アーカイブ :2015年08月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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サンドラ・クックのセトノベルティ

8月30日日)
★アメリカで最も人気の高い女流画家と言われるサンドラ・クック(Sandra Kuck)。そのサンドラ・クックの作品をモチーフとしたノベルティも瀬戸で作られていました。当会はそのサンドラ・クックのノベルティ、とりわけ極上のセトノベルティを入手しています。

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↑サンドラ・クックは、穢れのない純真無垢なるものを追い求め続けているアーティストです。全米販売者協会(?)が主催する"Artist of the Year"(年間最高アーティスト賞?)を数回受賞した人気画家で、その作品は飾り皿、印刷物、」グリーティングカード、袋などに用いられているそうです。
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*サンドラ・クックはアメリカOhio州のEast Liverpool市(エリー湖の南)の生まれ。南カリフォルニア高校卒業後、UCLAを経てニューヨークへ。そこで絵画連盟に加わって絵画の勉強をし、プロの画家をめざしました。ニューヨーク市警刑事であったジョンと出会い、結婚。John Jr. とEvelynという二人の子どもに恵まれ、サンドラの才能に理解を持っていた夫ジョンの理解に支えられ、子育てを通して絵心を育てられていきました。サンドラの才能は絵画、印刷物、飾り皿のデサインのみならず、圧倒的なファンの要望に応えて人形や人物のデザインにも才能を開花させていった。フロリダ州のBoca Raton(マイアミ市の北隣)に住み、孫たちにモチーフを啓発されて創作活動を行っているとのことです。
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*このような美しい円筒形の箱入りのノベルティはきわめて希少で高価なものとなっています。
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*これは4種類の作品からなる"Heartstrings"というシリーズです。製品は豪華な円筒形の美しい箱に入れられて輸出されていました。
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*これは“Watch Me Waltz”という作品。
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↑当会が入手したこの製品の輸出伝票によれば、このセトノベルティは1992 年に15000体が輸出されていました。
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*もう一体↓、
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*“Day Dreaming”と題された製品です。
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*3体目の次の作品↓
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*題は“TAKING TEA”。「お茶しましょう」とでもいうような作品です。
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*次はサンドラ・クックの4体目↓、“Hush, It’s Sleepy Time ”という作品です。
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ねこge
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*「静かにね、もうおやすみの時間なのよ…」。
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*誰がおやすみの時間かというと…。それは、猫でした。
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*このセトノベルティは、1980年代後半から1990年代にかけて商社ENESCOを通してアメリカへ輸出され、また、後に大手商社LENOXを経て販売されました。サンドラ・クックのセトノベルティにはこの"Heartstrings”シリーズの他に“Treasures”というシリーズもあります。彼女の描く作品の背景、子どもの天使像、そして類まれな抒情的構成は見る人に自分の子ども時代の思い出や心情を思い起こさせます。繊細な色使い、淡い光、精巧な細部、優雅な技巧により「過ぎし日々」を見事に作品化したのがサンドラ・クックでした。

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ルイ・イカールの当俱楽部に初めて登場した二つの作品をご紹介します。

8月29日(土)
★瀬戸ノベルティの中で今最高の評価が寄せられているのがアール・デコのアーティスト、ルイ・イカールの作品です。当俱楽部に初めて登場した二つのイカール作品をご紹介します。

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*ルイ・イカールはフランスのエッチング画家で、日本にも多くのルイ・イカール作品のコレクターがいます。三輪明宏さんや歌手の美川憲一さんなどもルイ・イカールファンであることがよく知られています。この製品は1926年にイカールが製作したエッチングを1991年に瀬戸のノベルティメーカー山国製陶がノベルティとして立体に造型したものです。
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(↑ルイ・イカール1888-1950)
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*ルイ・イカールの作品は妻のファニー↑をモデルにしたものが多いそうです。
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*製品の名前は“Le Gue”。フランス語で「浅瀬」という名前の製品です。シリアルナンバー入りで、この製品は7500体のうちの213番目の製品です。「ハミルトンギフト」という会社が版権を取得し、山国製陶に発注。山国製陶で原型を作り、石膏型の他、粘土や釉薬も、また製品を入れる紙箱もみんな台湾に輸出という形で送って台湾で量産、完成製品をアメリカに輸出していたのです。
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※もう一つの製品↓。
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*日本の本で「パラソル」と名づけられている製品。1928年に製作されたエッチングによるもので、ルイ・イカールはジャポニズムの影響を受けていたそうです。
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*原題は“PREMIERES CERISES”。「初物のサクランボ」という意味でしょうか?そういえば、
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*この女性の視線は帽子の上に置かれた赤い実に注がれています。
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*見る者の目は和風の傘に行きがちですが、実際にはこの女性は鳩と同じようにサクランボに注がれているのです。
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※当瀬戸ノベルティ俱楽部ではルイ・イカールの作品を複数展示しています。中には入手頂けるものもありますが、高い人気のために予約が集中しています。日本でルイ・イカールの作品をノベルティという形でまとまって見ることのできる場所は当俱楽部以外にはありません。■お問い合わせは、☎090―6339-0791、<メール> setonovelty_club@yahoo.co.jp
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1988年の原画

8月26日(水)
★経営不振から業務を縮小して工場を解体する時、ノベルティ会社はおびただしい量の伝票や証票類などの紙資料を廃棄します。当会はそうした折、会社の了解を得て捨てられた資料の中からこれはと思われれるものをできる限り収集することに努めてきました。その中に原画があります。

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*この原画には1988年と原画を書いた人の名前が書き込まれていました。
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*これらの原画によって作られた製品を当会はまだ見つけていません。
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*当会が見つけた原画の中にサンドラ・クック(Sandra Kuck)の原画がありました。↓
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*サンドラ・クックは華やかで繊細な筆致で子どもや天使を描くアメリカの人気アーティスト。光と色使いの妙趣により醸し出すビクトリア時代の画風で知られています。
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↑サンドラ・クック(Sandra Kuck)
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*サンドラ・クックの原画からは飾り用の額皿や壁掛け用の絵皿が多く作られたようですが、人形(フィギュリン)も作られました。
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↑次回、このラベルの貼られた函入りの美しいノベルティをご紹介する予定です。
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*当会がこれまで収集した原画はこれらを含めて1000枚以上に上ります。
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恒例の『せとものまつり』

8月25日(火)
★夏バテで更新が滞ってしまいました。いつもこの拙いブログを御覧頂いている皆さんにお詫び申し上げます。さて、瀬戸の初秋恒例の『せとものまつり』が近づいてきました。9月12日(土)と13日(日)です。当「瀬戸ノベルティ俱楽部」では、当会にしかできない展示を行います。

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*↑今では当俱楽部でしか見ることのできない“レース人形”を展示します(一部販売)。↓
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↑廃業したレース人形専門メーカーから当会だけが収集した製品↓
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*そして、創業70年のノベルティ会社の倉庫の“蔵出し市”で、主に昭和30年代から50年代にかけて作られた人形や天使を中心としたノベルティを展示販売します。
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↑アメリカの人気キャラクター、Raggedy Ann & Andy(ラガディ&アンディ)
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↑ヘッドヴェース
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(↑昭和40年代のノベルティ会社↓: 貴重な研究原資料もこの会社から入手しています)
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(↑ノベルティ生産を支えた集団就職の若い社員たち)
Wee Folksシリーズ↓
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(↑半磁器製の天使ノベルティ・マンスリー)
*これらの販売は、当会の収集対象品や保存品を除いた重複在庫品やサンプル品を所有者との契約に基づいて代理販売させて頂くもので、当会が志す「まちなか工場の存続支援」の一環として行っているものです。
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*また、「田中荘子“オキュパイド・ジャパン”コレクション」も開催。100点ほどを展示販売します。これは、日本に『オキュパイド・ジャパンミュージアム(仮称)』を設立したいとの田中荘子さん(アメリカ在住)の夢に呼応し、その資金の一助とすることができればと田中さんとの打合せの上で行うものです。
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(ここにご紹介する写真の製品は展示販売予定のイメージ写真ですので、その旨ご了承ください)

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★“オキュパイド・ジャパン”の記事が新聞に掲載されました。

8月21日(金)
★“オキュパイド・ジャパン”の記事が新聞に掲載されました。少年時代に“オキュパイド・ジャパン”とかかわった体験談です。

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*8月19日の中日新聞「戦争があった~尾張・知多の記憶~」欄で、戦後70年企画特集での最終回掲載でした。
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*今年、79歳になる浅野教順さんの体験談を紹介したものです。父は太平洋戦争開戦の年に中国戦に駆り出され、ソ連の捕虜となってシベリアに抑留されていました。父の生死も知らず、父の留守を守っていた当時11歳の少年だった浅野さんは、陶器工場で“オキュパイド・ジャパン(occupied japan)”のゴム印を押すアルバイトをして、母を助けていました。
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*GHQによる占領下で制限貿易が許された頃のOJ製造工場数について、この記事には「瀬戸市内にあって513か所の陶磁器工場のうち、25か所でOJ製品を手掛け…」と書かれています。↓
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*これは、当会が瀬戸市図書館郷土資料室で見出した戦後の昭和25年刊の瀬戸市窯業再生をテーマとした報告書(東京市政調査会編)の中の記載事実を当会が取材記者に提供したものです。
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(↑8月19日の中日新聞・戦後70年企画特集の最終回 “オキュパイド・ジャパン”の記事)
*浅野さんがゴム印で押した“オキュパイド・ジャパン”の文字。それが何を意味していたのか、生きるために精一杯であった当時に於いて、それはどうでもいいことでした。浅野さんは、その後、輸出向け陶磁器を作る会社や輸出向け製品梱包用の段ボールを作る会社などで働いてきたそうです。
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*若い記者の取材をそばで聞きながら胸によぎった想い…。それは、「戦争は戦地だけでなく、“銃後も生きるための戦場であった”」ということでした。「戦争」とはそうした銃後の家族や暮らしにも誠に罪深い所業であることを思い知らされました。「今の政治家は、こんな私らみたいな庶民の本当の苦労や不幸を全く分かっていないんじゃないかねえ…、きっとわかっていないと思うよ。30代の若い政治家で実に不埒な発言をしている人もいるんだからね、政治家というのも、戦争のことをあまり勉強していないんじゃないかねえ」、浅野さんはこう話し終りました。
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★神戸に行ってきました。

8月21日(金)
★神戸に行ってきました。メリケンパークに整備されている「神戸港震災メモリアルパーク」を見たかったのです。

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↑「神戸港震災メモリアルパーク」↓
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*「神戸港震災メモリアルパーク」は、「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた記憶を伝えるため、平成9年にメリケンパークの一角に開設。被災して海中に崩れ落ちた岸壁や傾いた電投を当時のまま保存しています」(神戸市の観光ガイドより)。
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(↑メモリアルパークの解説パネルにあった当時の被災画像)
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*瀬戸のノベルティは名古屋港が主な船積み港でしたが、この神戸港からも沢山の製品が輸出されていました。この日は、帆船・日本丸の姿もありました。↓
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*そばに当時の被災の様子をビデオや写真で展示しています。その中に昭和26年頃の神戸港を写した写真もありました。この港からも当時“オキュパイド・ジャパン”の製品が輸出されていたのです。↓
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*シティー・ループバスに乗ってハーバーランドで降り、歩いて10分ほどの東出町にある松尾稲荷神社を訪ねました。ここにビリケン像が祀られています。瀬戸ではおびただしい量のビリケン像が瀬戸ノベルティ作られており、どんなビリケン像なのか興味を惹かれたのです。
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*松尾稲荷神社に祀られているビリケン像は、パンフレットによれば和洋折衷のビリケンさんだそうです。
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*前掛けが掛けられていたのでよくわかりませんでしたが、松尾稲荷神社のホームパージによれば、このビリケンさんは木製。全体に朱の漆を塗り、米俵(木彫)の上に腰を下ろし、右手に家でも小槌、左手に宝珠の玉を持ち、背中に大判を背負っているのだそうです。
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(↑当会が収集している瀬戸製ビリケンのノベルティ)
*アメリカで生まれたビリケンは、日本へは約一世紀前に大阪にもたらされました。松尾稲荷神社の説明書きによれば、このビリケンは、大正の初め、神戸に寄港したアメリカ人によってもたらされ、そのビリケンを見た神戸元町の洋食屋の主人が本物を真似て作ったそうです。そして、大正の終り頃、松尾稲荷神社に奉納された」のだそうです。以来80年余り、この松尾稲荷のビリケンは、福の神『松福様』として多くの参拝者から篤い信仰を受けてきたそうで、「当時は大黒様と混ざったようなこの和洋折衷のビリケンのことを『ジャパン・ビリケン』とも言った」そうです。
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夏休みのお知らせ

8月18日(火)
★当「瀬戸ノベルティ俱楽部』夏休みのお知らせ。

*当館は8月21日まで夏休みを頂いております。ご了承ください。
22日(土)から再開ですが、お急ぎの方は090-6339-0791へお電話下さい。

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子どもたちをモチーフとしたオキュパイドジャパンのノベルティをご紹介します

8月16日(日)
★今日も、子どもたちをモチーフとしたオキュパイドジャパンのノベルティをご紹介します。

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*これらは、アメリカ在住・田中荘子さんのコレクションの一部で、荘子さんが里帰りさせてくれたものです。
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*この製品は一輪差しか、あるいは、少量の爪楊枝入れとして使われるものであったようです。
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*これは子どもの人形ではありませんでした。
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*背中に小さな、それも、生えかけの羽が付いており、天使の子どもであったようです。
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↑この少年は釣竿を持っています。
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*ミシシッピー川に向かうトム・ソーヤでしょうか。それとも、その友のハックルベリー・フィンでしょうか。
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“オキュパイド・ジャパン”のノベルティをご紹介します

8月14日(金)
★今日は、子どもたちを造型した“オキュパイド・ジャパン”のノベルティをご紹介します。。

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*これらは、昭和22年から27年まで、敗戦後のGHQによる占領時代に瀬戸市などで作られて輸出され、今年の初夏にアメリカ在住の田中荘子さんが里帰りをさせてくれたものです。
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*蝶々の上の子どものようです。
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しかし、よく見ると背中に小さな羽があります。
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これは子どもではなく、子どもの天使のようです。
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*このノベルティは、壁掛けの花入れ(一輪差しのような掛け花入れ)のようです。
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*これらの中には、所有者のアメリカ在住田中さんの意向により皆様にお買い求め頂くことができるものがあります。価格は田中さんによる設定で、アメリカからの輸送料が含まれています。(すでに予約が入っている製品もありますので、ご了承ください)
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*↑この製品は脇にある器をみると小物入れを兼ねる製品のようです。↓
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*この製品は裏印(窯印)↑から「石華園製陶所」という瀬戸市の会社の製品であることがわかりました。
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*近日、少年時代に家計を助けるためにこのような “オキュパイド・ジャパン” ↑のゴム印を押していた人の体験談が戦後70年企画として新聞に掲載されるとのことです。
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★当館(瀬戸ノベルティ俱楽部)は、8月17日から21日まで夏休みです。

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12日の読売新聞愛知・名古屋圏版に、J.F.ケネディ大統領のノベルティの話題が掲載されました

8月12日(水)
★今日12日の読売新聞愛知・名古屋圏版に、当会が見い出し、半世紀ぶりにアメリカから里帰りした瀬戸製のJ.F.ケネディ大統領のノベルティの話題が掲載されました。

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*この製品はケネディが大統領が就任していた頃の昭和32年からダラスで暗殺された後の昭和40年代初め頃まで瀬戸のノベルティ会社で作られたもので、アメリカ在住の田中荘子さんがアメリカで入手し、今年初夏、帰国時に半世紀ぶりに里帰りさせてくれたものです。
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*ケネディ大統領と二人の子(キャロラインさんとジョンさん)のノベルティは当俱楽部でご覧頂くことができます。ご覧頂けるのは当会の開館日(水~日)で、無料でご覧頂けます。月曜日と火曜日は定休日です。
*なお、当館では今、瀬戸では当館でしか見ることのできなくなったいろいろなレース人形も見ることもできます。
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*お問い合わせは 090-6339-0791(瀬戸ノベルティ俱楽部)へお願いします。
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田中荘子さんのオキュパイド・ジャパンコレクション

8月11日(火)
★当会は、今日、富士特殊紙業株式会社のエントランスホールに田中荘子さんのオキュパイド・ジャパンコレクションの一部を展示させて頂きました。

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↑富士特殊紙業株式会社<瀬戸市暁企業団地>は当会の法人会員です。同社は環境に配慮した「有機溶剤を使わない水性グラビア印刷」の会社として名声が高く、同社のHPには『ダイバーシティ100選』として、「2015年3月、高齢技術者の技能を活用することで世界初の水性グラビア印刷技術の開発に成功し、同時に技術伝承の取り組みが評価されました」とあります。また、「…水性グラビア印刷という独自の技術と創造性が 評価され経済産業大臣賞を受賞しました」など、数々の表彰を得ています。
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*同社は、先ごろ、中部経済新聞紙上に連載された同社の歩み『ぱっけーじ浪漫』を今年6月、同社の社史として出版しました。↓
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*世界的な企業である同社には、国の内外から沢山のお客様が来られます。杉山社長は、当会の活動を知り、エントランスホールには瀬戸市を代表するものを飾りたいとノベルティを展示することになり、当会が展示製品を提供、定期的にテーマを決めて展示品を入れ替えています。
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(↑富士特殊紙業株式会社のエントランスホール)
※この展示は、同社の営業日〈月~金〉であれば、総務部の了解を得た上で見学することができます。電話0561-86-8511(総務部直通)へお尋ねください。また、同社の歩みを綴った『ぱっけーじ浪漫』についても、総務部へお問い合わせ下さい。
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※富士特殊紙業株式会社 瀬戸市暁町3-143

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『占領下のノベルティ』~時を超えるラブ&ピースの伝言」展

8月10日(月)
★当「瀬戸ノベルティ俱楽部」では12日から「戦後70年:アメリカ在住・田中荘子コレクション、オキュパイドジャパン『占領下のノベルティ』~時を超えるラブ&ピースの伝言」展を開催予定で、今、その準備を進めています。

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↑「瀬戸ノベルティ俱楽部」(瀬戸市末広町商店街)の展示コーナー↓
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*今日は、SP(塩コ・ショウ入れ)とカップ&ソーサー(CS)のOJ製品をご紹介します。
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*まず、SP(塩・コショウ入れ)のOJノベルティです。
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*文字が一部剥げ落ちていますが、「ニューオーリンズの土産物」と書かれています。
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★次に洋食器をご紹介します。
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*まことに美しい製品です。
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↑この製品は、すべてが手描きにより絵付けが施されています。金(きん)も純度の高いものが使われています。これは戦前に作られていたものかもしれません。↓
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↑戦後、昭和22年から貿易が許されることになり、輸出許可条件に見合うように“occupied japan ”の文字を焼き付けてから輸出したものと思われます。↓
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*次の製品は同じ型の用い、異なる絵付けを施した製品です。↓
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*↑“SGK”は「瀬栄合資会社」の略号で、この製品はすぐれた製品を送り出した瀬栄(せえい)陶器の製品です。瀬栄陶器は名古屋市守山区と瀬戸市、また三重県に製造工場がありましたが、ノベルティメーカーとしての会社は今は存在しません。
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↓次の製品も、純度の高い金を用いた製品で、これもひょっとしたら戦前に作られ、貿易再開の折に“occupied japan ”の文字を焼き付けて輸出されたものかもしれません。
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占領下に作られて輸出されたオキュパイド・ジャパン製品を御紹介します。

8月9日(日)
★今日も、占領下に作られて輸出されたオキュパイド・ジャパン製品を御紹介します。これは、アメリカ在住の田中荘子さんがアメリカで収集した約1万点のOJコレクションから里帰りしたものの一部で、当会が「日本にオキュパイド・ジャパンミュージアムを作りたい」との田中さんの夢に呼応して12日から10月頃まで「瀬戸ノベルティ俱楽部」に展示させて頂くものです。

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↑この製品には次のように英語の文字が描かれています。↓
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*“WISCONSIN  DELLS”(ウィスコンシン・デルズ)。DELLSというのは英語で渓谷のこと。調べてみるとウィスコンシン・デルズというのは、アメリカのウィスコンシン州にある有名な渓谷で、この地帯はウィスコンシン川に沿って砂岩が帯状に連なり、それが水の流れによって浸食されて地学的、景観的に様々な美しい風景を呈し、また、その地誌を活かした全米的にも代表的な水のテーマパークやレジャー施設が数多くあるエリアなのだそうです。
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*ですから、これらのOJ製品はそのエリアの土産物として売られていたであろうことが想像されるのです。
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*また、この製品に付けられた窯印↑から、このOJ製品が常滑市で作られたことが分かります。↓
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*太平洋戦争を終えて、このウィスコンシン・デルズにも家族や知人を失った人や平和に憩う人々が再び集い始め、そうした人たちが愛知県常滑市で作られたこのような土産物品を買い求めたのでしょうか。
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田中荘子コレクション、オキュパイドジャパン

8月8(土)
★当「瀬戸ノベルティ俱楽部」では来週から「戦後70年:アメリカ在住・田中荘子コレクション、オキュパイドジャパン『占領下のノベルティ』~時を超えるラブ&ピースの伝言」展を行います。そこで、展示予定のOJ製品をいくつかをご紹介していきます。

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↑まる○にR。瀬戸の丸利商会のOJ製品です。丸利商会は4年程前に倒産した最大手のノベルティメーカーでした。↓
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*次は丸山陶器製のOJ製品です。↓
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*OJ“オキュパイド・ジャパン”はGHQによる占領下、昭和22年から昭和27年までの5年間、すべての製品に“occupied japan ”(占領下の日本製)という印を付けなければならなかったという「制限貿易」の時代の制度でした。
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↑この実に精緻な造型のノベルティ。企業整備が行われてすべての経済が統制され、民生産業が停滞破壊を強いられたあの戦争を経て占領の下に置かれた時代。占領下の当時、このような手のかかる製品を作ることのできる会社はなかったであろうと思われます。ですから、このような見事な製品は、おそらく戦前に作られてストック(在庫)になっていた製品に貿易再開を機に“occupied japan” という印を焼き付けて輸出したものと思われます。
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*この展示はアメリカ在住の田中荘子(しょうこ)さんのコレクションをお借りして展示させて頂くものです。田中さんは当会会員で、カリフォルニア州在住。ある蚤の市でOJ製品と出会って以来、その不思議な魅力に魅せられてOJの収集を続けてこられました。これまで1万点ほどを収集、ふるさとの日本の地に『オキュパイド・ジャパンミュージアム』(仮)を設立することが夢なのだそうです。当会は、田中さんとの交流を深め、“オキュパイド・ジャパン”、ひいては、ノベルティなど輸出製品の実態や今日的意味を追究してきました。海外80か国以上に輸出されていたノベルティは、それを買ってくれた外国の国々での情報や実態とつきあわせてとらえなければその意味にたどり着くことはできません。田中さんやそのグループは当会にそうしたアメリカなど、日本製品を買い求めた側の人々にとっての受け止め方について貴重な情報や視点を提供してくれます。
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↓“オキュパイド・ジャパン”製品を輸出した瀬戸ノベルティ会社で取材する田中荘子さん。
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↑家計を助けるために“オキュパイド・ジャパン”のゴム印を押した体験を持つ人に取材する田中さん。↓
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*“オキュパイド・ジャパン”と向きあう田中荘子さんの思い…。「“love & peace”、“愛と平和”、それがオキュパイド・ジャパン”たちが時を超えて私たちに今、語りかけるメッセージではないでしょうか…」、田中さんはそう語っています。
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※展示製品の中には所有者である田中荘子さんの意向により、皆さんにお買い求め頂くことのできる製品があります。係にお問合せ下さい。お問合せは、☎090-6339-0791、または、当会宛てにメールをください。
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※なお、「戦後70年」特集として瀬戸の“オキュパイド・ジャパン”について新聞記事の掲載が予定されているとのことです。


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戦後70年:アメリカ在住・田中荘子コレクション、オキュパイドジャパン

8月8日(土)
★当「瀬戸ノベルティ俱楽部」では来週から「戦後70年:アメリカ在住・田中荘子コレクション、オキュパイドジャパン『占領下のノベルティ』~時を超えるラブ&ピースの伝言」展を行います。そこで、今日も展示予定のOJ製品をいくつか御紹介します。

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*この製品は裏印(窯印)↑により、「瀬栄(せえい)陶器」という陶磁器会社の製品であることがわかりました。
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*↓次は水槽の中に入れる、瀬戸で「金魚もぐり」と呼ばれるノベルティです。
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*↑上は取っ手のついた皿。上にクッキーなどを乗せ、取っ手を持ってそのままお客さんに菓子をすすめる皿、とのことです。
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*↑取っ手には金彩が、また皿には淡い彩りが手描きで施されています。↓
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↑裏印は「佐治」と読めます。
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レース人形を見ることのできる場所は当「瀬戸ノベルティ倶楽部」

8月6日(木)
★今、瀬戸でこれほどの種類と数のレース人形を見ることのできる場所は当「瀬戸ノベルティ倶楽部」の他にどこにもありません。

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*昨日、当倶楽部に新しいレース人形が2体お目見えしました。いずれも一体10万円とのことです。
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*製作工程ではさまざまな種類のレース布を使い、全ての部分がやきもので作られているレース人形です。
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エミール・ガレの『幻の天使像』と言われた作品を復刻した作品があります

8月6日(木)
★アール・ヌーヴォーのアーティスト、エミール・ガレの『幻の天使像』と言われた作品を復刻した作品があります。↓

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*これはガレの「幻の天使像」と言われた作品を復刻したもので、1996年、ガレ生誕150年を記念して瀬戸市で甦った作品です。
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*瀬戸ノベルティの中で今、最も高い評価を得ている“アール・デコ”のフランス人画家、ルイ・イカールの美人像↓。この製品群の原型を手がけたのがこの原型師なのです。
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*この製品は「完全な間柄(ハーモニー)」と名付けられたノベルティで、1932年にイカールがエッチング作品として製作した絵画作品をノベルティ(立体造形)として製作したものです。
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↑ルイ・イカールの原画 “Accord Parfait” (Louis Icart)
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*当会は、この製品の粘土原型の写真を入手しました。↓
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*ルイ・イカールのノベルティは50点ほど作られたと言われていますが、瀬戸で作ったのはただ一社です。そして、その大半は一人の原型師によって原型が作られていました。
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*その原型師は昭和18年に徴兵され、中国で戦った後、沖縄戦に投入され、九死に一生を得て米軍の捕虜となり、復員した人です。
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*その人は瀬戸のノベルティ原型の最高峰を極めた人で、写真アルバムを残していました。広島に原爆が落とされた今日6日、当会は、この原型師が残した戦時下の写真を入手しました。「紀元二千六百年」(1940年・昭和15年)記念」として編まれた写真アルバムです。その原型師は瀬戸窯業学校の卒業生の一人でした。日本の軍国主義の象徴とされた「奉安殿」もそのアルバムの中に残されていました。
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↑「奉安殿」、歪んだ皇国教育を強いた日本の戦時下の建物。
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*軍事教練に明け暮れた戦時下の日々。
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*瀬戸にノベルティの恩恵をもたらした磁祖・加藤民吉、その像のある窯神神社の広場で汗を流した瀬戸窯業学校の生徒らの姿もありました。↓
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↑食糧増産にも汗を流した瀬戸窯業学校の学生ら。↓
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*この原型師は、苛烈を極めた沖縄戦を生きぬいて復員。戦後は「愛と平和」の象徴と言えるノベルティの創作に生涯をささげ、瀬戸ノベルティの最高峰の作品を生み出し続けました。
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(↑新聞掲載記事の写真1983年〈昭和58〉)
*この原型師の手になるルイ・イカールのノベルティは今、最も手に入れることの難しい作品となっているのです。
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最近入手した製品を御紹介します。

8月4日(火)
★当会が最近入手した製品を御紹介します。これもケネディのノベルティを製造したメーカーの倉庫に眠っていた製品です。

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*昭和30年代後半か昭和40年代初めの製品であろうと思われます。
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悲劇の町・ダラスにも大量のノベルティを輸出していました

2015年8月1日(土)
★J.F.ケネディ大統領の命が奪われたアメリカのダラス。ケネディのノベルティを製造したノベルティ会社はその後、その悲劇の町・ダラスにも大量のノベルティを輸出していました。当会が入手した資料から、一回の商談で一万個を超える取引があったことやきわめてユニークなデザインの製品が輸出されていたことなどが具体的にわかってきたのです。

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*↑これがダラスに瀬戸から輸出された製品の一例で、“BELLシリーズ”と名づけられた製品です。
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↑DUMBBELL(亜鈴=dumbbellはアメリカの俗語で“のろま”の意とか)
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↑これは“HELL’S BELLS”というシリーズ名の製品です。↓
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*これらは、ベルとして使える製品なのです。
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*当会が見出した資料は、個性豊かでデザイン性の高い製品を扱う商社(バイヤー)として知られていた「Fitz and Floyd(FF)」という会社の注文書約300枚で、「ミューチュアルトレーディング」という商社(サプライヤー)が仲介していました。
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*↑「サザン・ベル」(SOUTHERN BELL)と書かれた製品です。「サザン・ベル」とは何でしょうか?ウィキペディアを調べてみました。そこには「サザン・ベル(Southern belle)とは、南北戦争前のアメリカ合衆国南部において、上流階級の女性の理想とされた女性像のこと。belleとはフランス語で『美しい』の意で、Southern belleとは、直訳すると『南部美人』ということになる」と書かれています。
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*このBELLシリーズについては1980年8月15日の伝票が残っているのです。その伝票によれば、このメーカーはこれらのベルシリーズをそれぞれ1728個ずつ受注していました。
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*当会は今、サプライヤー(日本側の輸出仲介商社)がダラス向けに瀬戸のノベルティメーカーへ発注した英語の注文書約300枚の分析を続けています。↑↓
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*↑「tumbling santas (逆立ちするサンタ)」と記された書類。
↓ノベルティメーカーの倉庫で見出した[逆立ちするサンタ]の保存サンプル。
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*ダラスに大量に瀬戸のノベルティが輸出されていたのは、1963年(昭和38年)のケネディの死から10年~20年後の1973年から1983年頃までのことでした。勿論、当会が見出した資料限りですので、その他の年にも輸出されていたかもしれません。
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↑「生地は“白雲・ハクウン”、高さ3インチのカリブ海のオウムのナプキンリング」。
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*↑上の製品の真ん中が「カリブ海のオウムのナプキンリング」。当会が収集した伝票によれば、この製品は最盛期には1万個以上も受注したそうです。右はマグカップ、左は塩入れ。
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*音楽を奏でるワニの楽団。“Ragtime(ラグタイム) ”というジャズ音楽を奏でるワニの楽団とのことです。
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*逆立ちするスノウマン(雪ダルマ)。↑
*また、次のような製品も入手しました。↓
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※今、万博が開かれているイタリアのミラノ。そして、ケネディゆかりの地アメリカのダラス。この二つの都市を例に見ても、当会が集めた資料によって初めて膨大なノベルティが瀬戸から送り出されていたことが具体的に判明しました。しかし、ノベルティの故郷であるこの瀬戸の町でも、戦後窯業の全貌を知る上で決定的な手がかりであるはずのこうした資料のほとんどが失われ、窯業団体のみならず文化行政の分野に於いても、こうした製造データや注文書などの収集やその分析にはほとんど関心を寄せてこなかったと言わざるを得ないのです。

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