アーカイブ :2016年09月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2016年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年10月

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『ノベルティの命を描く~瀬戸ノベルティと鈴木敏夫絵画展~』

 9月30日
★瀬戸市のギャラリーカフェ「らくだう」でノベルティを描いた絵画展が始まりました。『ノベルティの命を描く~瀬戸ノベルティと鈴木敏夫絵画展~』です。 

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*「秋のハッピーウェディグ」と題された鈴木さんの作品。
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*↓この絵の元になったノベルティが下の製品です。
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(当会が赤津のある絵付け業者から寄贈された製品です。<丸鳳陶芸?製>)
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*鈴木さんの絵画とその絵に描かれたノベルティ製品をご紹介します。

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(倒産した丸利商会の製品)
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(↑工場をすべて解体した山国製陶製:オルゴールでした)
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*実は、この製品は「灯りのノベルティ」なのです。↓
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*『ノベルティの命を描く~瀬戸ノベルティと鈴木敏夫絵画展~』に寄せて。
鈴木敏夫さんが豊田市から瀬戸市に移り住んだのが5年程前。これまで花や風景をモチーフに絵を描いてきた鈴木さんを驚かせたのが「瀬戸ノベルティ」でした。ノベルティのようなやきものが瀬戸にあったことも、また、瀬戸のノベルティが世界中へ大量に輸出されていたことも全く知らなかったそうです。ノベルティには人形を中心に、動物や花、壁掛けや実用品、宗教品などおびただしい種類があり、海外80か国以上もの国々へ輸出されていました。1980年代に急騰した円高により衰退の一途をたどるまで、ノベルティは日本からの輸出品としては最大級のやきものでした。
鈴木さんは「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」(末広町商店街)に通ってこられ、様々なノベルティと出会い、その感動を絵に描いてきました。この地球をふるさととする生きものの多様な姿、その命の輝きと尊さ、実用品に楽しさや美しさを添えた感性や創造力、人間の本性を見つめる風刺や諧謔…。
分業や下請け生産で日々の暮らしを支えた瀬戸の人々、15歳で瀬戸へ来てノベルティ生産に従事した集団就職の若者たち、そして、名古屋港から船積みされ、七つの海を渡って世界中の人々の暮らしを豊かに彩った海の向こうの物語…。千余年の瀬戸窯業史の中で最大の繁栄をもたらした「ノベルティというせともの」。鈴木さんは、そうしたノベルティに籠められた物語を絵本にしたり、演劇にしたり、また、そのモチーフをコスプレ風に仕立ててカーニバルを行ったりして楽しむことを夢見ています。 

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*↓約40年前の白雲<ハクウン>製の瀬戸ノベルティ。この白雲<ハクウン>製のノベルティこそ、戦後の瀬戸ノベルティの主役であり、千余年の陶都窯業史上最大の繁栄を瀬戸にもたらしたものでした。しかし、瀬戸市の文化行政は磁器製のノベルティに偏った評価を与える一方、こうした白雲<ハクウン>製ノベルティを極度に軽視し、決して振り返ろうとはしてきませんでした。戦後わずか20数社しかなかったという輸出メーカーが300余社のノベルティメーカーへと急成長を遂げていったのも、ノベルティの大衆化に大きく貢献した白雲<ハクウン>生地のおかげだったのです。当会は、こうした白雲<ハクウン>製ノベルティを磁器製ノベルティと同等に評価しています。
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★「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」は、瀬戸ノベルティの多様で豊かな文化や高度な製造技術を顕彰し、文化的に再生発展させていくことを願って2008年設立した市民活動団体。現在会員は約40名。当会の顧問はJR東海相談役の須田寛氏(無給)です。
「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」は活動拠点「瀬戸ノベルティ倶楽部」を瀬戸市末広町商店街に設け、各社の製品のみならず、製造輸出関連資料や証言記録を旺盛に収拾採録。これまで収拾した資料や帳簿は1万枚にも上ります。ノベルティの最大の輸出先であったアメリカの在住会員・田中荘子さんとの協同作業により、世界的な視野で瀬戸ノベルティの研究を続けており、在名古屋アメリカ領事館、キャロライン・ケネディアメリカ駐日大使との交流も深めています。当会は近い将来での『瀬戸ノベルティ』の本の出版も予定、さらに瀬戸ノベルティをテーマにしたビデオドキュメントの制作もすすめており、来年、映像コンクールへエントリーすることにしています。

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(↑当会がベテラン絵付け職人から寄贈を受けた瀬戸ノベルティ。音楽を奏でるオルゴールで、音楽に合わせ弦が動きます)
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(↑鈴木敏夫さんが描いた水彩画)

★「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」     〒489-0814 市内末広町3-16
*当会へのお問い合わせ、製品や資料、写真等の情報提供やご寄贈のお申し出、入手製品についての照会などは下記へ。
(電話) 090-6339-0791   (メール) setonovelty_club@yahoo.co.jp

 ★ノベルティは瀬戸と中心として名古屋、四日市、常滑など伊勢湾岸窯業地帯で作られてきました。以前紹介したこともありましたが、この伊勢湾岸窯業地帯で作られてきたノベルティを久しぶりにご紹介しましょう。 
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*このような毛の付いたノベルティは手のかかるもので、主に女性職人たちが分業や下請けで取り付けていました。このような製品作りを得意としたメーカーは瀬戸市と始め、伊勢湾岸の窯業地にいくつかありました。
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*このような毛付きのノベルティを特に熱心に収集しているコレクターもおられるのです。
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*これはアメリカで根強い人気を誇る「レフトン」ブランドの製品で、1984年の製品でした。
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*↑これも1984年製の「レフトン」の製品でした。↓
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『ノベルティのいのちを描く~鈴木敏夫水彩画展~』が木曜日から

9月27日
☆柿が色づきを深めています。
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★当会は、今月29日(木)からギャラリーカフェ「らくだう」で、『ノベルティのいのちを描く~鈴木敏夫絵画展~』を行います。 


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(↑ギャラリーカフェ「らくだう」 :瀬戸市長高根町1ー129レジデンス21ー1)
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(↑ノベルティを水彩画に描き続ける鈴木敏夫さん :「らくだう」で26日)

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*↑絵画作品は実際のノベルティをモチーフとしています。この展示会には作品に描かれたノベルティも同時に展示します。今回の絵画展は鈴木さんにとって初めての作品展だということです。
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*鈴木敏夫さんが豊田市から瀬戸市に移り住んだのが5年程前。これまで花や風景をモチーフに絵を描いてきた鈴木さんを驚かせたのが「瀬戸ノベルティ」との出会いでした。ノベルティのようなやきものが瀬戸にあったことも、また、それらが海外へ、しかも84か国へ大量に輸出されていたことも全く知らなかったそうです。鈴木さんは当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」に通ってこられ、様々なノベルティと出会い、その感動を絵に描いてきました。
瀬戸ノベルティの多様な世界に魅せられた鈴木さんは、ノベルティの歴史や世界中の国々へ輸出されてきた物語を絵本にしたり、ノベルティの世界をコスプレ風にしてカーニバルを行ったり、演劇にして楽しむことを夢見ています。

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*↑アウシュビッツで殺されたカトリックのコルベ神父。コルベ神父は1983年に“聖人”に列せられた人です。このコルベ神父のノベルティ像が瀬戸市のノベルティ会社で作られていました。遠藤周作の小説『女の一生Ⅱ~サチ子の場合~』によれば、コルベ神父はアウシュビッツの「飢餓室」に閉じ込められ、飲むものも食べるものも一切与えられず、13日間飢餓の中を生き、14日目に医師により注射で薬殺されたそうです。
*小説『女の一生Ⅱ~サチ子の場合~』によれば、コルベ神父は、昭和5年に長崎に布教に来ていました。この小説は、ともにキリスト者であった修平とサチ子という二人の長崎の幼友達がコルベ神父との交流などを交えて純愛を深めていくというストーリーです。修平は日本のキリスト教団がその「殺すなかれ」というこの宗教の根幹義を死守することなく、戦争の論理を受容し、戦争に対して沈黙を守っていたことに大きな懐疑と不信を抱きながら慶応大学から学徒出陣、特攻隊に志願して死んでいったのです。修平は「殺すなかれ」、また、「自ら死ぬなかれ」というキリスト教の教えを押して特攻隊員として自爆飛行を行い、その教えを破る罰を自らに課し、その罪を自らの死を以て償おうとして特攻として散ったというのです。
*コルベ神父は、長崎からポーランドに帰り、ナチスによって連行され、アウシュビッツに強制収容されました。そして、脱走した同房の他者の身代わりを自ら名乗り出て死を受け入れたそうです。コルベ神父は、「他者のため、友のために死ぬことを至上の愛と考えた」人であった、とのことです。
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*そのコルベ神父のノベルティ像を焼いた窯↓がこのほど完全廃業を機に解体されました。
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(↑コルベ神父のノベルティ像を焼いた窯)
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(↑この窯のそばでコルベ神父のノベルティを見つけた今年7月4日の写真↓)
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(↑当会は、この窯の傍で見つけた筆でホコリにまみれた像の身を清めさせてもらいました)

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*鈴木さんはその解体作業を目撃し、解体された窯から耐火レンガを拾い、そのレンガにもコルベ神父の絵を描きました。
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*この展示会は10月一杯行われます。営業は木・金・土の三日間のみです。

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*会場のギャラリーカフェ「らくだう」についてのお問い合わせは☎0561-86ー0733(瀬戸市長高根町1ー129レジデンス21ー1)
*『ノベルティのいのちを描く~鈴木敏夫絵画展~』の内容については「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」へ。
  (メール) setonovelty_club@yahoo.co.jp  ☎090-6339-0791

★昨日、ノベルティ工場の敷地の地中から掘り出された巨大な鋼鉄の塊。それは重油タンクではなく、石油(灯油)タンクだったことが社主への取材でわかりました。
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*この工場は石炭を焚く窯からやきもの作りが始まりました。それから、石油、ガス窯へと移り変わってきたそうです。
*社主の話によれば、この石油タンクは10トン入りのタンクだったそうです。
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*戦後の瀬戸窯業には二つの大きな困難がたちはだかってきました。一つは1973年のオイルショック、もう一つは円高です。一般にオイルショックは、それまでの蓄えで乗り越えて経営を維持し、その後の最盛期を迎えました。
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*今日、そのオイルタンクが溶接により切断されました。
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*石油を燃料としていたこの会社にとってオイルショックの影響は大きく、社主は石油(オイル)をガスに変えることを決断。地中に埋設していたオイルタンクを地中に残したままガス窯に切り替えました。
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*「それにしても、こんなに早く工場を解体し、タンクを掘り起すことになるとは思いませんでした。やきもの産業は波のある産業ですが、私らはその波に乗ることができなかったんです…」、社主はそう語りました。

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(↑ガス窯も消えたノベルティ工場跡 :2016年9月27日当会撮影)
*まさに(兵どもが夢の跡」の光景です。今、瀬戸の町中にはこのような光景が広がっています。将来、瀬戸の町が「やきものの遺跡都市」になる日が来るかもしれません。…

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地中から掘り出された重油窯用のタンク

9月26日
☆すべての建物が解体されたノベルティ工場の敷地の中から巨大な鋼鉄の塊が掘り出されました。まるで潜水艦のような、あるいは繭玉のような円筒状の構造物で、瀬戸ノベルティの生産の変遷を物語る貴重な遺物が姿を現したのです。

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*やきものを焼く燃料は薪、重油や灯油、ガス、電気と変遷をたどってきました。戦時下、瀬戸市で作られたものの陽の目を見なかった“幻の一銭陶貨”も重油を炊いたトンネル窯で焼かれました。この工場で使う焼成窯もガス窯になる前は重油窯でした。その重油窯用のタンクがこの日、敷地の地中から掘り出されたのです。
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*瀬戸の歴史に資料や本では焼成窯の燃料の変遷は活字や資料写真で事実として述べられてきただけでした。しかし、この日、まさに亡霊のように地上に現れた“重油タンクの発掘”はまさに青天の霹靂とも言うべき“陶都・瀬戸の戦後史発掘”にほかなりませんでした。当会はこの歴史的な出来事の一部始終をハイビジョンカメラで克明に記録することができたのです。
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*このタンクの大きさから、最盛期の瀬戸のノベルティ生産が如何に盛況をきわめていたかがありありとしのばれました。
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*重油からガスに変わり、使われなくなってそのまま土の中に埋もれてきた巨大なタンク…。
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*重さは?「4トンか5トンはあるんじゃないですかねえ…?」と作業員。重油が中に入っているんですか?「いや、ゴミというか、窯カス、がれきというか、そんなものがタンクの中に捨てられているんで、それでこんなに重いんですよ」。
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*タンクの中からは重油が抜かれ、そのかわり、その中に窯カスが入れられていました。
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*↑当会が7月1日に撮影した写真。↓
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*↑重油タンクはこの下に埋められていたのです。
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(↑9月初旬撮影)
*この工場でガス窯が導入されたのは昭和54年。
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(↑ありし日のガス窯↓)
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*このタンクは、その時以来、30年以上も土の中に埋もれていたことになります。
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*絶滅のほとりにあると言う他ない瀬戸のノベルティ生産。
名門ノベルティメーカーの廃業とその工場解体が縁となって掘り起こされた巨大なタンク。7月初めから猛烈な炎天下で繰り広げられてきたノベルティ工場の解体。当会による映像記録は、まさに『陶都・瀬戸の埋もれた現代史発掘の記録』となりました。その終焉は巨大なタンクの発掘という思いがけない出来事で締めくくられたのです。そして、そこには「I工業」という解体業者の物語もありました。

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*当会は、この工事解体記録を解体業者の格闘とともに編集し、来年度の映像ドキュメンタリーコンクールにエントリーすることにしています。

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解体されたノベルティ会社の土の中から掘り起こされたもの…

☆昨日、「花華(はなはな)アート」に来られ、小さな帽子に磁器の小花を貼りつけてくれた4歳の少女が当会に写真を送ってくれました。ご紹介しましょう。

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*若い父親の友人の結婚式に家族で呼ばれたとのこと、その少女の“ハレの日”の可愛らしい装い。当会としても思いがけない歓びのおすそ分けに預かることになりました。
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☆9月25日。この日の早朝…、
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*当会は、解体されたノベルティ会社の工場跡を訪ねました。
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*この工場の土の中から姿を現したものがありました。昭和54年頃に土の中に埋められたものでした。 

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(↑9月25日早朝撮影)

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(↑9月11日撮影↓)
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(↓9月25日早朝撮影)
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*これが何であったのか。次の報告とします。
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*これは瀬戸の窯の焼成、その歴史と変遷を物語るものであり、このような発掘の記録は当会だけがなしうるものだと思います。
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『招き猫まつり』が今日も盛大に開催中…

9月25日
☆今日も瀬戸市では秋恒例『招き猫まつり』が盛大に行なわれています。曇り時々晴れ。初秋の爽やかな風も時折吹き抜ける末広町商店街もおおいに賑わっています。


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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」のある瀬戸・末広町商店街、アーケードがあるので雨でも大丈夫です↓)
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★今日も、当会が創出した新しい陶磁遊び『花華(はなはな)アート』が人気です。
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*↑体験代は一回300円。ブローチや写真立てに磁器の小花などを接着剤で自由に貼り付けます。作り終えた後は、お持ち帰り頂けます。皆さんの体験が磁器の小花を産業廃棄物から守ることにもなるのです。↓

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*↑名古屋市に住み、英語教師をされているというオーストラリア人一家。在日16年にして初めて「招き猫まつり」に来たそうで、二人の娘さんが『花華(はなはな)アート』を楽しんでくれました。↓
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*娘さんたちはフォトフレーム(写真立)を磁器の小花で飾りました。
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↑お父さんに「瀬戸のノベルティは世界の84か国もの国々へ輸出されたんです。オーストラリアへも沢山輸出されましたよ」と説明させて頂きました。
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今日と明日、瀬戸の秋恒例の『招き猫まつり』開催。

9月24日
☆今日24日と25日、瀬戸の秋恒例『招き猫まつり』が行なわれ、沢山の猫ファンで賑わいを見せています。

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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」のある末広町アーケード商店街)
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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」の前にも猫のノベルティをいろいろ置いています)
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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」の館内↓)
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(↑ビクターのマスコット犬・ニッパー君もいます)
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(↑現在の瀬戸市末広町商店街の賑わい)

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*当「瀬戸ノベルティ倶楽部」では、昭和40年代の製品を中心にいろいろな猫のノベルティを展示(一部販売)しています。
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*当会では当会が創出した新しい陶磁アート『花華(はなはな)アート』を皆さんに楽しんで頂いています。

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*ノベルティ産業の衰退に伴って製品に彩を添えてきた磁器の小花が使われずに残されました。
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*それはやがて産廃になることが予想されました。

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*そこで、そうした磁器の小花を新しい形と方法によって活かそうと考え、女性スタッフがこの『花華(はなはな)アート』を生み出したのです。
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*この子は、小さな帽子に磁器の小花を取り付けました。
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*珍しく、男性が『花華(はなはな)アート』を楽しんでいました。
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*この男性は、ビーズやマニュキュアに用いるラメをとてもうまく使いこなし、素晴らしく美しい上品で大人の作品を作り上げました。こんな美しい作品を見せてもらったのは初めてのような気がします。↓
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*当倶楽部では、猫の他、きわめてレアな瀬戸ノベルティも展示、一部を販売しています。
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(↑きわめてレアな内藤ルネのノベルティ↓)
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*↑ジャン・ハガラの製品も展示しています。↓
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*楽聖たちのノベルティも展示しています。さきごろ工場を解体したノベルティメーカーの製品でした。
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*モーツアルト、ベートーベン、シューベルトなど、丸山陶器から販売されたノベルティだったのです…。
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(めったにお目にかかることのできない大きな車に乗ったペコちゃんのノベルティ)
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*当会はこれらの製品が作られた頃の写真も入手しています。↓
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(↑昭和30年代後半から40年代前半の瀬戸市街 :煙突が林立していました)
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(↑その頃のノベルティ会社)
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(↑ノベルティ会社のトンネル窯)
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(↑ノベルティの梱包作業)

※写真はいずれも『瀬戸地方商工名鑑・1962年/瀬戸商工会議所刊』より転載させて頂きました。この名鑑は当会が今年解体されたノベルティメーカーが工場の解体にともなって廃棄したものを当会が頂いたものです。

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*↑昭和40年代に作られた猫のノベルティ。S製陶所というこれまで全く知られなかったノベルティメーカーの製品です。名古屋のある商社から当会に寄せられた寄贈品をきっかけとして、当会はこのS製陶所の在庫品を入手するご縁を頂いたのです。
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卓球の福原愛ちゃんは『陶磁器のお人形さん』、まさに“ノベルティ”…。

9月23日
☆卓球の福原愛選手と江宏傑選手の国際結婚が話題になっています。

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(↑中日新聞9月21日夕刊)
☆台湾や中国では、福原愛さんを『陶磁器のお人形さん』と呼ぶとテレビニュースで知りました。であれば、福原愛さんは“ノベルティ”ということになるのでしょう。(台湾では今もノベルティが多く作られているそうです)  
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☆当会は、きたる9月30日(金)から10月末までギャラリーカフェ「らくだう」で『ノベルティのいのちを描く~鈴木敏夫水彩画展~』を開催します。展示予定の作品が新たに生まれました。

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(↑「秋のハッピーウェディング」 鈴木敏夫絵 ↓)
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*鈴木さんはこの絵に次のようなキャプションを寄せています。↓
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(↑ノベルティを描き続ける鈴木敏夫さん)

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(↑「キューティー・フラワーラビット」鈴木敏夫絵↓)
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*鈴木さんはさきごろノベルティ工場の解体の様子を目にしました。↓
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*その時、鈴木さんは焼成窯の耐火レンガをもらい、そのレンガに絵を描きました。アウシュビッツで殺されたコルベ神父の肖像です。
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(↑「宇宙家族」鈴木敏夫絵↓)
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☆『ノベルティのいのちを描く~鈴木敏夫水彩画展~』は9月30日(金)から10月末まで、瀬戸市高根町のギャラリーカフェ「らくだう」で当会主催により開催します。「らくだう」名物のシホンケーキを召し上がりながら御覧下さい。

★会場のギャラリーカフェ「らくだう」は、 
 瀬戸市高根町1-129 レジデンス21 一階
 木、金、土の3日間のみの営業。電話は0561-86-0733 です。

★なお、絵画展の内容については、主催の当「瀬戸ノベルティ倶楽部」、下記へお問い合わせください。
  メール  setonovelty_club@yahoo.co.jp
   電話  090-6339-0791



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クリストファー・マクヒューさんの“瀬戸物語”

9月22日
☆昨年、瀬戸市の“アーティスト・イン・レジデンス”に招聘され、陶都・瀬戸市の“今”から受けたインスピレーションを作品に創作、今夏、再び瀬戸を訪ね、当会の案内でノベルティ工場の解体現場やノベルティメーカーを見て回ったイギリス人陶芸アーティストのクリストファー・マクヒューさん。そのマクヒューさんが17日から伊丹市で開催されている『歩く詩人・ワーズワースと芭蕉』展で“瀬戸物語”と名づけた作品を展示しています。


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(↑クリストファー・マクヒューさんの“瀬戸物語”)

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*展示場所は兵庫県伊丹市の公益財団法人柿衛文庫(かきもりぶんこ)。柿衛文庫は「江戸時代に清酒醸造で栄えた伊丹の豊かな文化的風土のもと、名誉市民で俳文学者の岡田利兵衛〈号・柿衛〉のコレクションをもって発足したもので、芭蕉直筆の『古池や』の句短冊、柿衛本『おくのほそ道』などを含めておよそ1万点にのぼる貴重な資料を有する日本三大俳諧コレクションの一つ」。
*この『歩く詩人・ワーズワースと芭蕉』展は、「ともに自然を愛し、『歩く』ことで自らの感性をとぎすませ、作品に凝縮させた英・日の国民的詩人―ウィリアム・ワーズワース(1770~1850)と芭蕉(1644~1694)。両者の直筆作品を同時に公開する贅沢な展覧会」だそうです。
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*共催の一つはWALK(サンダーランド大学)、クリストファー・マクヒューさんの出身校です。マクヒューさんはイギリスのサンダーランド大学で博士号をとられているそうです。
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(↑ノベルティ工場解の体現場を訪ねたマクヒューさん↓)
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(↑この窯はこの後、解体されました↓)
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(↑解体された窯跡。まさに往時茫茫の光景です)
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(↑ノベルティメーカーの倉庫↓)
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(↑やがて産廃となるノベルティメーカーの石膏型)
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(↑クリストファー・マクヒューさんの“瀬戸物語”)

*柿衛文庫で開催中の『歩く詩人・ワーズワースと芭蕉』展は11月3日まで。※有料です。
 柿衛文庫は、兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
         ☎072-782-0244 会館時間は10j時~18時 休館日は月曜日(例外がありますので、ご注意!)

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「リニア残土、瀬戸の窯業団体が受け入れ」という新聞記事掲載

9月21日
☆今日、9月21日の中日新聞一面に瀬戸に関する記事が大きく掲載されました。陶土やガラスの原料である珪砂を採掘する鉱山(通称“瀬戸のグランドキャニオン”)にリニア新幹線の工事に伴って排出される残土を埋め戻すという計画が明らかになった、という記事です。

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(↑9月21日の中日新聞一面掲載の記事)
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(↑“瀬戸のグランドキャニオン”:1987年刊「瀬戸輸出陶磁器工業協同組合パンフレット」より↓)
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*中日新聞の掲載記事は次のようなものです。
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*「2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の工事で大量に発生する残土を、愛知県瀬戸市の窯業団体が、採掘している鉱山で受け入れる方針を決めたことが、関係者への取材でわかった。近く、同市が瀬戸市議会に説明してJR東海も住民説明会を開き、最終決定する。愛知県内で残土受け入れの最終手続きに入るのは初めて。受け入れ先候補は、瀬戸市西部の山あいにあり、ガラス原料の珪砂(けいしゃ)や陶土を戦前から採掘している通称『瀬戸のグランドキャニオン』と呼ばれる48ヘクタールの鉱山。県有地で、同県珪砂鉱業協同組合が採掘しており、残土は埋め戻し用に使われる」。
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(↑平成11年・1999年の『瀬戸のグランドキャニオン』:瀬戸市制70周年記念誌より)

*この記事が言う残土を受け入れるという具体的な鉱山の場所についてはまだ詳細はよくわかりません。この“瀬戸のグランドキャニオン”は、瀬戸市にとっては最重要な場所で、ここから採掘される良質の陶土があったからこそ陶都が由来してきたのです。リニア中央新幹線の残土を受け入れるという話は瀬戸の巷間では早くから囁かれていました。かつて、ここで一本の映画が撮影されていました。昭和29年7月、長与善郎著「青銅の基督」を原作とする同名の映画で、そのクライマックスシーンがこの粘土鉱山で撮影されたのです。
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(映画『青銅の基督』ロケ記念写真:愛知県珪砂鉱業協同組合刊「けい砂の五十年史」より)

*昭和30年に公開され、瀬戸の粘土鉱山でクライマックスシーンの撮影が行なわれた映画『青銅の基督(キリスト)』がさる7月18日午後2時から瀬戸・永泉教会で上映されました。

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*礼拝堂は満員の観客で埋まりました。 瀬戸のグランドキャニオンで撮影されたこの映画のことをプレイバックで改めてご紹介します。
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(↑今年7月18日午後、瀬戸・永泉教会↓)
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*ステンドグラス越しに七色の光が注ぐ礼拝堂での上映会となりました。
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*↑敬虔な信者・モニカ(香川京子)とその弟・吉三郎(石浜朗)
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*↑モニカに恋する鋳物師・萩原裕佐(岡田英次)
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*↑モニカとの恋が叶わぬために裕佐の代償愛の対象となる遊女・君香(山田五十鈴)、右奥は妹のお蝶・野添ひとみ
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*↑“転びバテレン”フェレラ(滝沢修)
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*↑瀬戸の粘土鉱山で撮影が行われたクライマックスシーン↓
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*長崎奉行はモニカや吉三郎など隠れ信者たちを強権で捕縛し、かれらに“踏み絵”を強いたのです。その踏み絵は鋳物師の裕佐が造った青銅製の踏み絵でした。↓
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*この踏み絵の絵柄は映画では十字架上のキリスト礫刑像でした。 ↑
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(↑当会所有の「ピエタ像」 :林幹夫原型)
*しかし、もともと長与善郎の原作で踏み絵は「青銅のピエタ像」↑でした。

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*↑ノベルティ会社や洋食器メーカーなどの従業員が多数エキストラ出演した公開処刑の場面↓
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↑粘土鉱山に大がかりなセットが組まれ、撮影は何日も続いたそうです。この陣屋の武士を演じたのは山形勲でした。↓
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*↓その山形勲を瀬戸市で銭湯を営んでいた松原耕一さんが撮影していました。映画の撮影カメラマンと顔なじみになった松原さんはカメラマンのすぐ近くで撮影を見ることを許されていたのです。↓
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*モニカは“転ばず”、踏み絵を踏まず、踏み絵に額づきました。↓
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*モニカは火あぶりにされながら従容として死んでいきました。
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*この映画は瀬戸窯業が最盛期にさしかかる頃、昭和29年7月に撮影されました。
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*瀬戸の粘土はノベルティ製造に最適な粘土として「世界一」と言われる粘土であったことから瀬戸史上最大の経済的繁栄がノベルティ産業によってもたらされました。この映画の撮影の後、ノベルティ製造などのため大量に粘土が採掘されたため、この映画の中に記録されていた粘土鉱山の景観は大きく変貌しました。当会はこの映画の全編を初めて見て、この映画がある意味で瀬戸の戦後史、瀬戸の景観史の貴重な証言記録ともなっていることを痛感しました。円高による陶都崩壊の第二の波が今、瀬戸の町中の深部で進んでいます。その姿を見つめ、冷静に記録し続けるような人は当会以外にいるのでしょうか?「陶都の誇りが今、さらに大きく問われている…」、60年前のこの 映画はそのことを瀬戸の人たちに問いかけているような気がしてなりません。

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(↑名古屋港から輸出された陶磁器の積み込み風景:昭和36年発行の岩波書店刊「日本の地理4・中部編」より)
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(↑ノベルティや洋食器で陶都史上に於いて陶都史上最大の繁栄を迎えていた昭和37年頃の“瀬戸のグランドキャニオン”:愛知県珪砂鉱業協同組合刊「けい砂の五十年史」より)
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(↑今はホームセンターになっている元洋食器メーカー↓)
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(↑解体された赤津の和食器メーカー↓)
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*今日の中日新聞は次の文章で締めくくられています。「リニア工事の残土受け入れを巡っては、長野県大鹿村の三か所が候補地となり、JR東海が環境調査の結果を公表。住民説明会を開いているが、反対運動が起きている。岐阜県では60か所余が候補となっている」。この記事がきっかけになって瀬戸市でも大きな議論が湧き起こるかもしれません。
*しかし、瀬戸市は今、「陶都を守るのか?それとも陶都を捨てるのか?」の大きな岐路に立っているのです。この残土受け入れをめぐる議論が、実は、瀬戸市民が「陶都継承」か「陶都断捨離」か、そのどちらを選択するのかが今まさに問われている議論なのだ…、ということに気がつく必要があるように思います。

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(ノベルティメーカーの解体風景:当会はその解体工事の一部始終を記録撮影しています)

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ノベルティ会社の痕跡が消えていきます。

 9月20日

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☆秋が深まり、台風が接近する中、ノベルティ会社の解体工事が続けられ、鉄骨が搬出されています。 

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(↑解体された焼成窯↓)
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(↑解体された焼成窯:9月19日撮影↓)
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*こうして瀬戸ノベルティの歴史が土の中に埋もれていくのでしょう…。

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*解体された工事現場に「ここがノベルティ会社だった」という証が埋もれていました。
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(↑7月2日、当会撮影↓)
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(↑8月23日、当会撮影↓)
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(↑9月2日、当会撮影)
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(↑9月13日、当会撮影↓)
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(↑9月19日、当会撮影↓)
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※当会はこの夏、三ヶ月にわたるこのノベルティ会社の解体工事の様子を約20時間を越えるビデオ映像で記録してきました。

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*9月19日、この日、解体業者は、近くにある別の製陶会社の解体工事もして欲しいと頼まれ、当会はその会話も記録しました。「うちにはこんな解体話ばっかり来るんですよ…」と解体業者。「いよいよ“陶都消滅”が確実に進行している」、そんな思いが胸の中に膨らむのをどうすることもできませんでした。

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*この解体現場には実は、もう一つ、埋もれている事実があるそうでま。当会の撮影記録は、その“埋もれた事実の掘り起し”まで続けます。当会は、このノベルティ工場解体の記録を編集して、『陶都解体~知られざるせともの・ノベルティ物語~』、そして、『せとものの町が消えていく~愛とほほえみの造型・ノベルティ~』の2本を来年度、ドキュメンタリーの映像コンクールにエントリーすることにしています。

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(↑7月1日、当会撮影↓)
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(↑7月1日、当会撮影)

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(↑9月19日、当会撮影↓)
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ノベルティのいとおしさを描く~鈴木敏夫絵画展~10月1日から開催!

9月17日
☆当会は10月1日より『ノベルティのいとおしさを描く~鈴木敏夫絵画展~』という作品展を瀬戸市内のカフェギャラリー「らくだう」で開催します。


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(↑鈴木敏夫さんの絵↓)
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(↑カフェギャラリー「らくだう」↓)
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(↑「らくだう」には当会提供のレース人形のノベルティも飾られています。↓)
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★当会の活動目的の一つは瀬戸ノベルティの魅力を多様な形と方法で掘り起すことです。当会の活動に参加してくれている鈴木敏夫さんがノベルティをテーマに絵を描いています。豊田市から瀬戸市に移り住んだ鈴木敏夫さんを驚かせたのが瀬戸のノベルティとの出会いでした。この作品展では鈴木さんの絵画とともに絵に描かれたノベルティ製品もあわせて展示します。

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(↑すでにない「丸利商会」製のクジラのノベルティです↓)
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*この製品の底に貼られているラベルによれば、これは1992年に作られた製品です。「丸利商会」はもうありません。
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*↑寄り添う親子。リアルなクジラのノベルティを鈴木さんは命の形として幻想的に描いてくれました。
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(↑鈴木敏夫さんのサイン)
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*これは“Holt-Howard”(ホルト・ハワード)というノベルティを描いた作品です。
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*当会収集品の中から鈴木さんが気に入った製品をご自宅へお持ち帰り頂き、製品を前にして自分の中でイメージや物語を膨らませ、それを鈴木さんが絵に描いてくれるのです。
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*この絵のモチーフになっているノベルティは、当会が以前、ノベルティコレクターのOさんから譲り受けた製品です。
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*1950年代から60年代にかけて盛んに作られた“Holt-Howard”(ホルト・ハワード)というブランドの製品です。
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*針金のコイルが組み込まれた手の込んだ製品で、特に今なおアメリカで非常に高い評価と関心を集めているノベルティです。
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*↑コイルの部分には、手紙やメモ、領収書や紙ナプキンなどを挟みこむことができます。
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*↑また、頭頂部には鉛筆やペンなどを入れることができます。↓
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*実用と楽しさ。機能と美しさ。ノベルティが今なおアメリカを中心に人々のこころを捉え続けている秘密がこの製品の中に垣間見えます。今、瀬戸の製品に強く求められている「付加価値」という要素がこうしたノベルティの中に凝縮していると言えるのです。
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*“Holt-Howard”は1950年代から70年代にかけての人気ブランドでした。このブランドの製造は1990年で終わったそうです。
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(↑“Holt-Howard”の灯りのノベルティ↓)
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(“Holt-Howard”の灯りのノベルティ)
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(↑鈴木敏夫さんが描いた絵画)

*当会は、来年、瀬戸ノベルティを描いた鈴木敏夫さんの絵画を本格的に展示する『瀬戸ノベルティの魅力と哀歓~鈴木敏夫絵画展~』を瀬戸市の公的スペースで開催したいと考えています。また当会は、こうしたセトノベルティをテーマとした絵画作品や写真などを皆さんから広く募集し、すぐれた作品の作者には当会から選りすぐりのノベルティを贈呈させて頂く予定です。

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(↑鈴木さんが作品のイメージに合わせて描いた背景画↓)
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(↑鈴木敏夫・新作『ノベルティの国の森の世界』)
*この絵は、当会が収集したノベルティをいくつかご覧頂き、その感想をもとに描いてくれた作品です。
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*これらのノベルティは当会が破産したノベルティメーカーの最大手「丸利商会」製のノベルティなのです。
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(↑鈴木敏夫・新作『ノベルティの国の森の世界』)

*この絵の作者・鈴木敏夫さんは、ノベルティから受けとめた感動を短い文章に綴っています。↓
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*↑それまで好きなモチーフとして抱いていた何気ない森の風景、その風景に森羅万象の生き物たちそれぞれが形作るいのちの世界を織り込んでこの新たな作品を描いたのだそうです。

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(↑いまはもうない「丸利商会」製ノのベルティ :当会収集品)

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↑天使のノベルティの絵(鈴木敏夫さん絵)
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↑「旧約聖書」キリスト生誕物語のノベルティ (幼子イエス、父ジョセフ、母マリア、東方の3博士)
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↑セトノベルティの少女像を描いた絵。この絵のモデルが次の製品です。↓
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(↑当時は大変安く輸出された白雲<ハクウン>生地の製品。今、アメリカではこのような製品に高い評価が寄せられています。)
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*この絵のモデルは次の製品です。↓
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*鈴木さんの水彩画は情趣に満ちた絵です。描いて頂いた絵にセトノベルティを配置してみました。↓
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(↑キューピーのノベルティは昨年自己破産した加藤工芸の販売製品: 山国製陶製: 背景画は鈴木敏夫さん)
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(↑アメリカ在住の田中荘子さんが里帰りさせてくれた“オキュパイド・ジャパン”のノベルティ、背景画が鈴木敏夫さん↓)
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(↑今はもうない丸利商会製のノベルティ)
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☆会場のギャラリーカフェ「らくだう」 
 瀬戸市高根町1-129 レジデンス21 一階
 木、金、土の週3日間のみの営業です。電話は0561-86-0733 です。
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(↑「らくだう」はマンションの一階にあります)
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☆なお、絵画展の内容については、主催する当「瀬戸ノベルティ倶楽部」、下記へお問い合わせください。
  メール  setonovelty_club@yahoo.co.jp
   電話  090-6339-0791

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99歳のノベルティ原型師・加藤静夫さん、死去…。

9月14日
★99歳のノベルティ原型師・加藤静夫さんが5月に亡くなったことを知りました。 

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(↑加藤静夫さん宅: 2016年9月14日)
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(↑加藤静夫さんのアトリエ: 2016年9月14日↓)
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*主を失った静夫さんの工房。机の上には美しい一頭の白馬のノベルティが置かれていました。
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☆さる2月20日、当ブログは当会は加藤静夫さんを紹介していました。再録してご紹介しましょう。  

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*当会が加藤静夫さんに最後にお会いしたのは満99歳を迎えられる直前の今年2月20日のことでした。
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*当会は2012年から加藤静夫さんの工房を訪ね、その製作風景を写真とビデオにより記録させて頂いてきました。
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*加藤静夫さんは、ほぼ毎日、一日数時間をこの工房で原型を作って過ごしておられました。
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*この時、加藤さんは、瀬戸の産土の神である深川神社の陶製の狛犬をモチーフにした陶製ループ・タイの原型作りに打ち込んでいました。
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*深川神社の陶製の狛犬は「瀬戸窯業の祖」とされる加藤藤四郎作と伝わるもので、国の重要文化財です。加藤さんにとって、この陶製の狛犬こそ瀬戸ノベルティの原点であり、原型師人生の中でいつも尊敬の的と仰いできたやきものといいます。
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(↑深川神社の陶製の狛犬をモチーフにした静夫さんの作品↓)
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*「ワシは生きているうちは、作れるうちはノベルティを作り続けたいと思っているんです…」。
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*「絵とか小説とかいうものはその背景がどうなっているかが描かれますし、絵とか小説の中では空間や物語が動いています。でもノベルティはそうではなく、背景も表現されないし、物語も動かない。ノベルティを作る者は、人のこころを衝き動かすものを形にするので、原型師は、植物でも動物でも人間でも、その中に息づいて動くもの、イノチのような動いているものを動かない物体であるやきものにしなければならない。だから、原型は難しいんですね」。
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*「人間は欲があるから厄介です。いい作品は欲を離れたマナコでものの真実というか、イノチというか、そういう“ものの本性”というものを粘土を使って形にしなければならないんです」。
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*「あの人、誰でしたかねえ…、厚い度の眼鏡をかけ、髪の毛を振り乱して絵を描く人…、ああ、棟方志功さん、あんな人が瀬戸のノベルティの世界に一人でもいたら、瀬戸ノベルティは甦るかもしれませんがねえ…。言葉ではうまく言えませんが、ああいうものの本質をぐっと掴んで、ずばっと芸術にするような人が一人でもこの瀬戸にいたらねえ…。私は足元にも及びませんが…」。
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*「あなたはワシの写真をよく撮ってくれるが、ワシにはこれといって自慢できるような作品は一個もできませんでした。一人前の原型師にもなれないままワシの人生は終わってしまうんでしょうねえ…。しかしあなたは、何のためにワシの写真を撮っているんですか?」『…セトノベルティを記録しておきしたいんです…』「…記録?…しかし、記録するということは、少しも金儲けにはならんわね。…しかし…、記録するということは、後世のためにはとても役に立つ大切なことですねえ…」。
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☆また、2013年9月30日の当ブログでも加藤静夫さんを紹介しています。これも再録してご紹介します。 「95歳現役の原型師」・加藤静雄さん、馬のノベルティ(干支)原型造りの日々。 
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*原型師・加藤静夫さん、満95歳。原型製作一筋の人生を生きてこられた今も現役の職人さんです。瀬戸市立窯業専修学校の夜学で学び、中国戦線に応召。旧ソ連の捕虜となってシベリアに抑留され生還。
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(↑加藤静夫さんは過酷なシベリア抑留体験を綴った本を自費出版しています)
加藤静夫さんは戦争で斃れた夥しい死を供養するためノベルティの観音様を製作して奉納してきました。その製品をかたわらに置いて毎日製作を続けているのです。
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*加藤静夫さんは、旧「光和陶器」で原型師を長く務め、後に初代「原型陶彫会」会長に。その後、今に至るまで、毎年、干支のノベルティの原型製作を続けています。加藤静夫さんは、その思いを次のように語っています。
「瀬戸は、役所でもどこでも、どこの窯場でもできるような茶碗だのドンブリだのをいつまでも有り難がっていますよね。でも、そういうことではだめだとわしは思うんですよ。この瀬戸の町には、ノベルティという瀬戸だけのやきものがあるんだから、こういう瀬戸だけのいいやきものを一生懸命作って売っていかないとこの町は生き残っていけないと僕は思うんですよ」。
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*加藤静夫さんは、毎年、翌年の干支の原型を作るのが慣わしですが、今年はすでに来年の干支である巳(蛇)を作り終え、今、再来年の干支の午(馬)の原型を作る毎日です。なぜ静夫さんは、今、再来年の午(馬)の原型まで作っているのでしょうか。「95歳になって、手が震えてだめなんです。目も霞んで、よく見えなくなりました。映画監督の新藤兼人さんが百歳で亡くなりました。私はもうそう長くは生きられません。もう来年、自分は原型を作れないような気がするんです。後の人たちに、こんなノベルティを作っていた人もあるんだ、と参考にしてもらえるような作品を残しておくことができればと思ってねえ…、今、自分は、後の世に残す遺言のつもりで毎日、原形を作っているんです」。
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*「静夫さんの作品展をやらせてくれませんか?」との当会の懇請に加藤静雄さんは笑って応えます。「年をとれば、若い頃よりもいい作品ができると思っていたんです。でも、年をとれば、手は震えるし力がなくなるし、粘土の押さえも甘くなる、迫力に欠けるようなものしかできません。まだまだ満足のいく作品が一つもできません。わしの作品展をやってくれるというのは嬉しいが、そんな訳で、わしの作品展は私が死んでからお願いします…」。
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*当会は、加藤静夫さんと2009年に出会い、それ以来、毎年、取材させて頂いてきました。その製作の様子と証言は写真とハイビジョンカメラの動画とにより、すでに数時間を越えています。当会は、その記録を当会が制作する『瀬戸ノベルティの映像記録』の中で紹介させて頂くことになっています。

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博多で堀紀久子さんの『チャイナペイント作品展』、10月11日から16日まで

9月14日
☆堀紀久子さんの『チャイナペイント作品展』が10月11日から16日まで、福岡市天神の博多大丸東館「エルガーラホール7階ギャラリー」で開催されます。


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(↑丸利商会の生地)
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(↑丸山陶器の生地)
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(↑光和陶器の生地)

*堀さんは、瀬戸ノベルティの美しい白生地を探しにしばしば福岡から当瀬戸市へもわざわざ足を運ばれています。

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*今回の作品展に堀さんは次のようなメッセージを寄せています。ご紹介します。

「テーマを持って語りかけるような人形に惹かれ、そんな人形の白磁を探していたら、瀬戸のノベルティ人形を知りました。しかし、人形を作っていた会社がほとんど廃業して、白磁を手に入れることは至難の業でした。諦めずに探し、やっと集めた人形に愛情を込めて丁寧に絵付けし福岡市の大丸横エルガーラビルで作品展をすることになりました。私が瀬戸の人形を描くことで一人でも多くの人に瀬戸人形の存在を知ってもらい、その価値に気づいてもらえれば幸せです」。

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(↑丸利商会の生地)

*開催時間は 10時~夕方6時半(最終日は5時まで)
*お問い合わせは、堀紀久子さんへ以下のメールか電話で。 
  メール chinapaint1011yahoo.co.jp
  ☎ 080-4113-6598
  
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ノベルティメーカーの焼成窯解体。“陶都消滅”を予感させるその壮絶な最期を当会、映像記録。

9月13日
☆今日、名門ノベルティメーカーの焼成窯がついに解体されました。“陶都消滅”さえ予感させるその“壮絶な最期”を当会は克明な映像記録により“看取り”ました。当会は、この映像記録を『ビデオドキュメント: 陶都漂流~瀬戸2016年の記録~』としてまとめる予定です。


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*昭和54年に作られたニイミ式シャトルガス窯です。
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*↑「丸山陶器」に納めていた製品もこの窯で焼かれました。
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*↑丸山陶器に納めていた天使たちの製品もこの窯で焼かれていました。↓
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*ナチスによりアウシュビッツで餓死させられたコルベ神父。マザーテレサのようにカトリックの“聖人”に列せられたこの人のノベルティもこの窯で焼かれたのです。
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*↑丸山陶器で販売された楽聖たち。これらのノベルティもこの窯で焼かれました。

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*焼成窯の高熱が生み出した美しい色に心が慰められました。
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*↑「博雲陶器」製の犬のノベルティ。これもこの窯で焼かれていたのです。

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*2016年9月、このノベルティ工場は瀬戸の町から姿を消しました。当会は焼成窯解体に至るこの工場消滅の様子を7月1日からハイビジョンカメラで撮影してきました。
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(↑2016年7月1日撮影↓)
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(↑2016年9月13日撮影↓)
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*当会は、この工場解体の様子を計15時間にわたる動画で記録、また撮影した写真は2000枚に上ります。当会は、動画による映像記録を『ビデオドキュメント: 陶都漂流~瀬戸2016年の記録~』としてまとめ、映像コンクールに参加する予定です。

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*この解体工事を請け負った業者はこの近くに別の窯の解体も頼まれているそうで、当会はその窯解体の様子も撮影させて頂くことにしています。“陶都崩壊の様相”はますます深刻さをたどっています。当会はこうした映像記録を後世の瀬戸市民の参考に残そうと考えています。当会がこの二か月の映像記録を通して痛感したこと。「“陶都崩壊”…、それは官・業・民にわたる無作為の結果ではないのか?…」、

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(↑1階が鋳込み場、2階が倉庫↓)
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(↑鋳込み場の2階倉庫: 2016年7月1日撮影↓)
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(↑納入先だった丸山陶器のマーク入り木箱)

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(↑鋳込み場の2階: 2016年9月11日撮影↓)
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(↑「丸山陶器」の木箱)



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今日、名門ノベルティメーカの焼成窯が解体、当会が克明に撮影

9月12日
☆今日、名門ノベルティメーカの焼成窯が解体されます。当会はその一部始終をハイビジョンカメラで動画撮影します。

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(↑2016年9月11日早朝 当会撮影)

*この窯では丸山陶器の製品が焼かれていました。

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(↑この窯で焼かれた丸山陶器の製品↓)
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☆当会は、このメーカー解体の記録を編集し、『映像記録: 陶都漂流・瀬戸2016年の記録』を制作する予定です。


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明日、ノベルティ焼成窯が解体されます。

9月11日
☆「せともの祭」が終わりました。そして、明日、ついに名門ノベルティメーカの焼成窯が解体されます。
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(↑2016年9月11日早朝、撮影↓)
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*当会はその解体の一部始終をハイビジョンカメラで記録します。これは当会だけができる『瀬戸2016年~陶都漂流の記録~』となります。
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*当会は「ドキュメント:ノベルティ焼成窯解体の記録」をまとめる予定です。

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昭和30~50年代の瀬戸ノベルティを蔵出し販売

9月11日
☆残暑の中、イワシ雲が広がる候。陶都・瀬戸市に初秋を告げる「せともの祭り」が今日も行われます。 

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(↑名鉄尾張瀬戸駅)

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*「瀬戸ノベルティ俱楽部」では、レトロな昭和時代の瀬戸ノベルティを特集、当会だけが実現する「昭和30年代から60年代、蔵出し瀬戸ノベルティ」を多数展示販売しています。
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*↑幻のS社のカラフルなノベルティ

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*↑レフトン、ジョセフオリジナルなど…。売り切れ御免です。

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*↑今ではきわめて珍しいオルゴール。そして、少女たちのノベルティ。

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*大人気の“花華アート”もやってます。ノベルティに装いを与えてきた磁器の小花を思い思いに使った当会だけの創作アートです。(有料 300円 勿論、お持ち帰りできます。)
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(↑今回は、この帽子の花華はできません。これから試作していきます。)

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イギリスの陶芸アーティスト、クリストファー・マックヒューさんが瀬戸市を再訪

9月6日
☆文化庁後援事業「アーティスト・イン・レジデンス」。瀬戸市でも継続してその事業が行なわれてきました。「瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム 2015-2016」で昨年、瀬戸市に滞在し、作陶されたイギリス出身の陶芸アーティスト、クリストファー・J・マックヒューさんが瀬戸市を再訪されました。

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*当会はマックヒューさんを「今の陶都の姿」と出会って頂きたいと、「2016年陶都の現場」を案内させて頂きました。
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*↑工場が解体されているノベルティメーカー。
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*↑今週中にも解体されるという焼成窯。
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*マックヒューさんはイギリスの北部、ニューカッスル生まれ、サンダーランド大学出身。考古学を専攻され博士号を取得されました。マックヒューさんは今回も現場で陶片や捨てられていたノベルティの破片や窯道具などをいとおしそうに拾っていました。
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*マックヒューさんは瀬戸で収拾した捨てられたノベルティの陶片を入れ込み、創作しています。
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(↑マックヒューさんの作品:瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム 2015-2016 HPより)
*故郷のサンダーランドはピンク色の釉薬が特徴だそうです。マックヒューさんはゆかりのピンクの釉薬を用いて創作しています。
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*↑今も生産を続ける瀬戸ノベルティのメーカーA社。↓
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*↑このサンプル倉庫でマックヒューさんがこの会社で作られ、イギリスに輸出されていた製品のサンプルと出会いました。バッキンガム宮殿とロンドンブリッジの警護兵のノベルティです。
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*↑イギリスのいたずら妖精とも言うべきレプラコーンも倉庫に眠っていました。↓
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*ホコリにまみれたまま残されている石膏型も見ました。↓
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*「残されている石膏型も、そのデータやカタログが具体的に用意されていれば、もっと活用されると思います。このままではゴミになってしまいますよね」。
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☆「ノベルティなど瀬戸固有のやきものがまさに国際交流」「異文化理解」という大切な役割を果たしてきてことを実感できました」、マックヒューさんはこう「陶都2016」見学の感想を語っていました。瀬戸の「陶都漂流」「陶都喪失」が著しく進む中で、瀬戸の人々はそのことにあまりに無関心であり、イギリス人のマックヒューさんは逆にそうした「陶都喪失」を深い哀しみをもって見つめておられるようです。「このままでは、瀬戸市ではやがてやきものが土にうもれた遺跡になってしまうかもしれません」、この言葉は衝撃的でした。マックヒューさんとの出会い。瀬戸人として深い感銘を受けた半日でした。

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来年2017年は戦後日本が貿易を再開して70年.

9月4日
☆来年2017年は敗戦後の日本が1947年(昭和22年)に貿易を再開して70年になります。そこで、当会は「オキュパイド・ジャパン・コレクターズクラブ」代表・田中荘子さんらの協力を得て、『オキュパイドジャパン・陶都復興への息吹き~時を超えるラブ&ピースの伝言~』(仮題)を開催する予定です。そして、当会はアメリカから「オキュパイド・ジャパン・コレクターズクラブ」会員一行による“ノベルティのふるさと・瀬戸市”訪問を歓迎しています。 

☆また、当会主催により今秋、「瀬戸ノベルティの至宝」を特集する特別企画展を計画しています。

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SP(塩・コショー入れ)のオキュパイド・ジャパンのノベルティ

9月3日
☆今、「瀬戸ノベルティ倶楽部」で開催中の『陶都復興への息吹・オキュパイド・ジャパン~時を超えるラブ&ピースの伝言・田中荘子さんコレクション~』。きたる「せともの祭」でもご覧頂けます。
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☆今日はSP(塩・コショー入れ)のノベルティをご紹介します。 

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*塩、コショー、そして、何か粉状のものを入れる容器のセットです。
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*↑左の穴の大きい方が塩入れ、右の穴の小さい方がコショー入れです。
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*↑“MARUHON WARE”マルホン。それは瀬戸に今もあるメーカーだそうです。
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*サボテン型をしたSPです。
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*メーカー名は分かりません。しかし、この製品がどこに売られていったのかを知ることのできる手がかりがありました。
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*“THOUSAND ISLANDS”「サウザンド諸島」と書かれていました。
五大湖の一つ、オンタリオ湖から大西洋に流れ出、モントリオールを経て大西洋に注ぐセントローレンス川。オンタリオ湖の北東端からそのセントローレンス川が流れ出る河口付近にキングストンという町があります。そのキングストンの町から約80km下流にかけて大小さまざまな島々が1900近くあり、それが「サウザンド諸島」と呼ばれている名勝地なのだそうです。このSP(塩・コショー入れ)のノベルティはその地方の土産物として発注されたものだったようです。
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*↑左が塩入れ、右がコショー入れだと思われます。
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*↑左が塩入れ、右がコショー入れ。
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*“CANADA”、カナダ…、何なのでしょうか?
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*さる7月、テレビ東京系列で放送された「開運、なんでも鑑定団」でもオキュパイド・ジャパン製品が特集して紹介されました。その番組の中で田中荘子さん所蔵の製品がいくつか画像で紹介されました。当館にはそこで紹介された製品と同様のものがいくつかあります。
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(↑7月6日放送「開運、なんでも鑑定団」画面から)
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(↑当館に展示中の製品:販売対象品)

*田中荘子さんは日本で『オキュパイド・ジャパンミュージアム』(仮称)の建設を期しておられます。その建設資金の一助とするため、これらの製品はすべて販売されます。




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来週、窯の解体

9月2日
☆猛暑の中で柿の実が色づき始めています。
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*ノベルティ工場の解体作業が再開されました。焼成窯の屋根と囲いが取り払われ、窯が青空の下に露わになりました。

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*数々の名品を焼いてきた窯の解体がいよいよ来週に迫っています。
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☆当館では只今、田中荘子さんのコレクション、オキュパイド・ジャパン製品を約400点を展示中です。今日は荷車を挽くロバをご紹介します

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*ロバの挽く荷車…。心に残る何か…。荷車は何かのシンボルか?または、何かの働きを示すものでしょうか?
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*どうやら、これは灰皿のようでした。
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*荷車に積まれた荷物。絞りたての牛乳缶。 
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*塩コショー入れ(SP)です。
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*機能を合わせ持ちながら、暮らしの中に何気ない楽しさと潤いをもたらすもの、それが瀬戸のノベルティの一つの味わいなのです。
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田中荘子さんの「オキュパイド・ジャパン・コレクション」から靴のノベルティ

9月1日
☆当「瀬戸ノベルティ倶楽部」では今、『陶都復興への息吹・オキュパイド・ジャパン~時を超えるラブ&ピースの伝言~』展を行っています。


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*展示しているのは、当会会員で「オキュパイド・ジャパン・コレクターズクラブ」代表、アメリカ・カリフォルニア州在住の田中荘子さんの個人コレクション約400点です。
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*今回は、靴のノベルティをご紹介しましょう。
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*こうした靴のノベルティがどんな思いで買われたのか、あるいは、使われたのかはよくわかりません。単なる飾りとしてか、また、小さなプランターや楊枝入れとしてか…。ノベルティは買う人の思いに叶うやきものだったのです。
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*この製品に、これがどこに、何の目的で買われていったのかにつながる手がかりがありました。
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*“DEVIL`S LAKE BARABOO Wis. ”。デビルズ レイク、バラブー。デビルズ レイクという美しく神秘的な湖があるウィスコンシン州の州立公園の土産物として買われていたようです。デビルズ レイク湖にはイギリスの“ネッシー”のような「未確認生物が棲む」という言い伝えがあるそうで、そうしたことからDEVIL`S LAKE という名前が付けられているのでしょうか?瀬戸のノベルティは瀬戸の人々がほとんど知らないようなアメリカの奥深い地方都市へも送られていたのです。

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*美しい花が付けられた靴のノベルティ。
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*この製品にも、その行方についての手がかりがありました。↓
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*サーモポリス(Thermopolis)。調べてみると、そこはワイオミング州にあるホットスプリングス国立公園の町でした。豊かな鉱泉があり、太古の化石もある観光地だそうです。ですから、この製品もやはり観光土産だったのです。
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*次回は、荷車を引くロバのノベルティをご紹介します。 
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*OJ品の中に「ロバが荷車を引くノベルティ」が数多く見られます。
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*このモチーフには何か意味があるのか、当会にはよく分かりません。キリスト教、また聖書にそのヒントがあるのでしょうか…?
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