アーカイブ :2015年11月09日 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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当会に寄贈された海外サンプルのご紹介

11月9日(月)
★当会にノベルティ製品や関連資料を寄贈してくださったその経営者は、新製品開発と経営戦略の参考にするため海外で行なわれるギフトショーに出かけ、市場調査を行っていました。そして、海外のすぐれた製品をサンプルとして集め、日々経営の研究に勤めていました。当会に寄贈された製品の中に含まれていた海外サンプルの一部をご紹介します。

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↑裏印として見慣れない文字が底に焼きつけられていました。Made in GDR。調べてみるとGDRとは、GERMAN DEMOCRATIC REPUBLIC、ドイツ民主共和国、統一前の旧東ドイツのことでした。マイセン(ドレスデン)で作られたものだったのでしょうか?この経営者はドイツのフランクフルトへ複数回、視察に出かけていたようです。
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↑西洋が強く憧れた中国や日本の白磁。ドイツのマイセンで白磁が生み出されたのは約300年前のこと。そして、磁器の白を引き立てる有田の赤への憧れがこの製品にも見事に表現されています。
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*↑KAISER W. GERMANYの裏印があります。西ドイツのカイザー社製の製品でした。
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*↑掌に乗るほどの磁器の小函(こばこ)。この会社はこのような製品の製造を得意とし、世界中に輸出していました。 
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*↑裏印によれば、これは名門のローヤルクラウンダービーの製品でした。
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*↑これも名門ヘレンド製の磁器の小函(こばこ)でした。↓
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*これはクリスマス用品です。
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*↑この製品は内部に転写紙で焼き付けられた文字から、イギリスのSpode製、牛の骨をすりつぶして焼成したボーンチャイナの製品でした。

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