アーカイブ :2015年12月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2015年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年01月

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伊藤保徳瀬戸市長「産業構造を変え、陶都のプライドを取り戻したい」と年末の挨拶

12月29 日
★当会会員で瀬戸市長の伊藤保徳さんが昨日、今年を締めくくる年末の挨拶を幹部職員の前で行いました。今日の中日新聞朝刊が報じました。

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*伊藤市長は当会の会員です。
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*伊藤市長の挨拶を中日新聞は次のように報じています。「新年に向け『産業構造を変え、瀬戸物の瀬戸市としてのプライドを取り戻したい。そのためには、活動する市民たちと一緒に汗をかき、行政はどうあるべきかを市民目線で考えていきたい』と力を込めた」。
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「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」の会報冬号をご紹介します。

12月28日
★当会会員でアメリカの「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」代表の田中荘子(しょうこ)さんから先日、当会に会報(ニュースレター)の最新号が届けられました。ご紹介しましょう。

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*この最新号、特集は「冬に因むオキュパイドジャパン(OJ)製品」です。
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*↑まず、キャシー・ガードナーさんの冬のOJノベルティ。橇(そり)に乗るノベルティです。
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*↑田中荘子さんはアメリカ・カリフォルニア州在住。田中さんもご自分のコレクションから、冬のOJノベルティについて寄稿しています。まず、コートを羽織る冬のノベルティ。↓
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*そして、田中さんのコレクション、スキーのノベルティ。↓
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(↑左はスキーをするノームgnome、上の右の製品と下の右↓は小物入れでしょう)
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*会員のJoe Santoraさんの投稿。「このニュースレターは素晴らしい。コレクター仲間による素敵なお話の数々。私もお気に入りの製品をご紹介します」と、Joe さんは自慢の収集品を紹介しています。
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*Joeさんは70歳台の男性で、OJ品を1200点収集。初めての収集品のことを写真入りで紹介しています。↓
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*紹介されている製品はGHQによる占領3年目の昭和22年の製品で、母親へのプレゼントとして購入したもの。この製品を昭和52年に入手したOJカタログの中に見つけたそうです。母親は今104歳、食欲も旺盛で、政治にも旺盛な関心を寄せる人。68年前にプレゼントしたこの製品を母親は息子のJoeさんに返してくれたそうです。この製品はJoeさんの宝物、いつもJoeさんとともにあり、「プライスレス」だそうです。そして、テレビに出たりして元気旺盛な104歳の母親は「家族の宝です」と書いています。
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*Joeさんは日本への原爆投下についても書いています。「私は6歳でした。年夏、映画館で1945広島への原爆攻撃を報じるニュースを観ていました。キノコ雲が立ち昇ると、すべての子どもと大人の観客の中から大きな賞賛が湧き起りました。観客は日本人の受けた災いに対してけっして冷淡であったという訳ではなかったでしょうが、その原爆投下が戦争を終結させ、自分たちの父や兄弟たちなどが家に帰って来る喜びを表していました。私はその歓声をけっして忘れないでしょう。私は日本へのこの原爆投下についてエッセイを書きましたので、もしご希望があればお送りします」。Joeさんは今、車イス生活を送っており、この頃は、自由に旅行もできなくなっているそうですが、コレクター仲間と交流を行い、「OJノベルティの収集は私にとって大きな歓びとなっています」と投稿を結んでいます。
*会報にはGeraldine Scottさんという会員のおたよりも掲載されています。↓
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*Geraldineさんは大のドールハウスコレクターで、最近、キャビネットに展示したミニチュア製品の写真を投稿しています。↓
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*アメリカではこうしたノベルティも、日本のようには簡単に捨てず、欲しい人を熱心に探して売買したり、交換したりする人が多いのです。この会報はそうしたコレクションの譲渡についての情報も掲載しています。↓
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*田中荘子代表は、アメリカの会員に向けて、オキュパイドジャパン製品が作られた生産地として瀬戸や名古屋の他、常滑、四日市、美濃、会津本郷、九谷、有田、薩摩を地図入りで紹介しています。↓
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*オキュパイド・ジャパン製品の中でも特別な存在であり、アメリカのコレクターの間でも常に高い評価を集め続けているのが「丸山陶器」の製品です。
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(↑田中荘子さんのオキュパイド・ジャパン製品のコレクション↓)
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(↑当会が丸山陶器の資料写真の中で見つけた製品:田中さんのOJ製品と同じ物)
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*丸山陶器↑は現在、ノベルティ生産を行ってはいませんが、丸山陶器の製品は今でも、ノベルティファン注目の的となっています。当会は、この「丸山陶器」についての最新の情報を田中さんへ送り、アメリカの人々の参考にしてもらいたいと考えています。
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*当会は「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」の会員になっています。同会は全米に100名ほどの会員を持ち、「オキュパイド・ジャパン(占領下の日本)製品」に特化した収集愛好者団体ですが、瀬戸ノベルティの最大の輸出先であったアメリカで瀬戸のノベルティたちがどのような“境遇”の中で、どのような時間を過ごしてきたのかを知る大切な手掛かりを提供してくれます。そして、同紙は、「オキュパイド・ジャパン製品」を通して、ノベルティというものが世界の人々や暮らし、文化にどのような役割を果たしてきたのかを静かに語りかけてくれるものと当会は思っています。
*ノベルティが見つめてきたテーマを考えてみると、ノベルティの中には“風刺的な製品”も数多くあるとはいえ、ノベルティには憎悪や嫌悪、差別や蔑視、殺戮や暴力といった悪感情を表現したノベルティがほとんどないこと、この地球上の多様な生命の等しい尊さを物語る擬人化や、愛や慈しみを造形した製品というものがほとんどであるということに気がつきます。この「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」の活動とその成果であるこうしたニュースレターは、そうした人間の願いやこの世の理想というものを静かに反芻させてくれる貴重な媒体となっているのです。
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*瀬戸のノベルティ産業が衰退してきた理由として30年前の「プラザ合意」による衝撃が最大の要因であったことは言うまでもありません。しかし、瀬戸市行政は、「プラザ合意」を真摯に検証し、「プラザ合意」がもたらしてきた「瀬戸窯業の産業構造の変革への要請」に対して心血を注いでなすべき指導的役割を果たしてはこなかったのではないか、と感じざるをえません。年にOJクラブが4回アメリカから送ってくれるこのニュースレターを英和辞書を傍らにおいて読み深めるにつけ、「陶都の陥落」(中日新聞瀬戸支局の言葉)を導いてきた責任の大きな一端が行政の無作為というものにもある、当会はそう指摘せざるを得ません。

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瀬戸ノベルティ倶楽部の年末年始について

12月27日
★「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」の活動拠点『瀬戸ノベルティ倶楽部』の年末年始のお知らせ。

  *年末は、今日27日(日)まで。
  *年始は、1月8日(金)からです。

※お問い合わせは下記メールでお願い致します。
  当倶楽部のアドレス:  setonovelty_club@yahoo.jp 

※来年度は当会の主催により『瀬戸ノベルティの至宝』を公開する予定です。
ノベルティファンの誰もが最も熱い視線を送る“憧れの窯屋”、「セトノベルティ最後の秘境」ともいうべき“極上の瀬戸ノベルティの宝庫”と出会える事業で、当会のみが実現可能な催しです。すでにその準備が着実に進んでいます。どうぞ、ご期待下さい。

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↑瀬戸ノベルティの至宝が眠る場所。当会の主催による催しにより、来春には目覚めの時を迎えます。

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丸山陶器がかつて作った日本人形

12月27日
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★丸山陶器がかつて作っていた日本人形のノベルティを写真でご紹介します。

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*これらは1950年代から1960年代にかけて丸山陶器で作られていた製品でした。当会はこれらの写真をある商社関係者から提供して頂きました。来年は、これらの製品の本物の製品に出会える年になるかもしれません。
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冨士特殊紙業のエントランスホールに“エイボンレディ”を展示

12月26日
★当会は瀬戸市暁工業団地にある冨士特殊紙業(「フジトク」:食品・洗剤など多様な梱包材の日本有数の総合メーカー)のエントランスホールに瀬戸ノベルティを展示させて頂いています。26日、クリスマスの展示を終わり、新年の展示として“エイボンレディ”を展示させて頂きました。ご紹介します。

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↑冨士特殊紙業(瀬戸市暁工業団地)↓
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↑冨士特殊紙業のエントランスホール
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*化粧品で知られるAVON(エイボン)は、アメリカに本拠を置く老舗の化粧品製造販売会社で、社名はエイボン・プロダクツ・インコーポレイテッド(Avon Products, Inc.)。1886年に創設された会社で、来年創業130年を迎えます。訪問販売から通販、今ではインターネットによるオンラインショッピングへと営業を展開。同社には広大なアメリカ全土に30万人もの訪問販売員がおり、そうしたセールスレディの中から毎年、顕著な成績をあげた年間優秀者を表彰、その副賞としてやきもの製人形(ノベルティ)が与えられてきました。そのノベルティが「エイボン・レディ」を作ってきたのが瀬戸市の愛新陶器でした。
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*「エイボン・レディ」は、アメリカ向けに約10万体、カナダや豪州向けに15万体もの大量発注があったそうです。フィギュリンの衣装は初代代表者であったMrs. Albee(ミセス・アルビー)時代のコスチュームが伝統的に造型されており、来年このシリーズは40周年を迎えるとのことです。
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*「エイボン・レディ」は↑このような箱に入れられて受賞者の一人ひとりに贈られました。↓
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*箱の中には受賞を讃える会社からの次のようなメッセージカード↑が入っています。↓
「あなたのセールスが10100ドルの売上げを達成されたことを認定するに際し、エイボン社はあなたに『ミセス・アルビー賞』を授与することを大変大きな誇りとするものです。この賞はエイボン社の初代社長・ミセス・P.F.E.アルビーの功績とその成功の伝統を記念するものです。この賞は世界に展開する当エイボングループの中で最高位の表彰であり、あなたの献身的な貢献とあくなき成果達成への精神に喝采を送り、あなたのセールス業務の今後の成功とあなたの夢が成就することを祈念します」。(2008年版)
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*AVON(エイボン)は、日本では乳がんの早期検診「ピンクリボン活動」を積極的に展開する企業として知られる他、「社会的に有意義な活動を続け、人々に勇気や希望を与える女性たち」を顕彰する「エイボン女性大賞」を設立運営しています。
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*この「エイボン・レディ」“Mrs. Albeeシリーズ”は、約一世紀前の女性の衣装文化がうかがえる貴重なノベルティです。瀬戸のノベルティ産業は世界の文化に予想を超えた質と量で大きな貢献を果たしていたのです。しかし、このようなシリーズに関心を寄せる瀬戸の窯業関係者、文化行政者は皆無です。「エイボン・レディ」“Mrs. Albeeシリーズ”は、後に丸利商会・マルリメキシコも製造し、マルリアメリカ(MARURI  AMERICA)が中南米向けに販売しました。
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*この富士特殊紙業エントランスホールでの展示は皆様にもご覧頂くことができます。会社に事前に電話かファクスでお申込みいただき、窓口である総務部の了解を得てからお出かけください。なお、本年の業務はすでに終了、年始は1月5日だそうです。
富士特殊紙業総務部  電話0561-86-8511  ファクス0561-86-8537
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★当「瀬戸ノベルティ倶楽部」も新年の展示は「エイボンレディ」を特集します。

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★当会は、丸山陶器に関し、貴重な品々を入手しました。↓
*1950年代初めに撮られた丸山陶器の写真。丸山陶器の製品としてはほとんど知られていないレース人形を職人が製作している写真です。
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*そして、丸山陶器の製品としては珍しい灯りのノベルティ人形です。↓
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「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」田中荘子さんからニュースレター

12月25日
★当会会員でアメリカ「オキュパイドジャパン・コレクターズクラブ」代表の田中荘子さんからニュースレターが届きました。

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*後に詳述します。
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本日、新年度企画準備のため「瀬戸ノベルティ俱楽部」は臨時休館

12月24日
★当「瀬戸ノベルティ俱楽部」は本日24日、新年度企画準備のため、臨時休館とさせて頂きます。あしからず、ご了承ください。


12月24日
★丸山陶器製のクリスマスのノベルティを入手しました。

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*↑サンタクロースのキャンデーなどを入れる容器なのでしょうか。
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*↑蠟燭(ろうそく)立てです。
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*↑聖母子像です。
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*↑柊(ひいらぎ)の小皿や小箱、キャンドルスタンドです。↓
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*↑天使のハンギングオーナメント(吊るし飾り)です。↓
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*↑これも蠟燭(ろうそく)立てです。↓
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*↑「弐百弐拾円」の文字が書かれていました。
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*↑誠に美しく、やさしい風貌の天使です。↓
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「瀬戸ノベルティ倶楽部」は明日24日(木)、臨時休館とさせて頂きます。

12月23日
★当会は来年度から、「陶都の現代史」を発掘する画期的な企画を計画しています。その準備の為、当「瀬戸ノベルティ倶楽部」は明日24日(木)、臨時休館とさせて頂きます。あしからず、御了承下さい。


★目覚めの春を待つ瀬戸の「至宝のノベルティ」…。
*当会は今、ある元メーカーの整理作業に参加しています。その作業の中で、興味深い出会いが今日もありました。
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*まず、猿のノベルティです。来年は申(さる)年。そこで、猿をモチーフにしたノベルティを探しているのですが、なかなか見つかりません。猿のノベルティが何故少ないのか、その理由はわかりません。今日12月22日、白生地の状態で残されている猿のノベルティと出会いました。
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*↑きわめてすぐれた造型力を持つ原型師によるノベルティでした。↓
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*次に、灰皿。↓
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*実は、“オキュパイド・ジャパン(OJ)”、占領下に輸出された製品でした。 
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*↑レース人形を作る時に用いるレースの布地も残っていました。↓
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*次は、↓
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*↑阿・吽の狛犬のノベルティ、「青磁釉仕上こま犬」。↓
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*↓この製品のことを記した帳簿が残っていました。昭和63年9月にアメリカのロス・アンジェルスへ輸出された製品でした。日本人や中国人などアジア出身の人々が多く住む土地柄を反映する輸出品です。
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*クリスマス関係の製品在庫もたくさん保存されていました。↓
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*長机。板の表面が黒板のように塗られている机です。↓
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*↑家人に伺えば、「この上にたくさんサンプル品を並べましてね、この机を挟んで商社の人やバイヤーと立ったまま製品価格の交渉を行ったんです。製品一つずつの価格を決め、チョークでその製品の所に書いていったんです。そのくらい、忙しかったんですよ。もうあのような時代は二度と瀬戸には来ないでしょうね…」。ノベルティで繁栄をきわめた往時の瀬戸の盛況ぶりを示す証言で、この机もまさにとても貴重な「陶都・瀬戸」の証人なのでした。
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*↑オランダ風車のノベルティが沢山残されていました。とりつけられないままの羽の部品とともに残っていました。↓
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*↑実は、これも“オキュパイド・ジャパン(OJ)”、占領下に輸出された製品でした。↓
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*↑きわめて珍しい“板レース”のノベルティです。“板レース”のノベルティは旧池田マルヨ製陶のものが知られていますが、この会社でも作られていたことを初めてしりました。↓
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*↑古いカートン(段ボール箱)。
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*↑箱の文字を読んでみると、アメリカのロス・アンジェルス向けの製品のようでした。しかし、中には異なる製品が入っていました。
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*中に小箱がいくつも入っていました。「toy-tea set (トイ・ティー・セット)」でした。実は、これらも“オキュパイド・ジャパン(OJ)”の製品でした。
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*↑衣服を着せつけた人形。戦前、それも、昭和初期に作られたと思われる製品も倉庫の奥深くホコリにまみれて埋もれていました。↓
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*↑ロンドン向けの箱には、↓
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↑木毛(もくめん)に包まれた小箱製品が入っていました。
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↑使い残った沢山の転写紙
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↑使われなくなった電気窯↓
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↓この窯はまだ十分に使えることがわかりました。当会は、オーナーと相談してこの窯や白生地、転写紙などを再び活用していくことを話し合っています。
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※当会は、この作業に参加する中で、行政も業界団体さえもほとんど行ってこなかった「陶都の現代史発掘」に新たな一ページを切り拓こうとしています。この作業は当会だけに任された作業で、これらの製品や資料が来年度から陽の目をみようとしているのです。詳細は来年早春にお知らせする予定です。

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超レアなセトノベルティ 「コカ・コーラのオーナメント」をご紹介

12月21日
★コカ・コーラボトルの発売から1世紀。今日は、「コカ・コーラのオーナメント」をご紹介しましょう。

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*これらは瀬戸の山国製陶で作られ、もっぱらアメリカ向けに生産された製品で、日本国内には販売されなかった超レア品です。
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↑これは、SP、塩コショウ入れです。↓
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↓次もSP、塩コショウ入れです。
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↑粒子の大きさから、左の三つ穴がコショウ入れ、右の二つ穴が塩入れです。↓
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↑これはマグネットです。↓
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↓コカ・コーラのポスターもノベルティのモチーフになっていました。
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(↑2013年「ノベルティアーケードin末広]での展示↓)
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↓また、以前もご紹介したことがありますが、コカ・コーラのセトノベルティには次のような素敵な製品もありました。
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中日新聞連載『陶都の陥落』の最終回。

12月20日
★中日新聞連載『陶都の陥落』最終回、その見出しは「独創性が再生への鍵」。

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*初めに、愛龍社の現状と、岡勝美(おか・かつよし)さんというベテラン絵付け職人のことが紹介されています。↓
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(↑愛龍社)
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*ノベルティメーカーの愛龍社。↑「最盛期に300人いた社員は8人に減り、工場内は使われていないスペースが目立つ」、とその現状を紹介。
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(↑奥で作業する人が岡さん)
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*今は、人気のゆるキャラ“オカザエモン”↑や、
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*ミシュランのノベルティ↑、
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(↑旧「丸武前田武夫商店」関係者から当会へ寄贈された「黒猫楽団」のパンフレット)
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*その、大人気の「黒猫楽団」の復刻生産↑や、
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*テレビ朝日のドラマ「相棒」で人気の“暇カップ”↑など、ハクウン(白雲)素地のノベルティを専門に作っています。
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*↑上の写真は愛龍社の社内報が報じた昭和38年のトンネル窯火入れの様子。このトンネル窯から生まれたノベルティは膨大な量で、この会社の繁栄を支えましたが、この窯は今はもうありません。
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*↑昭和35年、皇太子夫妻(現天皇夫妻)が訪米の折に輸出されたセトノベルティなどを現地で見られたというニュースを報じたのも最盛期のこの会社の社内報でした。
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*岡さんは新潟県の豪雪地帯から集団就職でこの愛龍社に就職しました。定年退職後も契約社員としてこの会社で働き、日々、製品の品質の維持に骨身を削り、生産の屋台骨を支えています。
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*大量採用した社員のために昭和50年代初めに建設した社員寮↑。今、入居者はほとんどいません。
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*「職人不足は深刻。何とか技術を伝えていかないと…」と岡さん↑は自分の思いを伝えています。
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*↑そして、今、瀬戸ノベルティ業界で最もその動向が注目されている「テーケー名古屋人形製陶」がその現状と加藤範主社長の言葉とともに紹介されています。
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(↑テーケー名古屋人形製陶↓)
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*「加藤が強調するのは会社のブランド力…」
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(↑テーケー名古屋人形製陶の代表的製品『アン王女』・映画「ローマの休日」のヒロインがモデルのレース人形の最高峰↓)
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…加藤が強調するのは会社のブランド力。最盛期、メーカーがバイヤーからの受注競争の末に共倒れした教訓からだ。『メーカーが価格を決められるくらいブランド力を確立したい』。レースドールという付加価値を武器に高級路線を貫く」。↓
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↑超人気有名キャラクターにレースを施したレースドール。テーケー名古屋人形製陶のブランド力を発揮したものづくりです。
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↑製品を作ったメーカーである自社の名を誇らかに入れ、“メイド・イン・ジャパン”を売り物にするブランド戦略。今、それを名実ともに実現しているのはこのテーケー名古屋人形製陶だけとなっています。
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*この記事で当会の活動も紹介されています。↑
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↑テーケー名古屋人形製陶の名品「マドモアゼル」。注文生産の製品であり、当会でも注文をお取り次ぎしています。
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↑昨年夏に愛知県陶磁美術館に当会の提供により展示された“瀬戸だけのやきもの・灯りのノベルティ”。
↓愛龍社の名品、“あかりのノベルティ”。
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*こうしたノベルティこそ、瀬戸としてのブランド力を発揮できる高い技術力で作られていますが、このような製品を作る会社は今はもう一社もありません。ノベルティという足元にあるはずの資源を“官民挙げて”見つめようとしないこの町に「陶都の復権」は到底難しいのかもしれません。よきにつけ、あしきにつけ、ノベルティこそ瀬戸の足元を照らす「陶都再興のともしび」に違いないのではないか…、そう当会は考えているのです。

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「プラザ合意」30年。中日新聞連載『陶都の陥落』の5回目、テーマは“賑わいの喪失”。

12月19日
★中日新聞「なごや東版」で連載中の『陶都の陥落』、5回目が今日掲載されました。明日が最終回だそうです。

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*今回は、円高の衝撃によってもたらされたノベルティ産業の衰退による賑わいの喪失と町並みの変貌がリポートされています。
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*ノベルティ最盛期は1970年代。この頃の深川神社参道の賑わいの様子↑:今日の中日新聞掲載写真↓
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*瀬戸史上最大の繁栄期は戦後。ノベルティや洋食器の生産によってもたらされたものでした。
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(↑最盛期の尾張瀬戸駅前<瀬戸市制40周年記念誌掲載写真:昭和44年>)
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(↑昭和39年の瀬戸市:深川小学校卒業アルバムより)
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(↑郷土読本改訂版『せと』掲載写真↓)
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*今日のリポートでは、ノベルティ生産の恩恵を受けて繁盛した飲食店、印舗(はんこ屋)、銭湯などが紹介されています。
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*紹介された銭湯は「伊香保温泉」という名湯でした。当会はその写真を同銭湯の松原耕一さんから提供して頂いています。↓
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*瀬戸のノベルティ産業は分業生産による生産が一般的で、裾野の広い関連産業が形成されていました。戦後の瀬戸市が史上最大の繁栄をきわめたのはそうした裾野の広い関連産業がともに栄えていたからです。
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↑ノベルティ工場の倉庫に今も膨大に残されている磁器の小花。
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*ノベルティ製品の装飾用に一つ一つ手作りされていたもので、専門の業者が主に内職による生産を行っていました。
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*当時、瀬戸ではこうした“磁器の小花”を専門に作る職人を「花屋さん」と呼んでいました。
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*しかし、円高によってノベルティ生産が停まると、使われることもなくなり、こうしてホコリにまみれるまま取り残されてきました。当会は今、女性会員によって『花華(はなはな)アート』という新しい創作を考案しました。これまでにはなかった自由な発想で、こうした“磁器の小花”を活かす工夫の一例が『花華アート』です。
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*写真は一回300円で体験、お持ちかえりができる磁器の小花を使ったオーナメント作りです。ブローチやタイルの台に好きな小花を選んで接着剤で取り付け、お持ちかえり頂くことができます。
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*こうした“磁器の小花”という小さなものづくりの仕事が瀬戸の人々の暮らしをささえてきたという事実に心をとめ、そうしたものをたとえ少なくとも産廃化から守りたいと、当会はその活用法の考案と再生に心を砕いています。
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↑上は写真フレームの白生地に磁器の小花で飾り付けを施したものです。こうした白生地の写真フレームも多くが廃棄されてきたのです。
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*こうした試みは行政でも簡単にできることです。ただ心を使えばできることです。会社を訪ね、工場を見せてもらい、経営者の話に耳を傾け、実情と苦衷に触れ、その現場で感じ、考えれば苦悩も知り、知恵も湧いてきます。学芸員が産業課や文化課のスタッフと一緒に手組んでやれば容易にできることもあるはずです。それを疎外するのは、「陶都」への愛情の薄さと縄張り意識、そしてモノづくりへの敬意の喪失や勉強不足なのでしょう。
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(↑丸山陶器の記録写真。以下、3枚も丸山陶器の記録写真。↓)
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↓瀬戸から名古屋港などへ荷物を運ぶ運送業も繁盛しました。当会はこの運送業者の膨大な請求書伝票を入手しており、今、分析作業を進めています。
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↓名古屋港での船積み風景
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↑このような商船で瀬戸のノベルティは世界80か国以上の国々に輸出されていました。このパンフレットは当会が丸利商会の廃業時に捨てられたものを頂いたものです。
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*当「瀬戸ノベルティ倶楽部」のある末広町商店街の最盛期を写した写真もあります。↓
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※セトノベルティの産業が滅びの果てに瀕しているかのような今、当会ができる活動にも限界があります。当会は瀬戸ノベルティの製品をできるだけ散逸から回収し、記録資料を収集して瀬戸ノベルティの産業と文化の全貌を後世に伝え残すことに力を入れています。このブログに掲載している写真や画像、情報は来年度刊行を企図している『瀬戸ノベルティの本』に集約していくつもりです。こうした活動を通じて痛感するのは、瀬戸の窯業界が自分たちの足取りを曇りのない眼で見つめなおすということをしてこなかったということ、そして、予算も実行力もあるはずの行政その“無為無策という罪深さ”です。「陶都の陥落」をもたらしてきたもの、それは円高という外圧だけでありません。“官民挙げて”この町のアイデンティティを冷静に見つめることを怠ってきたこと、そして陶都・瀬戸としての誇りを見失い、この町を陶都として再生していくのかのどうかという選択を曖昧にしてきたこと、そうしたことの中に「陶都の陥落」が救い難いほどに進んできたと言うほかありません。「陶都の陥落」に無力であったこれまでの市政がもたらしたもの、それがまさに「陶都の陥落」以外の何者でもありません。当会会員でもある伊藤新市長。その新市政はこの重く困難な課題にどう向き合い、どのように応えていくのでしょう。その手腕におおいに期待したいところですが…。
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↑工場のすべてが解体された山国製陶の解体j現場で見つけた「瀬戸へ行かんでどこへいく」のチラシ。「瀬戸市観光協会」が製作したものです。行政がこの「瀬戸へ行かんでどこへいく」という言葉を掲げて観光キャンパーンを行うことは今は皆無となりました。また、「町中がミュージアム」というキャンペーンもすでに色褪せ、「町中がミュージアム」という言葉を誇らかに掲げることもこのごろはめっきり少なくなりました。瀬戸へ行っても仕事もないし、見せる所もほとんどない。「町中がミュージアム」という実態にリアリティがなく、言葉だけが躍る町になっている…。そうしたことを一番よく知っているのは行政なのでしょう。「官制の瀬戸市観光行政」そのものが今大きな曲がり角に来ているのです。この町のアイデンティティ、そして、この町の未来の姿を提案できないのでしょう。
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※ここに掲載している写真を「瀬戸ノベルティ文化保存研究会ブログより」の引用出典明記なく無断使用することはお断りします。

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「プラザ合意」30年。中日新聞連載『陶都の陥落』の5回目noは“賑わいの喪失”

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# 「プラザ合意」30年。中日新聞連載『陶都の陥落』の5回目は“賑わいの喪失”。

12月19日
★中日新聞「なごや東版」で連載中の『陶都の陥落』、5回目が今日、掲載されました。

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*今回は、円高の衝撃によってもたらされたノベルティ産業の衰退による賑わいの喪失と町並みの変貌がリポートされています。
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↓最盛期の瀬戸市の風景(昭和39年:深川小学校卒業アルバム)
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↓最盛期の瀬戸駅前(瀬戸市制40周年記念誌:昭和44年)
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*この記事の中にかつての「伊香保温泉」という銭湯のことが紹介されています。↓
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(↑「伊香保温泉」の松原耕一さんから当会に提供された写真。↓)
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頂いた転写紙で新たないのちが宿った白生地。当会の願い…。

12月18日
★当会の活動の願いの一つは、捨てられてしまいそうなやきものにできるかぎり新たないのちを吹き込むことです。

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*過日、「丸武前田武雄商店」というノベルティメーカーの元経営者のご自宅↑が解体されました。↓
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*当会はこのお宅のご縁者から製品などとともに白生地の皿も頂きました。
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*その白生地の皿にこのほど新たないのちが宿りました。
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*そのご自宅には転写紙も残されており、当会はその転写紙も譲り受けました。
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*当会会員がその頂いた転写紙を頂いた白生地に貼ったものがこのほど焼き上がりました。当会会員のカミオ製陶・神尾周治さんが「焼き上がったよ」と、今日、当ノベルティ俱楽部に持ってきてくれたのです。↓
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↑この皿に施した絵付けの柄は次のような製品に用いられていた転写紙でした。↓
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↑この製品は、「丸武前田武雄商店」から頂いた白生地に当会が廃業した丸利商会から入手した転写紙を貼って焼き上げたものです。↓
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↑この製品も「丸武前田武雄商店」から頂いた白生地です。これにも丸利商会の転写紙を貼ってみました。↓
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*当会の活動の目的の一つは、命を与えられてこの世に生まれ出たやきものを無為のまま廃棄物にしてしまうのではなく、命があるはずのものとして新たないのちを注ぎ込むことです。
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↑当会は、バターナイフの白生地を沢山見出しています。そのバターナイフの白生地にも頂いた転写紙を貼ってみました。↓
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*当会はまた、今ではきわめて珍しくなった指ぬきの白生地も沢山保有しています。↓
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*この指ぬきにも転写紙を貼ってみました。↓
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*今も瀬戸市内には、使われずに残されている転写紙↓や白生地があります。
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(↑ゴトーの転写紙↓)
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(↑使われずに当会に集まって来たいろいろな白生地↓)
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*当会は、今も使われずに市中に残されている白生地や転写紙を掘り起して活用し、「陶都の埋もれた資源を生かした陶都再建」に役立てたいと願っています。当会は、こうした転写紙を貼って楽しむ体験を新年から随時「瀬戸ノベルティ倶楽部」で行うことにしています。お問い合わせは ☎ 090-6339-0791へどうぞ。

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「プラザ合意」から30年。中日新聞連載『陶都の陥落』を豊かに読むブログ。

12月18日
★中日新聞「なごや東版」で連載中の『陶都の陥落』4回目の今日のテーマは「ノベルティの関連産業」です。

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*今回は、円高によってもたらされたノベルティの衰退や生産拠点の海外移転が関連産業に与えた影響、その実例として紙製の箱などの梱包業界を中心にリポートされています。
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*↑アメリカのインターネットに「Nice Porcelain RISQUE NAUGHTY LADY NODDER ASHTRAY, Moving Legs & Fan」と紹介されているこの製品。高価な価格で売買されているこの“ RISQUEで NAUGHTY”な 超レアのノベルティも瀬戸製でした。↓
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*↑先ごろ当会が旧「丸武前田武夫商店」さんの関係者から寄贈を受けた箱入りのノベルティです。↓
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*このように瀬戸ノベルティ(セトノベルティ)を梱包して船積し、輸出される時に用いられたのが“カートン”と呼ばれる大きな段ボール箱でした。廃業したノベルティ会社から当会が入手しました。↓
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*この箱は廃業して今は運送会社に倉庫を貸す不動産業へと転身した会社から頂きました。アメリカの南部・ダラス行きで、F・F(フィッツアンドフロイド)というバイヤーが注文した製品の梱包箱で、倉庫に残っていました。
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↓次の箱はニューヨーク行きの箱でした。
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*次の製品↓
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*“Our Lady of the Ktchen”、「台所の聖女」と題された製品。壁に飾るセトノベルティです。
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*この製品を当会は箱入りで入手しています。↓
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*製品を包んでいたのは「木毛」“モクメン”と呼ばれる木製の梱包材です。発砲スチロールなどの梱包材になる前は、このようなモクメンが用いられていたのです。
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*↑名鉄瀬戸線の三郷駅近く、国道沿いにあるスーパー銭湯の「寿の湯」です。
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*↑ここのエントランスホール。
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*↑陳列ケース。
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*ここにセトノベルティの名品が陳列されています。丸山陶器、博雲陶器、山サ製陶、光和陶器、加藤山三製陶など、様々なメーカーのセトノベルティの数々が見られます。最盛期に社長だった元経営者が自社が扱っていたノベルティのあまりの見事さに廃業後に改めて気がつき、せっせと買い集め、自社が「梱包会社だった証」としてここにノベルティを展示しています。
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*このスーパー銭湯があった場所には「コトブキ屋」という段ボール製造会社があったのです。
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↑昭和39年に発行された「コトブキ屋」発行の請求書。当時の盛況ぶりを示す伝票です。この頃早くもすでに請求伝票なども機械化されていました。
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↓次はこの会社の当時の写真です。
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*ノベルティ製品を梱包する段ボール箱は総じて「紙器(しき)」と呼ばれます。当会はある紙器会社の最盛期の写真も入手しています。↓
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*↑「山行き」とよばれていた“慰安旅行”の写真です。広間での大宴会。こうした豪勢な慰安旅行はセトノベルティ最盛期を象徴的に示す“陶都の絶頂期の風景”でした。
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*↑野球チームも作られていました。企業間の対抗試合に出場した時の記念写真のようです。
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*↑高度成長を象徴する「山行き」。従業員の家族も同行した1970年の大阪万博への慰安旅行でした。
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*今日の中日新聞の記事は梱包業界に注目して書かれていました。そして、記事の末尾で、石膏型製造業、釉薬や絵付筆の販売店、窯業機器製造業など、「セトノベルティ」の盛況を支えた「多業種に亘る裾野の産業」がともに衰退していったことが記されています。「陶都の繁栄」はそうした関連産業によって築かれており、円高によって、そうした関連産業も一気に衰退していったことにより瀬戸は「陶都史上最大の繁栄」を失い、『陶都の陥落』が起こったのです。陶都・瀬戸市中に今、茫茫と広がり続ける空き地、飲食店が次々と瀬戸の町から去り、市の職員の飲み会も瀬戸市を見限って隣町の図書館通りに行って盛り上がり、大手の洋風結婚式場も瀬戸の町から来年にも徹底するという噂が囁かれています。町ぐるみで地場産業の復興に瀬戸弁で言う「ひし(必死)こいて」邁進しなければ「陶都の復活」はありえません。「ただ市役所だけが安定した超優良企業である」という皮肉な実態がすでに瀬戸の町で定着しています。もっとも、「瀬戸市の職員の半数近くが、中には管理職もこの瀬戸市には住んでいない」という通いサラリーマンの実態もあり、本当に行政はどうかしています…。

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「プラザ合意」から30年。『陶都の陥落』を報じる中日新聞連載の3回目。

12月17日
★中日新聞「なごや東版」で連載中の『陶都の陥落ープラザ合意30年ー』の3回目、今日の記事は生産拠点の海外移転がテーマです。

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*今回は円高によってもたらされた人件費高騰を避けて海外に製造拠点を移転した愛新陶器と丸利商会が紹介されています。
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↑1999年愛新陶器上海工場でのノベルティ生産の様子を伝える写真。
 右上で製品を手に左向きの人が愛新陶器加藤仁志社長。
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*紙面では、愛新陶器が生産拠点をまず1973年頃に台湾へ移し、そしてマレーシア、中国へと移転してきた経緯や背景を説明しています。
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↑当「瀬戸ノベルティ倶楽部」に今、展示しているこれらの製品は愛新陶器が海外で生産した製品をお借りしているものです。↓
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↑当会の会合もこの会社のサンプルルームで行わせて頂いたことがあります。2013年。
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↑右端が愛新陶器の加藤仁志社長、真ん中がノベルティの本を書かれた十名直喜教授、左端が丸山陶器の故加藤豊氏。
愛新陶器の名品を当会は当会自主製作のカレンダーに掲載させて頂いたこともあります。↓
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↑愛新陶器の名品↓
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*今日の記事では次の製品↓を製造したメーカーも紹介されています。
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*瀬戸ノベルティ最大級のメーカーだった丸利商会です。
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↑丸利商会マレーシア工場↓ (1998年:丸利商会から当会が譲り受けた膨大な資料の中に埋もれていた写真)
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↑丸利商会マレーシア工場製の製品↓
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↑丸利商会メキシコ工場
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↑丸利商会メキシコ工場製の製品↓
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↑今日の新聞で紹介されたのはこの方、丸利商会の系列会社で元MARURI USA 社長の水野民基さんでした。MARURI  USA はノベルティの本場・アメリカでの営業拠点となっていた会社でした。
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★今日の朝日新聞にも当会のセトノベルティ倶楽部で今展示中のクリスマスのノベルティも掲載されました。

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「プラザ合意」から30年。『陶都の陥落』を報じる中日新聞リポートの2回目。

12月16日
★激しい円高を惹起し、“陶都”の実質と風景とに計り知れない影響を与えた30年前の「プラザ合意」。中日新聞「なごや東版」で昨日から始まった連載の2回目が今日掲載されました。

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*2回目にも当会提供の写真が大きくカラーで掲載されました。↓
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*当会は、「プラザ合意」30年がもたらしてきた「陶都・瀬戸」の風景を写真やビデオで根気よく記録し、「陶都の変貌」「陶都の解体」を凝視してきました。↓
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↑「陶都の春」を彩り、カメラマンたちの心をとらえてきた電磁器会社の三本煙突。↓この煙突も消えました。
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山悦煙突3本仰ぎ-tg
↑ここは、建売住宅地に一変しました。
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↑洋食器会社の解体↓
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↑トンネル窯の解体↓この会社はホームセンターに変わりました。
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*こうした風景を記録する現場に行政のカメラはありません。行政は「明るい陶都の風景」しか記録しないのでしょう。行政マン、そして首長がマチナカに出れば、こうした「陶都崩壊の風景」を否応なく目にせざるを得ません。
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↑和物会社の解体↓
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↓廃業した釉薬会社。今もこのままで残されています。
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*こうした陶都の現実を直視する中にしか「陶都の再生策」は見出せないのでしょうが、こうした目を覆いたくなるような「陶都の現場」で当会が行政マンや首長の姿をみかけたことは一度もありません。「陶都の現実」の実際は、当会が記録した以上の『陶都崩壊の現場』以外の何物でもないのです。
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↑社内のサンプルルームに設けられていた陶壁も消えました。
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↑消えたのは著名な陶芸家による末広がりの孔雀の陶壁でした。

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「プラザ合意」から30年、『陶都の陥落』と題するリポートの連載始まる。

12月15日
★激しい円高を惹起し、“陶都”の実質と風景とに計り知れない影響を与えたのが30年前の「プラザ合意」。中日新聞(なごや東版)にその円高の衝撃の実相と“陶都再建”に向けた課題をリポートする画期的な連載が今日から始まりました。↓

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*「プラザ合意」は、やきものの町・瀬戸市に限らず、輸出に力を入れてさまざまなモノづくりを行ってきた全国の地場産業地に大きな衝撃を与えました。
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*「プラザ合意」は、そうした全国のモノづくり事業者に製品のコンセプト設定や生産構造の大転換を迫るもので、戦後日本のモノづくり体質の試金石となってきました。
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↑昨年、すべてが廃棄されたノベルティの石膏型:当会撮影。今も、某ノベルティ名門会社の石膏型廃棄計画が進んでいます。
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*当会は、この間の「地場産業行政の不在」をあえて『失われた30年』と指摘し、窯業を瀬戸市の核とし、窯業を瀬戸市のアイデンティティと据える「陶都再建行政」を構築するよう、行政に強く要請してきました。 
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*当会は、九州などからの若い労働力であった「集団就職」に注目し、当会はおそらく日本一という規模でその「集団就職」の画像も旺盛に集積しています。そうしたいわば“使い捨て労働力”と、その身に刻まれてきた経験を今こそ陶都の再生と活性化に活かすべきであるとの思いから、当会は生きた知恵の開拓と血の通った心遣いの必要性を行政に強く進言してきました。しかし、「陶都再建」という瀬戸市行政最大の課題に関して、幾度市長選を重ねても今に至るまで市中に日に日に空地が広がり続ける様相は収まらず、市行政の貧困な知見と無気力とを物語るような“陶都の陥落”が毎日著しく進んでいるのです。
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(↑ノベルティ会社の解体風景:当会撮影)
*今、瀬戸でも、そうした試練と果敢に向き合って構造改革に取り組んでいる企業だけが存在感を示しているのです。
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(↑今回の企画で記者の取材を受けているメーカーの一つ・TK名古屋人形製陶製の名品「アン王女」)

*この連載は中日新聞瀬戸支局の渡辺健太記者による渾身のりポートで、当会提供の写真や資料も活用されています。

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瀬戸が作ったコカ・コーラノベルティの世界。そして、本社工場のその後…

12月14日
★コカ・コーラのあのボトルが販売されて今年で100年。今回はスポーツの瀬戸ノベルティをご紹介します。

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*瀬戸市民もほとんど知らない「コカ・コーラのノベルティ」。
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*日本国内には出回らず、もっぱらアメリカへ輸出されていました。
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↑サーフィン。これらのコカ・コーラのノベルティは1980年代から90年代にかけて瀬戸の山国製陶で作られました。
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↑解体中の2014年1月3日に当会が撮影した山国製陶本社工場の入り口。
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(↑山国製陶旧本社と工場:2012年6月18日、当会撮影↓)
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↑ジャンプスキー
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↑アイスホッケー↓
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*これらのコカ・コーラのノベルティを作った山国製陶、その工場はすでに解体されて、今はもうありません。↓
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(山国製陶の本社工場↑と社宅寮↓の解体風景:2013年~2014年に当会が撮影)
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*山国製陶は円高による影響で1970年代に瀬戸ノベルティ業界ではいち早く生産拠点を台湾に移転。これらのコカ・コーラのノベルティ製品も原型を瀬戸の工場で製作し、その原型を中国に送り、中国で量産しました。
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↑スケート
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↑リュージュ?
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↑山国製陶の旧社屋工場と社宅寮が解体された跡:2014年2月26日当会撮影。
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↑カーリング?のイメージ
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↑サッカー
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↑バスケットボール
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(↑山国製陶の元のサンプルルーム・2012年に当会撮影↓)
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*↑数々の名品が展示されていた山国製陶旧社屋のサンプルルーム。2012年に当会が撮影させて頂いた映像で、こうした映像も当会だけが撮影しています。
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*当会は同社からこれらの製品の一部を譲り受け、今も時折企画展の都度、展示させて頂いています。この風景は永遠に失われ、このサンプルルームに保管されていた製品もほとんどすべて散逸したようです。
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↑ゴルフ
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↑野球
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↑山国製陶旧本社工場の製造現場に掲げられていた各部署のプレート。
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↑当会が2014年元旦に撮影した山国製陶旧社屋の遠景。白いビルがサンプルルームが入っていた建物、緑の建物が社宅寮。
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↑山国製陶旧本社工場が消えた風景。
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↑ラグビー
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↑水泳の飛び込み。なんだかラグビーの五郎丸のあのポーズを思い起こさせます。
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↓山国製陶の旧社屋があった場所の現在の風景です。
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↑山国製陶はこうしたクリスマスのノベルティも残しているのです。↓
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「コカ・コーラボトル 100年」を鮮やかに彩った瀬戸のやきもの製ノベルティ !

12月13日
★今年2015年は『コカ・コーラ』のあのガラス製のボトルが1915年に生まれてから100周年になるとのこと。「コカ・コーラ」ボトル100年を鮮やかに彩った知られざるアイテムがやきもので作られた瀬戸ノベルティでした。瀬戸市でコカ・コーラのノベルティが作られていたのです。日本国内には出回らず、もっぱらアメリカで販売された製品、知られざる「コカ・コーラのノベルティ」を御紹介します。  

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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」)
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*↑コカ・コーラのクリスマスのノベルティです。↓
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*「コカ・コーラのノベルティ」は瀬戸の山国製陶で1980年代から90年代にかけておびただしい量と種類が作られました。
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↑「コカ・コーラのノベルティ」の原画↓
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*当会は、同社が本社工場を解体する折にこれらの製品を譲り受けました。
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*当会は2012年、末広町商店街のアーケードに沢山のノベルティを展示する『末広ノベルティアーケードin末広』という企画展でこれらのコカ・コーラのノベルティを展示しました。↓
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*その折、日本のコカ・コーラ販売関係者が展示を見に来られ、「こうしたものが瀬戸で作られていたんですか?私どもも全く知りませんでした。日本国内では全然販売されてはいませんでした。さすが本場のアメリカですね。全米各地のお得意さんや各地の代理店などでプレゼントされたり、PRのために展示されたりしたんでしょうね」と感慨深めでした。
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*↑瀬戸の山国製陶が製造したコカ・コーラのノベルティ↓
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*コカ・コーラが世界的な製品であることを反映して国際性豊かなノベルティも瀬戸の町で作られていました。↓
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*「コカ・コーラのノベルティ」まで作っていた瀬戸市。「瀬戸ノベルティ」の国際性に強く驚かされます。瀬戸のノベルティ産業が世界最大の飲料文化に果たしていた役割の大きさを今さら痛感させられます。
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*当会は、コカ・コーラ40年、50年、60年、70年、80年、90年記念のアニバーサリーノベルティも収集しています。
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*こうしたコカ・コーラの瀬戸ノベルティはコカ・コーラグッズのコレクターには喉から手が出るほどの垂涎の的です。コカ・コーラのやきもの製のノベルティを見ることができるのは日本では当「瀬戸ノベルティ俱楽部」の他にはどこにもありません。
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(↑「瀬戸ノベルティ倶楽部」)
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“Mizuno”銘入りの丸利商会製女性フィギュリンの名品をご紹介

12月11日
★当会は、丸利商会がプレミア製品として製作した“Mizuno”銘入りの製品をまた見つけました。

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*↑女性のフィギュリンで、2004年に作られたものです。↓
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*底に↑
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*↑“Mizuno”の銘が刻まれていました。
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*丸利商会は瀬戸ノベルティ最大級の会社で、倒産廃業して今はありませんが、数々の名品を生み出していました。この製品は円高以後の製品で、おそらく瀬戸の本社で原型を作り、海外の工場で量産していた名品と言えます。
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今はない丸利商会製のクリスマスのノベルティをご紹介します。

12月10日
★当会が収集している可愛らしいクリスマスのノベルティをご紹介します。いずれも数年前に廃業した丸利商会のノベルティです。丸利商会は最大級の瀬戸ノベルティメーカーでした。

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*↑丸利商会が廃業した際、2011年に当会が入手したものです。エスキモーの子どものノベルティです。↓
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*ノベルティは世界の様々な人種や子どもたちを造形しています。地球上の人間だけでなく、地球をふるさととする多様な生き物たちの姿も活写しています。
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*こうしたエスキモーの子どもの笑顔を見ていると、ノベルティが表現しようとするものが“共生への祈り”であることがしみじみと実感されるのです。
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*↑これは、丸利商会製のオルゴールのノベルティです。↓
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*↑これは珍しい和風の子どものノベルティで、クリスマス用に作られた製品です。1990年前後のものであろうと思われますが、正確な製作年はわかりません。↓
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*和風な趣をしていても、天使やキリスト生誕の物語が馥郁として感じられるノベルティです。
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*キャンディー・ケイン(candy cane)を鳥に与える少女。悠久の大きないのちを分かち合うものたちの情景、と感じ取ることはできないでしょうか。
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*クリスマスは一つの宗教世界ですが、それは人間のいのちの大河物語であるようにも思われます。そして、瀬戸ノベルティはそうした人間の世界とそのこころ、地球のいのちの物語を眼の前に見せてくれる「やきものの情景詩」と言えるかもしれません。

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丸山陶器のレース人形の画像ご紹介

12月9日
★元商社関係者から当会へ提供された丸山陶器の製品画像の中に珍しいレース人形の画像がありました。ご紹介します。

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↑これらはいずれも1949年、昭和24年の製品でした。当会はこれらの実物をまだ見つけていません。

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