日市市を含めた「伊勢湾岸窯業地帯」で作られていたこと、また、この“ Rooster and Roses”製品群のように、その価値と魅力が肝心な生産地に於いては“灯台下暗し”の状態に置かれていることを痛感します。特に海の向こうに渡ったノベルティのような産業については海の向こうでのリサーチと研究が不可欠であることを学芸員が深く自覚し、それを実現する効果的な方法を考究することが必要なのですが、そうした真にグローバルな研究の取り組みは瀬戸市でもほとんど行われていないようです。
*“ Rooster and Roses”の製品群は今、その在庫の大半が三重県四日市市博物館にすでに寄贈されており、その全貌を知ることは一般にはできません。それらの製品展示と研究成果の公開の実現が待たれます。

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「あかりとアロマのノベルティ」が朝日新聞に掲載されました!

12月13日
☆「瀬戸ノベルティ俱楽部」がある瀬戸市末広町商店街の『よろずや整体』という店で当会提供の「あかりとアロマのノベルティ」が灯され、癒やしの光に囲まれたリラクゼーション施術が季節限定で行われています。そのニュースが今日の朝日新聞に掲載されました。


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(↑今日13日の朝日新聞愛知県内版↓)
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(↑『よろずや整体』のある瀬戸市末広町商店街)
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(↑その店先にも当会提供のあかりのノベルティが灯されています)

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(↑『よろずや整体』の店内↓)
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*「あかりのノベルティ」はノベルティメーカーの倉庫に眠っていたものを当会が借用して展示しているもので、1970年代製です。透光性を持つ磁器製のため生地の全体が光ります。このような本体全体が光るやきもの製の灯りは日本では瀬戸だけのもので、かつてアメリカ中心に輸出され、常夜灯、子ども部屋、寝室などに広く使われました。また、施術室にはアロマの香気を放つノベルティも置かれ、いつもとは違ったやすらぎの雰囲気に包まれています。

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*「アロマのノベルティ」は「灯りのノベルティ」に“香り”というもう一つの特性を加えたノベルティです。「あかりのノベルティ」は多少熱を帯びます。このノベルティはその熱を放つ特性を活かしたノベルティで、製品に設けた凹部にアロマ液を入れ、点灯に伴って発生する熱がアロマの香気を蒸散させるというノベルティです。展示されているこの「アロマのノベルティ」は1990年代製で、すでにこのメーカーは廃業しています。

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*今、日本でも住宅の洋風化が進み、このような灯りのノベルティを欲しいという人が多くなっていますが、今ではほとんど作られていないため、需要に応えられていません。今の日本人にも間接照明を好む人が増えているようで、灯りのノベルティには新たな需要があるはずと当会は見ています。しかし、瀬戸のメーカーもこのようなあかりのノベルティの潜在的な魅力や埋もれた需要に気づかず、このような「あかりのノベルティ」そのものを知らない若い経営者も多く、「灯台下暗し」を当会は残念に思っています。もとより、こうしたあかりのノベルティを量産できる企業も少なくなっているのですが…。

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*当会は「あかりのノベルティ」は衰退極まる瀬戸窯業再生の一つの糧ではないかと考えています。また、『よろずや整体』の長江正孝さんは衰退極まる商店街の再生を願ってオンリーワンの整体店となることを願っています。年末限定の癒やしの光に包まれたこのリラクゼーションは“陶都の再生”と“商店街の再生”をともに願う試みなのです。

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(↑13日の朝日新聞記事)
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*「よろずや整体」のこの試みは年内限定、 予約制により施術を行っています。 ☎090-1728-3520  ☎0561-76-6645

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“アップサイクル”としての『花華(はなはな)アート』

12月12日
☆NHKテレビ「サキドリ」という番組で“アップサイクル”という言葉を知りました。“ユース”“リユーズ”“リサイクル”は耳にしていましたが、“アップサイクル”という耳新しい考え方を知り、当会の試み『花華(はなはな)アート』も“アップサイクル”の一つなのだと気づきました。 

   
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*↑当会の女性チームが創作したクリスマスリースです。↓
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*↑毛糸のボンボンを連ねて環にしたリースに瀬戸ノベルティに使われてきた磁器の小花を飾り付けています。↓
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(↑「ノークレスト」というバイヤーの製品で瀬戸で作られたもの)
*↑「磁器の小花」は瀬戸ノベルティの人形などに沢山使われてきました。↓
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*しかし、円高で輸出が停まり、瀬戸ノベルティが作られなくなってからは廃棄されるか、倉庫の中でホコリに埋もれてきました。↓
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*「磁器の小花」は一つ一つ手で作られたり、型に入れたりして作られてきました。専門の“花屋”さんもいたのです。あるものは会社の中で、あるものは外注で、あるものは内職で作られてきました。
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当会は「素敵な磁器の小花が使われないまま忘れ去られていくのは勿体ない」と考え、ノベルティとは別の形で生き返らせることができないかと話し合いました。そして、いろいろなアイデアを出し合った結果、“花をもう一度華開かせたい”との願いから『花華(はなはな)アート』と名前づけた新しいやきものアートを生み出したのです。

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(↑フレームに入れた花華の作品↓)
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(↑白板に飾りつけた装飾品)
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(↑小さな帽子に)
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(↑メモスタンド↓)
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*当会は「瀬戸ノベルティ俱楽部」の中で、また、せともの祭や招き猫祭などで沢山の人たちにこの『花華アート』を楽しんで頂いています。
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(↑瀬戸ノベルティ俱楽部↓)
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(↑500円で体験でき、お持ち帰り頂くことができます)
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*この『花華(はなはな)アート』はささやかであっても“アップサイクル”の一つの取り組みではないかと当会は考えます。

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*今、必要なのは、リサイクルやリユーズを超えてモノの新しい価値を掘り起こす“アップサイクル”の発想ではないかと考えます。そこに、瀬戸窯業再生の一つの糧や具体的なヒントがあるのではないか、と思っています。


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ニワトリのノベルティいろいろ

12月11日
☆来年の干支は“酉(トリ)”。そのニワトリをモチーフにした作品展が尾張瀬戸駅近くの「Art-Set(アートセット)スタジオ」(瀬戸市栄町)で開かれています。題して『アートでびっくり!干支セトら(酉)展』。 年内は25日まで、金・土・日のみ開館。

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*元布団屋さんだったという家をアートスタジオに改造した所だそうです。
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*そこに展示されている作品の数々。↓
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*そして、この作品。↓
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*↑安達章さんの作品です。安達さんはケネディ大統領のSP(塩コショー入)の原型を作られたやきものアーティストです。

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*↑ケネディ大統領のSPは安達章さんが昭和30年代末、ノベルティメーカーの原型師をしていた時代に原型を手がけたもので、オキュパイドジャパンコレクターズクラブの田中荘子さんがアメリカに埋もれていたものの一つを当会へ里帰りさせてくれたものです。安達さんは単純な量産型製品を製作する仕事に飽き足らず、長い時間の中で命を持ち続ける作品の創作を続けています。

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(↑安達さんの新しい壁掛けの作品↓)
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*安達さんはニワトリという動物個体の中にある“イノチノカタチ(命の形)”を見事に抽出して作品に結晶させています。
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(↑安達章さん:右は安達さんの作品・ネズミ)
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(↑安達さんの壁掛けの作品・サル)
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(↑安達さんのイノシシの箸置き)
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(↑安達章さんの作品・折鶴)

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*作家として安達さんも毎年干支の作品を作り続けていますが、「干支だから正月だけ飾って後はしまってしまうというのではなく、一年中飾って楽しんでもらえるような息の長いものを私は作りたいと思っているんです」と語っています。
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※『アートでびっくり!干支セトら(酉)展』は、今年は前半として25日(日)まで開催。 来年も後半として1月6日(金)から22日(日)まで行われます。ただし、開廊は金・土・日の三日間のみとのことです。尾張瀬戸駅から徒歩5分です。
*お問い合わせは ☎ 0561-83-0484(開廊日のみ対応)



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ある外国のアーティストの作品

12月10日
☆瀬戸のノベルティはかつて多量・多品種、安価という指標で世界へおびただしい量の製品が売られていきました。しかし、そうした時代は遥か過去の時代のものとなり、今では、真にデザイン性豊かで個性的な製品しか振り向かれなくなっている時代のようです。 


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*当会はそうしたデザイン性豊かな作品としてこのような鳥の作品があることを知人から教えられました。 

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*↑これは、外国のあるアーティストの作品なのだそうです。

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*↑これは、今年83歳になる元ノベルティ原型師の角谷信吉さんが絵付けを施した作品で、「にわとりカーニバル」と名づけたノベルティです。
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*白生地は、会が廃業したあるノベルティメーカーから譲り受けたものです。その白生地に角谷さんが夢のようなニワトリを作りたい、とありえない色のニワトリに絵付けしたのです。勿論、非売品ですが、譲って欲しいという人が後を絶ちません。
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“こち亀”の町で出会ったアロマ関連ノベルティ

12月9日
☆40年前の1976年に連載が始まり、今年連載が終わった人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。そのふるさと、東京・葛飾区亀有に行ってきました。田中荘子さんの「オキュパイドジャパン展」を藤沢市に訪ねた翌日のことです。


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(↑東京・葛飾区亀有駅前↓)
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*↑主人公の両津勘吉の像が出迎えてくれました。
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*駅前のスーパーに入ってアロマ関連商品が売られている店を覗いてみました。瀬戸ノベルティでアロマ関連の商品がいろいろ作られていると聞いていたからです。↓
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*↑季節柄、クリスマス関連の商品が売られていましたが、中国製のものでした。瀬戸でもかつてはこうしたサンタマグは沢山作られていたものですが…。

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*↑今、アロマが人気とのことで、やきものと組み合わせた香りの関連商品がいろいろ並んでいました。↓
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*↑灯りのランプ式製品で、製品の上部に容器があり、その中にアロマ液を入れ、アロマの香気が発生する商品でした。↓
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*これらの製品はどれも中国製でした。瀬戸のノベルティも比較的安価な中国製に駆逐されている実態が垣間見えました。

そして、偶然、この店に瀬戸のメーカーR社の商品が並んでいることにも気づきました。↓
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*このR社はノベルティの有名なメーカーの一つですが、最近とみにやきもの製の商品が売れなくなってきていることから他の材質の製品に生産をシフトしているそうです。このR社が、透明の容器に香料を沁みこませたジェルを入れ、底部に小さな電池を配置して発光させ、その微熱で香気を蒸散させるという製品を手掛けており、よく売れているそうです。
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*「今は特にやきものが売れない時代なんです。世界的な傾向なんですよ。私たちも従業員がいますし、生きていかなくてはならないんです…。ノベルティで生きてきた私たちとしても残念なことですが…」。R社の社長はそう呟きます。

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(↑すべてが廃棄されたR社の石膏型)

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クリスマスノベルティの歳月…

12月9日
☆「瀬戸ノベルティ俱楽部」にやきもの製のクリスマスツリーオーナメントがお目見えしました。

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*当館に飾っているのは瀬戸のノベルティメーカーで作られていたもので、当会が埋もれていた在庫や工場の解体時に譲り受けたものです。
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*↑このノベルティオーナメントはすでに今はない瀬戸ノベルティメーカーの製品でした。↓
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*この製品↑を作った会社のありし日の姿です。↓
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(↑サンプルルーム:工場解体の後、すべての製品が散逸しました…)

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(↑すでに今はない瀬戸ノベルティメーカーの製品↓)
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(↑これらの製品を運んだ輸送船:同社から廃棄された資料を当会が収拾したもの)

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(↑昭和38年秋の同社の慰安旅行:同社から廃棄された資料の中から当会が譲り受けた写真)
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(↑同社の社員寮:九州からの集団就職寮生が多く住んだ場所:当会撮影)
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(↑寮の部屋に残されていた鹿児島県出身寮生の“遺品”:当会撮影)
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(↑同社の社員寮解体の様子:2014年1月13日当会撮影)
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(↑すべてが解体された同社の本社社屋と工場跡:2014年3月29日当会撮影)

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(↑この会社の工場跡の現在の姿)

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(↑同社の“遺品”:当会収集品↓)
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※当会収集品のクリスマスのノベルティには「陶都瀬戸」の栄枯盛衰が際立って垣間見えます。当「瀬戸ノベルティ倶楽部」のある末広町商店街でも、瀬戸のやきもの製ノベルティやオーナメントを飾っている店は当倶楽部の他にはほとんどありません。地元の人たちも「瀬戸がノベルティの発祥地であり、ノベルティの聖地である」という認識はほとんどないようです。暗い「灯台」元を照らす灯はなかなか見い出せないままなのです。

*当「瀬戸ノベルティ俱楽部」前の今の様子です。↓
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(↑ジョセフ・オリジナルの天使・N.ロックウェルのサンタクロース↓)
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(↑あかりのノベルティ↓)
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(↑両脇はジョセフ・オリジナルの天使)
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ヨン・バウワー(JOHN BAUER )のノベルティ

12月8日
☆スウェーデンの画家・ヨン・バウワー(JOHN BAUER )のノベルティを改めて間近で撮影させて頂く機会を得ました。


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(↑スウェーデンの画家・ヨン・バウワーのノベルティ)

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(↑ヨン・バウワーの絵↓)
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(↑ヨン・バウワーの絵に基づくノベルティ:瀬戸のノベルティメーカーの製品)

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*ヨン・バウワーはスウェーデン王立アカデミーの会員にも推挙されるほどの有能な画家でしたが、スカンジナビア半島に伝わる民間伝承やお伽噺、また、ラップランドに住み、“Sami”と呼ばれる原住民との衝撃的な出合いを経てその独特の画風を創出していった人でした。
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(↑森の中のヨン・バウワー<JOHN BAUER >)
*ヨン・バウワーの絵画はスウェーデンを重要な舞台としていました。その風土には、また“GNOME(ノーム)”という小さな妖精も住んでいました。瀬戸では欧米系のサンタクロースなどのノベルティ生産がほぼ終わっているのに比べ、GNOME(ノーム)の需要が今も瀬戸のメーカーに寄せられているとのことです。↓
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*スウェーデンの画家・ヨン・バウワーの絵画に基づいたノベルティ。その独特の芸術世界は日本のアイヌやアメリカのインディアンの自然観や生命観をも連想させるものが漂っています。
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(↑ヨン・バウワー(自画像):スウェーデン大使館のhpから)

*ヨン・バウワーはラップランドへの旅の翌年、スウェーデン王立アカデミーを去り、名刺にはただ「アーティスト(Artist)」と記し、創作活動を続けました。そのヨン・バウワーは36歳の時、水難事故に遭遇し、悲劇的な死を迎えました。

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*当会はこのヨン・バウワー(JOHN BAUER )のような人のノベルティと出会い、つくづく瀬戸ノベルティの世界の奥深さというものを痛感しました。当会の研究によって瀬戸のノベルティが80余ヶ国へ輸出されていたことがわかっています。そして、瀬戸のノベルティは数えきれないほどの町や地域へ買われていきました。しかし、このヨン・バウワーのような人の存在は予想もできませんでした。瀬戸ノベルティは地球上の自然風土のみならず、人間精神の多様な営み、人生の諸相に改めて気づかせてくれるのです。瀬戸ノベルティは人間やその人生、地球とそこに生きる生命や宇宙観に分け入る素晴らしい百科図鑑と言えるのではないかと思われてきます。

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*瀬戸のノベルティは世界に誇るべき「やきものという産業文化遺産」です。しかし、瀬戸市は官も業も民も、ノベルティという産業を文化的に十分に考察することも、ノベルティの孕む大切なメッセージを十分尋ね歩くこともせず、滅びの一途をたどる衰退を無関心と忘却とで見送ってきたのです。その背景には何と言っても、ノベルティという素晴らしいものを生み出してきた「陶都の誇りの喪失」があり、その「誇りの喪失」こそが深く問い直されなければならないのでしょう。当会は、瀬戸のノベルティの衰退は円高という外的要因によるものであるのみならず、そうした瀬戸官民業の「陶都の誇りの喪失」によるものでもあると考える他ないのです。

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*ヨン・バウワーのお気に入りだったのが“Humpe”だったそうです。“Humpe”はスウェーデンの小さな妖精で、やさしい気質の持ち主、人間世界の明るい面を好み、目はアーモンド色、.獅子鼻、ローマ神話に出てくる ファウヌス(森林の神で上半身は人間、下半身はヤギ)のような赤い髪の毛を持つ存在だそうです。
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オキュパイドジャパン~田中荘子コレクション展、開催中!

12月6日
☆田中荘子さんのコレクションを展示する『海を渡ったオキュパイドジャパンのものたちー田中荘子コレクション展―』が今、神奈川県藤沢市高倉の「湘南くじら館(スペースkujira)」で開催されています。

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(↑「湘南くじら館(スペースkujira)」↓)
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(↑「湘南くじら館(スペースkujira)」の入り口)

*田中荘子(たなか・しょうこ)さんは当会会員でアメリカ・カリフォルニア州在住。“オキュパイドジャパン製品”を一万点も収集されており、「オキュパイドジャパン・コレクターズ・クラブ」の代表です。

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(↑田中さんがアメリカから里帰りさせた製品)
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(↑準備作業にあたる田中荘子さん)

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*↑SP(塩コショウ入れ)です。↓
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*これは瀬戸で作られた製品です。↓
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*この裏印から、これは今はもうすでにない瀬戸ノベルティの最大手「丸利商会」の製品であることがわかりました。
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*↑これも瀬戸製でした。↓
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*↑「石華園(せっかえん)」というメーカーの製品です。↓
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*↑“KW”と読めます。今年春、その工場跡の遺構であるゴルフ練習場も解体されました。

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*↑「瀬栄陶器」の製品です。

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*↑丸山陶器製ノベルティの逸品です。↓
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*製品が作られていた占領下当時、製品の破損を防ぐため、梱包材としてモクメン(木綿・木毛)と呼ばれる木屑が用いられていました。この製品はその頃の息遣いが感じられる好例と言え、荘子さんが決して手放さない逸品です。
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*その他にも、箱入りの製品が展示されています。↓
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*このような箱入りの製品はアメリカでもあまり多くは残されておらず、田中さんの真摯な研究姿勢が伺われます。

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(↑占領下<1947~1952>にこんな素晴らしいノベルティも作られていました:非売品↓)
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*↑この裏印から名古屋市にあった守山陶器の製品であることがわかります。
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*↓カップ&ソーサーやトビーマグなど、また、占領下の日本を紹介した書や布製品も展示されています。
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(↑田中荘子さん)
*田中荘子さんはこれまで幾度か日米間を往き来してオキュパイドジャパン展を開催してこられました。当会は、来年、瀬戸ノベルティのビデオドキュメントを制作しますが、その中に田中荘子さんのオキュパイドジャパンに寄せる想いをご紹介したいと思っています。田中さんは当会のインタビューに次のように応えてくれました。
「“占領”と聞くと皆さんの中にはネガティブな思いで受けとめる人がいます。私はそうした人たちに色眼鏡をかけずにまず見て頂きたいと思うんです。色眼鏡をかけずに、おひとりお一人がこうしたものをまず見て、そして感じることから始めて頂きたいと思うんです。私が収拾したオキュパイドジャパンの製品には陶磁器製品の他に、布製品や紙製品、プラスッティクや金属製品などいろいろな素材のものがあります。そうした一つに『JAPAN  TODAY(今日の日本)』という本があります」。↓
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「その本には占領下当時の日本の様子が紹介されているんです。その中に昭和22年の鎌倉の海水浴の写真が載っています」。
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「戦争が終わって本当によかった、という心からの安堵感が生き生きと伝わってくるような写真ですよ戦争で沢山のものを失った。でも、後ろばかり向いていてはいられない。生きて行かなくちゃいけなかったんです。こうした写真からは、生きていこうというエネルギーさえ感じさせられるんです。希望を感じさせられ、元気をもらうんですよ。そした時でも、人間が生きていく上で楽しい物、美しい物、心が癒されるような物を作って輸出し、それで自分たちの暮らしも立て直していく…。そんなモノづくり再開へのエネルギーのような時代の気分や息吹きが感じられんです。そう、私はオキュパイドジャパンの製品を見つめると、当時の日本人の未来を信じ望む希望というようなもの、当時の日本人の原点が見出せるような気がするんです…」。
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*『海を渡ったオキュパイドジャパンのものたちー田中荘子コレクション展―』は12月11日(日)まで。展示製品にはお買い求め頂くことができるものが多いそうです。お問い合わせは 「湘南くじら館」へ: 電話 0466-47-2946 
*この項の紹介には会場の 「湘南くじら館」さんのフェイスブックの画像もいくつか使用させて頂いています。感謝を申します。

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(↑wall plaque : 壁掛けのノベルティ↓)
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丸山陶器製の天使のノベルティ

12月5日
☆天使コレクターのSさんへ。当会が撮影した丸山陶器製の天使のノベルティをご紹介します。ある所有者から拝見させて頂いたもので、約半世紀も前の秀品です。


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*高さ約10センチほどの小さな製品ですが、表面に木の葉や花びらが浮き上がっています。

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*木の葉や花びらの小片が貼花と同じような技法で一つずつ型で鋳込まれ、表面に張り付けられているのです。実に細かく手をかけて作りあげた逸品です。

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*これほどこころを籠めて丁寧に作り上げた天使のノベルティをあまり見たことがないように思われます。

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アールデコ風なデザインのニワトリのノベルティ

12月4日
☆アールデコ風なデザインのニワトリのノベルティをご紹介します。

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*これらは昭和55年(1980年)に瀬戸市で作られ、輸出されたノベルティです。

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*↑すでにない長江陶器という会社から当会に寄贈されたノベルティです。↓
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*↑「ノークレスト」という商社が発注したノベルティです。↓
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*これも今はもうない「本地陶業」というメーカーの鳥です。↓
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*↑口が開いています。
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*これは水差しでしょうか?
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*↑これは今年3月、名古屋の陶磁器専門商社から当会へ寄贈された鳥のノベルティです。↓
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*メーカー名は分かりません。
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