アーカイブ :2016年07月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2016年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年08月

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再び時を刻み始めた戦前の“メイド・イン・ジャパン”柱時計…

8月1日
☆瀬戸市役所近くで、解体が進むこのノベルティメーカーで…


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丸山陶器の木箱f
*この会社は丸山陶器の製品の生地を受け持つ名門・生地メーカーでした。
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*一台の柱時計が捨てられていました。 
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*この柱時計は工場の中にあった宿直室に掛けられていたものでした。
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*貼られていた説明文によれば、これは戦前、愛知県で作られた時計で、海外にも輸出されていた時計のようでした。
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*この時計はこの会社の歩みとともに時を刻み、そして、この会社の終焉を見て捨てられるところでした。
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*当会は社主の了解を得て、この時計を頂き、
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(瀬戸市末広町商店街アーケード)
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*「瀬戸ノベルティ倶楽部」の壁に掛けさせて頂くことにしました。この時計は、廃業後、暫く針が停まっていましたが、ネジを巻くと再びほぼ正確に時を刻み始めました。“メイド・イン・ジャパン”の素晴らしさを痛感させられました。
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*これから、この柱時計は私たち「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」の活動とともに時を刻んで行きます。そして、この時計は、陶都・瀬戸のどんな町の姿を見守っていくのでしょうか…。


☆当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ倶楽部」は、月曜日と火曜日が定休日。
☆当館では、近日、『陶都復活への息吹~オキュパイドジャパン特集~』を開催。
☆9月の「せともの祭り」では、最近掘り起こした魅力的なハクウン製ノベルティをご紹介。
★当会へのお問い合わせはメールで: setonovelty_club@yahoo.co.jp 

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『陶都復興への息吹~オキュパイドジャパン~』丸山陶器など展示品のご紹介

7月31日
☆当「瀬戸ノベルティ倶楽部」では『陶都復興への息吹~オキュパイド・ジャパン~』という特集展示を行いますが、その展示品から丸山陶器製品などをご紹介します。

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*↑瀬戸市西郷町にあった「石華園(せっかえん)製陶所」という会社の製品です。↓
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*↑“石”のマークが石華園製陶所の窯印(窯屋のマーク)です。
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*↓石華園製陶所のマークの“石”をアメリカでは“LD”と呼んでいます。石の漢字を90度左に回転させて“LD”と呼んでいるんですと、当会会員でオキュパイド・ジャパンコレクターズクラブ代表の田中荘子さん(アメリカ在住)が教えてくれました。
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*「石華園(せっかえん)」は明治期、川本利吉が創立、染付けの名品を生産、戦前から戦後にかけ、きわめて魅力的なハクウン(白雲)生地のノベルティを数多く作ってきたメーカーでした。すでに廃業しています。
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*↑丸山陶器のオキュパイド・ジャパン製品です。↓
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*丸山陶器のオキュパイド・ジャパン製品は、釉薬のかかっているものの多くはMaruyama という裏印が焼き付けられています。しかし、丸山陶器のビスクの製品には何故かMaruyamaの裏印が付けられていない製品が多く、その理由はよくわかりません。
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*ここに掲載している製品そのものではありませんが、当会は丸山陶器のオキュパイド・ジャパン製品の輸出伝票(契約書)を入手しています。↓
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*バイヤーはエス・アイザックス社、日付は1951年1月4日の契約、購入製品は磁器の花で淡紫色、バラ色、黄色。
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*契約書にはアメリカ政府の規制取決めに従って“made in occupied japan ”という記載を梱包函に付けることとされていました。
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*↑契約書の丸山陶器のサイン欄にR.Yamashiroの署名がありました。丸山陶器の創業者・山城柳平のサインでした。

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*これも丸山陶器製のオキュパイド・ジャパンです。
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*丸山陶器の製品としては珍しい製品です。男女の顔と頭部が互いにくっついています。敗戦後のかなり早い時期の製品であったのでしょうか?瀬戸ではこのような製品を“すやくり”と言います。手を抜いたという瀬戸の言葉ですが、物資の少ない当時、とにかく注文に間に合わせようと作ったのでしょうか?
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*↑もう一枚、丸山陶器製オキュパイド・ジャパンの輸出伝票をご紹介しましょう。↓
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↑*これは、名古屋市東区にあったフェア商会という商社の扱った製品の輸出契約書です。
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*扱った製品はニューヨーク行きの男女人形(子羊と小鹿付き)。“made in occupied japan ”の記載指示がしっかりと示されていたことがよく分かる伝票です。
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*さらにオキュパイド・ジャパンのフィギュリンのノベルティをご紹介します。
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*この製品はどこのメーカーの製品かはわかりません。しかし、実に美しい絵付けの作品です。
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丸山陶器の協力ノベルティメーカーの解体が進んでいます。

7月30日
丸山陶器の協力工場であった名門ノベルティ生地メーカーの解体が進んでいます。瀬戸市役所の近くにある会社です。


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*↑7月30日当会撮影↓
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*↑この焼成窯(ニイミ式)も、まもなくこの世から消えます。↓
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*この会社の近くでも廃業や解体が進んでいます。SH社です。↓
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*↓このコンビニは洋食器メーカーのY陶器会社があった跡地です。
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*コンビニの奥に立つ高いマンション↑は戦前からのノベルティメーカーであった加藤政谷商店の跡地で、オキュパイドジャパン時代の製品が今もアメリカに沢山残されています。

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※今、瀬戸市内では次々と窯屋の廃業や解体が続き、「陶都の崩壊」が進んでいます。瀬戸市は誇りある「せとものの町」としてのコンセンサスとやきもの年としての確たる将来像を構築できないままで町のビジョンが漂流しているようです。「無為無策の行政の証」を眼前に見る思いを禁じ得ません。



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壊れたノベルティの修理依頼をお受けします。

7月29日
☆愛されるためにセトノベルティはこの世に生れてきました。壊れたり、欠けたりしてもすぐには捨てないで下さい。当会は、壊れたノベルティの修理依頼をお引き受けしています。 

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*「首が折れてしまったので修理して欲しい」と、一体の製品が当「瀬戸ノベルティ倶楽部」に持ち込まれました。
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*昭和40年代に作られたと思われるセトノベルティです。うっかり首を折ってしまったのだそうです。
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*当会は、こうした壊れたノベルティをプロの原型師に修理を託しています。もちろん、本当に元に戻ることはありえません。しかし、原型師はみかけは元通りにしてくれるのです。勿論、有料です。
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*こうした壊れたノベルティをすぐには捨てないでください。折角この世に生まれてきたものです。できるだけ元通りにしてあげて、できるだけ愛して下さい。当会には、ささやかながら、そのためにお手伝いできることがあります。修理ご希望のかたは、電話かメールで破損状態をお知らせ下さい。修理の可能性や経費の見通しなどについてお応えします。それでよければ、当「瀬戸ノベルティ倶楽部」に事前にお知らせ頂き、品物をお持ち下さい。よろしくお願い致します。
<電話> 090-6339-0791   <メール> setonovelty_club@yahoo.co.jp

★先日、人気テレビ番組「開運なんでも鑑定団」でも特集放送された“オキュパイド・ジャパン”。当「瀬戸ノベルティ倶楽部」では『陶都復興への息吹き~オキュパイド・ジャパン~』と題してその“オキュパイド・ジャパン”の特集展示を近日始めます。その展示品の一部をご紹介します。 
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(瀬戸ノベルティ倶楽部: 瀬戸市末広町アーケード商店街の中、展示棚は丸利商会から当会に寄贈されたものです)
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*右側の女性は、“ Gibson Girl”(ギブソンガール)と呼ばれる1890年から20年間ほどのアメリカ女性のトレンドを表現したフィギュリンです。
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*当時、多くの女性たちが家庭の外で働き始め、また選挙権などいろいろな人間としての権利を主張し始めていました。そうした女性像を描いたのがCharles Dana Gibsonというイラストレーターで、その創作した女性像は“ Gibson Girl”(ギブソンガール)と呼ばれました。↓
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*“ Gibson Girl”(ギブソンガール)は、中流上階層の人が比較的多く、自立心が強く、スポーツを好み、知的でありながらセクシーなフェミニンさも失わないという魅力的な女性像だったそうです。
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*そうした自信(confidence)を心の中に抱え持って生きようとしていた女性像はその当時の女性ファッションにも大きな影響を与えました。そうした女性の顕著なファッションを描いたのがギブソンというイラストレーターでした。
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*日独伊のファシズムに打ち勝って世界に自由を取り戻したアメリカで、再び、女性たちは生き生きと自分を取り戻しながら歩き始めました。“ Gibson Girl”(ギブソンガール)という如何にもアメリカ的でアクティブな女性像への目覚めが甦ったのでしょうか…。

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*このオキュパイド・ジャパン製品はどこの会社の製品であるか正確なことはわかりません。
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*実は、この製品とよく似た製品が丸山陶器の製品にありました。「鳩持ち男女」という製品です。↓
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(↑丸山陶器)
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(↑丸山陶器ギャラリー:瀬陶工主催「丸山陶器特別公開」時に当会が撮影した画像↓)
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*しかし、だからと言ってこのオキュパイド・ジャパン製品↓が丸山陶器の製品であるかどうかはわかりません。
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*丸山陶器の製品にMaruyamaという社名が焼き付けられていることが多いのです。しかし、この製品の裏印にはMaruyamaという社名が入っていないのです。
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*製品の見事な出来栄えから、この製品が丸山陶器製であることを伺わせるものがあることは確かです。
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☆先日、人気テレビ番組「開運なんでも鑑定団」でも“オキュパイド・ジャパン”製品が特集放送され、270余点が出展されました。当館での展示はそれを上回る400点もの“オキュパイド・ジャパン”です。これほどの規模で“オキュパイド・ジャパン”製品を見ることのできる場所は瀬戸市では当「瀬戸ノベルティ倶楽部」の他にはありません。ノベルティのふるさとである瀬戸市。瀬戸市行政こそ、8月にはこうした“オキュパイド・ジャパン”製品の企画展示を開催して欲しいと願わずにはおれません。学芸員もおり、巨費をかけて作った立派な展示施設もあるはずなのですから…。

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(↑テレビ東京系の放送画面から)






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『陶都復興への息吹き~オキュパイドジャパン~』 まもなく開催!

7月28日
※さる7月6日、テレビ東京系人気テレビ番組「開運なんでも鑑定団」で、占領下に作られた“オキュパイド・ジャパン”のノベルティが放送されました。
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☆当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」(瀬戸市末広町)で“オキュパイドジャパン”の特集展示をまもなく開始します。題して『陶都復興への息吹き~オキュパイドジャパン~』展。

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*当会は毎年夏、戦争を忘れないために“オキュパイドジャパン”製品を特集展示しています。今回の特集は題して『陶都復興への息吹き~オキュパイドジャパン~』。今、その準備を鋭意進めています。
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(↑米艦ミズリー号上での降伏文書調印式・1945年9月2日 :外務省編「移り変わる日本」より)
*敗戦後、日本はGHQに占領されました。
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(↑サンフランシスコ平和条約に署名する吉田茂全権・1951年9月8日 :外務省編「移り変わる日本」より)
*日本はGHQの統制のもとに置かれ、当初、一切の貿易の途が絶たれました。制限付きながらも日本が貿易の再開を許されたのは1947年、昭和22年のことでした。日本は5年間、1952年(昭和27年)まで、すべての輸出品に「占領下の日本製(Occupied Japan)」という文言を添えなければ一切の貿易を許されませんでした。その条件が「制限付き貿易」ということでした。

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*今回展示するのは、アメリカ・カリフォルニア州在住で当会会員の田中荘子(しょうこ)さんがアメリカから里帰りさせてくれた“オキュパイドジャパン”の製品、約400点です。
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(↑田中荘子さん:今年4月瀬戸市へ来られた折、瀬戸ノベルティ倶楽部で)

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(↑名古屋「松風」製作のオキュパイドジャパンのカップ&ソーサー)
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(↑TK製陶所製のオキュパイドジャパン・レース人形↓)
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*田中荘子さんは「オキュパイドジャパンコレクターズクラブ」代表です。
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*田中荘子さんご自身、およそ1万点の“オキュパイドジャパン”製品を収集しているそうです。今回、田中さんは日本での「オキュパイドジャパンミュージアム」創設のためこれらのコレクションを手離されるとのことで、当会がその代理手続きをさせて頂くこととなりました。
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(↑“オキュパイドジャパン”のトビーマグ)
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(↑“SGK”は瀬栄陶器合資会社のこと。瀬戸市菱野町や三重県四日市市に工場がありました)

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(↑7月6日テレビ東京系で放送された「開運なんでも鑑定団」で紹介された“旧式潜水夫”↓のノベルティもあります)
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*そして、瀬戸市の窯業界は、この“オキュパイドジャパン”の時代を経、「集団就職」の若い労働力を大量に導入し、
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*昭和30年代後半、集団就職などで県外から来られた労働者は6000人にものぼったそうです。
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*そうして、瀬戸窯業は洋食器やノベルティなどの輸出向け製品の生産を拡大し、
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*陶都・瀬戸市は1000余年の陶都史上最大の繁栄を謳歌していったのです。
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(写真は「瀬戸信金20周年記念誌」「瀬戸市制40周年記念誌」の掲載写真を引用させて頂きました)


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セトノベルティの魅力を描いた絵画作品

7月28日
☆当会の活動に共鳴され、セトノベルティの魅力を絵で描き続けている鈴木敏夫さんが新しい作品を当会にお持ち下さいました。ご紹介します。 


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(↑すでにない「丸利商会」製のクジラのノベルティです↓)
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*この製品の底に貼られているラベルによれば、これは1992年に作られた製品です。「丸利商会」はもうありません。
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*↑寄り添う親子。リアルなクジラのノベルティを鈴木さんは命の形として幻想的に描いてくれました。
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(↑鈴木敏夫さんのサイン)
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*これは“Holt-Howard”(ホルト・ハワード)というノベルティを描いた作品です。
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*当会収集品の中から鈴木さんが気に入った製品をご自宅へお持ち帰り頂き、製品を前にして自分の中でイメージや物語を膨らませ、それを鈴木さんが絵に描いてくれるのです。
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*この絵のモチーフになっているノベルティは、当会が以前、ノベルティコレクターのOさんから譲り受けた製品です。
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*1950年代から60年代にかけて盛んに作られた“Holt-Howard”(ホルト・ハワード)というブランドの製品です。
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*針金のコイルが組み込まれた手の込んだ製品で、特に今なおアメリカで非常に高い評価と関心を集めているノベルティです。
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*↑コイルの部分には、手紙やメモ、領収書や紙ナプキンなどを挟みこむことができます。
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*↑また、頭頂部には鉛筆やペンなどを入れることができます。↓
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*実用と楽しさ。機能と美しさ。ノベルティが今なおアメリカを中心に人々のこころを捉え続けている秘密がこの製品の中に垣間見えます。今、瀬戸の製品に強く求められている「付加価値」という要素がこうしたノベルティの中に凝縮していると言えるのです。
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*“Holt-Howard”は1950年代から70年代にかけての人気ブランドでした。このブランドの製造は1990年で終わったそうです。
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(↑“Holt-Howard”の灯りのノベルティ↓)
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(“Holt-Howard”の灯りのノベルティ)
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*当会は、瀬戸ノベルティを描いた鈴木敏夫さんの絵画を集めて来年、『瀬戸ノベルティの魅力~鈴木敏夫絵画展~』を開催したいと考えています。また当会は、こうしたセトノベルティをテーマとした絵画作品や写真などを皆さんから広く募集し、すぐれた作品の作者に当会からセトノベルティを贈呈させて頂く予定です。

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解体進むノベルティメーカーから新たに入手したノベルティ

7月27日
☆解体進むノベルティメーカーから当会が入手したノベルティをさらにご紹介します。 

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*まず、キリスト教関連のノベルティです。
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*なんと、コルベ神父のノベルティもありました。製品のホコリを洗い流して初めてわかったことです。
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*ドイツ、ナチスが行ったユダヤ人迫害の中で強制収容所に収容されていた人の身代わりになって死地に赴くことを申し出、餓死した聖者・コルベ神父の像です。↓
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(↑まもなく解体されるニイミ式焼成窯・)
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*この像は窯のそばにホコリに覆われて置かれていました。当会が収集しなければ、産廃として処分されるところだったのです。
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*かくも気高い自己犠牲の魂の人のノベルティもこの瀬戸の町で作っていたのです。
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*天使のノベルティです。
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*↑背面にひもを吊るすフック状の穴が設けられていることから、この製品は壁飾りであることがわかりました。
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*小さな天使の胸像です。
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*手のひらに乗るほどの小さな天使のノベルティです。
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*どのように飾られ、あるいは用いられたのか、当会には知識がなくてわかりません。
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*この製品についてお分かりの方はどうぞお教え下さい。 <当方のメール> setonovelty_club@yahoo.co.jp





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当会事務局・中村の講演のお知らせ

7月27日
☆当「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」事務局長・中村は、きたる8月7日、『瀬戸・陶都戦争譜~愛とほほえみの街へ~』と題して以下のとおり、拙い講演を行わせていただくことになりました。 


*講演会
 主催: 瀬戸地下軍需工場跡を保存する会
 会場: 水野公民館 (水野地域交流センター)
 日時: 8月7日(日)午前10時~11時半

*講演内容:
 ・戦時下、瀬戸市で極秘に進められた“陶貨(陶器貨幣)”「一銭陶貨」の製造秘話
 ・敗戦後の“オキュパイド・ジャパン”のこと
 ・愛やほほえみ、共生や命の大切さ、異文化理解などセトノベルティにこめられたメッセージ
 ・瀬戸窯業再生の糧が瀬戸のノベルティの中にあること

*入場は無料
*お問い合わせは同会事務局・長谷川さんへ・☎090-6575-4370

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(↑当会事務局・中村:永泉教会での「青銅の基督」<キリスト>上映会で<永泉教会H氏提供写真>)

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当会が新たに入手したセトノベルティのご紹介

7月26日
☆当会は先に、あるノベルティメーカーから沢山のノベルティ製品の寄贈を受けていますが、その中から未公開の製品をご紹介します。 

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*高さ18センチほどのノベルティです。小物入れのようです。
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*セクシーな製品、灰皿です。
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*キリストの父とされるヨセフと幼子・イエス。透明感あふれる美しさです。
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*アメリカで人気のスポーツシリーズ。この製品を包んでいた新聞紙の日付は1988年(昭和63年)でした。プラザ合意の3年後、円高が急激に進んでいった頃の製品だったのでしょう。
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*同じ原型を用いた馬のノベルティです。
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*↑セトノベルティは量産品です。同じ原型から沢山の製品を量産するものですが、一つ一つの白生地に一体一体職人が絵付けを施しますので、「セトノベルティは量産品にして手作り品」と言えます。この製品、目元に手描きの雰囲気がよく現れています。
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*タツノオトシゴの小皿、または灰皿です。
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☆また、当会は解体が進むノベルティメーカーからいろいろな製品を入手していますが、新たに入手した製品をご紹介します。 
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*高さ35センチという大きな犬と10センチほどの小さな犬。このメーカーは動物の名品ノベルティで知られた「博雲陶器」の製品も外注で製造していました。
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*同じ犬種のノベルティ、ビスクのノベルティです。
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*「瀬戸ノベルティ」は二つの特徴を持っています。一つはリアリズムに徹したノベルティ。そして、もう一つは豊かな空想力で創作されたノベルティです。この製品はリアリズムをとことん追求したセトノベルティのすばらしい典型です。
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*天使のノベルティです。
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*サンタクロースとその下僕とされる北欧をふるさととする「ノーム」たちのノベルティです。
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*原型師の確かな造形力。この白生地がどこのメーカーの製品として作られていたかを確かめることはもうできません。すでに廃業しているからです。このメーカーは丸山陶器製として売られていた製品の白生地を最も多く作っていた会社でした。この製品も丸山陶器の製品であったかもしれませんが、確かなことを知る情報は全く失われています。
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*これはハクウン(白雲)生地の製品で、N社の製品です。プランターとして売られていたのかもしれません。
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丸山陶器製として作られたベートーベンを入手!

7月23日
☆当会は、先に丸山陶器として作られた楽聖のノベルティを入手していますが、今回、その楽聖シリーズのうち、ベートーベンのノベルティを入手しました。ご紹介します。 

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(↑丸山陶器として作られたベートーベンのノベルティ、磁器製です。↓)
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*↑丸山陶器はこのベートーベンのノベルティを外注で製造していました。
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(↑当会が先に入手した丸山陶器の楽聖ノベルティ)

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引き続き、新たな入手品をご紹介。

7月22日
☆当会が新たに入手したハクウン(白雲)生地のノベルティをさらにご紹介します。 


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*↑ノベルティにはwall plaque(壁掛け)や飾り皿のジャンルがあります。パステル調の製品。一部が箱の中で欠けていました。明るい風光が満ちた地域に輸出されたのでしょうか?↓
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*↑Lefton(レフトン)の貯金箱。ミツバチを頭の上に乗せた珍しいセトノベルティです。
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*↑水槽の中に入れ、この周りを魚が泳ぐという飾りなのでしょうか?不思議なノベルティです。↓
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*↑色鮮やかな製品。花器か水差しでしょうか?↓
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*底にシールが貼られていました。↓
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*↑ナイアガラのお土産品として瀬戸で作られ、輸出されていました。

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*つぶらな瞳の鹿たちです。
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*SP(塩・コショー入れ)です。
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*↑書かれた横文字の意味はわかりませんが、“Melilla (メリリャ) ”という地名が書かれています。メリリャはモロッコの地中海沿岸にあるスペインの飛地領だそうです。瀬戸で作られたノベルティがそんな遠い町へ売られていったのでしょうか。
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*↑“Guernsey”(ガーンジー)も地名です。フランス・ノルマンディー半島の西方約30キロ沖合にあるイギリス王室属領で、牧畜業が盛んな島だそうですが、その島の土産物として作られたのでしょうか。↓
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*↑日本検査協会の検査を受けた製品だったようです。PPMの文字が見えますので、鉛の検査だったのでしょう。昭和58年頃の製品であることがわかります。↓
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新たに入手したセトノベルティをご紹介します。

7月20日
☆当会が新たに入手したハクウン(白雲)生地のノベルティをご紹介します。いずれも1960年代から70年代前半にかけて作られたセトノベルティです。 


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*アメリカできわめて高い評価を受けているノベルティで、超レアモノです。
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*ash tray(灰皿)として売られていたものです。この製品と同じ種類のノベルティが今もアメリカに残されています。↓
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*↑これは、“Holt-Howard”(ホルトハワード)というブランドで販売されたセトノベルティでした。
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*オルゴールのノベルティですが、長い時間の中で器械が錆びつき、音は鳴りませんでした。
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*しかし、とても美しいノベルティです。
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*ハクウン(白雲)生地の製品は焼成に伴う収縮がほとんどない上、色鮮やかな絵付けが可能です。この製品はその典型です。
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*高さ25センチほどの貯金箱のノベルティで、ヒモで編み上げています。
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*二人のフラメンコダンサーです。
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*↑瀬戸では不良品を“ペケ”と呼びます。この製品は顔の絵付けにしくじりがある“ペケ”であったため、サンプルとして残されたのかもしれません。
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*↑高さ30センチほどの製品で、業界では“フルーツ盛り”と呼ばれているノベルティです。製品の裏側にフックがあり、壁掛け用に作られました。
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*絵付けによる発色が実に鮮やかな、ハクウンの特長が遺憾なく発揮された美しいノベルティです。こうしたノベルティを作るメーカーももう瀬戸にはありません。
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*この製品は底に貼られているシールから「春田商店」という名古屋市東区にあった商社が取り扱った製品であったことが分かりました。

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*香辛料セットです。
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*真っ赤な色が塗られた女性像です。赤の色はとても出しずらく、アクリル絵の具という釉薬が塗られていますが、塗られた後は窯で焼くことはできないため、このように時間とともに色が剥げ落ちてしまうのです。
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*この製品は30年近く木箱の中に入れられていました。屋根の色の剥がれ具合からこの製品がたどってきた歳月が偲ばれます。
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*キッチュなノベルティです。

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*クッキージャーのようです。
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*なんとも不思議な壺です。
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丸山陶器で撮影された『淑女、夜河を渡る』という映画のこと

7月19日
☆「青銅の基督」の他にもう一本、名門・丸山陶器で撮影された映画があります。『淑女、夜河を渡る』という映画です。


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*製作されたのは1957年、昭和32年、昨日瀬戸・永泉教会で上映会が行われた映画「青銅の基督」の公開から2年後のことで、主演は高千穂ひづる。その映画は「丸山陶器」で撮影された映画でした。

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(↑最盛期の丸山陶器)

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(↑丸山陶器での映画『淑女、夜河を渡る』撮影風景: 当時の丸山陶器社員Yさんの提供写真)

*当時の社員Yさんの記憶によれば、この映画は丸山陶器構内の生地乾燥場などで撮影されたそうです。この映画にも、当時の丸山陶器の工員たちがエキストラで出演、丸山陶器の当時の活況のみならず、セトノベルティ最盛期のとても貴重な記録が映像化されていることになります。

※当会は、瀬戸市の戦後史を映像記録としてとどめているこのような貴重な作品を精力的に発掘し、瀬戸市民に広く見てもらうような機会を提供することも瀬戸市文化行政の大切な仕事ではないでしょうか。そうしたソフト事業こそ瀬戸市民の血税を費やすべき魅力的な創造的事業であると当会は考えます。「陶都の名実」が失われているから今だからこそ、瀬戸市の将来像を考える糧がこうした映像記録に埋もれている…、当会はそう考えています。

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『青銅の基督(キリスト)』が瀬戸・永泉教会で上映されました。

7月18日
☆昭和30年に公開され、瀬戸の粘土鉱山でクライマックスシーンの撮影が行なわれた映画『青銅の基督(キリスト)』が18日午後2時から瀬戸・永泉教会で上映されました。礼拝堂は満員の観客で埋まりました。

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(↑18日午後、瀬戸・永泉教会↓)
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*ステンドグラス超しに七色の光が注ぐ礼拝堂での上映会となりました。
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*↑敬虔な信者・モニカ(香川京子)とその弟・吉三郎(石浜朗)
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*↑モニカに恋する鋳物師・萩原裕佐(岡田英次)
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*↑モニカとの恋が叶わぬために裕佐の代償愛の対象となる遊女・君香(山田五十鈴)、右奥は妹のお蝶・野添ひとみ
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*↑転びバテレン・フェレラ(滝沢修)
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*↑瀬戸の粘土鉱山で撮影が行われたクライマックスシーン↓
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*長崎奉行はモニカや吉三郎など隠れ信者たちを強権で捕縛し、かれらに“踏み絵”を強いたのです。その踏み絵は鋳物師の裕佐が造った青銅製の踏み絵でした。↓
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*この踏み絵の絵柄は映画では十字架上のキリスト礫刑像でした。 ↑
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(↑当会所有の「ピエタ像」 :林幹夫原型)
*しかし、もともと長与善郎の原作では踏み絵は「青銅のピエタ」↑でした。

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*↑ノベルティ会社や洋食器メーカーなどの従業員が多数エキストラ出演した公開処刑場面↓
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↑粘土鉱山に大がかりなセットが組まれ、撮影は何日も続いたそうです。この陣屋の武士を演じたのは山形勲でした。↓
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*↓その山形勲を瀬戸市で銭湯を営んでいた松原耕一さんが撮影していました。映画の撮影カメラマンと顔なじみになった松原さんはそのカメラマンからすぐ近くで撮影を見ることを許されていたのです。↓
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*モニカは“転ばず”、踏み絵を踏まず、踏み絵に額づきました。↓
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*モニカは火あぶりにされながら従容として死んでいきました。
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*この鉱山は瀬戸窯業が最盛期にさしかかる頃撮影されました。瀬戸の粘土はノベルティ製造に最適な粘土であったこともあって瀬戸史上最大の経済的繁栄がノベルティ産業によってもたらされました。この映画の撮影の後、ノベルティ製造などのため大量に粘土が採掘されたため、この映画の中に記録されていた粘土鉱山の景観は大きく変貌しました。この映画を初めて見て、この映画がある意味で瀬戸の戦後史の貴重な証言記録ともなっていることを痛感しました。円高による陶都崩壊の第二の波が今、瀬戸の町中の深部で進んでいます。その姿を見つめ、陶都の崩壊の有様を記録しようとする人は当会以外にいるのでしょうか?「陶都の誇りが今、さらに大きく問われている…」、60年前のこの 映画はそのことを瀬戸の人たちに問いかけているような気がしてなりません。


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今日午後2時から瀬戸・永泉教会で映画『青銅の基督(キリスト)』が上映されます。

7月18日
☆瀬戸最盛期の頃に瀬戸の粘土鉱山でクライマックスシーンの撮影が行なわれた映画『青銅の基督(キリスト)』が今日午後2時から瀬戸・永泉教会で上映されます。観覧は無料です。


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★<映画『青銅の基督(キリスト)』上映会:無料
主催&会場: 瀬戸・永泉教会(瀬戸市杉塚町:若き日の加藤唐九郎も通った国の登録有形文化財)
日時: 今日7月18日(金) 午後2時~
お問い合わせは: 永泉教会へ(☎0561-82-2314)

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(映画『青銅の基督』が上映される瀬戸・永泉教会 :瀬戸市杉塚町↑)

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(↑映画の原作:長与善郎著「青銅の基督」ー新潮文庫ー)

★<映画 『青銅の基督(キリスト)』>
『青銅の基督』は長與善郎原作、江戸時代の長崎を舞台とした鎖国下のキリシタン殉教悲劇。キリシタン禁止令を敷く幕府の思惑により、萩原裕佐という若き鋳物師(岡田英二)が青銅製のキリスト像(踏 み絵)を造ることになった。その鋳物師と恋仲のモニカ(香川京子)との悲恋を軸に物語が進行する。聖夜、信者たちは、キリシトファ・フェレラという“転びバテレン”(滝沢修)の密通により役人に捕えられる。しかし、信仰の堅い信者たちは踏み絵を拒み、青銅のキリスト像に額づいて磔刑(はりつけ)に処せられる。そのクライマックスである公開処刑シーンが瀬戸市の粘土採掘場である陣屋鉱山でノベルティ会社で働いていた工員など市民エキストラの協力を得て撮影されたのです。

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*敬虔な信者であるモニカ(香川京子)は若き鋳物師・萩原裕佐が造った青銅聖像を踏むことを拒み、十字架に架けられ殉教します。原作によれば、その踏み絵に使われたのは青銅のピエタ像でした。↓

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*「ピエタ」はミケランジェロの名作の一つで、ローマのサン・ピエトロ大聖堂に安置されている大理石彫刻です。
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*↑これは元「瀬栄陶器」の原型師・林幹夫さん(故人)が原型を担当した「ピエタ」像。ダビンチの名作をセトノベルティとして製作した作品で、当会が林さんのご家族から寄贈されたものです。十字架に架けられたキリストをマリアが抱き抱える姿。母と息子、聖母とキリストが一体となった名作です。仰ぎ見られることを意識して、横たわるキリストは大き目に作られているのだそうで、林さんの原型もそれにならっています。
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*セト・ノベルティにとってキリスト教はとても大きなモチーフでした。この映画にエキストラ出演した人たち↑にはノベルティ会社の従業員も多く、そうした従業員もキリスト教関連のいろいろなノベルティの生産に従事していたのでしょう。
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*↑これはキリスト教関連ノベルティの一つで、東京オリンピックが行われた頃、盛んに瀬戸市で作られていました。当会はこれを複数のノベルティ会社から入手しています。(↑これはR社製↓)
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*この像は正式には“Infant of Prague”、「プラハの幼子イエスの像」。チェコ・プラハの聖母マリア教会にあるイエス・キリストの幼子の姿だそうで、世界から多くの信者が参詣に来るそうです。
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(↑プラハの聖母マリア教会にある「幼子イエスの像」)
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(↑上はS社製の「幼子イエスの像」)

*↑当時、瀬戸のノベルティメーカーはこの像を“少年法王”と呼んでいました。しかし、会社も従業員もこの像が本当はどんな宗教像なのかをよく知る人は少なかったようです。今になってこれが「幼子イエスの像」であったことがわかるのです。ともあれ、瀬戸で作られたこうしたノベルティが世界の各地で多くの人々の篤い信仰を支えていたのですから、「瀬戸ノベルティは尊い仕事の尊い産物であった」ことを今改めて知る必要があると思います。

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名門・丸山陶器の協力工場の解体が始まりました…

7月17日
☆名門・丸山陶器の協力工場の解体が始まりました。3連休で浮かれる中、官からも民からも見捨てられるように瀬戸の町から「陶都」が音を立てて失われているのです。当会は「陶都崩壊」の有様を映像で記録する作業を続けており、砂を噛むような思いに囚われながらこうした「陶都の変貌」を冷静に見つめる作業は当会にしかできないことと思っています。 

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*↑このガス焼成窯もまもなく解体されます。
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*↑解体現場で入手したノベルティ↓
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*↑丸山陶器製のリングホルダーです。↓
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*↑高さ8センチほどの有名な「アルプス越えのナポレオン像」。stickholder(楊枝差し)として作られた製品です。↓
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*工場にあった湿布薬。肩こりや筋肉痛を病んでいた職人さんがいたのでしょう。製陶仕事の労苦が偲ばれますが、この現場もまもなく瀬戸の町から姿を消します。

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*↑まぎれもなく、丸山陶器の製品です。↓
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7月17日
☆そうした中で、瀬戸最盛期の頃に瀬戸の粘土鉱山でそのクライマックスシーンが撮影された映画『青銅の基督(キリスト)』が明日、瀬戸・永泉教会で上映されます。

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*↑出演女優の山田五十鈴(左)と香川京子(右)
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★<映画 『青銅の基督』のこと>
『青銅の基督』は長與善郎原作、江戸時代の長崎を舞台とした鎖国下のキリシタン殉教悲劇。キリシタン禁止令を敷く幕府の思惑により、萩原裕佐という若き鋳物師(岡田英二)が青銅製のキリスト像(踏 み絵)を造ることになった。その鋳物師と恋仲のモニカ(香川京子)との悲恋を軸に物語が進行する。聖夜、信者たちは、キリシトファ・フェレラという“転びバテレン”(滝沢修)の密通により役人に捕えられる。しかし、信仰の堅い信者たちは踏み絵を拒み、青銅のキリスト像に額づいて磔刑(はりつけ)に処せられる。そのクライマックスである公開処刑シーンが瀬戸市の粘土採掘場である陣屋鉱山でノベルティ会社で働いていた工員など市民エキストラの協力を得て撮影されたのです。

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★<映画『青銅の基督(キリスト)』上映会:無料
主催&会場:瀬戸・永泉教会(瀬戸市杉塚町:若き日の加藤唐九郎も通った国の登録有形文化財)
日時:7月18日(金) 14時~
お問い合わせは:瀬戸・永泉教会へ(☎0561-82-2314)

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(↑18日午後2時から映画『青銅の基督』が上映される瀬戸・永泉教会 :瀬戸市杉塚町↓)

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さらに多様なハクウン製品などをご紹介。

7月13日
☆当会はN社から寄贈されたハクウン(白雲)生地のノベルティをただ今整理中で、順次ホコリを荒い落としています。その中から面白く、美しい製品をさらにご紹介します。いずれも1970年代、今から40年も前に作られた“キッチュ”な製品ばかりです。


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*“カージナルス”というアメリカを代表する鳥。メジャーリーグのセントルイス・カージナルスのマスコットとしてもおなじみです。
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*これも、また次も「ルーベンス」の製品でした。
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*これは“ゴールドフィンチ”という鳥です。
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*以前、同じような製品をご紹介したことがあります。ふさふさな毛を貼りつけ、親子を細い鎖でつないだセトノベルティです。
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*マリア像をかたどったプランターです。
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* このマリア様は「無原罪の御宿り」、または「無原罪の御みごもり」と言い、処女懐胎のマリア様のことだそうです。足の下には地球儀の上に乗った蛇がいます。蛇は地上にはびこる罪や邪悪のことで、この製品を「蛇踏マリア」と呼ぶノベルティメーカーもありました。
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* 瀬戸の名もない女性の絵付け職人さんたちがこうした清楚なマリア様の顔を描いていたのです。
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*塩コショー入れ(SP)の猫。目鼻を描いたもの、描いてないもの、焼成途中のものなど、いろいろな製作段階の猫が残っていました。
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*以下は磁器の製品です。↓
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*↑これは丸山陶器の協力会社が製造した子猫が乗る磁器の小函です。確かな造形力に裏打ちされた美しい製品です。↓
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多様なハクウン製品や丸山陶器製の楽聖の胸像をさらに入手!

7月13日
☆当会はN社から寄贈されたハクウン(白雲)生地のノベルティをただ今整理中です。如何にセトノベルティが多種多様であったかを改めて痛感しています。興味深い製品をさらにご紹介します。 

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*高さ30センチほどの大きなセトノベルティです。
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*飾り花器かと思われます。
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*ハクウン生地は焼成温度も比較的低くてすみ、呈色性にも優れ、また焼成に伴う収縮性も少なく生産効率も高かったため、こうした華やかで如何にもアメリカ的な製品づくりにはとても向いていました。丸山陶器に代表される磁器の名品に加え、こうした色鮮やかなハクウン生地の製品が大量に加わって瀬戸のノベルティは瀬戸市の最大産業に成長したのです。

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*飾り花器とマグカップ。アメリカ有数の観光地の土産品として輸出されました。フロリダやサンフランシスコを訪れた瀬戸市の人たちの中には「瀬戸製のアメリカ土産」を買って帰ってきた人がいたかもしれません…。
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*小物入れを兼ねたオートバイのセトノベルティ。
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*「ルーベンス」のブランドシールが貼られていました。
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*ロン・ゴードンというデザイナーによる1982年、セトノベルティ最盛期の製品。同じデザインで丸山陶器製も作られていました。
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☆また、丸山陶器協力会社の廃業にあたり、当会は丸山陶器製の楽聖胸像も入手しました。ご紹介します。
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*モーツアルト↑
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*シューベルト↑
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*バッハ↑
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*ワーグナー↑
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*丸山陶器はこの楽聖胸像をこのような白磁器像(plain white )として輸出していました。昭和末期、丸山陶器が陶磁器生産を終える間際のことだったそうです。

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7月12日
☆当会は丸山陶器製の観音像を入手しました。丸山陶器の協力会社が廃業に伴って当会へ寄贈して下さったもので、当会はその納入伝票も入手しました。

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*丸山陶器は昭和時代に陶磁器製造を終えましたが、これらの観音像を昭和60年前後に受注していました。どれもとても手の込んだ、実に美しい製品です。
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*この会社は丸山陶器専属の協力会社として外注で製品を製造していました。
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*「なぜこの会社が丸山陶器専属の協力会社であったのか」。この協力会社の社主は次のように語っています。「丸山陶器は特に手の込んだパーツの多い製品を沢山作っていました。そういう手の込んだ製品を他の会社は嫌がりました。でも、わが社は引き受けていたんです」。パーツの多い複雑な製品を丸山陶器の満足のいく品質で製造したのがこの協力会社でした。丸山陶器本体だけでなく、この協力会社のような「外注さん」の高い技術が丸山陶器のすぐれたものづくりを支えていたのです。
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*この協力会社の工場は間もなく瀬戸の町から姿を消します。

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瀬戸ノベルティ再生への曙光 : “蓄光”レースドールが語りかける可能性…

7月11日
☆瀬戸蔵4階の多目的ホールで開催されていた「陶&くらしのデザイン展2016」が、11日終了しました。この展示の中に衰退極まる瀬戸窯業再生への希望にもつながる魅力的な展示がありました。

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*「陶磁器に関係する全国の11試験研究機関が産業活性化への貢献を目的に陶磁器を中心としたインテリア・エクステリア用品などの試作やデザイン開発と取り組んだ平成27年度研究成果を公開展示」したのです。「陶&くらしのデザイン展」は昭和39年に「陶磁器試験研究機関作品展」として発足し、今回で53回目の開催だそうです。
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*当会は、その研究成果の中で特に瀬戸窯業技術センターの研究成果に深い感銘を受けました。「蓄光(ちっこう)レース磁器ドール」です。↓
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*係の人が会場の灯りを暗くしてくれました。すると…、↓
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*青、赤、オレンジ、赤紫、黄…。暗い中で作品が明るく発光したのです。
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*全国11試験研究機関の一つ、瀬戸窯業技術センターは、平成19年度から「蓄光材の陶磁器への応用研究」を開始し、蓄光クラフト粘土の商品化支援、蓄光加飾釉薬の開発、蓄光粘土とガラスや金属との融合化など」を行ってきたそうです。平成27年度は、繊細な美しさを持つレース人形のレース部分に蓄光特性を持たせることで暗所でも幻想的な美しさ」醸し出す磁器レース人形の製造手法を開発したのだそうです。今回展示されたのはその研究成果であるとこのとです。
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*次のノベルティは当会が精力的に収集している「磁器の灯りのノベルティ」の一例です。↓
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*このノベルティは明るい所で見ると次のようなものです。↓
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*このノベルティは底から陶体の中に豆電球を入れ、磁器質を透かして中から光を発するものなのです。↓
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*これまで瀬戸で作られてきたこのような普通の「灯りのノベルティ」は電気の光源を必要とし、熱も帯びます。しかし、今回展示された作品は昼間に蓄積した光が夜、発光するのです。普通の「灯りのノベルティ」とは異なり、電気の光源を必要とせず、熱も帯びません。この点に「この新しい蓄光レース磁器ドール」の優れた特性が発揮されているのです。↓
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*かつて見たこともないレース人形。これまで想像したこともない神秘的な美しさ…。レースと蓄光材との初めての組み合わせによって生まれた未知のやきものの美しさが現出したのです。この魅力的な製品は瀬戸窯業技術センターの技術開発専門家とレースドール作家とのコラボレーションに窯業メーカーのアドバイスも加わって生まれたのだそうです。
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*蓄光材と粘土との化学反応、蓄光材や陶体やレース部分の焼成火度のバランスと調和が難しかったそうですが、試行錯誤を経てその難しさを克服したそうです。当会が注目したいのは、この作品が技術担当者やレースドール作家、窯業メーカーそれぞれの意見交換を通して誕生したこと、そして、男性中心に主導される新しい技術開発がレースドール作家の女性的な感性と呼応して生まれたということです。
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*すぐれた技術が女性の感性と融合して魅力的な製品を生み出した好例です。官の技術開発、民間アーチストのデザインや思い、実際に陶磁器製品を製造するメーカー3者が一つの作品イメージに向かって試行錯誤を繰り返し、その情報や意見を持ち寄って新製品を協働開発するという試みがもっと盛んに行われれば絶望的な状態に瀕しているセトノベルティ、瀬戸窯業界にも再生の可能性が見出せるのではないか、と思われました。その場合、これまでとかく欠けていたデザイン性への視点やユーザーのマジョリティである女性の感性を取り込むという原点に立ち帰るならば、今回初披露されたような蓄光磁器レース人形は、陶都窯業再生への可能性につながる“一つの曙光”となりうるのではないか…、当会はそう思っています。
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約60年前の瀬戸市で撮影された映画『青銅の基督』の映会が7月18日に!.

7月10日
☆ノベルティ産業の最盛期、約60年前の瀬戸市で撮影された映画の上映会が7月18日に行われます。1955年(昭和35年)公開の『青銅の基督(キリスト)』で、観覧は無料です。当時、この映画の撮影にあたり、ノベルティや洋食器会社で働いていた社員や工員など瀬戸市民が多数エキストラで出演していました。この映画には瀬戸市に戦後最大の繁栄をもたらしたノベルティや洋食器産業が高度成長へとひた走っていた頃の息吹が埋もれているのです。そこで、この貴重な映画の上映会のことを再びPRさせて頂きます。(なお詳細は、当ブログ7月8日付けをご覧ください。

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(↑映画『青銅の基督(キリスト)』の撮影シーン:瀬戸市の陣屋粘土鉱山で↓)
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★<映画『青銅の基督(キリスト)』上映会:無料
主催&会場:瀬戸・永泉教会(瀬戸市杉塚町:若き日の加藤唐九郎も通った国の登録有形文化財)
日時:7月18日(金) 14時~
お問い合わせは:瀬戸・永泉教会へ(☎0561-82-2314)
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(↑映画『青銅の基督』が上映される永泉教会:瀬戸市杉塚町↓)
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★<映画 『青銅の基督』のこと>
『青銅の基督』は長與善郎原作、江戸時代の長崎を舞台とした鎖国下のキリシタン殉教悲劇。キリシタン禁止令を敷く幕府の思惑により、萩原裕佐という若き鋳物師(岡田英二)が青銅製のキリスト像(踏 み絵)を造ることになった。その鋳物師と恋仲のモニカ(香川京子)との悲恋を軸に物語が進行する。聖夜、信者たちは、キリシトファ・フェレラという“転びバテレン”(滝沢修)の密通により役人に捕えられる。しかし、信仰の堅い信者たちは踏み絵を拒み、青銅のキリスト像に額づいて磔刑(はりつけ)に処せられる。そのクライマックスである公開処刑シーンが瀬戸市の粘土採掘場である陣屋鉱山で市民エキストラを得て撮影されたのです。

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(↑当時の二大女優:右がヒロイン役の香川京子、左が当時大女優だった山田五十鈴)

*その撮影時の記憶や思い出の写真を持つ人たちが今も瀬戸市にいます。当会はノベルティの取材の中でその時に撮影された写真があることを知り、元社員や原型師の遺族などからそれらの写真の提供を受けることたできました。当会はこれらの写真を最盛期の瀬戸を記録したドキュメント映像として複写させて頂いています。
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*瀬戸は職人の町で、当時、銭湯が多くありました。その一つが「伊香保温泉」という銭湯でした。その「伊香保温泉」の経営者で郷土史家の松原耕一さんは、その時、映画の撮影担当カメラマンと親しくなり、撮影現場の間近で見学させてもらい、映画の撮影風景↑を写真撮影していました。↓

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(↑旅館で記念撮影に応じた俳優たち。左端が石浜朗、女優は右から香川京子、山田五十鈴、野添ひとみ)
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(↑山田五十鈴↓)
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*聞けば、撮影期間中、瀬戸にあった観光バスが出演者やスタッフを撮影現場と旅館との間を送り迎えしたそうです。当時は、窯業が勢いよく興隆していく頃で、そうした時代の勢いというものが何気ないこうした一枚の写真からもうかがえるのです。そして、「集団就職」も始まり、瀬戸市の人口も大きく膨らんでいく頃でした。会社内の慰安旅行や町内会の行事にも瀬戸にあった観光バスがよく使われたとのことです。
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(↑石浜朗)
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(↑野添ひとみ)
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(↑真ん中が山形勲、右でスタッフと話をするのが岡田英二)

*「サカエ美容院」という店が瀬戸にありました。(雑誌「風土」↓)
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*「サカエ美容院」を経営していた祖父江あさえさんもこの映画に関わっていた瀬戸市民の一人でした。その中に、あさえさんが山田五十鈴の髪をセットしている写真がありました。↓
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(↑美容室での山田五十鈴:「サカエ美容院」は今はありません↓)
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(↑「サカエ美容院」の母娘らと記念写真に収まる石浜朗と山田五十鈴:右端が祖父江あさえさん)

*撮影がオフの日、俳優たちはノベルティメーカーのいくつかを表敬訪問しており、その折の写真もありました。
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(↑大手ノベルティメーカーだった「光和陶器」を訪問した山田五十鈴↓)
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(↑ノベルティメーカー「片山商店」を訪問した滝沢修↓)
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(↑山田五十鈴や野添ひとみ:「片山商店」の見本室にて↓)
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(↑背景に当時、「片山商店」が製造していたノベルティが並んでいました。)

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*↑クライマックスの公開処刑シーンでは、多くのノベルティや洋食器会社の社員たちがそれを見守る民衆としてアルバイトで動員され、映画にエキストラで出演していました。
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*松原さんの記憶は今なお鮮明で、「そのエキストラの日当が当時の会社の日当よりも高かったという ので、会社側から撮影陣に苦情が出たんです。当時は日本が戦後復興を成し遂げ、陶都・瀬戸も高度成長の一途をたどっていく頃でしたね」と証言しています。
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★<映画『青銅の基督(キリスト)』 無料上映会>
会場:瀬戸・永泉教会(瀬戸市杉塚町:国の登録有形文化財)
日時:7月18日(金) 14時~
お問い合わせは:瀬戸・永泉教会へ(☎0561-82-2314)


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(↑映画『青銅の基督』が上映される永泉教会:瀬戸市杉塚町↓)

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当会への寄贈品を追加してご紹介します。

7月9日
☆当会は、過日、およそ200点のノベルティの寄贈を受けました。寄贈して下さったメーカーは名門「丸山陶器」の協力会社でした。すでに昨年廃業し、まもなく工場の解体が行なわれます。ノベルティの名品も生まれたものづくりの現場がまた一つ、陶都・瀬戸から姿を消していくのです。ここで追加してその“遺品”をご紹介します。


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*「灯りのノベルティ」です。円盤型で、底が平面になっており、テーブルに置くと安定します。
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*↑底にホゾが切られ、小さなランプが中に入るようになっています。
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*どこかで見たような製品だと思いました。
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*そうでした。昨年秋、当会に寄贈してくださった丸武前田製陶所の製品だったのです。丸武前田製陶所は小さな商社も兼ねていて、このメーカーに生地を外注に出していたのです。
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*↑その工場も…、
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*↑社主が住んだ家ももうありません。往時茫茫です…。

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*↑丸山陶器から受注した白生地の女性像。さすが丸山の見事な造形美と言えます。↓
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*↑ゴルファーを造形した酒器(デキャンター)。
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*これも丸山陶器からの受注品とのことです。
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*丸山陶器は原型の細部に至るまで手を抜きませんでした。特にその指は「丸山の指」と言われたほどの美しさを湛えています。
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*↑水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』の“目玉おやじ”。デキャンター(酒器)です。「鬼太郎」のふるさと、鳥取県境港市からの依頼により瀬戸市で作られた製品で、境港市でしか買えないそうです。当会はこの白生地の製品も入手しています。↓
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*円高で輸出がとまり、逆風の中、内需開拓したのが人気キャラクター。これもその“目玉商品”の一つとなった製品です。
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*この「目玉おやじ」は瀬戸製のデキャンター(酒器)ですが、他に四日市市で作られた万古焼の「目玉おやじの貯金箱」もあるようです。

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*コケティッシュなマグカップも作られていました。美しい磁器で…。
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*↑2005年の「愛知万博」の土産物品として作られた貯金箱です。↓
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*開発計画が“自然との共生”と矛盾するとして瀬戸宅地開発構想が完全に破綻した万博でした。前時代的な提灯行列までして誘致した万博。マスコミもその提灯持ちを一緒にかついだ愛知万博…。その提灯行列の先頭を歩いた「やきもの嫌い」公言の首長も庁舎を去り、官民こぞって期待した陶都窯業活性化など全く実現しませんでした。よくなったのは道路だけだったのでしょう。
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*相撲力士の酒器。“万博”という“他力本願”の力水で一息つこうとしたのもつかの間、円高という押しの一手の前に官も民も徒手空拳の無為無策…。陶都のアイデンティティを突き詰めることをしてこなかったそのツケが「陶都崩壊」という現実となりました。それも、もとより官民ともに招き寄せてきた結果と言う他ないのでしょうか…。
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*この会社が最後に作っていたのが陶製の焼酎ボトルでした。通販で売られた高級焼酎で、大量の注文があったそうです。さすが名門・丸山陶器の協力会社だっただけに、その磁器の生地はまことに素晴らしい出来栄えでした。
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*しかし、やがて台湾製のライバル品が現れ、ついに廃業のやむなきに至ったのです。





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ケネディ駐日アメリカ大使より当会へ手紙

7月8日
☆キャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使より本8日、当会へ手紙が届きました。

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*ケネディ大使からの手紙には次のようなことが書かれています。
「私の父Jhon F.ケネディを基にしたノベルティ(SP)のことをお知らせ下さり、瀬戸ノベルティ文化保存研究会へ深い感謝を申します。そのノベルティは私のこころに深い情感をもたらしてくれるだけでなく、瀬戸ノベルティの文化や歴史の意義を具体的に物語るものでもあります。瀬戸の町で作られた品々やアメリカとの関係を学ぶことは大変興味深いことと思っています。…みなさんの会が日米親善のために続けておられる地道な努力に対し、深甚の敬意を申し述べます」。

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(↑故ケネディ大統領をフィギュリンにしたSP<塩・コショー入れ>のノベルティ:昭和37年に瀬戸市で作られた製品です。↓)
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(↑ケネディ大統領のボディがコショウ入れ、椅子が塩入れになっています。)
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*この製品はアメリカ在住のオキュパイド・ジャパンコレクターで当会会員の田中荘子さんがアメリカに残されていたものを入手し、瀬戸市へ里帰りさせてくれたものです。

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*↑故ケネディ大統領の遺影。この写真は1961年5月22日「LIFE」誌に掲載されていた写真です。この号の「LIFE」誌は当会があるノベルティ会社の倉庫にホコリに埋もれていたものを見つけたもので、その中にたまたまこの写真が載っていました。
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*↑この号の「LIFE」誌にはキャロラインとジョンの写真も載っていました。

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*↑このノベルティ会社で当会は当時の帳簿も見つけました。↓
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*これらの帳簿からこのケネディ大統領の塩コショウ入れ(SP)が瀬戸市から最低30000個もアメリカへ輸出されていたことがわかりました。当時のケネディ大統領の高い人気の有様が感じられました。
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*↑この二体のノベルティも田中さんがアメリカから里帰りさせてくださったのです。ケネディ大統領の長男ジョン(故人)とキャロライン<現駐日大使>の当時の姿を造形したフィギュリンです。↓
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