アーカイブ :2015年02月 瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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2月の記事

2015年2月27日★当会会員でアメリカの「オキュパイド・ジャパン・コレクターズクラブ」(OJC)代表の田中荘子さんが先日来館され、当会と情報交換を行いました。
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*田中さんは、当時中学生で父親がシベリア抑留のため、「オキュパイド・ジャパン」(占領下の日本製)という裏印を押す仕事をして働き、家計を助けていたという浅野教順さんから話を聞いておられました。
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*「オキュパイド・ジャパン」は昭和22年から昭和27年まで5年間の特定期間に行われた制限貿易で、それは今から60年以上も前のことでした。そのため、「オキュパイド・ジャパン」製品を作った当時のメーカーにはすでに世にない会社も少なくないのです。そのため、メーカー名がよく分らない会社が多いのです。当会は田中さんとの情報交換によって裏印などから少しずつメーカー名が分かってきました。
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*田中さんはまもなく離日されます。

2015年2月26日★動物のノベルティでは最高峰の名品を世に送り出したノベルティメーカーが「博雲陶器」でした。
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*当会は26日、その名品の原型を数多く手がけた元原型師Aさんにお会いし、詳しくお話を伺わせて頂きました。

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*昭和11年生まれ。戦後まもなく、名古屋の松風陶器に入って原型師生活のスタートを切ったAさんは、そこに勤めていた原型師の白土博雲が瀬戸でノベルティ会社「博雲陶器」を興すにあたり、誘われて同社に入社。半世紀以上も同社で原型師の仕事を続け、数々の名品の原型を産み出してきました。
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「博雲陶器」の新社屋↑は伊勢湾台風(昭和34年)の前に建てられたそうです。この新社屋は今はなく、その跡地には量販電器店に変わっています。↑
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*「博雲陶器」が得意とした動物のノベルティ。その名品の原型の多くをAさんが担当しました。「博雲陶器」の製品のほとんどが“半磁器”の製品でした。
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*Aさんの家には、瀬戸ノベルティに高い芸術性をもたらした白土博雲の製品も残されていました。↑
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*当会は、今行っている企画展「雛人形と女の子の世界」の後、『原型師Aさんと博雲陶器の世界展』を4月頃より開催します。

2015年2月26日★“ものづくりの現場”を大切にする町、しない町。
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*1月、岐阜県の新聞各紙に大きく紹介された話題があります。
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*さきごろ、手漉き和紙が世界無形文化遺産に登録された岐阜県美濃市。その手漉き和紙を漉いてきた職人の家と工房とが美濃市に寄贈され、その活用に向けた取り組みが本格的に始まるというニュースです。
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(↑朝日新聞1月25日)
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(↑中日新聞1月9日)
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(↑岐阜新聞1月9日)
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*今回、美濃市に寄贈されたのは美濃和紙手漉き職人だった名人・故古田行三さんの工房と自宅です。当会は、さきごろ、その職人の家を見学させて頂きました。
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(↑古田行三宅の紙漉き工房↓)
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*巨費をかけてもさほど発信もせず、ほとんど話題も呼んでいない「リモージュ磁器の世界」が開催中の瀬戸市。町の最重要産業遺構であるはずの焼成窯一つを満足に守ることも陶都の誇りとして顕彰することもしないような当市にあって、当会はこのような“ものづくり”の現場を大切にする美濃市を「町づくり先進地」として仰ぎ続けてきました。
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*紙漉き職人による手漉き実演を行ってお客さんに見てもらうのか、職人の指導によりお客さんが紙漉き体験を楽しむことのできる場所とするのか、製品の販売を行うのかしなのか、そのスッタフはどうするのか…など、顕彰の内実には課題があるとは言うものの、美濃市は、いわゆる“ハコモノ”はなるべく作らず、こうした“ものづくり”の現場をまず大切にしようと考える町づくりを実践してきました。“ハコモノ”オンパレードで、その“ハコモノ”のいずれもが赤字運営のオンパレードというわが瀬戸市とは町づくりに寄せる見識にも大きな違いがみてとれます。それより前に、折角沢山のノベルティを市に寄贈しても長い間展示もせずに、市営住宅の空き部屋に“ホコリの積むままに保存してきた”というどこかの町には心尽くしの寄贈に応えてくれるような活用が期待できないでしょうから、市民からの寄贈も行われないことでしょう。

2015年2月24日★今、瀬戸市美術館で『華麗なリモージュ磁器の世界』が開催されています。“陶都800年祭ファイナル事業”と銘打ったこの企画展では、瀬戸市の姉妹都市・フランスのリモージュ市のアドリアン・デュブーシェ国立美術館に収蔵されている名品が展示されています。当会も昨週末に観覧しましたが、週末というのに会場があまりに閑散としていて驚きました。2000万円以上もの公費をかけての企画展と聞きますが、市外では勿論、市内でもこの企画展のことはほとんど知られていないようです。それは何故でしょうか?

*当会も、この展示会場を見て、また2300円の図録を購入してどうしても理解できないことがあります、実は、瀬戸市内に“瀬戸市の産業遺産”とも言うべきリモージュ由来の貴重な焼成窯が放置されたままになっているのです。この窯はデュポー式と呼ばれる焼成窯で、戦後瀬戸の一大産業となったノベルティ製造に用いられてきた典型的な窯でした。
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(↑閉鎖されて久しい旧瀬戸市歴史民俗資料館)
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(↑放置されたままになっているリモージュ由来の貴重な焼成窯)
*このデュポー式焼成炉のことを広く世に紹介したのは、当会会員で名古屋学院大学の十名直喜(とななおき)教授の著「現代産業に生きる技~『型』と創造のダイナミズム」です。↓
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(↑勁草書房・2008年発行)
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(↑1970年代の丸山陶器のガス窯・同書p119より転載)
*十名氏は、この書の中で、この窯が、天然ガスを燃料としていたリモージュの窯をLPGを燃料とする方式に改良して昭和35年に丸山陶器に初めて導入されたこと、リモージュからツーサンという技術者が来て技術指導にあたったこと、ガス窯導入後も焼成不備が多発するので、名古屋工業技術試験所(名工試)瀬戸分室などの助言を受けて軌道に乗せていった労苦などが詳述されています。
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(↑勁草書房2008年刊・十名直喜著「現代産業に生きる技~『型』と創造のダイナミズム」↓)
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*ノベルティの最高峰と言われる名品を産み続けた老舗の丸山陶器。その丸山陶器から記念碑的なデュポー式焼成窯一号炉(日本でのガス窯の一号炉でもあった)が瀬戸市に寄贈され、旧瀬戸市歴史民俗資料館の敷地内に展示されてきました。
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↑この説明看板もいつのまにかなくなり、補修も取り付けも全くなされずにそのまま放置されています。
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*瀬戸蔵の建設に伴い、旧瀬戸市歴史民俗資料館は廃館となりました。そして、この歴史的な焼成窯はその後、風雨に曝され、錆が増えるままに忘れ去られているようです。
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*↑テーケー名古屋人形製陶株式会社(瀬戸市)。現在、レース人形を製造する瀬戸市では唯一のメーカーとなっている会社で、すべてを瀬戸で作る「完全メイド・イン・瀬戸」製を目ざしているノベルティメーカーの雄です。
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*今、東京で爆発的に売れている瀬戸ノベルティがあります。ウィスキーを入れるイルカ型の容器(デキャンター・デカンター)↑で、このテーケー名古屋人形製陶が作っている製品です。↓
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この製品を焼いている窯もリモージュ由来のデュポー式焼成窯↓です。
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*この会社で今も使われているのがリモージュ由来のデュポー式焼成窯↑なのです。
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(↑見る人もほとんどなく、説明看板も落ち、放置されているリモージュ由来のデュポー炉/旧瀬戸市歴史民俗資料館)
*当会は、瀬戸市の文化課長にも「この窯は瀬戸市の歴史的な産業遺産であるので、もっと大切に位置付けなおし、人の目につくように保存管理してこの窯を顕彰していくべきです」と申し伝えてきました。しかし、そのことはこの度の企画展でも一顧だにされず、一切紹介されていません。瀬戸市の姉妹都市であるフランス・リモージュ市から瀬戸市に来られる方々をこの「リモージュと瀬戸との友好の窯」へ案内することは一切ないようです。
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*東京や大阪でこのような企画展が行われるのであれば、瀬戸の戦後窯業の主役となってきたこの旧瀬戸市歴史民俗資料館に置かれているリモージュ窯に注意が払われないとしてもそれは無理のないかもしれせん。しかし、この焼成窯なくしては瀬戸の戦後も今もないというまぎれもない事実があるこの瀬戸市に於いて、このリモージュ由来のこの歴史的な焼成窯のことを一切視野に入れない企画展示のありようなど当会として全く理解できないことです。当時、この窯の受け入れを担当され、今回の企画展示責任者である文化課長(瀬戸市美術館館長)にその真意を伺いたいものです。下記のアドレスにご所見を頂ければ、このブログに原文のまま掲載させて頂きます。
<メール>  setonovelty_club@yahoo.co.jp
(文責:「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」事務局長・中村儀朋)

2015年2月23日★当会が創出した『花華アート(はなはなアート)』が人気です!
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*下↓は、当会の女性会員が作ったブローチ飾り。安価なブローチの金属台に瀬戸ノベルティ製造で用いられてきた磁器の小花を貼ったもの。
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下↓は、木台に磁器の小花を貼ったもの。
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*下↓は、ノベルティの白生地に美濃和紙を貼り、その上に磁器の小花を貼ったもの。
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*下↓は、ガラスの容器に磁器の小花を盛り付けたもの。
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*瀬戸ノベルティでは様々な磁器の小花が用いられてきました↓。ノベルティ会社の中には、この小花を専門に作るスタッフもあったり、市中にはこの小花を専門に作る会社もあり、家庭の内職でも盛んに作られていました。
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*ノベルティ産業の衰退に伴ってこの磁器の小花は使われなくなり、あるものは廃棄され、またあるものは倉庫の中で忘れ去られてきました。
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*当会は、磁器の小花が倉庫の中でホコリをかぶって眠り続けているのを見て、「何とか、もう一度陽の目を見せてあげられないものか…」と考え、当会の女性会員たちが“もうひと手間加えること”、例えば、ブローチの台や木台、タイルなどと組み合わせることで再生することを考え出しました。「もう一花(華)咲かせる」ということで当会は『花華アート』と名づけ、さまざまな機会で多くの人たちに体験して頂く“ワークショップ”を行ってき、ました。
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(↑磁器の小花を取っ手として取り付けたやきものの小函)
*↓ブローチの台に貼り添えたもの。
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*↓タイルの上に貼ったもの。
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*↓美濃和紙を貼った上に貼り付けたもの。(顔の絵付けは82歳の絵付け職人・角谷信吉さん)
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*↓既成品の小さなやきもの皿に貼り付けた『花華アート』。
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*『花華アート』は当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」でお一人でも体験することができます。費用は製品持ち帰り付きで一回一人300円。事前予約が必要です。お問い合わせは下記へ。
〒489-0814 瀬戸市末広町 3-16「瀬戸ノベルティ倶楽部」
<電話> 090-6339-0791
<メール> setonovelty_club@yahoo.co.jp
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★当会は、元商社の方から「オキュパイド・ジャパン時代」の帳簿の提供を受け、その解読と分析を進めています。
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*「オキュパイド・ジャパン時代」も沢山のメーカーがいろいろな製品を作って輸出していました。そのメーカーの一つが片山商会(片山陶器。後に片山産業)です。ここに「オキュパイド・ジャパン時代」の片山商会が作り輸出していた製品の一部を御紹介します。
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(↑「片山陶器」製のオキュパイド・ジャパン製品・元商社の所有)
*枝に停まっている鳥、カナリアと卵、ダンスをする少女、ノーム(gnome)と呼ばれる妖精、立ち上がる犬、小鹿(大小)、garden ornament set( 24 ピースからなるガーデニングセット)、11ピースからなるインディアン、音楽家、乙女と井戸、馬車、中国人の少年と少女、犬3種類、メキシコ人の種夫年少女、トナカイ、鳥、犬、鴨、フクロウ、馬上の男女、寺院、パゴダ、橋、中国人、花器、ランプ、花器、ランプ、カンガルーのSP、台座の上のキューピット…。
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*日本は占領下、「オキュパイド・ジャパン」という印を付けるという制限付きで昭和22年、GHQから貿易再開が許されました。そして、ノベルティの輸出は戦後瀬戸の繁栄を支える一大産業となっていきました。その「オキュパイド・ジャパン」について、制限付き貿易を可能にしたGHQ・貿易庁を軸とする仕組みはある程度研究されて判明していました。しかし、例えば陶磁器を主要な扱い品目とする「オキュパイド・ジャパン時代」の肝心な輸出の実態はこれまで具体的にはほとんど分かっていませんでした。当会の地道な活動の中でご縁が結ばれ、そのおかげで、「オキュパイド・ジャパン時代」の輸出実態が初めて分かってきたのです。
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*この資料は当会だけに提供された「占領下陶磁器輸出に関する新発見の超重要昭和史資料」なのです。当会は、こうした活動の成果を来年度に出版を予定している『瀬戸ノベルティの本』の中で紹介したいと思っています。
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★昨20日の中日新聞「なごや東版」に瀬戸ノベルティの記事がまた掲載されました。
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*「『セトノベルティ』ブランド化推進、瀬戸の陶磁器組合、統一表記で商標登録」という見出しの記事です。
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*ノベルティは戦後瀬戸の輸出を支えた一大産業。「業界が一丸となってセトノベルティの認知度向上に取り組むため」、瀬戸陶磁器工業協同組合は「『セトノベルティ』という統一表記で商標登録することにした』という記事です。
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(↑当「瀬戸ノベルティ俱楽部」の賑わい)
*当会は、瀬戸市市民活動団体として設立した2009年当初から『瀬戸ノベルティ』という表記を用いてきました。これまでは輸出品として外国人バイヤーの目線と立ち位置から『セトノベルティ』という表記も行われてきましたが、今は、内需の掘り起しを重視し、更に、地場産業再生、地域創生という願いを重視したいとの思いから、当会はこれからも『瀬戸ノベルティ』という表記を続けます。
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(↑当「瀬戸ノベルティ俱楽部」の賑わい)

2月20日Feb. 20
★当会は、瀬戸市の「地方創生」の一助として、『ノベルティの石膏型共同保有機構(仮)の創設』を提案します。

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*当会に最近特に多く寄せられる問い合わせがあります。「レース人形を作っている者ですが、どこか石膏型を提供してくれるところを紹介してくれませんか?」という問合せです。
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*ノベルティは石膏型を鋳込んで作られます。これまでその石膏型がレース人形作家へ多く譲られていました。しかし、ノベルティ産業が急激に衰退する中でおびただしい量の石膏型も廃棄されてきました。
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(↑昨年これらの石膏型のすべてが廃棄されました↓)
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*瀬戸陶磁器工業協同組合傘下のメーカーにもレース人形作家などから「型が欲しい」という問合せが最近とみに多く寄せられているそうです。
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*レース人形作家にとってのみならず、陶都窯業の可能性を掘り起こすためにも、今、瀬戸ノベルティの石膏型への関心がますます高まっています。
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(↑この白生地も廃棄されました↓)
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*衰退極まる窯業の中で、陶都・瀬戸へ寄せられる潜在的な期待に満足に応えることのできないという陶都・瀬戸の現状。そうした現状を前に、当会は、この町の中に埋もれている“宝”を活かすことのできない業界とそうした潜在的需要を地場産業の再生新興につなげようとしない行政の怠慢とを率直に指摘せざるをえません。

★「瀬戸市は折角マチナカにある“宝物”を活かしていない」と嘆くお客様がまた当「瀬戸ノベルティ俱楽部」に来られました。
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*その方は、やきものを心行くまで楽しみたいと瀬戸市に住居を定めたという、いわゆる新住民の一人です。そこで、市内山口地区(瀬戸市の外縁部、中心部から離れ、名古屋市との市境)にある愛知県陶磁美術館に併設されている体験コーナーに通っておられるそうですが、そこで指導する人もいわゆる陶芸家が中心で、戦後のやきもの産業を支えてきた職人さんが講師になることが少ないという実際があります。「どうして、やきものの町として名高いこの瀬戸市の中心部にやきもの体験を心行くまで楽しめるような、そんな場所が満足にないのでしょうか?…」と不満を吐露しておられました。
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*「マチナカの本当の宝を活かしきっていないのではないか?」との思いは当会も同じです。この町は「あらゆるやきものがある町」と自慢し、『産業観光』を標榜しています。しかし、実際は、この瀬戸市の多様なやきもの文化の魅力と可能性を目当てにこの町に来られるお客様に体験できる場所や機会を具体的に提案し、存分に楽しんで頂くということにつながっていないようです。そうであれば、「陶都」というのも有名無実です。産業課と文化課、まるっとミュージアム課などがそれぞれ縦割りで、やきものを心行くまで楽しみたいという瀬戸市民やお客様を楽しませようという立場に満足にたってはいないようです。管理職も含め、市職員の4割近くが市外から通勤しているという数字。それを見て、「行政マンの中にこのやきものの町への本当の愛が欠如しているのでないか?」と当会は指摘せざるをえません。今春に予定されている統一選挙では、そのことが強く問われることになります。
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*「昭和40年代、瀬戸には観光バスに乗ってやきものの体験に来たこともあるんですよ。“おもてなし”などときれいごとの言葉で言ってはいても、今の瀬戸の町に観光バスでやきものを楽しみに来てくれるような魅力や受入れ体制なんてどこにあるんでしょうね」。…こう嘆きながら、この方は当館を去って行かれました。

2月15日Feb.15
★当会の活動目的は、瀬戸のノベルティを顕彰すること、そして瀬戸のマチナカの窯業者(メーカーや関連業種)を様々な形で支えることに寄与する糧を見出すということです。

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*瀬戸ノベルティ顕彰の一つとして当会が取り組んでいるのは、文化行政の貧困の中で加速化されてきた瀬戸ノベルティの名品の喪失を前に、今もどこかに残されているそうした名品を掘り起し、それをできるだけ多くの人々の目に触れるようにすることです。
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*そうした方法の一つとして、瀬戸ノベルティを手放したい人と瀬戸ノベルティを手に入れたい人とを結ぶ「コーディネーション活動」の試みがあります。
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*当会に14日、そうした名品がまた持ち込まれました。3体セットのバレリーナ、それも、アクリルケース入りのレースのバレリーナです。
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*これは1980年代から90年代にかけて瀬戸で作られた製品で、20万円ほどだそうです。
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*お問い合わせは、下記、当「瀬戸ノベルティ俱楽部」へ。
〒489-0814 瀬戸市末広町 3-16(瀬戸市・末広町商店街の中ほど)
<メール>setonovelty_club@yahoo.co.jp
<電話> 090-6339-0791

2月13日Feb.13
★10日にこのブログで紹介した“赤いハートのノベルティ人形”と昭和40年代に作られたと思われる少女人形。
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*この“赤いハートのノベルティ人形”は主にバレンタインデー向けに輸出されたもので”今、アメリカで大変人気の高いアイテムとして注目されているそうです。それを今、当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」に展示しています。

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2月13日Feb.13
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★昨12日は、当会の活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」が大賑わいでした。↑↓

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★11日も大賑わいで、その中に当会が創出した「立体ちぎり絵」を楽しむ家族もありました。↓
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*2歳の女の子・ハナちゃん。「立体ちぎり絵」を楽しむお客様としては最年少のお客様でした。
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*当会の生み出した“花華(はなはな)アート”にハマったまだまだ若いハナちゃんの祖母が「私もやりたい」と言う孫のハナちゃんを連れて当「瀬戸ノベルティ俱楽部」においで下さったのです。
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↑ハナちゃんが初めて作った“花華(はなはな)アート”の作品です。
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↑上はハナちゃんの作りかけの作品。続きは自宅でやる、と言って持ち帰りました。
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*因みに、上は↑ハナちゃんの付添いの祖母の作品。美濃市の落水紙を用いた雛人形で、顔の絵付けはこれからだそうです。
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*そして、↑この素敵なモコモコヒツジの「立体ちぎり絵」も、実はハナちゃんの祖母の作品なのです。
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↓当会が生み出した「花華アート」を楽しんでくれた2歳の女の子・ハナちゃん。
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*家族は仲良く商店街を通りぬけて帰っていきました。

2月12日Feb.12
★当会はまた貴重なノベルティの寄贈を受けました。「七本松製陶」製の小さな動物のノベルティです。

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*当会に寄贈されたのは6種類の動物が1セット(6assorted )となっているもので、当時の箱入りのままの製品。アメリカへ輸出されたもののサンプルだそうです。
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*寄贈して下さったのはある商社の方です。その方は当時の輸出関係資料を今も保存されています。その資料は瀬戸ノベルティの空白期を埋めるきわめて貴重な資料です。当会は、その情報を盛り込んで、来年度、『瀬戸ノベルティの本』を上梓する予定です。その方への取材に伺った11日、「これをどうぞ」と当会に御寄贈下さったのです。
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*↑一つひとつの製品に貼られた“made in Japan”という業界の統一シール。それは今、ことさらに新鮮な輝きを放ち、過ぎし日の時代の証となっています。
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頂いた製品は昭和30年代後半から40年代の製品であろうと思われます。瀬戸ノベルティ最盛期のサンプルです。

2月10日Feb.10
★かつて瀬戸や名古屋で作られ、アメリカへ輸出されたノベルティは、今もアメリカの地で数多くが残っています。

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*あるものは長い間、アメリカのある家で大切にされ、あるものは人から人へと渡って愛されてきました。そうしたものの中で今もなおアメリカで大変人気のある製品があります。その一つが赤いハートのマークの付いたノベルティです。
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*当会は、今も瀬戸に残されている在庫の中にそうした赤いハートのマークの付いたノベルティをいくつか見つけています。バレンタインデーに因み、そうした可愛らしいハートマークのノベルティを御紹介しましょう。
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*↓キスをする天使(kissing angels)はアメリカでは大変人気の高いノベルティですが、赤いハートのノベルティも見つかっています。
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*↓下の製品は特に今アメリカできわめて人気の高いノベルティで、当会はそのメーカーの特定に漕ぎ着けています。
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2015年2月8日(日)Feb. 8 
★ノベルティらしいノベルティを入手しましたので、ご紹介します。

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*ふさふさした毛の付いたノベルティです。生地はハクウンと磁器の間のような「半磁器」。これらは、英語では“cute”とか“whimsical”という言葉で形容されている魅力的な製品です。
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*貼り付けられている毛はウサギの毛なのだそうです。薄く平たい布か皮のようなものに毛を糊づけし、それを半磁器のボディーに糊付けしているのだそうです。1980年代に盛んに作られて輸出された製品です。
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*↑“made in Japan”のシール。輸出されずに在庫として残った証です。
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*磁器製。瀬戸で作られたものと思われます。
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*1987年製。メーカー名は分かりませんが、G.Z. Leftonという大手バイヤーが扱った製品であったことが分かります。
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*↑箱入りのノベルティです。当時、このような箱に1セットずつ箱詰めされ、それがさらにカートンと呼ばれるボール箱(ダンボール箱)に詰められて海を渡ったのです。
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*中に入っていたのは塩・胡椒入れ(salt and pepper shaker)。
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*蕪(かぶ)を造型したとても面白いノベルティです。
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↑この製品には塩や胡椒を入れる丸い孔が開けられ、プラスティックのふたが取り付けられています。
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*↑ハゲワシ、万円筆、牛の白骨を象ったノベルティ。これらも“SP”(塩・胡椒入れ)です。アメリカにはこうしたSPのノベルティに魅せられたコレクターが多くいるそうです。
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*↑戦前から人気のノベルティ。「ドタ靴」と呼ばれていたそうで、「オキュパイド・ジャパン」(占領下)の時代も盛んに作られました。
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*↑誠に見事な猫のノベルティ。真に迫るリアルな造形の極致。このリアリティは、ノベルティの一つの特徴です。
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*↑そして、スキーをするウサギのノベルティ。この製品のような「擬人法」はノベルティのもう一つのきわめて顕著な特徴と言えるものです。
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※あくなきリアリティの追求、人間と同じように心や思いを持つ動物たちの命への共感、用途に楽しさや美しさという付加価値を加えた製品…。ノベルティの際立った特徴が具体的に造型された製品のさまざまなサンプルを当会はさまざまな方々のご協力を得て入手しています。

2015年2月1日(日)Feb. 1 
★当「瀬戸ノベルティ倶楽部」は春めいてきたこの頃、“陶都”を楽しもうと訪れるお客様たちで賑わい始めています。今日2月1日の当倶楽部の様子をご紹介します。

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*雛人形が展示された当会の陳列窓↑。↓
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*あるノベルティメーカーが作った雛人形↑。誕生したものの販売されることなく、長らく陽の目を見なかった製品です。今回当会の活動に深い理解を示され、当倶楽部の展示窓での展示が実現しました。また、その他、ノベルティ原型師で絵付け職人の鈴木通夫さん(当会会員)の作品「キッシングひな人形」やディズニー「ミッキーマウスのひな人形」も展示しました。↓
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*町並み案内ボランティアさんもよく当倶楽部へお客様をご案内下さいます。↑
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*「あ、これがあるッ!」と驚きの声を挙げたご夫妻がありました。雛人形に入れ替えるために陳列棚から撤去したコカ・コーラのノベルティを見られた時です。
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*これは、昨年本社事務所と工場を解体したノベルティ会社が1980年代に製造し、もっぱらアメリカへ輸出していた製品で、日本国内には一切出なかったものです。
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*日本のコカ・コーラの営業担当者もこれを見て、「初めて見ました。こんな製品が瀬戸で作られ、アメリカへ出荷していたんですね」と驚いた製品です。当会は、これを一旦撤去して倉庫に入れ、来年末に再び展示します。
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*「私たちはアトランタへ行ったことがあるんです。アトランタはコカ・コーラの発祥地ということで、『コカ・コーラミュージアム』があって、私たちはこれを見たんです。そうですか…、これが瀬戸で作られていたんですね…」「これを見ることができるのは、おそらく日本では私たちの、ここ瀬戸ノベルティ倶楽部だけだと思いますよ」。
*当会の調べによれば、瀬戸のノベルティはアトランタの港にも沢山荷揚げされていました。当会は、来年アメリカでの取材を予定しています。主に西海岸地方を考えていますが、ケネディ大統領の亡くなった地であり、また、瀬戸のノベルティを沢山買ってくれていたダラスやアトランタへも足を伸ばそうかとも考えています。そうなれば、このコカ・コーラのノベルティがそのアトランタの『コカ・コーラミュージアム』に展示されているのかどうかも見てきたいと思っています。
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*そういえば、アトランタゆかりのノベルティがあります。アトランタを舞台にした映画『風とともに去りぬ』のノベルティです↑。↓
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*(↑当会の収集品)

★当倶楽部においで下さり、ご自分が手に入れられたノベルティを私たちに見せて下さるお客様がいます。1月31日に私たちに見せて下さった製品は大変興味を惹かれるものでした。その方のご了解を得てご紹介させて頂きます。
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*↑これは非常に珍しい技法で作られた非常に可愛らしい磁器のノベルティです。絵付けの色や技術、生地の味わいなどの雰囲気から、昭和30年代頃に瀬戸で作られた製品と思われます。
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*無名ながら、確かな職人の熟練の技と風情が伺われる絵付けと加飾技術です。
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*↑これは、戦前、あるいは日中戦争当時、70年以上も前の瀬戸製ノベルティと思われます。
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*男性像の服装や帽子↑、
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*女性像の髪型や服地などがその時代の空気を物語るようです。↑
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*↑襟巻きトカゲのような首環が何とも言えないレトロ感を醸し出している製品です。
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*↑“anthropomorphic”。ノベルティが最も多く輸出されたアメリカではこうした製品についてよくこの表現が行われています。「擬人化」という形容詞です。犬たちの語らいが聞こえるような製品です。
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*これは、磁器とハクウン(白雲)のちょうど中間的素材である「半磁器」と呼ばれる生地で作られているようです。「半磁器」の製品は瀬戸では昭和30年代から40年代にかけて沢山作られていました。ですから、これは昭和30年代から40年代にかけて作られたと思われるノベルティです。
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*輸入国側のお客さんに「これは輸入品です」とアピールするための“IMPORT”(輸入品)の文字↓。メイド・イン・ジャパン製品が花盛りだった頃の最盛期の繁栄を物語るまぶしい印なのです。
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*瀬戸で作られたノベルティは、その多くが輸出されました。そして、一部が内需製品として国内で販売されました。↓なんと、これは射的遊戯場向けに販売されたそうです。スリムで軽量のこうしたノベルティが射的の的としては好都合であったからだそうです。
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*射的遊戯場向けに販売されたノベルティは的としてだけでなく、景品としても重宝がられたそうです。
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“射的の的”として売られたノベルティにはこれと同じような細長いスリムなマリア像も当会が入手した資料の中にあるのです。
2015年1月31日(土)Jan. 31 
★当会の活動に深く関わる有意義な記事が1月30日の新聞で報道されました!白生地の埋もれた需要が掘り起こされ、これまでにないような注文が当会会員の窯屋さんなど瀬戸の窯業者に寄せられているというニュースです。

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*掲載してくれたのは中日新聞瀬戸支局。
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*当会会員の窯屋さんは瀬戸市上松山町の「カミオ」。
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「沖縄にシーサーの置物などを出荷している『カミオ』には、二年前から白生地のままのシーサーやジンベイザメを求める注文が入るようになった。リゾートホテルの着色体験で使われる。神尾周治専務は『コンスタントに注文はある。数年前には聞いたこともない注文』と語った」(中日新聞の記事より)。
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(↑当会の働きかけによりベテランの絵付け職人が再び絵筆を取っています↓)
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*世界的にやきもの離れが進んでいると言われています。そうした状況の中で、やきものの町・瀬戸が「やきものの都」として生き残る道。それは、これまでに気づかれてこなかったやきもの総体の埋もれた魅力をくまなく掘り起し、これまでにない発想と心を砕いた知恵によってその埋もれた魅力を収益の開拓につなげていく取り組みであろうと思います。
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*当会は、すでにこの取り組みを地道に実践しています。“ハコモノ”行政や丸投げ行政とは対極にある愚直な取り組みです。マチナカに埋もれているベテラン職人さんに絵付けを行って頂いたり、
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(↑瀬戸市内の老人介護保健施設での立体ちぎり絵の試み・当会の協力による↓)
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*進む高齢化の中で心の映えを刺激する当会草創の『立体ちぎり絵』(和紙などの紙を貼るエコアート)や『モコモコアート』などです。
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(↑当会が倉庫で掘り起し、磁器の小花や和紙を貼り付けて再生した白生地↓)
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*「『陶器にお絵かき』という小中学校などで絵付けを楽しめる商品を二月に発売する」という中外陶園の鈴木康浩さんは『現代は自分で物を作りたいという人が増えている。消費者の傾向が、何かを所有したい〝モノ消費〟から、経験したい〝コト消費〟に移行している』と背景を分析している」とこの記事はまとめています。

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