アーカイブ :2016年10月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2016年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年11月

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解体されたノベルティメーカーは丸山陶器の…

10月31日
★一夏をかけて解体され、整地が終わったノベルティメーカー。

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*以下は、その会社のありし日の姿です。↓
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*この会社は主に丸山陶器の生地を外注生産していた会社でした。
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*↑在りし日の焼成窯もすべて解体され、今は姿形もありません。
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*↑この会社が解体される前、丸山陶器から受注した製品の帳簿が残されているのが見つかり、当会が頂きました。↓
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*そして、その製品も見つかりました。↓
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*↑倉庫の2階に丸山陶器に納めた製品のサンプルなどが残されていました。↓
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*↑「手の仕上注意」と書かれています。量産化する際、パーツを本体に取り付ける時などの作業上の注意書きのようです。

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*丸山陶器は後に仏像も作るようになっていました。
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*↑丸山陶器はこうした製品も作っていました。SP、塩コショウ入れでした。↓
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*「エリザベス・アーデン」というアメリカの化粧品メーカーの製品です。これも丸山陶器が製作していました。↓
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*解体された倉庫で丸山陶器が作ったニワトリのノベルティも見つかりました。
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*これらの製品を作った社員の写真も見つかりました。↓
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“瀬戸ノベルティの聖地”丸山陶器。

10月30日
★当「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」は“瀬戸ノベルティの聖地”と言える丸山陶器とつながる唯一の団体です。来年も当会は同社と共同で『丸山陶器特別見学会』を二回程度開催する予定ですが、今回同様、一般公開は行いません。当会からご案内する方々のみが見学できる限定的公開となります。

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*↑ここに掲載する写真は今回、同社関係者から提供された丸山陶器最盛期に写されたものです。↓
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*元社員の話では最盛期、従業員は300人もいたとのことです。
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*当会は同社で働いていた元社員の方々もご招待しました。その中にこの見学会の運営に参加して下さった方もありました。
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*今回の特別見学会は前社長・加藤豊氏の7回忌を機に開催が実現したものです。
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↑今回公開した同社併設のギャラリーです。↓
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*このギャラリーは豊氏が生前に夢見ていた限定的公開を前に、見やすく目が疲れないような照明、反射を押さえる展示板など、良質な展示環境を最大限心がけて豊氏が改造されたもので、2007年、瀬陶工結成50周年記念の時以来、2度目の公開となりました。
左伊藤市長&右前田d
(↑陶土研究の専門家・前田武久氏の説明に聞き入る伊藤保徳瀬戸市長:左)

☆当会が今回、「丸山陶器特別見学会」を催したのは次のような主旨からです。当日、おいで下さったお客様に当会が配布した“御挨拶”文をご紹介します。
「丸山陶器の前社長・加藤豊氏が2010年(平成22年)9月に65歳で亡くなって今年、7回忌を迎えます。豊氏は生前、瀬戸ノベルティの復権と再評価を志す当「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」の思いに共鳴され、当会の会員として名を連ねてくれました。ノベルティ生産の高みをきわめた丸山陶器は昭和の終焉とともにノベルティ生産を終えましたが、豊氏は同社の3代目社長として「丸山陶器の遺産」をどのように名誉ある形で受け継いでいくべきかという重い課題を背負いながら当会の活動に加わってくれました。豊氏は事務所棟2階の商談室を兼ねたサンプル展示室をギャラリーに改造して同社の製品を公開し、同社の歩みや卓越した技術を見てもらおうと考えていました。
当会の研究により、瀬戸のノベルティは世界の80余もの国々に輸出され、日本から輸出されたやきものの中では最大級のアイテムであったことが分かってきました。瀬戸ノベルティの歴史は丸山陶器に始まり、丸山陶器からいくつかのメーカーが派生、300社を越えるメーカーが林立してノベルティ産業は1970年代後半に最盛期を迎え、瀬戸の町に千余年の窯業史上最大の繁栄がもたらされたのです。
2010年9月、当会は活動拠点を置く瀬戸市末広町商店街で「ノベルティ・アーケードin 末広」を開催しました。その会場に足を運んでくれた豊氏は「丸山陶器もこれからミュージアムを始めたいと思うので、力を貸してください」と当会事務局長の肩をたたいて囁かれました。豊氏が急逝されたのはその数日後のことでした。丸山陶器は豊氏亡き後もその遺志を引き継いでいく意向を示され、当会はその思いを受けて同社との交流を深めてきました。そして7回忌を機に、亡き豊氏の遺志を受け継ぐ一歩として今回の特別見学会を開催するに至った次第です。
丸山陶器が量産型の生産システムを確立したのは今から約百年前のことです。創業期、興隆期、最盛期、オイルショックや円高による苦難の時期を経て丸山陶器は1989年(平成元年)に工場を閉鎖しました。同社には1931年(昭和6年)に建てられた事務所棟の他、創業者・山城柳平氏、先代の加藤龍蔵氏の暮らした木造二階建住居も残されており、丸山陶器は陶都に於いて比類のない“瀬戸ノベルティの聖地”となってきました。当会は、これからも同社と協力しながら陶都再生への可能性を示唆してやまない丸山陶器の精華を見つめ、「これこそせともの」と言うべき瀬戸ノベルティの真価を掘り起していきたいと考えています。
2016年10月吉日  「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」 (展示室の撮影はお断りします)」。

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*このギャラリーは丸山陶器のサンプル室や応接室に使われていた部屋でした。ここが応接室であった頃、同社を表敬訪問した大相撲力士がいました。1960年代に活躍した開隆山(かいりゅうやま)です。
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*↑大相撲力士・開隆山が丸山陶器を訪れたのは昭和40年のこと。この写真には当時の事務員、経理課員、原型師が関取とともに写っています。この中の社員の一人がこの写真を保存しており、わざわざお持ち下さって当会に提供してくれたものです。
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*開隆山は東京オリンピックの行なわれた昭和39年に関脇まで昇りましたが、丸山陶器を訪れた翌40年には西前頭に落ち、昭和43年に引退しました。
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(↑写真の裏には「海隆山」と書かれていますが、「開隆山」の書き誤りでした)
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*↑ギャラリーには故加藤豊氏が心血を注いで製品化したレノックス(Lenox)シリーズの名品も展示されています。↓
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*↑「プラザ合意」が行われ、一気に円高が昂進していった頃に作られた「スリーピング・ビューティー(眠れる森の美女)」。この製品に絵付けを施していた人の一人からもその頃の写真が当会に提供されました。↓
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(↑~当会入手の写真↓)
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(↑「ラ・パンゼル」: ↓この製品の梱包風景・当会入手の写真)
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(↑「スノー・クィーン」: ↓この製品の絵付け風景~元職人さん提供)
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*当会の活動にあたたかな理解を寄せてくれている人にMさんという識者がいます。京都大学などでも講演をされているというMさんの考え方に当会はいたく惹かれています。「今、町おこしが全国で盛んに行われていますが、煎じ詰めれば、他から“憧れられる度合い”、それは“憧れん度”と呼ばれていますが、その町に全国的に見ても高い“憧れん度”というものがあるかどうか、ということが肝心なことだと思います。この瀬戸市を見ても、瀬戸市で一番高い“憧れん度”を持つものはこのノベルティを措いて他にありませんよ。それなのに、この瀬戸市のノベルティへの無関心は一体、どうしたことでしょうか…?」。Mさんの考え方はまさに卓見です。「瀬戸市のノベルティへの無関心」、それは、瀬戸の官業民にわたる無関心であり、「陶都の誇りの放擲」という他ありません。

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*↑丸山陶器作「ダイアナ妃」。製作されたものの、輸出されなかったという“幻のダイアナ妃のノベルティ”の傑作です。
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(↑丸山陶器の創業者・山城柳平氏=当会入手写真)

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*↑ギャラリーに飾られている丸山陶器創業時1917年(大正6年)の写真で、店舗兼住居。当時は「山城柳平商店」と言い、住所は薬師町。瀬戸川沿いにあり、当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ倶楽部」のすぐそばでした。ここに開業してから来年100年になります。
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*↑昭和25年、昭和天皇の末弟で27日に亡くなった三笠宮の兄・高松宮も丸山陶器を見学されました。

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洋食器会社の解体がまた始まります。

 10月29日
★まもなく洋食器会社N社の工場の解体が始まります。今の瀬戸には「陶都衰退」の淋しい話題しか見出せません。

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*この会社はすでに生産営業を終えていますが、このほど工場の解体が決まったとのことです。
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*このメーカーはアメリカ、ヨーロッパ、中近東などへ洋食器を輸出していました。立派なトンネル窯が残されていますが、それも解体されます。
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*↑これは先に解体された別の洋食器工場の写真です。↓
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*↑すでに解体されてしまったトンネル窯のありし日の姿です。↓
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*瀬戸の町はひたすら「陶都消滅」への途を歩んでいるかのようです。

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『瀬戸物語』、白雪の酒蔵レストラン、若冲の錦市場、そして哀しいわが瀬戸…。

10月26日
★兵庫県伊丹市に行ってきました。『瀬戸物語』に会うためです。
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*公益財団法人柿衛文庫(かきもりぶんこ)で11月3日まで開かれている「歩く詩人ーワーズワスと芭蕉ー」で展示されている『瀬戸物語』と題する陶磁作品と会いに行ったのです。昨年、瀬戸市での“アーティストinレジデンス”で創作活動を行った陶磁アーティストのChristopher McHugh(クリストファー・マキュー)さんの作品です。 

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(↑クリストファー・マキュー作 『瀬戸物語』:図録から画像を転載↓)
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*↑今年、8月4日、当会の案内によりノベルティメーカーの解体現場を訪れたマキューさん↓
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(↑マキューさんがノベルティ工場の跡地などで拾い集めたもの)
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*「マキューの作品は、芭蕉とワーズワス双方に見られる世の儚さや人の記憶といったテーマにテーマに呼応している。マキューの作品は、ワーズワスと芭蕉の句(に流れている思想)を基にして作られた。…『瀬戸物』と『物語』の二重の意味を持たせて、作品を『瀬戸物語』と題した」(同展の図録から一部の文を引用)。
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*マキューさんは瀬戸のやきもの工場や解体された跡地をめぐっては拾い集めたノベルティのかけらや破片、磁器の小花などを添えて作品を作り上げました。
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(↑マキューさんが作品に添えた磁器の小花:当会の案内で訪れたメーカーで)
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*この展覧会では展示作品の撮影が許されていません。ですから、このブログに掲載させて頂いた作品の画像は同展の図録に掲載されているものです。しかし、実際に展示されている作品の上面(写真↑)には瀬戸でマキューさんが今年の夏に収拾した下のような“手活(てかつ)人形”の手足や小花などが添えられています。↓
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(↑“手活(てかつ)人形”↓)
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(↑マキューさんが瀬戸の町で拾い集めた手活人形のイメージ:当会の収集品)
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*作品に焼きつけられている「佐久間」という文字。↑
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*↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」の近くにある壊れかけた家。この家が元「佐久間薬局」でした。↓
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*クリストファー・マキューさんの作品には“滅びへの予感”が脈打っています。当会の案内でノベルティメーカーの解体現場を訪れたマキューさんが口にしたのは「夏草や つわものどもが 夢の跡」という芭蕉の句でした。彼は流暢な日本語で次のように語りました。「このままでは、瀬戸市はやがてやきものの町ではなくなり、“昔、やきものの町であったという遺跡の町”になる日が来るかもしれないです。大切なことは、“瀬戸市は昔、やきものの町だった”という遺跡にしてしまうというのではなく、今まさにマチナカにある窯そのものを守ることではないでしょか?…」。
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*「まちがまるごと美術館」とか「フィールドミュージアム」といった標語を掲げ続けてきた瀬戸市。
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*↑当「瀬戸ノベルティ倶楽部」に貼られているポスター、これは瀬戸市観光協会が製作したポスターです。↓
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*「まちがまるごと美術館」というこの標語を今、誇らしげに語れる瀬戸市職員は一体、どれほどいるでしょうか?とりわけ文化行政や観光行政、また産業行政を担うスタッフは、クリストファー・マキューさんの作品作りの姿勢やその作品が語りかけるメッセージをどのように受けとめることができるでしょうか…?
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↑瀬戸蔵に貼り出されている幕。瀬戸蔵という施設は「まちをまるごと収蔵する」施設なのだそうです。しかし、瀬戸蔵の実際は「陶都衰退」の中ではじき出されてきたもの、いわば陶都の“遺品”や“形骸(むくろ)”の収蔵倉であるかのような“死に蔵”になってきたように思われてなりません。大切なことは、廃業などに伴って寄贈される品々を収蔵する蔵というのではなく、ハコモノには収蔵せずにマチナカで「陶都の実態」が維持保存されるような拠点施設としてのあり方を真摯に考究すべきではないだろうか、当会はそう考えます。
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(↑今夏、クリストファー・マキューさんが訪れたノベルティメーカーの解体現場)
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(↑彼が見たノベルティメーカーの痕跡はすべて消え去りました…)
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(↑小さな飾り壺と…)
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(↑何かの人形の足が埋もれていました…)

★『瀬戸物語』と出会った後、伊丹市の歴史と文化にも触れました。伊丹市のアイデンティティと言えば銘酒『白雪』です。会場の柿衛文庫のすぐそばにその醸造元である小西酒造の蔵を改造したレストラン「長寿蔵」がありました。

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(↑酒蔵を改造したレストラン「長寿蔵」)
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*そこでのひとときはとても印象深いものでした。そこでも瀬戸市のあり様にいたく考えさせられるものがあったのです。 
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*↑酒蔵を改造したレストラン「長寿蔵」の店内です。酒蔵を改造したという雰囲気がとても素敵でした。↓
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*↑日本酒だけでなく、会社独自の地ビールも製造していました。↓
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*↑豊かな関西文化の雰囲気に満たされて思わず4種の試飲セットのビールを頂きました。
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*2階はこの会社の歴史を語り伝える資料展示室になっていました。↓
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*解説パネルにはこの建物の由来が書かれています。それによれば、この建物の正式名は「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」。19世紀中期の建築で、市の景観重要建造物。漆喰と焼き板壁、本瓦葺きの三連棟。阪神淡路大震災で被災したのを機に改修されて活用されているということです。
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*町の典型的な産業を語り伝える建造物をほとんど残してこなかったわが瀬戸市のことを思わざるをえませんでした。阪神淡路大震災からの復旧という大事業の他に、地ビールの開発という新風を入れて集客を図ってきたこの会社の努力と開拓精神に思いが及びました。99パーセントを新しく作り変えても「復元」と言い張るわが町の某茶室。町の産業のすべてを収集するといっては、在りし日の電車や工場の音響(放送業界で言うところのSE=サウンドエフェクト)を録音テープで流すといったわが瀬戸蔵。「一度見たらもう二度と見たくないですね」と当会が案内をした知人に言われたわが瀬戸蔵の有様をこの「長寿蔵」に身を置いて考えたことでした。
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★ささやかな旅の終りに京都の錦市場を訪ねました。今年は「若冲(じゃくちゅう)生誕300年」とか。
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*若冲が生まれたという錦市場は世界中の旅行客で溢れていました。
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*「文化のチカラ」を思い知らされました。今、消費行動には「モノ消費」の他に「コト消費」というのがあるということを思い出します。モノそれ自体を買い求めること、あるいはそれ以上に、いろいろな「コトをして楽しむ」という形の消費のことだそうです。食べたり、見聞きしたり、体験したり、自分で作ったりと、いわば“無形の体験”を仲立ちにして心や知性を楽しませるというのが今の観光の特徴なんだそうです。「“陶都を楽しみ尽くす”というコト消費」、そのための創意工夫の取り組みがわが瀬戸市に一番欠けていることであることに今さらながらに気づかせられた小さな秋の旅でした。賑わいには賑わう理由があり、滅びるのには滅びる理由があるのでしょう。

10月26日
★22日と23日に当会主催により開催した『丸山陶器特別見学会』のことが24日の中日新聞なごや総合版に掲載されました。

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(↑中日新聞、10月24日なごや総合版↓)
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(クリストファー・マキュー作 『瀬戸物語』)
*作品の表面の一部を覆っているピンクは彼の故郷・イギリス・サンダーランドという小陶都特有の釉薬の色だそうです。




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当会、「丸山陶器」の『特別見学会』を二日間開催。

10月24日
★アメリカ大統領選民主党候補・ヒラリー・クリントン。その夫のビル・クリントン元大統領と並んでカメラに収まる瀬戸の人がいました。
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*7年前に亡くなった「丸山陶器」前社長・加藤豊さんでした。
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*「丸山陶器」は瀬戸ノベルティの創業社で至高の名品の数々を世界に送り続けたノベルティメーカーでした。故加藤豊社長の7回忌にあたり、当会は、“瀬戸ノベルティのレガシー(遺産)”と言える丸山陶器の『特別見学会』を二日間実施、盛況裏に終えました。

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*120名の見学者が約200点の展示品の魅力を堪能しました。
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伊藤市長&左端柳平t
(↑伊藤瀬戸市長も見学)

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(↑昭和39年当時の丸山陶器事務所の写真:↓現在の丸山陶器事務所)
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(↑1985年~・Lenox シリーズ・スリーピング・ビューティ<眠れる森の美女>製造風景)
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(↑丸山陶器の保存資料から: Lenox. “Sleeping Beauty”↓)
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(↑ギャラリー展示品↓)
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(↑丸山陶器の元絵付け職人から提供された写真)

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(↑ギャラリーには原型師、絵付け職人、大学教授、コレクターなどが訪れていました)
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★『丸山陶器特別見学会』は来年も「瀬戸ノベルティ文化保存研究会主催」により」開催予定です。ただし、来年の開催日時は未定であり、また、見学者は一般公募によるものではありません。 













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“瀬戸ノベルティのレガシー(遺産)”を「産業観光」する一日。

10月23日

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(↑名品でありながら、輸出されなかった“幻のレース人形”)

★当会は昨日、“瀬戸ノベルティのレガシー(遺産)”を顕彰する企画を実施しました。

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(↑瀬戸では見ることのできなくなった白生地も展示 :当会だけができる試みです↓)
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(↑原型師の技と製品、人生や道具も記録展示するようにしています)

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*昨日は60人ほどが訪れて下さいました。今日23日も行います。

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“瀬戸ノベルティのレガシー(遺産)”

10月22日
★当会は、“瀬戸ノベルティのレガシー(遺産)”を顕彰する企画事業を今日と明日、実施します。

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(↑“瀬戸ノベルティのレガシー”)

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(↑レガシーを生み出した焼成窯:見る人もない場所で風雨に曝され、錆びが進む一方の記念碑的な窯↓)
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(↑“Tea at the Ritz”)
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(↑レガシーの構内・残されてきた生地)

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(↑取引きのあった商社から当会に寄贈された“レガシーの遺品”・ポマンダー<香り容器>)
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(↑レガシーの名品中の名品)

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(↑レガシーが寄贈した瀬戸川に懸かる橋:その固有名詞も消されてしまいました…)

*この事業は数年に亘る当会の研究成果です。




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瀬戸ノベルティの“legacy(レガシー)”

10月21日
★当会は、22日(土)と23日(日)の二日間、「瀬戸ノベルティの“legacy(レガシー・遺産)”」顕彰に関わるプロジェクトを瀬戸市内で実施します。ささやかな企画ですが、陶都窯業史上、大きな一歩となります。

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*瀬戸のノベルティをこよなく愛され、この企画展を楽しみにしておられたカメラマンMさんが開催を前に亡くなられました。ここにMさんの写真を掲載させて頂きます。↓
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*このビッグプロジェクトについては24日以降にご紹介します。
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       (↑展示される製品の一例↓)
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※当会はこの企画実施のため「瀬戸ノベルティ倶楽部」を21日、22日、23日の三日間お休みとさせて頂きます。
なお、24日~26日は引き続きお休みです。あしからず、よろしくお願い致します。

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(当会の活動を見下ろす会社遺構・構内の天井)


★クリストファー・マクヒューさんのこと
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*↑これは、クリストファー・マクヒューさんが瀬戸市中で採集したノベルティの破片やパーツを組み込んで製作した“瀬戸物語”という作品。サンダーランドという故郷・イギリスの小陶都特有のピンクの釉薬で焼き、二つの陶都を融合させています。クリストファー・マクヒューさんは昨年、「アーティストinレジデンス」で瀬戸市に滞在してこのような作品を製作されたそうです。
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(↑クリストファー・マクヒューさんが瀬戸市中で採集したノベルティのパーツや道具など)

*当会はこの作品に出会うため兵庫県伊丹市に行きます。
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*クリストファー・マクヒューさんの作品が展示される場所は兵庫県伊丹市の公益財団法人「柿衛文庫(かきもりぶんこ)」。柿衛文庫は「江戸時代に清酒醸造で栄えた伊丹の豊かな文化的風土のもと、名誉市民で俳文学者の岡田利兵衛〈号・柿衛〉のコレクションをもって発足したもので、芭蕉直筆の『古池や』の句短冊、柿衛本『おくのほそ道』などを含めておよそ1万点にのぼる貴重な資料を有する日本三大俳諧コレクションの一つ」。この『歩く詩人・ワーズワースと芭蕉』展は、「ともに自然を愛し、『歩く』ことで自らの感性をとぎすませ、作品に凝縮させた英・日の国民的詩人―ウィリアム・ワーズワース(1770~1850)と芭蕉(1644~1694)。両者の直筆作品を同時に公開する贅沢な展覧会」なのだそうです。
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*この企画展の共催者の一つはWALK(サンダーランド大学)、クリストファー・マクヒューさんの出身校です。マクヒューさんはイギリスのサンダーランド大学で博士号をとられたそうです。
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(↑瀬戸ノベルティ工場解体現場を訪ねたマクヒューさん↓)
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(↑この窯はこの後、すべて解体されました↓)
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(↑解体された窯跡。すべてが解体されたノベルティ工場の後はまさに往時茫茫の光景でした。↓)
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(↑あるノベルティメーカーの倉庫で↓)
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(↑やがて産廃となることが予想されるノベルティの石膏型↓)
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*クリストファー・マクヒューさんは、「陶都消滅」への途を辿るかのような瀬戸窯業の衰退を瀬戸の人々以上に我が事のように痛切に惜しむ陶磁器アーティストです。彼が私たちに教えてくれること。それは「灯台下、暗し」ということです。官も民もこの町の足元に埋もれている大切な宝物を忘れてきたように思われます。その宝物は今、見つめなければ永遠に失われてしまう宝物なのです。

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当会、ビッグプロジェクトを開催。24日以降に公表します。

10月19日
★当会は、ビッグプロジェクト開催のため、20日(木)から23日(日)まで「瀬戸ノベルティ俱楽部」をお休みとさせて頂きます。なお、引き続き24日から26日までお休みとなります。あしからず、ご了承下さい。


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(↑Danbury Mintから販売されかけた幻の名品・A社製)

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(↑瀬戸ノベルティの基礎を確立して伝説的な窯業人・Y氏:中央)

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(↑Y氏が創業した瀬戸ノベルティの嚆矢・A社:大正時代)

*A社は“瀬戸ノベルティの聖地”とされるノベルティメーカーでした。当会はA社と交流を深める唯一無二の組織です。
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(↑社員は誰もがA社に対する特別な誇りと愛社精神を持っていたそうです↓)
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(↑A社最盛期の京都への慰安旅行のスナップ。今では考えられないような盛況ぶりがしのばれます。)

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(↑A社構内で行われた映画撮影の一コマ・松竹映画 『淑女、夜河を渡る』 :1957年公開)

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(↑A社が寄贈した木橋・社名を冠した名前の橋でした:昭和30年代・写真所有者提供画像:今はコンクリート橋になっています。)

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(↑空から撮影したA社)

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瀬戸から姿を消したもう一つの窯屋。「高岡式開閉器」を製造していた会社で…

10月18日
★7月から取材を進めてきたノベルティメーカーが完全に瀬戸の町から姿を消しました。↓
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*そして、この夏、もう一つの窯屋が姿を消していました。「M陶器」です。今日、更地になったその工場跡を訪ねました。

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*聞けば、この窯屋は和食器メーカーだったそうです。しかし、古くからノベルティも作っていたようなのです。
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*↑ここで見つけたのが、この電磁器です。ネット情報によれば、これは、「カットアウトスイッチ」の蓋で、昔は家庭の分電盤にこうした焼き物でできたものが使われていた、のだそうです。「高岡式の『高岡』というのは名古屋にあった『高岡電機スイッチ製作所』のことで、『高岡式引込安全開閉器』の実用新案の考案者として大正6年に登録があったそうです」。戦前の製品で、複数の業者で構成する『瀬戸陶磁器商業組合』が製造者であったそうです。ですから、この「M陶器」もこの製品を組合に納めていたのでしょうか?↓
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*↑和服姿の女性の像のようでした。首から上がなくなっていました。しかし、その像の傍に…↓
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*↑頭らしい部分が見つかりました。
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*↑胴と首がつながりました。↓
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*欧米に輸出されたのでしょう。
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(↑サイコロも。)
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(↑“スパゲッティ”と呼ばれる技法が使われた製品)
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*様々な動物たちのノベルティも作っていたようです。

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*↑現場で不思議なものを見ました。↓
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*両脇に穴の開いた人形でした。
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*↑両肩に腕の取り付け穴が開けられた人形。水で洗ってみました。↓
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*↑両脚も取り付けられるようにできていました。そして、
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*背面に社印が刻まれていました。“○ヨ”。おそらくまもなく百年を迎えるというノベルティメーカーの「池田丸ヨ」という会社の印です。“made in japan”の文字も刻まれていましたから、これは確かに輸出されていた製品だったのでしょう。これは、4本の手足が糸で胴体に取り付けられて手足の動く「四活(よつかつ)」と呼ばれる人形だったのです。
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*↑穴の開けられた脚。洗ってみると…↓
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*そして…、 
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*洗ってみました。↓
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*脚が普通についており、二本の腕を取り付ける穴が開いているので、ここに糸で腕が取り付けられるタイプの人形。「三活(みつかつ)」と呼ばれる人形だったようです。そして、目の穴が開いています。
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*手の動く「三活(みつかつ)人形」、または「手活(てかつ)人形」と呼ばれる人形です。しかも、この人形は、目の部分も義眼が嵌めこまれる方式の人形だったようです。そして…、
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*背面に社印と“made in japan”の文字も刻まれており、これも輸出されていた製品であったことがわかりました。
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*↑現場でこの顔を見た時、どこかでこんな顔を見たような気がしました。洗ってみました。↓
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*↑これは、「瀬戸ノベルティの聖地」ともなっている丸山陶器の創業者・山城柳平氏の生涯を描いた『黒い煙と白い河~山城柳平と瀬戸の人形~』に掲載されている写真です。「三活人形」や「四活人形」を初めて作ったのが丸山陶器でした。↓
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(↑丸山陶器の製品:大正初期の製品か?)
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*↑この頃、丸山陶器は生地を外注で生産してはいなかったようです。そうすると、この頭部は、このメーカーもアメリカで高い人気を集めていたこのような手足の動く人形の製造を模索しており、その研究のための参考品として収集していたものだったのでしょうか?

※夕暮れの迫る現場に佇んで感じた思い。それは、やはり「陶都の消滅が近いのか…」というどうしようもない感慨でした。

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瀬戸ノベルティ顕彰への大きな一歩。

10月17日
★当会はまもなく瀬戸ノベルティを顕彰する大きな一歩へと踏み出します。
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*そのため、今月20日(木)から23日(日)まで当「瀬戸ノベルティ俱楽部」をお休みさせて頂きます。また、24日(月)と25日(火)は定休日です。あしからずご了承ください。

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*このご報告は24日以降にさせて頂きます。 
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「芸妓のノベルティ」をご紹介します

10月16日

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★このほど解体が終わったノベルティメーカー。
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*当会はこの会社から製品サンプルの寄贈を受けていました。今年7月初旬のことでした。 

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*「丸山陶器」の製品でした。この会社は丸山陶器の白生地を外注で作っていた会社でした。
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*これは、戦前から戦後にかけて挿絵などで活躍したある画家の絵画をノベルティとして3次元化したもので、
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*丸山陶器が1983年に作った「舞妓シリーズ」という製品、これは“生花”という製品です。
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*そして、このシリーズには他の製品もありました。↓
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*↑「舞妓シリーズ~舞~」という製品。
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*↑これは、「舞妓シリーズ~琴~」という製品です。

※今日は、当会が収集している「芸妓のノベルティ」をご紹介します。

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*↑これは、当会が2012年に「光和陶器」から寄贈を受けたノベルティです。
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*↑製品の購入者であった欧米人の好みに合わせて欧米風な、凛とした顔立ちに作られました。
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*↑これは、当会が「丸利商会」廃業時に同社から購入した製品の一つです。
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*↑底に貼られているシールによれば、これは1998年に作られた製品です。円高も相当進み、バブルも崩壊して、瀬戸のノベルティ会社が次々に廃業や転業の途を歩んでいた頃の製品でした。
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*↑これは、「山国製陶」が工場と本社のすべてを解体した時に当会が入手した製品で、壁掛けです。おそらく瀬戸の山国製陶の工場で原型が作られ、それを元に台湾などで量産されたもののようです。如何にも欧米人の「フジヤマ・ゲイシャ」という好みに応じた製品です。↓
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桜の花が咲いた今日…

10月15日
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(↑瀬戸川↓)
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★雲ひとつない秋晴れの今日。瀬戸川のほとりで桜が咲いているのを見つけました。 
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*紅葉の中に交じって桜の花がちらほら…。
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☆当会はただ今、ギャラリー・カフェ「らくだう」(瀬戸市高根町)で『ノベルティの命を描く~鈴木敏夫絵画展~』を開催しています。  
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(↑瀬戸市高根町1-129 レジデンス 21 ↓)
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(↑ギャラリー・カフェ「らくだう」↓)
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(↑入り口を飾る作品とそのモデルになっている瀬戸ノベルティ↓)
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*今日、その作品と展示製品を一部入れ替えました。
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*アウシュビッツで殺され、1983年に“聖人”に列せられたカトリック神父のコルベ。そのコルベ神父のノベルティが瀬戸のノベルティメーカー・J社で作られていました。
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*J社はこのほど工場のすべてが完全に解体されました。当会はたまたまその解体現場からコルベ神父のノベルティ数体を救い出しました。その像を鈴木さんは絵に描いてくれ、今日、鈴木さんはその像にふさわしい背景画も用意してくれました。
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(↑きわめてレアなホルト・ハワードのノベルティも展示しています↓)
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*このギャラリー・カフェ「らくだう」のコーヒーもひときわおいしく、また、シホンケーキも、↓
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*それにまた、珍しいタイ焼きも楽しめます↓。ただし、日によってメニューは変わるそうです。
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*『ノベルティの命を描く~鈴木敏夫絵画展~』は今月22日までです。
*ギャラリー・カフェ「らくだう」は、瀬戸市高根町1-129 レジデンス 21 。木・金・土の三日間のみの営業です。お店についてのお問い合わせは ☎0561-86-0733へ。
*この絵画展についてのお問い合わせは、 当会 (メール) setonovelty_club@yahoo.co.jp へお願いします。
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瀬戸蔵で『セトノベルティの魅力~ノベルティアラカルト~』展、開催中

10月11日
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★今、瀬戸蔵ミュージアムで『セトノベルティの魅力~ノベルティアラカルト~』が11月13日まで開催されています。この企画展は写真撮影ができます。 

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*「ハクトウワシーセトノベルティはアメリカを目指す!」と題されたコーナーです。
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*光和陶器と大東三進という二つのメーカーの製品が展示されています。

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*↑光和陶器の1965年(昭和40年)の製品。

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*↑「鳥のノベルティなら世界一」と評された大東三進社の製品です。↓
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*光和陶器と大東三進ももう瀬戸には存在しません。

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*「セトノベルティ美人勢揃い!」と題されたコーナー。

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*↑瀬戸市が東海製陶から寄贈を受けたノベルティです。↓
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*↑ヤマサン(加藤山三)製陶製、1965年(昭和40年)の製品だそうです。↓
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(↑光和陶器製)
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*↑「3D造形のきわみーノーマンロックウェル人形の技ー」と題されたコーナー。かつて美濃加茂市の展示会にも貸し出したこともある人気の高いノベルティです。↓
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*アメリカの心を最もよく描いた画家とされるノーマン・ロックウェル。長年イブニングポスト誌の表紙を飾ったこの国民的画家はアメリカできわめて人気が高く、丸山陶器を筆頭に、テーケー製陶、テーケー名古屋人形製陶、山国製陶、ゴトー、丸利商会、愛新陶器など瀬戸の多くのメーカーがその絵画世界を3次元のノベルティ製品にし、競い合って輸出したのです。
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*↑「何に支えられている?ノベルティ」のコーナー。ノベルティを支えている工夫のディテールが解説されています。↓
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*↑このほど、工場を解体したゴトー(旧後藤松吉商店)の製品です。

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*↑アールデコの素敵な製品です。

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*↑山国製陶製のノベルティで、フランスのアールデコの画家、ルイ・イカールのエッチングに基づくノベルティです。瀬戸蔵のキャプションには製作時期を「20世紀後期」と表記しています。しかし、当会が入手した同社の輸出関係伝票により1980年代の製品であることがわかっています。↓
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(↑ルイ・イカールのエッチングに基づくノベルティ)
*山国製陶の工場社屋は、そのすべてがすでに解体され、工場跡は銀行のデータセンターに変わっています。↓

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(↑ヘッドヴェース:片山産業製↓)
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☆「瀬戸市もようやくこのような企画展を行うようになったか…」というのが当会の偽らざる感想です。しかし、この企画展を見て感じたのはノベルティを観察者として上から見る目線で、衰退を極め陶都の至上の命題となっている地場窯業再生と文化行政とを結びつけようと呻吟する学芸員の熱い思いや公僕としての郷土愛というものは感じられませんでした。瀬戸ノベルティが置かれている厳しい現状を視野には入れず、陶都再生という瀬戸市窯業の将来に向けた瀬戸ノベルティの可能性にも言及しておらず、きわめて後ろ向きの企画展に甘んじていると言うほかありません。それは、瀬戸市の文化行政が向き合ってこなかった戦後の陶都窯業、とりわけ「これこそせともの」と言うべきノベルティに関する研究不在を物語るもので、瀬戸市は税金という公費で運営される瀬戸ノベルティの専門館を持ちながら残念なことです。陶都衰退の要因と陶都再生の可能性も充分に考究せず、汲々として掘り続ける「タコツボ」姿勢の中に埋没してきたかのようにみえてならない文化行政…。円高以来30年間の「今、真に求められている陶都文化行政の不在」が陶都衰退にも力を貸してきた、当会はこの『セトノベルティの魅力~ノベルティアラカルト~』展を見てそう感じるほかありませんでした。

★『セトノベルティの魅力~ノベルティアラカルト~』展は11月13日まで開催中。有料(~500円)です。なお、当「瀬戸ノベルティ倶楽部」にはルイ・イカールのノベルティをいくつか展示しており、無料で見ることができます。↓ 

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(↑瀬戸ノベルティ倶楽部:上と中の段はルイ・イカールのノベルティ、最下段は光和陶器の製品で、いずれも里帰り品)


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☆瀬戸蔵ミュージアムは「光和陶器」展を開催すべきです。前回、同館は「博雲陶器」展を行いました。博雲陶器の元経営関係者から寄贈を受けたのをきっかけとしての開催でした。その企画展の折、「瀬戸蔵ミュージアムはこれから各メーカーごとのノベルティ展を開催します」と名言していました。瀬戸市は光和陶器から数百点のノベルティの寄贈を受けており、その寄贈品の中から今回の『セトノベルティの魅力~ノベルティアラカルト~』展に製品をいくつか展示していますが、その肝心な「光和陶器展」はいまだに実現していません。同社からほぼ同数の寄贈を受けた愛知県陶磁資料館(現・愛知県陶磁美術館)では、寄贈を受けた後、平成15年2月から3月にかけて2か月間、『ノベルティ・デザイン~光和陶器・デザインの軌跡~』という展覧会を実施し、立派な図録も発行しています。その図録はすでに「瀬戸ノベルティの入門書「として完売となっています。県にさきがけて光和陶器展を行うべき瀬戸市はいまだに本格的な光和陶器展さえ行っておらず、まして近年人気の高まっている瀬戸ノベルティの愛好家に供すべき「瀬戸ノベルティの本」さえ満足に発行していません。瀬戸市文化行政の誇りとセンス、矜持に当会は首をかしげる他ありません。


10月11日
★建物のすべてが解体されたノベルティ工場。 

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*↑工場の敷地に貼られていたコンクリート床や天井壁が細かく破砕されていました。整地された後の地ならしに混ぜて使われます。↓
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*↑思いがけず掘り出された古い窯の遺構。↓
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*今日、その遺構が買い付けられていました。↓

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*今週中にもこの工場が瀬戸の町に存在した証が完全になくなります。

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石炭窯の解体中、小さな仏像が掘り起こされました。

10月10日
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★秋晴れに恵まれたこの日も、ノベルティ会社の解体現場を訪れました。 

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(↑つかの間、ほぼ半世紀ぶりに姿を見せ、そして、この日、ついに消えた石炭窯の遺構)

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*発見された石炭窯は、掘り起こされ、壊されました。やむを得ないことなのでしょう。
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*↑この石炭窯の解体中、小さな仏像が掘り起こされました。↓
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*石炭窯は灯油窯に変わる前、戦前か戦後に使われていたようです。とすれば、この仏像も半世紀前のもののようでした。

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*↑ノベルティ工場の解体の末に地中から掘り起こされた石炭窯の遺構(10月7日当会撮影)。当会もまさか、ガス窯の前の灯油窯の前という二世代前の石炭窯の遺構と出会えるとは思ってもみなかったことでした。廃棄されるために掘り起こされたかのような“瀬戸現代史の遺跡”。本当を言えば、こうした現代史の遺構の貴重な発掘記録を瀬戸市文化行政に担って欲しかったと思っています。しかし、それを今瀬戸市文化行政に期待することは無理な話でしょう。ノベルティ産業とその文化を極度に軽視してきたという事実があるからです。

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*↑当会は、研究のため、この石炭窯の遺構である大きな耐火レンガを一つ収拾させてもらいました。

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*↑現場では地ならしの作業が始まりました。7月初めに解体工事が始まってから3か月余り。ノベルティメーカーJ社の存在がこの瀬戸の町から完全に消えるのです。↓
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*↑この日も、「ダルマスイッチ」がいくつか見つかりました。「ダルマスイッチ」は戦前から戦後にかけて使われた高圧用碍子(電気の絶縁体)で、ネットのオークションにも出品されるほどの“超レアなせともの”だそうです。↓
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*↑工事現場を見守るかのように、一匹のカマキリが久しぶりの秋の日差しを浴びていました。

※当会は、7月から10月に至るノベルティメーカーJ社解体の記録を来年ドキュメント映像として制作することにしています。

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昭和40年代に作られた懐かしさ漂うノベルティ

10月10日
★当会がこのほど入手した瀬戸ノベルティをご紹介します。昭和40年代に作られた懐かしさ漂うノベルティです。 

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*小物入れ(trinket-box)です。
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*クリスマスのノベルティ。布の帽子や髪の毛を付けたノベルティです。
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*こうして一手間かけたノベルティは昭和30年代から40年代にかけて多く作られました。今ではこうした手をかけた製品づくりは中国などに任せてしまいますが、当時は瀬戸でも沢山作られていました。
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*実は今、こうした一手間かけて丁寧に作り上げた製品が静かな人気を呼んでいるのです。
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ハローウィンのノベルティを中心に…

10月9日
★ハローウィンのノベルティをさらにご紹介します。 

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*↑昭和30年代後半から40年代頃に瀬戸で作られたノベルティです。↓
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*小物入れ(trinket-box)です。
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*次は昭和40年代から50年代にかけて作られた瀬戸ノベルティです。
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*カボチャではありませんが、秋の収穫のノベルティで、これも小物入れ(trinket-box)です。
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★当会はただ今、瀬戸市高根町にあるギャラ―喫茶「らくだう」で『ノベルティの命を描く~鈴木敏夫絵画展~』を開催中です(木・金・土の三日間のみ)。その展示にもハローウィンのノベルティを添えています。
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(↑ギャラ―喫茶「らくだう」:木・金・土の三日間のみの営業↓)
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*入口を飾るハローウィンのノベルティ。
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*↑今はもうない本地陶業というノベルティメーカーの製品です。生地はハクウン(白雲)。こうした大きなハクウン生地のノベルティは本地陶業の独壇場でした。本地陶業の製品を見ることができるのは今では当会の他にほとんどできません。↓
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*↑鈴木さんがノベルティから触発された情景をいくつかの絵にしてくれました。↓
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(↑ノベルティの絵を描き続けている鈴木敏夫さん:「らくだう」で)

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*↑当会がノベルティ工場の解体現場から収拾した「コルベ神父」のノベルティも鈴木さんは描いてくれました。↓
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(↑アウシュビッツで殺されたカトリックの“”聖人・コルベ神父像:このほど解体されたノベルティメーカー製)
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(↑鈴木敏夫さんが描いたコルベ神父像↓)
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(↑ノベルティ工場の解体現場から収拾された耐火レンガに鈴木さんが描いたコルベ神父像)

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※ギャラ―喫茶「らくだう」↑ は、木・金・土(週に三日間のみ)の営業です。ご注意ください。
  *場所は、瀬戸市高根町1-129 レジデンス21の1階
  *営業等についてのお問い合わせは ☎ 0561-86-0733 

※展示についてのお問い合わせは、「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」へ。 
                メール setonovelty_club@yahoo.co.jp
               ☎ 090-6339-0791へ

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(↑ギャラ―喫茶「らくだう」の入り口付近の窓辺に飾られている猫のノベルティ)          
                 




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解体されたノベルティ工場の地中から掘り出された石炭窯の遺構

10月9日
★解体され、土壌の整備が進むノベルティ工場の現場。工場の基礎を塗り固めていたコンクリートが剥がされ、地中深くから掘り起されたのが古い石炭窯でした。 

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*ノベルティ工場の解体でまず解体されたのがガス窯でした。↓
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(↑ガス窯が完全に解体撤去された跡)

*その後に掘り出された10トン入りの灯油タンク。↓
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*そして、その後に掘り起こされたのが石炭窯の遺構でした。↓
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*この遺構から当会が見つけた製品をご紹介しましょう。↓
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*↑開けられている穴の存在から、これは半磁器という生地で、SP、つまり塩コショウ入れでした。↓
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*↑これは、犬でしょうか、猫でしょうか?手を挙げていることから招き猫なのでしょうか?↓
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*↑これは、鶏のノベルティ。やはり穴が開けられていることからSP、塩コショウ入れなのです。↓
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*黒い汚れ状のものは石炭窯で焼かれた名残です。洗ってもとれません。

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*↑これも石炭窯の遺構から掘り起した製品です。海外に輸出されたものです。↓
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*↑この部分に絵付けが施されたのでしょう。
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*この遺構も今週、瀬戸から消えます。
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“秋の小旅行”見聞記

10月8日
★10日まで瀬戸市中心部で開催されている「秋の小旅行」。スキンヘッドをキャンバスに画像を投影する“アタマッピング”。末広町商店街で展示されている作品を見て回りました。 

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*↑瀬戸・末広町商店街、東の端にある喫茶店「ニッシン」、その店頭…↓
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*この作品で投影されたのは↓
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*↑呉服店・みづのや↓
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*“アタマッピング”とは、製作者のO.K.Farmさんによれば「ハゲ頭に映像投影を行い表現をするプロジェクションマッピングの旧時代進化形」。
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*↑あおやま電器店さん。↓
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*投影したのは、やはり、この店の商品でした。↓
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*↑末広町商店街の西の端にある喫茶「サウサリート」。「サウサリート」はアメリカのサンフランシスコの北に隣り合う美しい町で、店のマスターが新婚旅行で行った思い出の町の名を店名にしたそうです。
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*投影したのは時計でした。喫茶店は「時を楽しむ場所である」、そんな思いから時計をモチーフに選んだのでしょうか。そういえば、この店は素敵なノベルティを展示している文化的な雰囲気を漂わせている店として愛されています。↓
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(↑丸山陶器の名品)
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(↑ジャン・ハガラのノベルティ)
*この喫茶店にはデジタル処理したという北村和也さんの不思議な作品も展示されています。↓
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*この作品の作者の北村さんは次のように書いています。「…僕は、知覚の仕方とは、常に環境に従属するものだという当たり前のことに気づかされた。ならば、自分が感じたり、眼にしたりする環境の方を変えることで感覚は自ずとそこに準えられていく」。
人がある風景を前にする時、その風景は時の移ろいの中で失われたものや変容する前の何かが削除された風景を見ている。今そこにある風景を見る時、その失われ、変容した何かを人は想像力を以てイメージする。北村さんは、その現にある風景とイメージとの間に溝がある、その溝を埋めてイメージするモノやモノゴトをなんとか表現したいともがいていました。デジタル技術よって切り貼りして作り上げた画面を合成する中に“風景と表現の間に横たわる溝”を超えられるのではないか…、北村さんの創作意図はそういうことなのでしょうか。風景に刻まれてきた不可視の時間をデジタル映像処理と加工により表現する手段を手にして風景と表現の間にある溝を超えて作品化したい、そのような表現の試みがこの作品なのだろうか…、当会(中村)はこの作者の作品を前にそう受け止めました。↓
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*愛知県立芸術大学の卒業生などが毎年、瀬戸市で行っているこの試みアートは、失われた陶都・瀬戸の物語の掘り起しという大切な役割を果たしてくれています。「町おこしとは失われたマチの物語を掘り起し、再構成することである」と言われます。「秋の小旅行」というこの意欲的な取り組みは、まさにこの瀬戸市の埋もれた物語という大きなモチーフを水脈にしたものと言えます。

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*↑末広町商店街にある空き地にも「秋の小旅行」の作品がありました。↓
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*瀬戸の最盛期の風景をモチーフにし、それをデフォルメして「覗き窓」を開けたパネル展示です。
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*あいついで襲来する台風と秋冷前線がもたらす雨の合間、覗き窓には美しい青空が見えていました。
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*↑この商店街からまた店が一つ消えることになったそうです。

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*ノベルティや洋食器の輸出で賑わった瀬戸の商店街から映画館も消え、客足も遠のき、瀬戸の商店街もシャッター商店街に変わりつつあります。
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*↑廃屋状態にある映画館の前にも覗き窓の作品が置かれていました。当「瀬戸ノベルティ倶楽部」にあるゴトーレースという会社のレース人形をモチーフにしたものです。
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*↑覗き窓から見えるのは地元出身の現国会議員の広報ポスター。
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*そして、少子高齢化の現実も垣間見えます。

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*しかし、「秋の小旅行」というこうした意欲的な取り組みに対する意識と関心は、その舞台となっている肝心な商店街そのものや瀬戸市行政に於いても極めて低いのです。特に巨費をかけて陶都の再生や町おこしを喧伝する市行政のスタッフがこうしたアートムーブメントをマチナカに出て見に来る姿と出会うことはほとんどありません。商店街自体もこの素敵な取り組みについてほとんど積極的な広報を行っていないということは大変勿体ないことだと思います。

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掘り起こされ、眠りから覚めたノベルティ

10月7日
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★ノベルティ工場の解体現場を6日も訪れました。 

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*↑工場の基礎や建物を固めていたコンクリートがクラッシャーという機械で破砕され、小山が築かれていました。↓
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*↑そこは、解体以前にガス窯があった場所でした。そして、この日も現場の土の中から掘り起された“遺品”と出会いました。↓
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*↑廃業し、解体されて初めて日の目を見た瀬戸のノベルティなのです。泥を洗い流して撮影しました。↓

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↑この製品が工場の中に残さされていた理由が推測できました。「鉄粉(鉄粉)」が付いていたからだったのでしょう。↓
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↑この製品が「輸出品」であることが確かに確認されました。

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当倶楽部に『ぶらさがり猫』が登場。

10月7日
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★ハンギング(hanging・ぶらさがり)というノベルティがあります。当会にミニチュアの磁器製「ハンギング猫」、『ぶらさがり猫』が登場しました。

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(↑1匹目:コマーシャルで人気の猫のような…)
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(↑2匹目)
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*以前、韓国からこの「ハンギング猫」を探しにわqざわざ瀬戸にきた女性がありました。その女性は、名古屋でも「ハンギング猫」を探したそうですが、見つけることができずがっかりして帰っていきました。今ならその人にこのノベルティを教えてあげられるのに、と思います。
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(↑3匹目↓)
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*当俱楽部にノベルティの修理をしてくれる原型師Fさんがいます。昨日も丸山陶器製の小指の欠けた名品の修理が当会に持ち込まれ、Fさんにその修理を委託しました。ここにご紹介した『ぶらさがり猫』はそのFさんのノベルティ製品です。Fさんはぶら下がらないミニチュア猫も作っています。↓

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※当会には次のようなミニチュア猫もあります。
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(↑「お願い猫」)

※当会は、工場や事務所のすべてを解体して瀬戸の町から消え去った山国製陶の“遺品”も当会は収集しています。山国製陶は「ルイ・イカール」の名品やシロクマのコカ・コーラのノベルティなど、今では超レア品となっている製品を数多く産んだノベルティメーカーです。↓

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*↑ここにご紹介するのは、ミニチュア猫の箸置きです。↓
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★ここにご紹介した猫のノベルティについてのお問い合わせは下記へ。

「瀬戸ノベルティ倶楽部」 (瀬戸ノベルティ文化保存研究会の活動拠点 :なるべくメールでお願いします)    
  
〒489-0814 市内末広町3-16
  (メール)  setonovelty_club@yahoo.co.jp
  (電話)  090-6339-0791






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「分岐高圧碍子(がいし)型開閉器」の画像

 10月5日
★昨日、ノベルティ会社の地中深くから掘り起された「分岐高圧碍子(がいし)型開閉器」。
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*土を洗い流して撮影しました。 

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↑「碍子型開閉器(ダルマスイッチ)3500V30AMP」
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戦前の“ダルマスイッチ”も発見か?!

10月4日

★今日もノベルティ工場の解体現場を訪ねました。地中からこのメーカーの歴史的遺物が掘り起こされ、“陶都・瀬戸の現代史発掘”にまざまざと立ち会ったような思いを噛みしめました。 

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*昨日地中から発見された古い構造物はすでにほとんど解体されていました。 
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*その構造物を構成する耐火煉瓦の形から、それは比較的新しいものであることがわかりました。そして、今日、新たに二つの構造物が見つかりました。その耐火煉瓦がとても古いものであることから、これらは石炭窯に関わる構造物であることがわかりました。↓
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奥の穴 35d

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*そして、石炭窯に関わる構造物のそばの地中からとても古い遺物も掘り出されました。↓
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↑“3500V 30AMP”(3500ボルト 30アンペア)と読めます。

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*↑見たこともないような茶色の磁器製品。それは、“ダルマスイッチ” とも呼ばれる電柱に取り付けられる「分岐高圧碍子(がいし)型開閉器」なのだそうです。
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*↑これは、インターネットから入手した東京電力の「電気の史料館」に展示され
ている碍子型開閉器(ダルマスイッチ)の画像です。「確かにダルマのような形をしています。今はカットアウトになっているので、これは貴重だと言えます」と解説が付けられています。
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*ある情報によれば、この「分岐高圧碍子型開閉器」は昭和初期から昭和30年代頃まで普及していたそうで、茶色と白色があり、茶色は戦前タイプ、白色は戦後の昭和30年代に多く普及していた可能性が高いとのことです。そうであれば、これは戦前の高圧碍子であるかもしれません。今日掘り出されたこの茶色の磁器製品はこのメーカーで戦前に作られていた高圧碍子であったと思われるのです。

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※当会は、この日の作業も刻銘に動画で記録しました。来年、『陶都解体』 と題するドキュメンタリーを制作し、その中に盛り込む予定です。 

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