瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

瀬戸ノベルティ文化保存研究会・瀬戸ノベルティ倶楽部

“これこそ、せともの”セトノベルティの魅力を紹介し、その技術継承に努める市民活動団体です。

瀬戸ノベルティ文化保存研究会 We are the Seto Novelty Culture Preservation Society, a citizens’organization in Seto City, Aichi Prefecture 、Japan◆瀬戸ノベルティに“最高の評価”!レース人形の最高峰・TK名古屋人形製陶所製「アン王女」が皇室に献上!★瀬戸から「ノベルティ」と「昭和の青春切符~集団就職の記録~」を『日本遺産』に!◆時を超えて香り立つ魅力・ノベルティこそ“瀬戸の華”!セト・ノベルティこそ「せともの」!【瀬戸ノベルティ倶楽部:The Seto Novelty Club〈office〉、Americans who love SETO NOVELTIES, your mail to us is deeply welcome. address :setonovelty_club@yahoo.jp】 写真などこのブログでの画像の無断使用は固くお断りします!

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瀬戸ノベルティはマッカーサーにも贈られた!

2月20日
☆「敗戦国日本でのマッカーサー元帥のカリスマは、彼の権限と同じくらい大きかった」、『敗北を抱きしめて・上』はGHQ総司令官マッカーサーをこう形容しています。

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(↑ジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて~第二次大戦後の日本人~・上』 p262)
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*その絶対権力者に対して瀬戸のノベルティが贈られたことがある、とする記事を占領下の窯業界に関する貴重な情報源である「陶業タイムス」が掲載しています。 
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(↑「陶業タイムス」 昭和25年12月22日号↓)
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*この記事には次のように書かれています。「…写真のそれは、独りノベリティー業界にあった独特の創意で数種のパテントを獲得、業界にその特異な存在を示している愛知県東春日井郡水野村のT・K工芸陶磁器製陶所が創意の粋を結集して製作した人形(約13吋・インチ)と電気スタンド(約11吋)の二種類である。…はたしてこの人形こそ1951年の男性ナンバーワン、マッカーサー元帥へその業績をたたえて同社が贈るクリスマスプレゼントの第一号である」。
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*3体の中の右端の一品。↓
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*↑当会はこれとほぼ同じ製品を収集しています。名古屋市にあった商社から当会が2016年に寄贈を受けたものです。↓
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*↑この製品は電気スタンドであったと書かれていますので、上部が電球の取り付け口になっていたのでしょうか。
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*↑丁寧に作られた美しい帆船のミニチュアも装飾用に取り付けられています。
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*陶業タイムスの記事はこの話題を次のように結んでいます。「…ときあたかも朝鮮事変の暗雲は北から南に非常な高速度でおおいかぶさってきたとき、マ元帥の労苦は極めて重大視されるにいたった。そこで業界を代表して東京麻布のマ元帥邸に輿入れするこの人形の使命や極めて大であるというところー」。
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*昭和25年に勃発した朝鮮戦争は冷戦実態が際立っていく状況を映し出していました。米軍は、日本が経済復興してアメリカを盟主とする自由主義陣営に組することを強く望み、日米安保条約締結への歩みに拍車をかけていきました。そうした事態の中で、瀬戸のノベルティも東西冷戦構造の一翼に連なっていたのです。
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(↑昭和22年11月の瀬戸市街 : 米軍撮影の航空写真)

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『ポーセリウム』、花華(はなはな)アートの新しい作品

2月19日
☆当会の女性スタッフが新しく生み出した『花華(はなはな)ポーセリウム』。さらに新しい作品が生まれました。

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*↑クリスマスシーズン向けにサンタを入れてみました。↓
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 “花華(はなはな)ポーセリム”、瀬戸だけのハーバリウム、 誕生!

2月18日
☆“花華(はなはな)ポーセリム”誕生!!今、「ハーバリウム」が大人気です。特殊な液体の中に生の花を閉じ込めた瓶詰アートですが、このほど、当会の女性スタッフが新しい“花華アート”を生み出しました。名付けて『花華(はなはな)ポーセリム』(Porcerium)。磁器の小花などを用いた“瀬戸だけのハーバリウム”です。

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*↑磁器の花を入れた当会の『花華(はなはな)ポーセリム』。一般的な「ハーバリウム」と違い、当会の『花華ポーセリム』では中に入れる液体が水です。
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☆瀬戸ノベルティには磁器の小花を添えた製品が多く作られてきました。↓
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*しかし、ノベルティの生産・輸出がなくなってからはこうした小花も使われなくなり、廃棄されるか、ホコリに埋もれてきました。当会は、そうした磁器の小花を産廃にしてしまうのではなく、何らかの方法で活かすことを考えてきました。今回当会が創出したこの『花華ポーセリム』はそうした当会独自の取り組みの一つなのです。↓

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*↑フィギュリン(磁器人形)を入れた『花華(はなはな)ポーセリム』。↓
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*磁器の小花に小さなやきもの製の招き猫を加えてみました。↓
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*中空にやきものが浮かんでみえる仕掛けです。↓
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☆容器の中に植物を入れるのが一般的な「ハーバリウム」ですが、当会は瀬戸のやきもの(陶磁製品)にこだわってこの『花華(はなはな)ポーセリウム』(porcerium)を生み出しました。当会はこの『花華ポーセリウム』をこれから行うワークショップで皆さんにも楽しんで頂きたいと思っています。 

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“ハーフドール”という上半身だけの磁器人形

2月16日
☆当会は“ハーフドール”という上半身だけの磁器人形を収集しています。

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*上半身だけの人形で、主に磁器製の人形。
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*下には、糸などを通す穴が複数開けられているものもあります。
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*このような“ハーフドール”が瀬戸で作られ、アメリカなどに輸出されていました。ある目的があり、このような上半身だけの人形が必要とされたのです。
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*ピンクッション(針山)や小物入れ、あるいはパウダーボックス、あるいはキャンディーボックスなどに仕立てられるのです。

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↑ピンクッション(針山)↓
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↑trinket boxd(小物入れ)↓
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↑パウダーボックス↓
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ある職人の技が近々、新聞で掲載予定

2月15日
☆昨日、当会が関わるある職人の技が新聞取材を受けました。近日、掲載見込みです。 

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(↑取材された職人の工房)
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(↑新聞記者による取材)
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(↑もう半世紀もこの仕事を続けている工房・戦前の建物だそうです)

☆アメリカ在住の田中荘子さんがお友達の2016年のヴァレンタインデーの記事をフェイスブックでシェアしておられ、当会もシェアさせてもらいました。そのお友達のヴァレンタインデー記事に掲載されている画像に“メイド・イン・瀬戸”のノベルティが満載されていたからです!

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*↑並べられているノベルティのほとんどすべてが瀬戸ノベルティメーカーW社の製品だったのです。↓

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☆当会は瀬戸市の末広町商店街に活動拠点「瀬戸ノベルティ俱楽部」を設け、無名の職人の技を顕彰し、マチナカにあるノベルティメーカーの存続を願う支援を大切な活動目的としています。昨日、名古屋のある方にノベルティの白生地をご紹介させて頂きました。ノベルティ産業が衰退のきわみにある現在、例えば、下のような白生地もほとんど廃棄されてしまっています。当会は埋もれているこうした白生地(磁器やハクウン)を産廃にしてしまうのではなく、絵付けなどをして楽しみたいという方々のためにこうした白生地を市中から掘り起し、ご希望の方々にご紹介しています。 


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*↑磁器製のフクロウです。この白生地にはある方が絵付けをされたことがあります。人それぞれに、またありえないファンタスティックな絵付けを施して楽しまれる人もあるのです。↓
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*この製品は灯りのランプとしても楽しまれる製品です。↓
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*この製品には絵付けされた製品も残されています。↓
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※こうした白生地についての情報をご希望の方は当会下記へメールか葉書・手紙でお尋ねください。
*当会は、インターネット販売は致しておりません。製品や白生地をお探しになる動機や事情、思いやご希望などをお客様と交流することで知りたいからであり、皆様方のノベルティへの関心や愛を陶都窯業の再生への糧としたいからです。皆様方にも、こうした品々を作ってきた職人さんの思いや誇り、気持に触れて頂きたいと切に願っています。

〒489-0814 瀬戸市末広町 3-16
「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」(または、瀬戸ノベルティ倶楽部)  
<メール> setonovelty_club@yahoo.co.jp


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『紙レース』と呼ばれた稀有のレース人形

2月14日
☆瀬戸市美術館で1月28日まで開催された「海を渡ったせとものたち~田中荘子オキュパイド・ジャパンコレクション展~」。

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*その企画展で展示された製品に関してさらにわかったことがあります。 
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*この製品を当会はこれまで「板レース」と表現してきました。
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*しかし、このほど、その製品が当時、『紙レース』と呼ばれていたことがわかったのです。

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*↑まず、「陶業タイムス」昭和25年1月2日第69号に掲載されている記事。「陶業タイムス」は綜合通信社が発行していた週刊の業界紙で、オキュパイド・ジャパン時代を知ることのできる稀有な資料です。この資料はオキュパイド・ジャパン研究家の吉原ゆう子さんを通じて日本陶磁器意匠センターから当会に提供された資料です。昭和25年1月2日第69号に、この製品が「陶磁器玩具・新製品・USAによるケンネスピーハンズ歩兵少佐の名付けによる『デインチドーリス人形』」である、と記載されていました。↓
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*↑まずこの記事によって、瀬戸市美術館に展示された厚さ1ミリという薄いスカート地の人形が『デインチドーリス人形』:と呼ぶ人形であることがわかりました。↓
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*この<デインチドーリス>という名称ですが、これは<デインチ・ドーリス>、ひょっとして“Dainty Dolly”また、その複数形の “Dainty Dollies”というのではないかと推察できます。“Dainty”というのは可愛らしい、可憐な、という意味、また“dolly”というのは小児語で“お人形ちゃん”という意味です。因みにネットで調べてみますと、“Dainty Dolly”という人形のジャンルはあるようです。
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*当会の認識は誠にいい加減なものですので、アメリカ在住の田中荘子さんからお教え頂けることかもしれません。ともあれ、このOJ製品が“Dainty Dolly(Dollies)”人形と呼ぶ製品であったかもしれないということが「陶業タイムス」から教えられました。
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★さらにこのほど、その製品が『紙レース』と呼ばれていたこともわかりました。
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*↑「陶業タイムス」昭和27年5月19日号にその掲載がありました。↓
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*『紙レース』。これは、ある種の紙に泥漿(でいしょう:レース人形用に調合した泥状の粘土)を染み込ませ、それを陶体に取り付けて焼成したレース人形です。しかし、この製品の製作にどんな種類の紙が用いられたのか、詳細はわかりません。
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*この製品を作ったメーカーの昭和30年代初めの写真も当会は入手しています。このメーカーは昭和30年代から“集団集職”を採用していました。↓
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*↑最盛期、商談で来日したアメリカのあるバイヤーを接待したノベルティ業界関係者の宴席写真も当会は入手しています。↓
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*当時、『紙レース』と呼ばれていたこの製品は、今でさえなかなか作ることができないほど高度の製造技術を要する製品だったのです。


☆瀬戸市美術館で開催された「海を渡ったせとものたち~田中荘子オキュパイド・ジャパンコレクション展~」は敗戦後の瀬戸を中心とする日本で作られ、アメリカに輸出されてこのほど里帰りした製品が展示されました。この展示品の中に占領下に出版された日本紹介の本がありました。“JAPAN TODAY”という本です。
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*この本の冒頭にGHQ総司令官のマッカーサーと天皇が並んで写る写真が掲載されています。↓
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*↑この写真には“Emperor of Japan pays a visit to General MacArthur,Supreme Commander”「天皇が総司令官マッカーサーを表敬訪問した」というキャプションがあります。
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*↑この時、天皇がマッカーサーを訪問したのがこのGHQ総司令部が入っていた当時の第一生命館でした。 : 写真は国会図書館モージャーの占領下写真より)
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*↑占領下の日本人を卓越した筆致と広範な取材で描いたドキュメント本があります。ジョン・ダワーが著した『敗北を抱きしめて』です。この本は「1945年8月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではあく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった。勝者による上からの価格名に、敗北を抱きしめながら民衆が力強く呼応したこの奇蹟的な『敗北の物語』を、米国最高の歴史家が描く。20世紀の叙事詩。ピュリッツァー賞受賞」(本のカバーよの文より)。
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*この本の中に作家・坂口安吾の『堕落論』が紹介されています。その書の中のジョン・ダワーの記述に深い感銘を覚えます。
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(↑坂口安吾<ジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて〈上〉』より>)

*「坂口安吾は、1946年4月に世に出した小論『堕落論』で、戦時体制は“幻影的”なものにすぎなかったと激しく批判し、これに比べると戦後社会の堕落のほうが人間的で真実に溢れていると論じた。…後の批評によると、人々は『堕落論』によって戦争という憑き物を落とすことができ、自分をとりもどし、生きてゆく自信を得ることができたのであった。…特攻隊の勇士はただ幻影であるにすぎず、人間の歴史は(神風特攻隊員が)闇屋となるところから始まるのではないか。…そして或は天皇もただ幻影にすぎず、ただの人間になるところから真実の天皇の歴史が始まるかもしれない。(中略)…『堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わねばならない』、これが坂口の結論であった。そうすることによって、人々は彼自身、彼女自身の『武士道』や『天皇制』を編み出さなくてはならない。…すなわち、個人のレベルでの真の『主体性』(真の『主観性』ないし『自律性』)に立脚した社会でなければ、国家権力による民衆強化の力にはけっして対抗できないのではないかという問題である」。
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*ジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて〈上〉』によれば、安吾は『堕落論』でさらに「肉体の門」を書いた作家・田村泰次郎にも触れ、「重要なこと、つまり議論の余地なく真実で、信頼でき、不可欠なものはただ一つ、孤独な肉体をもった個人なのであった」と書いています。“オキュパイド・ジャパン”という時代は、“憑き物”であった戦争の狂気,“国体”という幻影から日本人を解放することになった敗戦の試練の中で、虚構であり妄想でもあった“国家”というものの統率者ではなく、真に民衆に寄り添った新しい時代の天皇像をも模索した思惟の時代でもあったのです。国家によって管理される象徴天皇像から、自ら民衆の苦悩に寄り添うことを使命と受けとめ、普通に苦悩する人間としての意思と感情を生きる天皇像を仰ぐ時代に至っているのではないかと考えられます。そうしたことを思いながら、今一度瀬戸ノベルティを見つめてみる時、瀬戸ノベルティが一層いとおしいもののように思われてくるのです。

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“kawaii カワイイ”に尽きる人気ノベルティの秘密

2月12日
☆瀬戸市美術館で開催された「海を渡ったせとものたち~田中荘子オキュパイド・ジャパンコレクション展~」でご覧頂いたように、瀬戸などで作られたノベルティは今も夥しい量と種類が最大の仕向け先であったアメリカに残されているのです。特に人気のノベルティは“Kitsch”“adorable”“Anthropomorphic”などという形容詞で讃えられている製品で、今、 “kawaiiカワイイ”という形容詞が加わっています。“キッチュ”“いとおしい”“擬人化”など、今も高い人気を集めているノベルティをご紹介します。まずは、鎖付きの製品です。

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*こうした製品は、鎖などを他業者に発注し、取りつけは外注や内職にしてもらっていました。ノベルティはそうした仕事が市中に広がっており、瀬戸市にとっては陶都の窯業史上、最大の繁栄をもたらしていたのです。
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*鎖付きのノベルティは人物と動物との組み合わせの製品もあります。↓
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昭和30年代のプードルのノベルティ

2月10日
☆このごろ、レース人形やチャイナペインティング愛好家から「絵付けをしたりしたいのですが、よい白生地はないでしょうか?」というお問い合わせがよく当会に寄せられます。


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*↑例えば、上のような白生地です。当会には、当会の活動を評価してくれるメーカーが数社あり、そうしたメーカーから白生地についての情報も寄せられますので、ご希望の方々にこうした白生地を斡旋させて頂いています。↓

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*↑釉薬の塗っていないビスクの白生地です。↓
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*↑釉薬(透明薬)の塗ってあるビスクの白生地です。↓
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*↓磁器の白生地もあります。当会は、転写を施して活用しようかと思っています。
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*今、市中に残されている白生地もあります。用いられずに、ホコリに埋もれるだけの白生地もあるのです。そうした遊休の窯業資源が活用されれば、瀬戸窯業の活力にもなりますので、当会は埋もれた資源とそれらを求める人たちとの間に立ってしばしば斡旋させて頂いています。“陶都としての継承”につなげるためにも、こうした白生地をお求めになりたい方がおられましたら、当会、下記宛て、メールか往復葉書でお知らせ下さい。お役に立てない場合も多くありますし、また当会の可能な範囲でのご紹介になりますので、あしからず御了承下さい。
 〒489-0814 瀬戸市末広町 3-16
 「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」
 <メール>setonovelty_club@yahoo.co.jp

2月10日
☆当会はさらに、昭和30年代初期のプードルのノベルティの画像を入手しました。占領時代から自由貿易、そして高度成長へと飛翔していく頃の製品で、意欲的な製品開発のエネルギーに溢れていた時代でした。

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*↑昭和32年のテーケー製陶の製品です。↓
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テーケー製陶 昭和32年 2 (1)v

瀬戸・春寿園製陶 昭和32年 d
*↑瀬戸の春寿園製陶という会社の昭和32年の製品です。

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*↑瀬戸の山本製陶という会社の昭和33年の製品です。

博雲陶器 昭和32年re
*↑博雲陶器、昭和33年の製品です。

常滑・丸益冨浦製陶所昭和32年 (1)re
*↑常滑市の丸益富浦製陶所、昭和32年の製品です。

名古屋市・加藤清商店昭和32年fw
*↑名古屋市の加藤清製陶所、昭和32年の製品です。

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↑テーケー製陶、昭和33年の製品です。

千種貿易 昭和d
↑名古屋市の千種貿易の扱った昭和33年の製品です。

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